
『東方Project Vol.2』
ご挨拶
皆さんこんにちは不伝です。今回は先日発売されたブースターパック東方projectから〔妖々夢〕デッキを紹介したいと思います。
東方は再録ブースターが出たこともあり、手に入りにくかったローダーセットのカードが以前よりも揃いやすくなりデッキも組みやすくなったと思います。
サンプルデッキレシピ
【スタートキャラ】七色の人形使い アリス




4コスト
計0枚
公式デッキログコード:3WD74
デッキ概要・戦略
< 禁呪の詠唱チーム 魔理沙>や<幻想の結界チーム 霊夢&紫>というスタッツに優れたアタッカーを手に入れたこともあり、攻撃性能も大きく上がっています。
今回の強化によって〔妖々夢〕は【キャンセル】や優秀なアタッカーを手に入れたこともあり〔妖々夢〕の属性のみを持ったカードでデッキを構築しても他のデッキと遜色なく戦えるデッキになりました。
そのうえで従来のデッキでも強力な除去カードであった<天衣無縫の亡霊 幽々子>や相手の盤面のスタンド封じを行う<レティ・ホワイトロック>といった相手の盤面に干渉するカードを多く採用し相手を妨害する形をとっています。
シンプルにこれまでの動きを強化したデッキとなっています。
また、デッキとしても難しい部分が少ないためこれから始める初心者のプレイヤーさんにも使いやすい形となっています。
ピックアップカード
禁呪の詠唱チーム 魔理沙&アリス/普通の魔法使い
このカードの真価はその【Reコンボ】の対象カードが控え回収のReバースであることです。
回収Reバースで控え室の【ブロッカー】や【キャンセル】を拾いながらアタッカーとして運用するという立ち回りが可能です。
回収Reバースはスタートカードである<七色の人形使い アリス>とも相性が良いカードです。
相手の除去効果で控え室にいってしまった《七色の人形使い アリス》を戻しながらそのまま、《人形》化の【Reコンボ】につなげることができます。
幻想の結界チーム 霊夢&紫
〔妖々夢〕属性持ち待望の2種類目のDEF9です。
【Reコンボ】を採用せずとも純粋なスタッツだけでも採用できるカードです。
【Reコンボ】はメンバー2体にキャラの対象にならない能力を付与するもので、自身のReバースである+2/+3とは非常にかみ合いのよい能力です。
このデッキでは枠の関係や《アリス》との能力の関係から対応Reバースを2枚刺しにしていますが、デッキによっては対応Reバースを4枚刺しても面白いと感じました。
剣術指南役 妖夢
今まで〔妖々夢〕の属性には【キャンセル】がなく、【キャンセル】を採用する場合は他の属性のカードを採用する必要がありました。
2コストなので取り回しもよく、仮にエントリーに残ってしまうことがあっても<七色の人形使い アリス>で控え室のカードを《人形》化してエントリーを更新してしまえばよいためむしろ2コストで軽いという場面がメリットに働きやすい印象でした。
目標盤面
少ないカード数でシンプルに強い盤面を作ることを目指します。<七色の人形使い アリス>とReバースカードだけでATK6を作ることができるのでこれらを目標に動いていきます。

シンプルにATK7or8を作りに行く形。
回収Reバースで控え室の【キャンセル】を拾っておくと相手の除去カードに対抗できるので【キャンセル】を握りながら高ATKでアタックするという動きがシンプルながら強力なムーブです。

《人形》をATK8にしてアタックできるムーブです。
スタートカードである《七色の人形使い アリス》が残っていればReバースカード1枚で完成するため非常にお手軽で強力な盤面が作れるデッキです。
エネルギーセットの方針
高コストカードや【スパーク】カードなどを優先的にエネルギーに置いていきます。【ブロッカー】や【キャンセル】のカードは手札に残しておきたいですが、そのうえでReバースカードもこのデッキでは手札に残しておきたいです。
Reバースカードは<七色の人形使い アリス>でエントリーのカードがアタッカーに変わるカードであるためエネルギーにセットするのは避けたいです。
また、《七色の人形使い アリス》はデッキの核となるカードであるため手札に引いた2枚目以降のカードはエネルギーに置かずに手札に握っておきたいです。
1コストなので一掃Reバース(通称ファイヤー)からの復帰カードとしても優秀です。
手札が【ブロッカー】、Reバース、【キャンセル】、1コスト《アリス》のカードしかない時は初手でなければ原則としてエネルギーセットをスルーします。
初手の時は相手の対面を見る形になりますが回復Reバースがあるならそれを優先的におきます。
相手のデッキにエネルギー、デッキボトム除去がなさそうならば《アリス》を置く形で大丈夫です。
採用検討カード
今回は属性〔妖々夢〕を持つカードでデッキを構築しましたが、〔妖々夢〕以外のカードを入れることでデッキの動きを強化することも可能です。一方で〔妖々夢〕以外のカードを入れるとスタートカードの<アリス>をはじめとした〔妖々夢〕の参照する【本領発揮】が遅くなってしまうので採用枚数には注意したいところです。
個人的には1種類か2種類に留めたいところです。
永遠の巫女 霊夢
<アリス>との相性は抜群で、このカードで【ブロッカー】を《人形》化することで、そのまま【ブロッカー】のカードを手札に回収できるようになります。
基本的にはメンバーに置いて使用する形になります。採用する場合は2,3枚程度の採用がオススメです。
フランドール・スカーレット
デッキの除去性能を上げてくれるカードです。
このカードを4枚採用することで【スパーク】の除去カードが合計8枚となり、<レティ>のスタンド封じや<幽々子>の効果とあわせることで相手の盤面を今まで以上に妨害しやすくなります。
採用する場合は思い切って4枚採用したいところです。
終わりに
ここまで読んでくださいましてありがとうございました。今回は東方projectから〔妖々夢〕のデッキを紹介致しました。
また、次の記事でもよろしくお願いします。