
エンペラートーナメント編
ご挨拶
こんにちは月心です。4月29日、4月30日に行われたReバースフェス2022に参加してきました。
今回は2日目のエンペラートーナメントの大会レポートをお送りします。
デッキレシピ
【スタートキャラ】スキル習得 カズマ




1コスト
計0枚
公式デッキログコード:JE65
大会内のデッキの相性と対策
個人的にネオスタンダードで意識しなければいけないデッキは新日本プロレスと除去やメンバーへの移動を多く積んだホロライブのデッキと思っています。これらは自分がどんなデッキを使うにしても構築の段階で意識する必要があります。
どちらも方法は違えど耐久力の高いデッキですが、新日本プロレスは除去がほぼなし、ホロライブは真逆であることが多く、両方を対策することは中々難しいのですが今回使用したこのすばはそれが出来るデッキでした。
新日本プロレス相手は目立った弱点は無いですが、攻撃力8、防御力8を安定して作れるかがカギを握ります。
相手の防御力が9あるキャラは実質的に<飯伏 幸太>のみであり採用枚数はプレイヤーによって分かれ、0枚である場合もあるので攻撃力が8あればかなり安心できます。
このデッキは攻撃力8で攻撃し続けるのが難しくなく五分以上の優位性で立ち回ることができます。
多くの新日本プロレスデッキは+2/+3のReバースを2枚程度採用しており、これをセットした上で回収を狙ってきます。
その回収量を減らすには5+2=7でも届かない8で構えることが1つの基準になります。
相手方もReバースを追加すればそのラインを超えてきますが、1枚使わせた時点で終盤の耐久力が1枚分落ちているので仕事ができていると言えます。
さらにこのデッキは【ブロッカー】で耐久していくデッキなので手札に引き込めていれば回収させない確率はさらに上がります。
この二重の対策で対新日本プロレスとも戦えています。
採用カード紹介
スキル習得 カズマ
このデッキの防御面は【ブロッカー】頼りなので効果を使える状況では積極的に使っていきたいです。
《カズマ》なので<クルセイダー ダクネス>のパートナーアタック無効を1ターン目から使うことが出来ます。
序盤は意識してアタックキャラを用意出来ないので、攻撃力の低いデッキ相手にはこれで1点得することも多いです。
宴会芸しか取り柄のない穀潰し アクア
手札から置くことはもちろん、<このすば>を使ってリタイアや控え室からエントリーに置くことでも発動可能です。
<隠せぬ興奮 ダクネス>と違い<行ってくりゅっ!!>をセットすることが出来るので、<クルセイダー ダクネス>の【Reコンボ】発動確率を高められているのが良いですね。
金が欲しい カズマ/溢れ出る願望 ダクネス
<クルセイダー ダクネス>の【Reコンボ】用にある程度の【ブロッカー】枚数が必要で9枚目以降の採用です。
<金が欲しい カズマ>を優先しているのは《カズマ》である点と【本領発揮】不足や【キャンセル】によってメンバーへ移動できなかった<女神 エリス>を守れることに重きをおいたためです。
隠せぬ興奮 ダクネス
このデッキでは<このすば>をセットすることが出来るので次のターンに強い盤面を作りやすくなります。
前述した<宴会芸しか取り柄のない穀潰し アクア>でReバースを追加することも出来ますし、<冒険者 カズマ>から攻撃力を上げた強力なアタッカーを用意することも可能です。
この素晴らしいカードゲームに祝杯を! カズマ
除去の多いデッキ相手に対して有効であり、メンバーに残っている控え室に置きたいキャラを押し出すことが出来るのも便利です。
エントリーに<クルセイダー ダクネス>がいてメンバーに《カズマ》がいない状態で1回目の攻撃をパートナーアタックにされた場合、このキャラで守ってそのままメンバーに置くとパートナーアタックもダメージも無効になるという小技があるので、使う人も使われる人も覚えておくと良いでしょう。
冒険者 カズマ
特にエネルギーから呼び出すことが出来る点が優秀で序盤に使いにくい高コストのアタッカーを迷わずエネルギーに置けるので【ブロッカー】等を手札に残しておきやすくなります。
女神 エリス
どんなデッキに入れても良いような強力な効果です。
エネルギーを控え室に置くコストも<このすば>でエントリーに置く選択肢を増やすことが出来るので有効に働く面もあります。
アークプリースト アクア
前述した<女神 エリス>を置くのが一番スマートではありますが、メンバーにいる<宴会芸しか取り柄のない穀潰し アクア>や<冒険者 カズマ>を押し出すことも出来ます。
Reバースや【ブロッカー】が公開されると一見悲しいような気もしてきますが、Reバースを控え室からセットすることはこのデッキでは容易であり、【ブロッカー】も<クルセイダー ダクネス>の効果条件を満たしやすくさせているので、どんなカードを捲っても強い積み得なキャラです。このデッキで一番困るのは必要なカードが山札に残ったままになることです。
仲間募集 アクア
ドロー能力に長けているので手札にある可能性は割と高く要所でお仕事が出来ます。
攻撃寄りのステータスでアタッカーとしても活躍できます。
水の女神 アクア
エネルギーを全てレストする方法ですが、エネルギーが2枚であれば<スキル習得 カズマ>の効果を使うことで条件を満たします。
3枚、4枚であれば<冒険者 カズマ>を手札から出して【Reコンボ】することで達成できます。
(4枚の場合はエネルギーから出すキャラをスタンドにしておいてそのカードを出す。)
クルセイダー ダクネス
防御面を除去に頼っているデッキ相手の効果は絶大で簡単に3点もぎ取ってくれます。
Reバースや一部の除去系カードによりエントリーを除去されることはありますが、<女神 エリス>や<アークプリースト アクア>が捲れると攻撃回数が増えたりもします。
前半は<水の女神 アクア>、後半は<クルセイダー ダクネス>で攻撃していきたいです。
アークウィザード めぐみん
〔ロイヤル〕のようなメンバー効果が強力なデッキや新日本プロレスの<矢野 通>のようなReバースをセットする【ブロッカー】を【本領発揮】条件を崩す役割があります。
効果を使うと手札がほぼ無くなるため最終ターンまでに用意出来れば良いので1枚のみ入れています。
攻撃力が高いのでたまたま降ってきても良い働きをしてくれます。
行ってくりゅっ!!
<水の女神 アクア>の【Reコンボ】発動用に使いドロー数を増やしにいっても大丈夫です。
このすば
状況に応じて必要なアタッカーを用意したり、<行ってくりゅっ!!>が欲しければ<宴会芸しか取り柄のない穀潰し アクア>を置くことでセットすることが出来ます。
<このすば>自身が欲しい場合も《宴会芸しか取り柄のない穀潰し アクア》や<隠せぬ興奮 ダクネス>で用意出来るので相互に補完しあう関係が出来ていて、使い込めばかなり安定した戦いを行うことが出来ます。
大会結果
1回戦:〇/対戦相手:除去型ホロライブ2回戦:〇/対戦相手:東方
3回戦:〇/対戦相手:〔ロイヤル〕
4回戦:〇/対戦相手:除去型ホロライブ
準々決勝:〇/対戦相手:SSSS
準決勝:×/対戦相手:〔Morfonica〕
1回戦と4回戦の除去型ホロライブ戦では共に<クルセイダー ダクネス>の【Reコンボ】で取れた3点が大きく回復量も許容範囲だったので無事に勝てました。
2回戦の東方戦は高ステータスのキャラを中心に〔人間〕属性のキャラも活かす構築。
エネルギーが貯まらなかった影響でパートナーアタックされないながらも回復量で苦しみましたが、最後に《クルセイダー ダクネス》の【Reコンボ】が除去をかわしながら3点もぎ取って何とか勝利。
3回戦の〔ロイヤル〕戦はお互いに【ブロッカー】を連打しながら戦う展開になると思いきや相手の手札にほとんど【ブロッカー】が来ず、こちらにとって幸運の展開で押し切りました。
4戦全勝で迎えた決勝トーナメント1回戦は防御力9のキャラを綺麗に着地されたり、おそらく4枚採用であろう回復を3回捲られたりと厳しい展開でしたが今回も《クルセイダー ダクネス》の【Reコンボ】が除去をかわしながら3点取って勝利。
準決勝は最終局面で《クルセイダー ダクネス》の【Reコンボ】が揃えられず、土壇場の除去連打の前に散りました。無念。
《クルセイダー ダクネス》への依存度が高いですが、ほぼ毎回それが出来るデッキでもあるのがわかります。
終わりに
前日のタイトルカップ優勝の勢いでネオスタンダードの大会も良いところまで行けました。大型大会での入賞は気持ちいいのでまた味わいたいですね。
また良い報告が出来るように頑張ります。
今回使ったデッキは友人に原案を作ってもらい、それから大会でずっと使い続けて調整を行った今までで一番の自信作です。
自分以外でこのタイプを使っている人を見かけないので、是非使ってみてください。
ツイッター等で優勝しているのを見かけたらこっそり喜びたいので!
それでは!