
ご挨拶
みなさんこんにちは。頭巾です。11月23日に開催された「Road to 5th Anniversary Cup 東京地区予選」に参加し、準優勝という結果を残し、来年3月に行われる決勝大会への参加権利を得ました。
今回はそのレポートとなります。
使用デッキレシピ
公式デッキログコード:244RZ
採用カードについて
1コストであるため、除去を受けた後の復帰に使用でき、相手のデッキタイプによっては1ターンに2回以上Reバース回収効果を使用したいため、3枚採用になります。
効果を持っている<FLY TO THE SHINY SKY 甘奈>を優先して4枚採用したいところですが、使用率選抜のルールや、<白鯨>や<封獣 ぬえ>などの属性を消去するキャラへの対策を考慮して、同じ数値の<カフェで一息 甘奈>と共に3枚ずつの採用にしています。
アタッカーとしても使用したいため、<カフェで一息 甜花>を2枚にしています。
<大崎甜花>と合わせて枚数を調整していましたが、DEF9を優先したため2枚の採用です。
シンプルに強力なキャラなため、どちらも4枚採用です。
環境に合わせて他のキャラを採用する際の調整する枠にもなります。
とにかく<アルストロメリア>を回収して再使用するために、全て4枚採用です。 【ブロッカー】が採用されていない可能性の高いデッキと対戦した際にはパートナーを使用しての展開を行い、手札のアドバンテージを多く稼ぎました。
発動しなかった回復や<春のフラワーフェスティバル 千雪>で控え室に置かれてしまった際の「デッキの中にはあとn枚回復が残っている」という安心感と、メインフェイズで気軽にドローに変換できるカードが多い方が良い、という考えでの5枚採用です。
回収手段が多いため、1枚でも公開領域に見えれば複数回使用することができます。
エントリーインした際には何も起こらないという点も、こちらを減らして回復Reバースを増やした理由となります。
不採用カードについて
大会結果
相手は<#ほしまちすたじお すいせい>で【ブロッカー】を確保しつつ、しっかりと<#みこなま さくらみこ>で<みんなで水着>を戻しているため、パートナーアタックを大事に進行するも、途中で一掃Reバースによってメンバーが除去され厳しい展開に。
最後は<#フレアストリーム フレア>によるブロック不可+パートナーアタックでリタイアを詰められて敗北。
【ブロッカー】が採用されているのか、除去【スパーク】は何枚採用されているのかでこちらの動きが変わるため、ブロック不可の<棗 恭介>が出てくる前に【ブロッカー】を使い切る勢いで2ターンほど経過。
結果【ブロッカー】はなく、除去も<朱鷺戸 沙耶>のみのようで、パートナーを使用しての展開やReバース回収を行っても問題ないと判断し進行。
相手はすべての回復Reバースが有効に発動したり、こちらは<バースオブウィング 甘奈>で毎ターン<アルストロメリア>を回収したりと試合が長引き、ついに相手のデッキが切れました。
相手のリフレッシュ後、最後のターンのアタックでは5枚目の回復Reバースが捲れ、持っていた【ブロッカー】と合わせて耐え、リフレッシュルールにより勝利。
お互いReバースが見え切り、ギリギリの勝利になりました。
<Link to the FUTURE さやか&綴理>による連続パートナーアタックを警戒し、【ブロッカー】は積極的に使用しました。
<蓮ノ空歌留多 さやか>の効果を使用しなかったターンがあったため、【ブロッカー】で耐え続けてリタイアは3対6に。
連続アタックを狙われるもパーツは揃わず、返ってきたターンでアタックし勝利。
2戦目同様、<棗 恭介>が動き始める前に【ブロッカー】を使用していきます。
初期手札から【キャンセル】を引けていたので、一掃Reバース以外では<バースオブウィング 甘奈>が除去されないと考え、【ブロッカー】ReバースをATK上昇のためにセットし、次のターンで回収するようにプレイしました。
その後もReバース回収キャラを適宜展開して毎ターン【ブロッカー】を使用。
幸いにも回復Reバースをあまり捲られず、<大崎甘奈>の【Reコンボ】で連続アタックも決まり、勝利。
ATK9になった<トゥインクル・フューチャー ありす>でアタックされましたが【ブロッカー】で耐え、返しのターンでは3回のアタックが通り勝利。
使用率選抜によって、1敗ラインから3番目に呼ばれ決勝トーナメントへ。
途中会場を見回したところ、前回の仙台地区予選の影響か、〔アルストロメリア〕の使用者はそれなりにいましたが、「陰の実力者になりたくて!」「かぎなど」「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」などがそれらより多い印象でしたので、細かい採用/不採用カードの枚数のおかげでトーナメントに上がれたと思います。
おそらく<#とまらないホロライブ そら>が採用されているため、予選の「かぎなど」と同様に【ブロッカー】使用の意識に加え、DEF7ラインを突破するようにできるだけATK7を出すことを意識しました。
初期手札に【ブロッカー】2枚・【キャンセル】1枚・回復Reバース1枚とあり、相手が除去型ではあるものの、いざとなったら【ブロッカー】を置いてもよいため、2ターンほどエネルギーは置かずにターンを進行します。
毎ターン除去【スパーク】でメンバーがいなくなるも、こちらも毎ターン【ブロッカー】を使用してお互いリタイアを1点ずつ取る展開に。
後半はデッキ内の低コストがしっかりとエントリーインしてくれてメンバーが揃い、【キャンセル】を使用してリタイアを3点取るターンを作りました。
回復は2回ほどしかされておらず、リタイア7点目には<バイト中 ぺこら>が【スパーク】しましたが回復はなく、勝利。
途中に<樫野>の【Reコンボ】を使用され<信濃>を展開。こちらのメンバーが除去されるも2コストのキャラがエントリーインしたためメンバーは復帰できました。
<千歳>の効果使用ターンが遅かったため、相手の手札はあまり増えておらず、パートナーを使用して<色とりどりの輝き 甘奈>を出し、【ブロッカー】を2枚使用しないと<アルストロメリア>を回収するぞ、という展開にしました。
結果リタイアを取れたため《アルストロメリア》を回収。その後の進行が少し楽になりました。
後半、《千歳》を使用されて空席メンバーを用意された返しのターン、1回目のアタック後に回復Reバースで回復され、<赤城>が控え室に置かれました。
<加賀>がメンバーにいたため、《三隈》で《赤城》を展開されて連続アタックに繋がる可能性はありましたが、その後のアタックに使用されず、手札になかったようで一安心します。
相手エントリーのATKがあまり出ずに【ブロッカー】で耐えることができ、返しのターンでも回復されずに勝利。
こちらの先手、さっそく回復Reバースが捲れ、<春のフラワーフェスティバル 千雪>でも回復Reバースを落とします。初戦の再来かと不安に。
途中<ドレスコード!Marriage! 六花><竜人の翼 ダイナウイング>で手札のアドバンテージを稼がれます。
しかしエントリーのATKは低めで、こちらは【ブロッカー】で毎ターンリタイアを1点に抑える展開に。
このまま行けば何とかなる、と思った時に《入念な対策》が捲れメンバーが0枚、さらに<グリッドハイパーフィクサービーム>によって2回連続で回復されます。
《新条 アカネ》は健在だったため、【Reコンボ】で<新条 アカネ&アレクシス・ケリヴ><神様の力 ビッグゴルドバーン>と複数回入れ替えられ、手札とReバースの確保をされます。
その後こちらのドローしたキャラのコストが4以上と大きく、メンバー展開がうまく行かずにジリ貧に。
再び【Reコンボ】を使用され、<目を覚ますヒーロー>でアタックの準備をされ、【ブロッカー】の枚数が足りずに敗北。
《グリッドハイパーフィクサービーム》の回復はリタイア参照のため、序盤に【ブロッカー】を使いすぎてしまったことが敗因かと思われます。反省点です。
通算成績は6勝2敗の準優勝でした。
初戦負けからのトーナメント上がりが成功し、無事決勝大会参加権利を得ることができました。
若干苦手としていた「陰の実力者になりたくて!」等のブロック不可を複数回してくるデッキと当たらなかったため、初戦負けは逆に幸運だったな、と思えます。
終わりに
初の決勝大会参加が決まって、驚きと嬉しさが同時にありました。決勝大会までしばらく期間が空くため、腕を落とさぬようReバースを楽しもうと思います。
今回の〔アルストロメリア〕デッキも、以前寄稿した記事と大きく異なっている構築のため、機会があれば一度お試しください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。