第76回 あなたにストーンギフト!「大会レポート(66) ピジョットex型ドラパルトex」
今回は50人規模のオンライン大会でベスト8になった時の大会レポートとなります。
<キチキギスex>や<ヨノワール>等が登場する前の環境なのですが、良い経験ができたのでレポートを書くことにしました。
使用したのは<ピジョットex>型の<ドラパルトex>です。
使用理由としては、ピジョットexを立てながら、<アンフェアスタンプ>+<カウンターキャッチャー>で早い段階で一気に逆転し押し切る動きが強いと感じたためです。
具体的には増加傾向の<レジドラゴVSTAR>デッキや<タケルライコex>のデッキ、<トドロクツキex>のデッキなどにサイドを取られてからすぐ前述の動きで裏のVやexをしばってファントムダイブを使い、さらに次のターンもう一度裏呼びのカードを使って4枚一気にサイドを取ることを狙うことが強いです。
中盤以降の<ナンジャモ>では<キチキギスex>の影響もあってか解決されやすくなっているかと思います。そこで盤面や山札が整っていない序盤にアンフェアスタンプを打つことに注目しました。
使用デッキと戦績
ピジョットex型ドラパルトex
プレイヤー:もっさ
ポケモン
計19枚
グッズ
計19枚
戦績
1回戦 vs<トドロクツキex> 先攻 ×2回戦 vs<サーナイトex>先攻 ○
3回戦 vs<サーフゴーex>(<ノココッチ>)型 先攻 ○
4回戦 vs<テツノカイナex>+<テツノカシラex>先攻 ○
5回戦 vs<ドラパルトex>+<ピジョットex> 先攻 ○
8位通過
決勝トーナメント
1回戦 vs<サーナイトex>先攻 ×大会レポート
敗戦した試合について
まず、<トドロクツキex>との試合。
こちらは初ターンでポケモンを並べることはできたのですが、エネルギーを貼ることができませんでした。お相手は後手1でサイドをとってきます。
この次に<カウンターキャッチャー><アンフェアスタンプ>で後ろのトドロクツキexを縛ってエネルギーを手貼りして終了します。
ただ、<プライムキャッチャー>+<オーリム博士の気迫>でエネルギーの付いた<ドラメシヤ>が倒されて、その後<ナンジャモ>を2回打ちますが、止めることができず敗戦しました。
勢いを止めきれないよくあるパターンでした。
続いて<サーナイトex>との試合。 お相手は今年のWCSに参加も決まっており、海外のリージョナル大会(CLのようなもの)で今シーズン2回ベスト16になっている強豪プレイヤーでした。
試合自体は事故により一方的な展開になってしまったのですが、とても構築が独特でその良さが出る試合となりました。
お相手の構築には<基本悪エネルギー>が4枚と<マシマシラ>が3枚に<ふしぎなアメ>が2枚入っていました。
この構築の結果、後手1・2ターンで手貼り権をマシマシラに回しつつ、ふしぎなアメでサーナイトex(こちらも3枚採用)を立ててワザ「ミラクルフォース」を宣言するかなり強い動きを実現してきました。
通常<エヴォリューション>で進化させることが多いので、マシマシラに悪エネルギーを準備する余裕はありません。
早々に攻撃できただけでなく、次のターンに「ファントムダイブ」が飛んできても特性「アドレナブレイン」で60回復できるため、実質何もなかったことになります。
勝利した試合について
<ドラパルトex>ミラー戦をピックアップします。
お相手はミラーマッチだと分かっている前提で、サポートが使える分展開はそちらの方が上手くいくからか、後攻を取ってきました。お相手が<かがやくリザードン>スタートで、すぐには攻撃できなそうだったものの、こちらは手貼りができませんでした。
お相手は後手1からスタートポケモン以外は順調に展開、手貼りまで行っていました。そして次のターンに<フトゥー博士>+<ふしぎなアメ>からワザ「ファントムダイブ」を宣言してきます。こちらの<ポッポ>と<ドラメシヤ>がいなくなってしまいます。
ただ攻撃し返す正攻法だとちょっと勝てなそうだったので、裏の<ビーダル>をバトル場に出して縛りワザ「ジェットヘッド」で70ダメージ。
相手の場の構成がドラパルトex、<ドロンチ>、<ネイティオ>、ビーダル、ポッポ、<ネオラントV>だったので、この70ダメージを<かがやくフーディン>で動かして、ドラパルトexとドロンチを<デヴォリューション>で2面抜きすることを目指します。
一応ビーダルも退化で気絶できれば良い程度に考えてはいましたが、そこまではいけず、結局どちらもドラパルトexに乗った状態で、<カウンターキャッチャー>でネオラントVを縛り、デヴォリューションからアタッカーを枯らして勝利しました。
レポートからも分かる通り相手の構築の方がさまざまなポケモンが入っていて出来ることが多かったのですが、盤面にサポートポケモンを出し過ぎてしまったあまり、新しい<ドラメシヤ>が置けず、といった展開になりました。
おわりに
今回の構築は<ピジョン>を採用して<ピジョットex>を<エヴォリューション>で作れるようにしています。かなり使い勝手が良かったので是非試してみてください。
それでは。