第18回 あなたにストーンギフト!「大会レポート(13) アルセウスVSTAR+うらこうさく」 | ポケモンカードゲーム | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

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第18回 あなたにストーンギフト!「大会レポート(13) アルセウスVSTAR+うらこうさく」

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by もっさ

第18回 あなたにストーンギフト!「大会レポート(13) アルセウスVSTAR+うらこうさく」
ごきげんよう、もっさ(@Mawssa2000)です。
今回は100人規模の大会でベスト16、650人規模の大会でベスト64という成績を<アルセウスVSTAR>+うらこうさくのデッキで出しました。特別良い成績という訳ではないのですが、一点強調したい話題があったので今回は記事にしようと思いました。
本題に入る前に一つ前提条件としてお伝えしておきたいのが、海外環境故、<Vガードエネルギー>や<セレナ>が未実装であるという点だけご理解頂ければと思います。特にVガードエネルギーがあればこのデッキは更に強くなります。

それでは以下前者のベスト16になった際のレポートになります。


使用したデッキ
アルセウスVSTAR+うらこうさく
プレイヤー:もっさ
ポケモン
19
スタジアム
3


はじめに言及した「強調したい点」というのは、「HPが70のメッソン」の需要についてです。
「どんどんよぶ」をあまりプレイしないことや、そもそも特性【うらこうさく】をガンガン使用する訳ではない<アルセウスVSTAR>+うらこうさくというデッキにおいて、昨今の環境を考慮すれば、HPが70の<メッソン>が有効であると考えるプレイヤーが増えています。

具体例を挙げれば、<ヤミラミ>と<やまびこホーン>のコンボが挙げられます。<メッソン(れんげき)>だと、ヤミラミの「ロストマイン」で相手がサイド2枚を一度に取ることができ、サイドを2枚献上してしまいます。(メッソンのHPが60なので、それが2匹で120。ヤミラミでぴったりダメカンが足りてしまいます。)
しかし、たったHPが10上がるだけで、サイド2枚献上を回避することができます。また、VSTAR軸のデッキなので、サイド1枚取られる分には、アタッカー3体(アルセウスVSTAR)を満遍なく使うことができる上、<ツツジ>も使いやすくなりますね。


大会レポート
今回は反省点についても別途最後にまとめようと思います。

1.vsオリジンパルキアVSTAR 後攻 〇
後1「トリニティチャージ」で加速した後に、<大きなおまもり>を付けていたことから、先2の「あくうのうねり」を耐え、そこから<チェレンの気くばり>を上手く使えたため勝利。
今回はうまくいきましたが、このマッチは特に先攻を取られると厳しいことが多いでしょう。

2.vsヒスイゾロアークVSTAR 後攻 ×
日本では、<オリジンパルキアVSTAR>を意識して<Vガードエネルギー>や<かがやくサーナイト>を採用して耐久力を意識したタイプが増えていますが、海外環境では<かがやくルチャブル>を採用するほど、火力特化の構築が流行しています。
大きなおまもり>を付けてHP310にした<アルセウスVSTAR>も一撃で倒されてしまい無念の敗戦。環境デッキへの理解が足りませんでした。

3.vsロストバレット 後攻 〇
このデッキを意識して今回は<アルセウスVSTAR>のデッキを使用しましたが、予想の通り、20%近いシェア率を誇っていました。
今回はこのデッキに対して、<メッソン>の工夫以外に、<頂への雪道>+<マリィ>の動きで<かがやくゲッコウガ>の特性【かくしふだ】を封じつつ、手札干渉によって相手の動きを弱めるプレイを強くできるように構築をしました。
その結果、<セイボリー>や<崩れたスタジアム>といった<オリジンパルキアVSTAR>の対策になる札を減らしてしまったのですが、オリジンパルキアVSTARは上から5番目のシェア率に留まり、読みが当たりました。

試合は<マリィ>が刺さった上、メッソンに対して<ヤミラミ>のロストマインを使ってしまうあまり、アルセウスVSTARがほぼ無傷の状態で攻撃し続けることができたため、勝利できました。メッソンなどのある意味「エサ」になってしまうカードをアルセウスを守るために「敢えて出し」たり、「全く出さな」かったり、そのメリハリがこのマッチでは大事だと考えています。

4.vsヒスイゾロアークVSTAR 後攻 ×
またもや、先攻から順当に2枚サイドを取られて負けてしまいました。
シェア率はとても低かったので、割り切っても良いマッチでしたが、少なくともこのような構築には弱いデッキであることをしっかり事前にインプットしておくべきでした。また、仮に先攻であったとしてもこちらは一撃で倒されてしまうので、不利であったと思います。

5.vsオリジンパルキアVSTAR 先攻 〇
先攻を取れたので、<アルセウスV>を2枚を用意して、<チェレンの気くばり>を上手く使えたことや、<ツツジ>のケアも兼ねて、相手の前の手負いの<オリジンパルキアVSTAR>ではなく、<ボスの指令>で裏の準備中のオリジンパルキアVSTARに攻撃したことが功を奏して勝利しました。
ボスの指令が少ない<アルセウスVSTAR>+うらこうさくのデッキも多くありますが、私自身はボスの指令がちゃんと入っているタイプのデッキの方が、このようなシーンの時に有効なので好みです。

6.vsロストバレット 先攻 〇
この試合も先2の特性【スターバース】から<頂への雪道>+<マリィ>によって相手の動きを緩めつつ、攻撃し続けることで勝利しました。
とはいえ、<かがやくリザードン>が<こだわりベルト>をつけると<アルセウスVSTAR>を簡単に処理されるので、最後まで注意しつつ、<ツツジ>のタイミングでもう一度頂への雪道をプレイしました。
初動で<あなぬけのヒモ>からメッソンが<ウッウ>に簡単に取られてしまうので、この試合でも<メッソン>は1枚のみプレイかつ2ターン目からの展開を目指しました。このマッチでは1ターン目は<アルセウスV>に手張りしてターンを終わる試合がほとんどです。

7.vsロストバレット 先攻 〇
このマッチではお相手のデッキが少々特殊で、この方のタイプのデッキが翌日以降の大会で増えています。どういうものかというと、<頂への雪道>が4枚入っているのです。
当然<かがやくリザードン>ないし<かがやくゲッコウガ>が採用されているので、頂への雪道とはミスマッチなようにも思えますが、自身は<キュワワー>の特性でデッキを回すことが出来、相手の<アルセウスVSTAR>や<ゲノセクトV>などの特性を止めることができます。
そして、自身が頂への雪道を邪魔に思う盤面になれば、<ロストスイーパー>で除去し、盤面をすっきりさせつつ、ロストゾーンにあるカードの枚数を増やすことができます。<エーフィVMAX>のようなロストバレット泣かせの対策カードが流行していることも背景にはあります。
とはいえ、特性【スターバース】を使えなくともアルセウスVSTARはエネルギーを貼って攻撃するだけなので、安定した攻撃ができました。<ギラティナVSTAR>のデッキも含めて、スタジアムが多くないことがロストデッキの特徴であったので、頂への雪道を厚めにしたアルセウスVSTARのデッキを持ち込んだのですが、そこまで読まれた構築であったように思えました。


よって5勝2敗でベスト16という成績に終わりました。


反省点
ロストゾーン軸のデッキを意識しすぎてしまった事が挙げられます。
はじめに紹介したもう一つの大会では、<キュレムVMAX>のデッキと<オリジンパルキアVSTAR>のデッキにコテンパンにされてしまいました。
今回コテンパンにされた<ヒスイゾロアークVSTAR>も含めてやはり今回のデッキ選択は不利でした。その代わり、もう片方の大会では<ギラティナVSTAR>のデッキにも2戦2勝しており、ロスト軸のデッキには全勝しています。

改善点としては、<こだわりベルト>の採用が挙げられます。
実はロスト軸のデッキに続いて多かったデッキがキュレムVMAX+オリジンパルキアVSTARのデッキです。なので、少なくともこのデッキに対しては5分程度で戦えるようにしたいです。
この対面で問題であったのは、サイドを刻むために<インテレオン(アクアバレット)>を挟もうにも、HP330という高耐久なキュレムVMAXには実質有効ではないダメージしか与えられないということがあります。
こだわりベルトが採用されていないと、<アルセウスVSTAR>が出せる最大ダメージは200です。これにアクアバレットの120を足しても320ダメージ。キュレムVMAXを倒すことができないのです。
これで倒せると、アルセウスVSTAR3体+インテレオンでどうにかキュレムVMAX2体を倒すなどして勝利しやすくなるのですが、結局このレシピではアルセウスVSTAR2体で1匹のキュレムVMAXを処理しなくてはならないです。
これではキュレムVMAXは一撃でアルセウスVSTARを倒せるので、不利な状況になってしまいます。その為にこの火力アップの札は必要に思えました。
こだわりベルトを採用する際は、<マナフィ>・<大きなおまもり>が入れ替え候補になります。

おわりに
いかがだったでしょうか。

日本環境では繰り返しになりますが、<Vガードエネルギー>があるので、より安定した立ち位置で<アルセウスVSTAR>+うらこうさくのデッキを使えると思います。<ヒスイゾロアークVSTAR>のデッキも耐久に寄っていることも追い風ですね。
トレーナーズリーグも始まりましたので、是非使ってみてください。

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