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【6ページ目】デッキレシピ | プレシャスメモリーズ

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【紀田】全国大会 参加レポ&デッキ紹介

    posted

    by デッキレシピ

    20210729_225180.jpg
    全国大会 参加レポ&デッキ紹介
    どうも、紀田です。今回は7/10(土)-7/11(日)にて行われた「シングル全国大会決勝 代表決定戦」および「プレメモフェスタ2021 1st」に参加いたしましたので、そちらについて綴っていこうと思います。

    2020年の松本地区で権利を取得して以来、約1年半ぶりの公式大会参加となりました。コロナでライフスタイルが変わってしまう前までは、序盤~中盤の地区大会で権利取得、中盤~後半の地区大会では全国を見据えたデッキ選択や環境考察を行うために様々な地域に遠征するのが通例となっていました。しかし、今年2021年に関しては遠征に赴くどころか、近隣の大会である名古屋大会がなくなってしまったり、各地区大会に参加するための抽選にすら落選してしまい全然調整が出来ない運びとなってしまいました。このような厳しい状況の中、運に助けられた側面が非常に強いですが、なんとか以下のような戦績を収めることができました。

    7/10(土) 「シングル全国大会決勝 代表決定戦」(Day1)
    4勝1敗 12点 6位

    7/11(日) 「プレメモフェスタ2021 1st」 (Day2)
    2勝2敗 6点 10位

    1週間前に調整に付き合ってくれた友人達、直前にカードを貸してくださった方、大会運営に尽力してくださったスタッフの皆さんに格別の感謝を申し上げたく存じます。
    あと一歩、されど非常に大きな一歩が足りず入賞することは叶いませんでしたが、久しぶりにピリッとした雰囲気でプレイでき、モチベーションが急増したことに加え、自分の知らない強さを持ったデッキと戦うことができて非常に充実した2日間でした。

    そんな2日間について、まずは使用したデッキから紹介していこうと思います。

    デッキレシピ
    〈DAY 1〉
    イベント
    16
    NEW GAME!
    4枚
    同僚
    同僚
    4枚
    新人歓迎会
    4枚
    寝坊
    寝坊
    4枚



    〈DAY 2〉
    イベント
    14

    両日ともに「NEW GAME」の研修生軸(ツバメ紅葉軸)を使用しています。
    ブロガーの御坂さんが紹介しているデッキを先攻が取れるように、かつもう少しゆっくりもやれるように改造したものになります。連パンギミックを抜いたことにより最大値はガッツリ下がってしまっていますが、<02-029 滝本ひふみ>や<寝坊>を採用して3ターン目に勝ち切ることを目指しています。

    02-029 滝本ひふみ 寝坊


    また、EXデッキがものすごく適当になってしまっていますが、<P-025 阿波根 うみこ>は多くとも2枚でいいですし、<P-026 葉月 しずく>は4枚あったほうがいいと思います。

    Day1とDay2で間違い探しのようなデッキレシピにはなっていますが、1日目から2日目にかけて以下のように変更しています。
    out
    NEW GAME!>4

    in
    01-056 桜 ねね>2
    メガ粒子レクイエムシュート>2

    変更の意図としては、1日目は1敗が許される大会であるため、相手の動きを阻害して不利な対面でも勝ちにいくのではなく、サーチを入れることにより安定性を上げて有利対面を確実に勝ちにいくものとしています。
    個人的な見解にはなりますが、このデッキの有利不利は以下のようになっていると思います。

    有利...ダージリン、ガイル、劣等生(千葉)、研修生以外のNEWGAME
    不利...俺妹(あやせ)、劣等生(深雪、達也)

    メガ粒子レクイエムシュート>については上記の不利対面である俺妹(あやせ)および劣等生(深雪、達也)へ刺さるカードとなるため、最大値をみて採用しております。<魔法科高校の劣等生>で出てきたキャラや、<P-007 望月 紅葉&涼風 青葉>で取り除いた後に再び場に還ってきたキャラを手札に返すことで相手の計算を大幅に狂わせることができます。

    さて、諸説ありますが環境トップであるとまことしやかに囁かれている俺妹(あやせ)を使用せずこちらのデッキを使用した理由はいくつかありますが、それらのうち最も大きな理由としては経験不足によるものです。
    俺妹(あやせ)を使用すれば大概のデッキを有利に進めることができますが、

    1.<P-045 来栖 加奈子>が止められた場合や<桐乃とゆかいな仲間たち>があまり引けなかった場合のアドバンテージ管理が非常にシビア
    2.<P-043 新垣 あやせ&高坂 桐乃>を起動するタイミングが難しい
    3.<P-014 高坂 桐乃&黒猫>で相手の盤面を処理するのか、はたまた<P-042 新垣 あやせ>でメインエリアを除去するのか
    4.<03-020 新垣 あやせ>や<P-038 新垣 あやせ>をメインエリアに出すのかサポートエリアに出すのか
    5.最後までアプローチしきるのか、LO勝利を目指すのか

    上記のように選択肢が非常に多く、正解を選び続ける自信が全くありませんでした。

    そのため、

    【1】ある程度ミスしてもアドバンテージをしっかり取ることができる
    【2】初動および点数の与え方が非常にシンプルな上に選択肢の数が少ない
    【3】明確な上振れがあり、場合によっては1ターン目に相手を倒すことができる

    と3拍子のそろった研修生デッキを使用することとしました。
    中でも初動に関しては、メインエリアにスリーブで追加されたキャラたちを並べつつ、<P-022 鳴海 ツバメ>およびメインエリアの適当な紅葉を休息状態にして<同僚>を使用することで、手札を潤沢にしながら3アドを稼ぐことを意識する、といった固定化されたルートがあるのが使用していて非常にありがたいです。

    全国が終わってからの感想ですが、<メガ粒子レクイエムシュート>が非常に強かったこと、そしてミラーと不利対面と相対した際に数値が足りなくなってしまうことがあったため<02-011 望月 紅葉>は採用しておくべきでしたね。

    以上、長くはなりましたがデッキについて語るのはこれぐらいにしておこうと思います。

    対戦結果
    最後に、軽く対戦結果について結果だけ触れていこうと思います。

    Day1
    1回戦 俺妹(あやせ) ×
    2回戦 劣等生(達也) 〇
    3回戦 DD(2キル) 〇
    4回戦 劣等生(深雪) 〇
    5回戦 劣等生(千葉) 〇

    Day2
    1回戦 俺妹(あやせ) ×
    2回戦 研修生 〇
    3回戦 俺妹(あやせ) ×
    4回戦 研修生 〇

    結果だけを羅列するとこのようになります。
    劣等生(達也、深雪)相手に関しては、相性は圧倒的に不利なため本来であれば負けでしたが、ブレイクがうまいことかみ合うなど運良く勝てました。しかし、俺妹(あやせ)相手には順当に負けていますね、プレイング次第ではひっくりかえせていたかもしれない場面が今でもたまに頭をよぎります。

    まとめ
    以上、久しぶりの大会レポートでした。
    これから社会情勢がどうなっていくかはまだまだわかりませんが、2021年後期もしくは2022年には昔のように色々な大会に出ていきたいですね。
    それでは今回はこの辺で失礼いたします。
    Let's Precious Go Memories!

【ありか】ミックス 研究発表 その2

    posted

    by デッキレシピ

    20210728_225180.jpg
    ミックス 研究発表 その2
    こんにちは! ありかです。
    今日は前回に引き続き、ミックスについてです。
    もしまだお読みでない方がいらっしゃればこちらから!
    今回はいよいよ、デッキの中身です。

    ありかミックス
    イベント
    13

    前回も上げましたがレシピはこんな感じです。 http://prememo.net/decks/detail/210384

    やることはシンプルに、後1で7点ぶちこみます!

    このデッキのすごいところは、「最小限の手札枚数で7点作れて」「イベントに依存せず」「構築上すべてのデッキに対して勝ち筋があって」「アプローチタイミングでの妨害札は一切効かない7点パンチで」「ワンキルではなくワンショットとしてもいける」といったところです。

    まず、ミックス初心者にも楽しく脳汁をぶっしゃーして欲しいので「簡単な回し方」を解説し、その後勝つための「詳細な回し方」を書きます。

    簡単な回し方
    後攻を取ります。まずやりたいことは手札リソースの確保、必要な物はみんな大好き<あすみ><ジョーロ><秋山澪>です。

    あすみ ジョーロ 秋山澪

    これらは全部緑色なので、緑9ルックの<掛橋>は偉大です。マリガン基準はここが揃えられるかどうか、あるいはここにアクセスできるように手札を回せるかどうかです。
    2ドロースタートで、2ドローサイクルを使ってデッキを回します。<にゅげタイトル>を2枚とも捨てなければコストはなんでもいいです(<>を捨てるなら墓地回収は残して)。そのうちハッピーセットが揃うので、<あすみ>→13コスト(可能な限り)を支払う→Exからあすみを13枚もらい、<秋山澪>で手札を一気に捨てて、大量ドローします。この時点で気持ちよくなれます。
    次に勝ちに行きますが、7点作る方法は以下の通りです。

    戸塚><にゅげタイトル><ジョーロ><ジョーロ><

    戸塚 にゅげタイトル ジョーロ ジョーロ 桃

    • 6C戸塚を出す<俺好きタイトル>で釣る)
    • NEWGAMEタイトルでコインを4枚
    • ジョーロ2種でコインを2枚
    • 桃登場で突破30付与(タイトルで釣ってなければアクティブ付与)
    • 戸塚アプローチで1枚乗るのでコイン合計7枚。7点!
    なんと簡単に7点入ったので勝ちです!相手は流石に笑いながらデッキの上から7枚をパチーンとポイント置き場に投げます。
    僕が思いつく中で最もパーツ数が少ないワンショットキルです。
    必要手札も、俺好き1、にゅげタイトル3、コイン2枚で2、突破付与で2、なんと計8枚です。あすみで手札を増やさずとも初手で行ける恐ろしさ。
    特に5ソースジョーロはあすみやEx4C戸塚のコストにもなるので腐らないのが強みです。
    ちなみにレーナと桃まで乗せると240/240突破30で7点、ジョーロとEx戸塚込みで3回殴れる状態。ハンデスしているので自由登場突破避けも難しく、そもそもリンや除外コンビで面を減らしたり、真冬で拒絶したりもできます。<さめっち>が270/270とかでドヤ顔してきても拒絶できます。

    詳細な回し方
    後攻を選択。あとから愚痴を言いますが、このデッキ先攻でもいいっすね。
    まず、相手の先1で動きます。このデッキは全サーチ<1925>を4本採用しています。このカードはMTLの時にシュタゲミクにも入れていた僕のお気に入りカードと言っても過言ではありません。だって全サだよ!? 相手に合わせて動けたり、足りてないコンボパーツを集められるんだよ???
    というわけで相手のターンには相手の盤面や動きを見て、
    ・相手がいっぱい引くなら<五月>。ただし相手も五月を合わせてくると面倒なので、<見送り>も構えたい。
    ・相手が先1で殺してくるなら割り込み。序盤の<明日かけ>や<真鍋和>で崩れたりするのでその辺とか。ただ、そこで手札消費をするとこっちも崩れるので、五月でリカバリするとか、手札にあすみ・ジョーロ・澪を揃えられそうなら撃つ、みたいな判断を。
    ・相手が寝坊キャラを置いてきたら<サンタリン><除外コンビ>。
    ・それ以外に次のターンでいけそうなら初動として使う<03-079ハンデス貝木><ピピ美>。
    といった感じで、手札を集めます。優先順位は
    1. 相手が殺してくるなら五月で割り込みカードを集める
    2. 相手が寝坊キャラを置いたら除去
    3. それ以外ならハンデススタートで確実に勝ちに行く
    といった形でしょうか。

    では無事自分のターンが来たことにします。
    まず優先順位として、盤面に寝坊キャラがいる場合除去します。ない場合は寝坊ケアでハンデスします。盤面に寝坊キャラがいるなら除去をして、かつ返しの優先権で打たれるイベント寝坊に対してイベカンを当てます。
    これは先攻1ターン目に相手がある程度動いているという前提で、五月によるアド稼ぎと全サーチから実現可能性を高めています。

    可能なら後1優先1、無理でもASAPでピーピングハンデスをかますわけですが、ここで相手の「相手ターン中に動けるカード」を見ておきます。他にも五月や<グレる>や自由登場アプ禁など、色々あります。<グレる>に関してはこっちが殴れる態勢が見えるまで撃たないと思うのでもう1枚のハンデスを、自由登場アプ禁に関しては<3C貝木>を当てたりします。
    五月は早い段階で<3C貝木>で捨てますが、もし不可能な場合でもケアできる方法があるので後述します。
    あと、ハンデスで相手の手を確認した後に<朱乃>とかで手札を変えられる可能性があるので、早めに<サンタリン>を当てたりします。

    こんな感じで相手の手札を見て相手のこのターンの動きを確認した後、あとは2ドローサイクルなどを使って手札を揃えます。
    あすみコンボが揃ったら手札を投げ捨ててExをかっさらって、そのExを捨てて十数枚ドローします。秋山澪の返しに五月をされることが一番しんどいですが、ここで<見送り>を返すことで相手の妨害札が増えるのを防ぎます。
    あとはハンデスで妨害札を抜ききって、7点決めるカードを集めます。
    注意したい動きとして、デッキボトムに必須パーチが落ちると困るので、ある程度のところで<アリス><朱乃><鳥羽美波>などでボトムを固定します。シャッフルは<9ルック>か<真鍋和>のみなので、ボトム形成のタイミングは考える必要があります。

    相手に合わせた動きの解説
    ここからは相手に合わせた動きの解説です。
    まず、前回お話したコンボデッキの弱点として、相手の先1でデッキカットされてイベントを捨て札にされることやキーパーツを除外されるとしんどいお話をします。
    まず、ドクペみたいなデッキなら早めに割り込みをすることでそもそも起動を防ぎます。ドクペワンキルを回すと分かるのですが、だいぶ手札がきついです。<明日に架ける橋>なんかにイベカンを当てるだけですっと止まったりします。ミックス上位レシピにはドクペメタに<多美>を採用していますが、このデッキはイベカンでそもそものLOに入る動きを止めるため不採用です。
    相手のデッキによっては雑に<西垣>とかを出してきてパーツ落としたれ、とかしてきますがこのデッキは落とされて困るのはNEWGAMEタイトルだけで、そこを2本採用でなんとかケアしています。もちろん2枚とも落とされたらそれは運に見放されたということで構築上防げない問題なので、あきらめます。
    突破付与に千代田桃を採用しているのはその理由で、五等分<特盛>の方がハンド消費が少なく数字も特盛りなのですが、イベントなので回収しづらさを考えてこちらの採用です。Exの枠は可能な限りあすみに割きたいので、メインデッキでアクティブと突破を両方つけられるキャラとして桃採用です。
    相手がもし先攻全ハンデスでも、基本は途中で五月を出して30枚くらい引いて、あゆ子に対して<見送り>でケア(捨て札回収で死ぬけど)、山回復イベントに対してイベカンを撃つというプランで勝ちを狙います。
    マクロ系に関しては、構築の上でマクロが効かないようにしています。戸塚は俺好きタイトルから釣れば手札の数が少なく済みますが、別に通常召喚でもアクティブをつけられます。にゅげタイトルや桃が落とされるときついですが、パーツ1枚落ちなら岡部を出した後に3C貝木で相手にドローさせると岡部が反応するので回収できます。全サと五月と割り込みまで採用したこのデッキ相手にパーツを2枚以上使用不可の状態にさせてきたら、その時はコングラチュレーションです。
    アプ禁系統に関しても、イベントハンデスか3C貝木で落とします。

    また、このデッキの恐ろしいところは優先1発目のアプローチで7点入るため、ブレイク寝坊、中鉢、穂乃花、ブレイクっぽいテキスト無効の類が一切効かないのが強みです。そのため<サーバートラブル><部費で落ちませんか?>のようなカードを採用する必要がないので素晴らしいです。
    さらに、現環境では容易に後攻1キルができるので、脅威だったのは<5C真智>です。ですが、このデッキの構築を見て勘のいい方は既にお気づきかと思いますが、イベント使用を2枚以下に抑えて勝つプランが用意できます。必ず撃つのはにゅげタイトルのみで、あとは相手によって割り込みを撃つだけです。ミックスではほぼ必ず採用されるであろう<彼女らの見つめる先は><旅行の前に><明日に架ける橋>あたりを不採用なのはそういった理由です。<ミックスのタイトルイベント>はシンプルに1-2交換なので、相手の手札を見て使うか判断し、<ガイルタイトル>はデッキカットされて桃が除外された等、突破付与がどうしてもできない時にメインエリアを除去して真冬で拒絶しながらEx戸塚とジョーロで3パンを作れるという理由から採用しています。
    流石に「ワンキル対策の真智対策にイベントを3枚以上撃たないワンキル」に思い至った時はシビれました。

    以上がこのデッキの、相手に合わせた勝ち方です。
    理論上、すべてのデッキに対して回答があります。ですが、やはりコンボパーツと相手の妨害と相手の妨害を避ける札を沢山採用しているため、引けないときもあります。相手が妨害札を沢山構えていて、割り込みを既に撃った状況で<グレる>を撃ってきてそこにイベカンを当てたらそれに反応して真智、とかをしてきたらその時は「お前が全一だ!!!」と言って敗北宣言をするデッキです。僕が仮想敵として作っていたデッキでは<真智><寝坊><見送り><嫉妬><五月><自由登場アプ禁>とかまで採用していたため、「相手が妨害札を3枚以上抱えていたら負けを認める」という結論に至りました。ミックスは全プールでの殴り合いなので、すべての状況を解決することはできません。
    ちなみに僕が負けた相手は、寝坊キャラと<中二ノート>によるアプ禁まで採用していたため、サンタリンで寝坊を除去、<中二ノート>セットキャラを除外コンビで落とす、という必要性があったのですが、優先1発目に全サーチで持ってきたサンタリンで寝坊キャラを落とした返しに<新世界>をプレイされて、イベカンが引けていなかったのでそれを返せずに通してしまって負けました。完敗です。相手のデッキに寝坊系統がその2枚しか採用されていなくて、かつ僕は1ターン目にデッキを掘って、五月で6ドローをもらっていたのにも関わらずイベカンを引けなかったので、持っている人が勝ちました。 全国優勝って、そういう壁があるんですよね......。
    ちなみにこちらは3回戦の動画卓なので、是非ご覧いただければと思います。この水面下のやり取りを知った後で見ると、さらに面白いかと思います(まあ、知らないで見ると僕がメインエリアに何も置かずに3点4点入れられているだけなのでかなりひどい動画ですが笑)


    あとは構築の細かい話をします。
    僕も真智を採用しているのは同じような後攻1キルメタです。イベント2枚以下でワンキルするのはかなり難しいので刺さればいいなと。全サーチも採用しているので使いやすいです。美琴ワンキルとか後攻で20回くらい殴るデッキとかに使えます。
    また、3C貝木が出しづらいので、真冬、俺好き、バニラを採用しています。これらは普通に強いですが元々は3C貝木用に青3ソースを探していて採用したカードです。バニラは1-1交換した上で3パン制限がかかるため、ミックス必須カードになり得ます。
    また、ワンキル系統で使われる五月自ターン発動のギミック(お互いドローキュうべぇ、お互い2ドロー夏奈、ファンレター)は相手に妨害札を与えるため不採用です。同じ理由で手札交換の最強カード<初詣>も妨害札を握らせるので不採用です。秋山澪最高。 寝坊対策は0イベ禁止、ミックスだと<劇場版ハイフリ>が採用されがちですが、相手の手札を見て妨害札を避ける&割り込みのコンセプトのため不採用です。

    最後に
    長くなりましたが、以上がこのデッキに至るまで、そして勝ち方の解説です。
    シングルを半引退して「3冠を狙う」宣言をしてから、とにかく「勝たなくてはいけない」というプレッシャーが半端なかったです。MTLはかなり自信があり、なんとか初回で勝てましたが、ミックスは奥が深く、また環境的にも「先1でデッキ飛ばしたり手札飛ばしたり後1で7点入れたり、マクロでLOもできる」というおぞましい戦場だったため、本当に苦しかったです。口癖のように「ミックスつらい」「プレメモしんどい」と言い続け、孤独と戦っていました。
    大会前2週間くらいで、あ~これ禁止制限でないなと本格的に察してからは本当に毎日しんどくて、デッキが作れないスランプで死にそうになっては師匠に通話をかけました。かけましたというか、かなりの頻度で師匠から通話がかかってきてましたが()。
    当日もかなりブルーだったのですが、くろさんをはじめとする名古屋勢や優勝者さんと話していると皆さん本当にミックスを楽しんでいて、それがかなり大きなカルチャーショックでした。そして敗北したことによって、ある意味で「必ず勝たなくてもいい」という呪縛から解放されたのだと思います。
    もちろん、運営さんを含めた皆さんが「3冠期待してます!」と強く応援してくださることは本当に嬉しかったです。そして期待に沿えなかったことが本当に悔しいです。
    ですが、まだ次回の大会もありますし、皆さんにミックスを今度しに遊びに行ってもいいかと聞いたところ快く迎えてくれたことが嬉しく、是非参加させて欲しいと思っています。僕はミックスにおいては外様で外敵で、どこかで受け入れてもらえないと思い込んでいました。勝手に自分で自分にプレッシャーをかけて孤独に追い込んでいたことを悔やんでいます。
    次回は「プレメモを楽しむ気持ち」を忘れずに持って大会に参加します!

    それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
    蒲田勢、山梨勢を驚愕させた「メーヴィスワンキル」も、皆さん読みたいですよね!?

全国大会使用の俺ガイルデッキに関する記事

    posted

    by デッキレシピ

    20210723_225180.jpg
    全国大会使用の俺ガイルデッキに関する記事
    こんにちは。
    片桐誠仁(じょーじ)です。

    今回は全国大会で使用した「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」のワンショットデッキの紹介です。
    まずはデッキレシピをどうぞ!

    デッキレシピ

    http://prememo.net/decks/detail/210164

    デッキコンセプト
    01-006 雪ノ下 雪乃>、<02-016 雪ノ下 雪乃>、<03-011 雪ノ下 雪乃>、<ST-009 一色 いろは>の4種類のカードを組み合わせることで、相手が完全に抵抗できない状態にしてから、連続アプローチ系のカードを使うことで1ターンに一気に7ダメージを与えて倒しきってしまおうというデッキです。

    立ち回り方
    上記のコンボが可能な盤面を作るために以下の4点を意識しながらデッキを回していきます。
    • 毎ターン<03-015 由比ヶ浜 結衣>で手札枚数を稼ぐ。
    • プロムコイン10個を目指して貯めていく。
    • 03-028 一色 いろは>などの、相手の妨害札の使用を封じるカードを集めておく。
    • 連続アプローチが可能なカードを集めておく。
    上記すべてを満たせるように頑張りつつ、大体3ターン目を目安に、ワンショット可能な最終盤面を作れるよう目指しながらデッキを回していきます(各デッキに対する理想の最終盤面は後述します)。

    相手のアプローチの捌き方
    ワンショット可能な盤面を作成するのに尽力する為、防御にはなるべくリソースは使わず、基本的には相手のアプローチはすべてポイントで受けてリソースにし、次のターンの盤面作成に使用します。
    ポイント2枚を表にする系のカードが2種類採用されていることもあり、2ポイントまでは妨害することなくスルーしておくと格段に動きやすくなります。
    ただし、ダメージを受けすぎてしまうと盤面が完成する前に負けてしまう場合もあるので、以下のような盤面を作ることで序盤の被ダメージを抑えます。

    20210723_1_201810202PM_playseats_調整後_サポートエリア2枠分.jpg
    基本的には待ち合わせ+自由登場や場だしで相手のアプローチを妨害していきましょう。
    もしメインエリアの<02-090 比企谷 八幡>が除去やテキスト無効などされてしまって大ダメージを受けてしまいそうな場合でも、自由登場と場だしを組み合わせることで、再び<02-090 比企谷 八幡>を出しなおすことができ、被ダメージを2ダメージに抑えることも可能です。
    状況に応じて受けるダメージ数を操作しながら戦うことで、準備のターンを多く貰うことができます。

    対「俺の妹がこんなに可愛いわけがない(あやせ)」デッキの立ち回り
    最終ターン開始時までに必要なカード
    目指していく理想の最終盤面
    20210723_2_201810202PM_playseats_調整後_サポートエリア2枠分.jpg

    あやせデッキは、<P-042 新垣 あやせ>によるメインエリアの除去、<P-014 高坂 桐乃&黒猫>を駆使したバウンス、<01-043 新垣 あやせ>によるライブラリーアウト、ついでに超強力なハンデス効果を持つカードが複数種と、様々な方面から相手の盤面を崩していく攻撃力の高さが特徴のデッキです。
    どの攻撃手段も強力ですが、今回紹介したデッキでは、重要キャラが最終ターンまでメインエリアに出にくく、バウンスされて困る高コストキャラもおらず、最終ターンまでライブラリーアウト圏内にする必要がなく、手札が増えるカードが複数種あるという点から、無理な動きさえしなければ俺妹デッキ側の攻撃を捌ききることが可能です。
    メインエリアに重要なカードを置かないようにしつつ展開し、山札を削りすぎないようにデッキ回復を挟み、ハンデス効果をなるべく使われないように妨害しながら、最終盤面を目指しましょう!
    最終盤面が出来上がった後は、
    1. 自由登場封じ雪乃でアプローチ
    2. 03-004 雪ノ下 雪乃>のテキストを使用し、自由登場封じ雪乃を圧殺して、アプロ―チをキャンセル
    3. 全員休息いろはでアプロ―チ
    4. 残りのキャラでアプローチ
    という順番でアプローチし、相手に一気にポイントを与えましょう!

    自由登場封じしか使わないため、<バレンタインデー>がブレイクして全員休息いろはが止められてしまう裏目や、<ご機嫌ななめ>による2コスト以下アプ禁を使われてしまう場合もあります。どちらも採用率が低いので気にしなくて良いレベルではありますが、可能な場合は盤面を3コスト以上のキャラのみで構成しつつ、一枚目のブレイクをアプローチキャンセルで防ぐようにすると良いでしょう。
    特にプレイミスをしなければ、体感勝率は9割ほどといった有利マッチです。

    対「魔法科高校の劣等生(達也、深雪、ほのか)」 デッキの立ち回り
    最終ターン開始時までに必要なカード
    目指していく理想の最終盤面
    20210723_3_201810202PM_playseats_調整後_サポートエリア2枠分.jpg

    魔法科高校の劣等生のデッキはターンを追うごとに盤面や手札が加速度的に強くなっていくのが特徴的なデッキです。
    特に、相手のキャラを休息状態にしてアプローチを止められる<P-004 司波 達也>や、この自由登場と組み合わせることで相手のターン中に相手のテキストを無効にできる<P-011 司波 達也&司波 深雪>、ダメージを回復しつつアタッカーやブロッカーを確保できる<魔法科高校の劣等生>など、強力な防御カードの多さが魅力で、盤面形成が完了した後の守りは鉄壁となります。
    ただ、序盤のうちは攻撃力も防御力もそれほど強くないので、相手の盤面が完成する前に一気に押し切ってしまうのが魔法科高校デッキへの正当な対策方法となります。
    ですが、今回紹介したデッキでは、速攻戦術による攻略はしません。
    先ほど紹介した強力な防御カードはいずれも、"自分がポイントを受けていない状態では使用できない"という特徴があります。
    そのため、最終ターンまで相手にポイントを与えないようにすることで、強力な防御札をすべて使用不可の状態を保ちつつ立ち回り、最終ターンは「雪乃」のテキストで自由登場とイベントを封じることで、防御札使用不可の状態を保ったまま倒しきると良いでしょう。
    最終ターンのオススメのアプローチ順は、
    1. イベント使用封じ雪乃でアプローチ
    2. すぐに<03-004 雪ノ下 雪乃>でアプローチをキャンセル
    3. 自由登場封じ雪乃でアプローチ
    4. 全員休息いろはでアプローチ
    という順番になります。
    裏目としては<01-028 アンジェリーナ=クドウ=シールズ>と<02-029 司波 深雪>がありますが、両方ともほぼ採用されていないカードなので気にしなくて良いと思います。

    イベントと自由登場を封じたあとにも、<P-011 司波 達也&司波 深雪>がポイント置き場に落ちるたびに、キャラのテキストを無効にされ、アプローチ数が減らされてしまう可能性があるため、連続アプローチ系のカードは過剰なほど出すようにすると〇です。
    特にプレイミスをしなければ、体感勝率は7割ほどといった有利マッチです。

    ※これは今気づいたのですが、このデッキレシピだともし<02-080 柴田 美月>を出されていたらワンショットできず普通に戦う羽目になっていました!
    EXデッキの<03-052 比企谷 八幡>の代わりに<03-049 比企谷 八幡>を入れておけばよかったですね。

    対「NEW GAME!(研修生、ひふみ)」 デッキの立ち回り
    最終ターン開始時までに必要なカード
    目指していく理想の最終盤面
    20210723_3_201810202PM_playseats_調整後_サポートエリア2枠分.jpg

    除去系のカードやテキスト無効のカードなど、相手に嫌がらせするカードが多いデッキです。
    特に、捨て札に置かれるカードをすべて除外する<02-039 滝本 ひふみ>やテキスト無効<02-029 滝本 ひふみ>、強力な除去カード<P-007 望月 紅葉&涼風 青葉>あたりが今回のデッキにとっては厄介ですね。
    また、カードプール内にパワーカードが多いからか構築する人によってデッキ内容がバラバラなので、相手がNEW GAME!のデッキとわかった後でも、どんなカードが使われるかわからない恐怖心との戦いになります。
    その中でも特に対処しにくいのは「研修生」デッキです。研修生デッキは、<P-021 望月 紅葉>と<P-022 鳴海 ツバメ>の両方を場に出すことで、全員に+60/+60アクティブ突破30を与えることができ、手札次第ではそのまま後攻1ターン目に7ポイントを与えてゲームが終わってしまう場合もあります。
    そのため、どんな試合でも、先攻1ターン目から、しっかりと<02-090 比企谷 八幡>を登場させておく、<待ち合わせ>、<P-018 雪ノ下 雪乃>、<03-055 比企谷 八幡>のいずれかを手札に抱えておくなどの、細かいダメージコントロールが勝負を分けます。
    また、大ダメージを受けたターンの返しにしっかり逆転できるよう、手札に<03-028 一色 いろは>を抱えておくとよいでしょう。
    最終盤面作成後のアプローチ順は、
    1. 自由登場封じ雪乃でアプローチ
    2. すぐに<03-004 雪ノ下 雪乃>でアプローチをキャンセル
    3. イベント使用封じ雪乃でアプローチ
    4. 全員休息いろはでアプローチ
    になります。(メインフェイズ中に<01-056 桜 ねね>を登場させられた場合など、状況次第ではイベント封じからアプローチするのもアリです。)
    また、劣等生と同様に、ポイントに<02-029 滝本 ひふみ>が何枚落ちるかというお祈りがあります。
    特にプレイミスがなければ、体感勝率は5割弱ほどといった微不利マッチです。

    その他のデッキへの立ち回り
    その他の作品に対しては特筆することはありません。
    防御札をなるべく抱えて自分が負けないような状況を作りつつ、先攻なら3ターン目、後攻なら2~3ターンを目安に盤面を完成させ、そのままワンショット狙うという動きをしましょう!

    全国大会の戦績
    Day1
    1回戦目「魔法科高校の劣等生(達也軸)」先攻 〇
    2回戦目「魔法科高校の劣等生(達也軸)」後攻 〇
    3回戦目「俺の妹がこんなに可愛いわけがない(あやせ)」先攻 〇
    4回戦目「俺の妹がこんなに可愛いわけがない(あやせ)」後攻 〇 撮影卓
    5回戦目「魔法科高校の劣等生(エリカ軸)」後攻 〇 撮影卓
    1位通過でDay2へ

    Day2
    1回戦目「魔法科高校の劣等生(達也軸)」先攻 〇
    2回戦目「魔法科高校の劣等生(エリカ軸)」後攻 〇 撮影卓
    3回戦目「NEW GAME!(研修生)」先攻 ×
    4回戦目「魔法科高校の劣等生(達也軸)」後攻 〇
    途中で1回負けてしまいましたが、オポーネントが高かったため、3位入賞でした!

    まとめ
    2021年前期の大会は、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」のあやせデッキを中心とした環境だったため、使用するデッキの選定も、あやせデッキに勝てる可能性があるかどうかが指針となっていました。
    そのため、あやせに9割方勝つことができ、他の環境上位デッキに対しても有利に立ち回りやすいこのデッキを使用デッキに選択しました。
    実際に僕が大会で対戦したのは劣等生のデッキばかりでしたが、初見殺ししやすいデッキコンセプトも相まって、殆どの試合を有利に進めることができたのは良かったと思います。
    デッキ内容を共有した人の戦績と合わせると合計18勝5敗と、全国大会という大舞台の中かなりの勝率を誇ることができたので、デッキ選択はかなり良かったのではないでしょうか。
    使っていて面白いデッキですので、みなさんも良かったら使ってみてくださいね!

    このデッキを作るまでの経緯や、その過程で見つけた無限ループに関する話も載せようと思いましたが、長くなってしまいそうなので、次回のおまけ記事として公開できればと思います!
    もしよければそちらも見てくださいね。
    ではでは、また次回に。

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