前編の「初心者向け+低レアリティのデッキ」はいかがだったでしょうか。
後編ではレアリティ制限を取り払い、レア(R)を増やしてさらにスーパーレア(SR)とプロモ(P)を取り入れたFGO花雪を紹介します。
デッキレシピ
FGO花雪 デッキ
koyu@TWINT
EX2
計43枚
EX1
計17枚
前回はコンボ性を重視していましたが今回は単体で機能するカードを重視しています。
混色におけるデッキの考え方:入門編
混色は単色に比べて常に事故の危険がつきまといます。なので単色よりも強い動きができなければ、わざわざ混色にする必要性は薄いです。今回紹介するFGO花雪では花のEX2の2ハンドアタッカーが多く、相手の大型アタッカーに対しては雪の除去を飛ばせるのが強みとなります。
なので雪側では除去用の<アサシン/ジャック・ザ・リッパー>と<アサシン/荊軻>を最優先で登場させていきます。
花側は小型アタッカーを登場させつつ、事故に気を付けます。
前編でのコンボカードだった<アヴェンジャー/アンリマユ>ですが今回は事故防止専用となっています。
※どのような事故が想定されるか?
1:色(属性)が合わない
色のバランスは出したいカードの多さで決めます。このデッキでは雪は除去(2種類)に専念なので攻撃は花に任せます。よって花がメインとなるため、花の色が合わない事故を防止することを意識します。(デッキ名は基本的に比率の多いほうが前になることが多いです。例えば花雪デッキなら花の方がメインです)
2:EX(コスト)が合わない
花の事故防止に集中しているため雪のEX1キャラ、<アサシン/荊軻>が手札に来た場合に非常に動きにくくなってしまいます。そこが気になる場合は花の枚数を減らすか、雪の2コストのカードを1コストのカードに変更するといいでしょう。
レシピの時点では属性を問わない<アヴェンジャー/アンリマユ>に事故防止を担当してもらっていますが、事故防止用のカードを増やしたいなら<シールダー/マシュ・キリエライト>を<アサシン/ファントム・オブ・ジ・オペラ>に変更するとよいでしょう。<ファントム・オブ・ジ・オペラ>はとりあえず出しておけばいざというときにデッキを1枚破棄して手札に戻って雪を2コスト出せるので優秀です。
3:キャラが被って出せない
同ナンバーのキャラはフィールドに同時に1枚しか出せないため、なるべく複数枚手札に来ないようにデッキに入れる枚数を調整します。特にこのデッキでは混色の事故もあるので極端にキャラの種類を増やして枚数を散らしています。
デッキの回し方
序盤の動きは前編と同じなので詳しくはそちらをご覧ください。ただし前編と違いコンボ専用カードがないため単体で使えそうなのを状況に応じて出していくことになります。アタッカーにキャラを合わせられたら<キャスター/エレナ・ブラヴァツキー>の効果でごり押ししたり相手の小型アタッカーを<キャスター/ニトクリス>で止めたりですね。特に複雑な動きもないため、回しやすいと思います。<令呪>は序盤はコストに、終盤は詰めに使えるといった優秀なカードです。<アサシン/荊軻>のコストになるのがいいですね。
キーカード
解体聖母 アサシン/ジャック・ザ・リッパー
非常に強力な除去効果ですが、かといって相手の強そうなキャラをすぐに除去すればいいということでもありません。
状況によって正解が変わるので、うまくパターンを想定して説明するのが難しいのですが......言ってしまえば慣れですかね。
<ジャック>の効果を適切に使用することが勝利への道です。
(Q:<ジャック>がキーカードなら雪メインじゃないの?)
(A:それでも花が多いからこのデッキは花雪です!)
以上でFGO花雪の解説を終わります。
デッキレシピは正解ではないので自分の合うように構築を変えていきましょう。