
【大会レポート】リセプレミアムフェスタ東京 Mix花単(喫茶ステラ型)【ももせ】
今回は、先日行われたリセプレミアムフェスタ東京に参加しましたので、大会で使用したデッキや、環境読み等について記載していきたいと思います。
今大会はプレミアムフェスタということで、前回プレミアムフェスタ同様で5回戦終了までで全勝を挙げることができれば、普段の入賞に加えて今年の名人戦の参加権を獲得できる大会となり、いつも以上に勝利の価値が高い大会で、一プレイヤーとして名人戦参加は一つの目標、と考えているため自分にとってもいつも以上にモチベーション高く臨んだ大会でした。
また、ケロQ・枕環境ではシングルデッキがMix環境でも一線級で戦える環境ということもあってか、普段の新弾タイトルに比べても新しくこのゲームを始めた、という方が多く、かなり多くの大会に参加している方である自分も知らない方が多数会場にいて、新鮮かつ楽しい大会になったかと思います。
それはさておき、そんなプレミアムなフェスタで僕が選んだデッキは...!?
デッキについて
Mix花単(喫茶ステラ型) デッキ
EX2
計60枚
ということで、今回はMix花単(喫茶ステラ型)を使用しました。
ケロQ・枕での花属性のテーマは「手札宣言」だったのですが、環境では他属性に数値的に張り合えるか不安定だったこともあり"花属性は今弾は不作"と環境初期は評されていました。
事実、環境上では新弾テーマでは日・雪・月属性が活躍しており、花属性はシングル環境でも奮っている、とは言えない状態でした。
しかし、そんな日・雪属性に対してかなり優位に戦えるデッキとして環境に彗星の如く再び姿を現したデッキが喫茶ステラ型花単でした。
日属性に対してはこちらのキャラが積極的に相打ちを狙っていけることや、「喫茶ステラと死神の蝶」キャラが持つ各種メタ効果が<向日葵の教会>での破棄をはじめ日属性の動きにかなり効果的で、移動型日単、ケロQ・枕日単どちらにも安定して有利をとることが出来るアーキタイプとなります。
また、雪属性に対しても<喫茶ステラ>の効果で除去に対する効率を半減することができ、テンポはとられるものの手札差は大きくつきづらく、リカバリーが容易になっています。 今回自分は不採用だったのですが<不死鳥の炎/スズリ>等、さらに除去に強いカードを採用することで十分有利ではありますが、より優位に立つことができるマッチかと考えます。
実際に喫茶ステラ型花単は先日行われたリセフェスタ名古屋でも見事に日属性を多く倒し優勝を挙げており、環境的な認知としても日・雪属性に対して強く出ることが出来るデッキと認知されつつあると思います。
しかし、ケロQ・枕販売前は主流だった<初恋から始まる物語>採用型の花単(以降恋×シンアイ彼女型と記載します。)では有利に対面することができた手札宣言型宙単や、各種月属性デッキに対しては喫茶ステラ型花単ではかなり厳しい対面になっており、恋×シンアイ彼女型を使うか喫茶ステラ型花単を使うかは、有利をつけたいデッキ次第、と考えます。
そんな中で、今回は普段のリセフェスタとは異なり5回戦全勝でも権利が得られることから「有利なデッキと5回マッチングすれば良い!」と考え、喫茶ステラ型花単を選択しました。
採用カードについて
無表情な夏目家次女/夏目 雫
実はケロQ・枕発売以降はずっと雪属性を使用していたため、発売後初めて使用する一枚でした。
最近ではよくある、コスト発生が2回できる効果に加え、汎用数値上昇、どの対面でも使えるアンタップ効果と派手さはないものの優秀な効果が揃っている一枚となります。
コスト効果はキャラの登場には使用できないものの喫茶ステラ型花単では<お兄を甘やかし隊>の装備コストや<ミステリアスな微笑み/四季 ナツメ>のサーチ効果等、能動的にコストを使用することも多く、登場コストの回収は容易でしょう。
また、手札宣言効果も本体同様アンタップ効果を有しており、滑り込み攻撃を苦手とする花属性にとっては<オトコノコ/渡良瀬 準>と合わせて防御の柱としてしばらく花属性を支える一枚になることが予想されます。
白鷺家四女/白鷺 茉百合
半年前くらいのカードではありますが、自分が好んで使っていたデッキだとコスト数の構築制限で採用することができず、実は今大会が初めて使用する機会でした。
そういったこともあり<知的で優雅な完璧副会長/白鷺 茉百合>のおまけで出てくる程度でしょう、と最初は考えていたのですが、使って見ると想像以上に強かったです。
汎用数値上昇も今となってはほとんどのキャラが持った能力ではあるものの「喫茶ステラと死神の蝶」キャラは持っておらず、攻撃前に数値上昇が行える貴重なキャラとしてかなり活躍しました。
また、本体もAP4/DP5と比較的ダウンしづらいスペックで<お兄を甘やかし隊>・<闇の救世主/海野 あかり>でDMGを上昇して連続攻撃を仕掛ける等、喫茶ステラ型ではあまりできないと思っていた動きがこの一枚で出来て、かなりの驚きでした。
今までは<知的で優雅な完璧副会長/白鷺 茉百合>の選択効果は手癖のように「相手のウォームアップを-1」「自分のウォームアップを+1」と順番に使っていたのですが、カードとしての強さを感じた試合以降は二番目に選択することが多くなり、<白鷺家四女/白鷺 茉百合>以外にも使ったことがないだけで思っていたより強力なカードがきっといっぱいあるんだろうなぁ、と自分の視野の狭さを反省出来る一枚でもありました(?)
当日の対戦について
そんなデッキで臨んだプレミアムフェスタでしたが、当日の成績は以下の通りです。- 移動型日単 ◯
- 喫茶ステラ型花単 ◯
- 小型日単 ◯
- ケロQ・枕日単 ◯
- 芸術の頂点型雪単 ◯
- 数値操作型月単 ×
- ケロQ・枕雪単 ◯
また、5回戦終了時に全勝を果たすこともでき、名人戦参加権を取得することもできました。
優勝という最高の結果は残せなかったものの、先述のように大会として目指していた5回戦全勝での権利取得を達成でき、非常に満足度の高い大会となりました。
敗北を喫した対戦については非常に不利なマッチング相手だったこともありましたが、喫茶ステラ型の性質的にAFのみに登場できるキャラばかりが手札に集まってしまい、DFキャラが満足に登場もできず、文字通り手も足も出ず完封負けでした。
有利不利もはっきりしていて、対面の属性がわかった瞬間に厳しい戦いになる事は想像できましたが厳しいなんてものではなかったです......
そういった相性もあり、5回戦以前にマッチングすることが無くて良かったという気持ちもあります笑
その他のマッチングについては前述のように有利な対面が多かったこともあり、狙い通り勝利を挙げることができ、デッキとしての相性感を改めて感じる一日でした。
おわりに
以上です。今回も楽しんでいただけましたでしょうか。今大会は準備の段階での狙い通りの成果を挙げることができ、いつも以上に満足度の高い大会となりました。
結果的に大会はMix月単が優勝したものの、絶対数は日・雪属性が多く、各属性がまんべんなく活躍しており、どの属性を使ってもチャンスがある環境ではないか、と思います。
来週末にはこの環境の結論とも言える、リセGP2025エリア決勝大阪も控えており、大会結果が早くも楽しみです。
また、その後は新弾「ま~まれぇど1.0」の発売も控えており、環境の変遷も楽しみです!
今回の記事も、喫茶ステラ型花単を使用しようか考えている人にとって少しでも実りのある記事になっていると嬉しいです!
それでは良いカードゲームライフを~