【大会レポート】リセフェスタ東京 ケロQ・枕雪単【ももせ】 | Lycee Overture | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

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【大会レポート】リセフェスタ東京 ケロQ・枕雪単【ももせ】

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by ももせ

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【大会レポート】リセフェスタ東京 ケロQ・枕雪単【ももせ】
こんばんは、僕です。
今回は、先日行われたリセフェスタ東京(12月)に参加したので、大会や使用したデッキについて記載していきたいと思います。

今大会も新弾直後ということでしたが、会場では想像以上の人数(スタッフ談)の初心者講習会だったり、新弾ケロQ・枕のメーカー、作品的魅力の強さを感じるイベントでした。
タイトルは勿論、能力もかなり魅力的なカードが多々あり、新弾らしくメーカー単が多かったり、前環境では見慣れなかったようなデッキも使用者がかなり多く、大会順位表から確認できるデッキリストを一人一人見ても面白かったです。
そんな中で今回僕が選んだデッキは...!?

デッキについて
ケロQ・枕限定構築雪単 デッキ
EX2
60


ということで、今回はケロQ・枕単の雪単を使用しました。

選択理由として、後述する<美に呪われた天才芸術家/御桜 稟>・<芸術の頂点>が新弾の中でも飛び抜けて魅力を感じるカードだったことが一番大きいです。
発売当初は<芸術の頂点>を中心にしたMix雪単を検討していましたが、ケロQ・枕雪単と対戦するうちに不利を感じてしまい、発売直後かつ魅力的な作品・デッキテーマということで参加者の中でも多めの割合でケロQ・枕雪単を使う人がいる、と考え、不利な対面が多くなることを嫌いケロQ・枕雪単を使用しました。
消極的な選択理由ではあるものの、最初に記載した<芸術の頂点>がカードとしてかなり惹かれたことは間違いなく、大会結果を見ても上位に複数ケロQ・枕雪単が残っていることもあり悪くない選択ができたかと思います。

ケロQ・枕雪単は<芸術の頂点>や<魂の帰る場所/夏目 藍>でリソースを稼ぎつつ、6種類の手札宣言除去や5種類のDMG軽減を使い、ゲームスピードをコントロールしつつ<櫻ノ詩ト刻>の達成を目指すデッキです。
複数枚数ドローするカードや、大きなダメージソースはないもののデッキに主要となる手札宣言カードが24枚入っており、<魂の帰る場所/夏目 藍>・<櫻の芸術家/草薙 直哉>が相互にサーチ効果を持っているためかなり再現性が高く、毎ゲームわかりやすい"頂点"を目指すデッキ性となっています。
昨今のシングルデッキらしく(?)エリアによる大型回復がありますが、他シングルのテーマと違ってゲームをコントロール出来る側が大型回復を持っていることも魅力ですね。
最近だと名人戦決勝戦の動画等で、残りデッキ一桁枚数からが本番、となるMix雪単の動画等もあり、そういったゲームを魅力に感じる人も多そうで、作品人気は勿論デッキタイプの人気もありそうでシングル環境でもかなり活躍が期待できます。

デッキ構築について、公式紹介のデッキリストでは<稀代のペテン師にして天才芸術家/草薙 健一郎>・<ブルバギの嫌われキャラ/タキザワ・トーマス・ネーゲル・ジュンペー>・<自称伝説の映画監督/明石 亘>・<里奈を待つニートデイトレイダー/川内野 優美>・<美への覚悟/中村 麗華>がそれぞれ2枚のデッキを紹介しており、当日ケロQ・枕雪単を使用した選手の殆どもその構築でした。
今回僕は手札宣言組の<稀代のペテン師にして天才芸術家/草薙 健一郎>・<ブルバギの嫌われキャラ/タキザワ・トーマス・ネーゲル・ジュンペー>・<自称伝説の映画監督/明石 亘>をそれぞれ1枚、登場ドローの<里奈を待つニートデイトレイダー/川内野 優美>を3枚、<美への覚悟/中村 麗華>4枚採用としました。
理由として、手札宣言組は使用しなくても<櫻の芸術家/草薙 直哉>の誘発効果で「永遠の相」置き場に置く事が出来るが、登場ドロー組は同名キャラがゴミ箱またはデッキに居ないと「永遠の相」置き場が溜まらないことを強く意識しています。
4種類16枚の「1ドローを持つ-3修正」の手札宣言を活かしてゲーム速度を下げ、<櫻ノ詩ト刻>の早期達成、<芸術の頂点>の回復枚数の最大化を図ることが大筋と考えたため、-3修正を活かせる軽いキャラ枠として公式のデッキリストよりも枚数を増やした形となります。
実際の対戦でも早期に場を埋めることがかなりゲームを支えたため、枚数調整はかなり成功だったかと思います。

ケロQ・枕雪カードについて
魂の帰る場所/夏目 藍
汎用的な継続ドローソースがSRで登場しました。
同系統である2コストのタップドローソースとして<ミス峰城大付属/小木曽 雪菜>・<誰かを待ち続ける少女/里村 茜>が比較対象になりますが、強みとなるのは「ドロー枚数に制限がない点」と言えます。
比較対象カードはどちらもドローの合計枚数は有限なものの<魂の帰る場所/夏目 藍>は無限にドローが可能となっています。

ケロQ・枕雪単は勿論、Mix雪単でも最近の除去テーマでは回復やシールド等、ゲームスピードを遅くする方向に力を入れているため、比較対象として前述した2枚とともにしばらくデッキを支える一枚になるかと思います。
また、シングル限定の効果ではあるものの<櫻の芸術家/草薙 直哉>をサーチできる効果も本当に優秀で、前述のように<櫻の芸術家/草薙 直哉>も同様に<魂の帰る場所/夏目 藍>をサーチできることからシングルでは毎ゲームでの再現性の高さがあり、長いゲームをやる上でとても良いデザインになっていると思います。

美に呪われた天才芸術家/御桜 稟
芸術の頂点
SR二枚目は圧倒的なパワーを持つ<芸術の頂点>のサーチカード。
サーチだけではなく、本体もかなり強力なカードで登場ドロー、実質的なリカバリー効果、シールド発生効果とどれも有効な効果を持っています。
それにも関わらずAP5/DP5と高めの水準のスペックを持っており、<芸術の頂点>の構築制限はあるもののMix、シングル関わらず今後の雪属性の中心となるカードと言えるでしょう。
また、本体は勿論ですが手札宣言効果も強力で<みんなの憧れの的/藤ヶ谷 えいみ>を彷彿させる4体除去効果はとても強烈。
4体除去のモードを選択した場合、<みんなの憧れの的/藤ヶ谷 えいみ>は2コスト以下という制限がありますが、<美に呪われた天才芸術家/御桜 稟>は実質1枚手札消費が多いものの相手のコストを問わず除去が出来るため、環境や意識したい対面で構築制限のどちらを選ぶかの選択肢があり使い手の腕が問われるいい選択になると言えます。

サーチ先のエリアである<芸術の頂点>はデッキの主軸となるほど強力なエリアで、往復1回で毎ターン手札宣言のみに使える雪2コストを発生することができます。
エリアからコスト発生が出来ることの強みは過去のデッキが証明してくれているように、除去や妨害を受けづらい継続リソースとして使いやすいです。
更に手札宣言除去を支える誘発効果で、相手ターン中限定ではありますが再登場効果を持つ手札宣言をケアすることが出来、今まで以上に除去によるコントロールがしやすくなっていると言えるでしょう。

最後に一番わかりやすい強さである超大型回復。
本体のコスト発生があるため誘発しやすく、除去・DMG下げどちらもゲームスピードを落とす効果であるため、大型回復と非常に相性がよく、雪単が本当にコントロールデッキとして環境に出てくる要員たる一枚、と言えると考えます。

二人の誓い/御桜 稟
夭折の天才芸術家/夏目 圭
アリア・ホー・インク/氷川 里奈
師の意思を受け継ぐ者/本間 心鈴
美への執念/長山 香奈
ケロQ・枕雪単を支える「除去」「全体のDMG下げ」の手札宣言を持つ5種類です。
除去については前述の<美に呪われた天才芸術家/御桜 稟>を合わせて計24枚と、デッキのほぼ半分が除去カードとなっているためシングルでは<魂の帰る場所/夏目 藍>以外に純粋に手札を増やすカードはありませんが、デッキ内の数量の多さから毎ターン除去orDMG下げの手札宣言が使用できる様になっています。
二人の誓い/御桜 稟>・<夭折の天才芸術家/夏目 圭>は主要キャラのサーチ効果を、<アリア・ホー・インク/氷川 里奈>・<師の意思を受け継ぐ者/本間 心鈴>・<美への執念/長山 香奈>は本体にコスト発生効果を持つため、デッキ内でも特に価値の高い5種類になるかと思います。

当日の対戦について
そんなリセフェスタ東京は5勝2敗でした。
敗北した2戦はどちらも<甲斐の虎/武田 光璃 晴信>型のMix日単でした。
どちらの対戦でもリソース勝負をし、終盤に相手が息切れをする...というゲームが理想ではあるのですが、そう上手くはいかずどちらも先攻で<『不思議の国のアリス』のプリマ/アリス>や<風林火山>のアグレッシブから押し切られてしまう形で敗北を喫してしましました。
コントロールデッキのわかりやすい敗因ではあるのですが、先攻アグレッシブが多様な<甲斐の虎/武田 光璃 晴信>型Mix日単やケロQ・枕日単は少し苦手な対面だったかもしれません。
デッキ内の細かい枚数や、手札宣言での除去かDMG下げかの優先度、リソース勝ち以外のゲームプラン等まだまだ改善の見込みはあるため模索していきたいですね。

おわりに
以上です。今回も楽しんでいただけましたでしょうか。

イベントとしては前述のようにかなり多人数の初心者講習会の参加だったり、全然カードゲームをしたことがない、という人も来場されていたようで毎回のことではありますがゲームとして盛り上がりがまだまだ冷めず、ユーザーの熱を感じます。
次弾は少しペースを落とし3月予定ですが、まだまだ色んなタイプのデッキが出てくることが想像でき、苦手な環境ではなさそうなのでプレイヤー的には楽しみな期間です。

ケロQ・枕環境でもまだまだ大型大会は開催されるため、参加するイベントに向けて色々考えて臨みたいと思います!
それでは良いカードゲームライフを~

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