【大会レポート】リセフェスタ東京 Mix雪単(タップ効果型)【ももせ】
先日行われたリセフェスタ東京(10月)に参加しましたので、そちらについて記載していきたいと思います。
今大会は発売後大阪大会を挟んだため、発売直後ではなくある程度デッキの方向性やできることが分かった上での大会ということで、
自分も対戦練習の機会を設けたり、色々普段とは違った環境で臨める大会だったように思います。
そんな中で今回僕が選んだデッキは...!?
デッキについて
Mix雪単(タップ効果型) デッキ
EX2
計60枚
ということで、今大会ではタップ効果型雪単(Mix)を使用しました。
本ブログ的には先日タマーMAXさんによる属性記事もあり、トレンド的なデッキの一つかもしれません。
デッキの内容としても先日のタマーMAXさんの記事でおすすめされていたカードや、新カードを多く採用したデッキとなるので併せて読んでいただけると尚のこと面白いかもしれません!
デッキの本線としては<霊式機巧刀「折紙」>をはじめとした数値操作カードを用いて数字優位を取っていく、基本に忠実であるが故のパーフェクトなリセができるデッキです。
また、豊富な数値操作をした上でイベントや手札宣言によりバトルで勝てない場合には緊急回避的に<霊式機巧刀「折紙」>で除去を行っていける等、想像以上に小回りの効いたデッキで、
普段花属性を主に使用している身としてはそういった緊急回避的な要素や、バトル中に一歩一歩数値操作を行うことがあまりなかったため、毎試合毎試合新鮮な形でリセが楽しめるデッキだったなぁと思います。
アミューズクラフトの新カードについて
二つの翼/朱雀院 椿
ヒノトリ
新弾アミューズクラフトの顔であり、タップ型雪単の顔でもある<二つの翼/朱雀院 椿>は、かなりコストパフォーマンスが良いアタッカーとして運用が見込まれます。登場時に<霊式機巧刀「折紙」>を装備しつつ1枚ドロー、2ターン後には4コスト発生する効果を持ち、実質的に手札消費0枚のキャラとして活用が出来ます。
また、<ヒノトリ>には構築制限があるものの、<二つの翼/朱雀院 椿>や<霊式機巧刀「折紙」>には構築制限がなく、今後もタップ型雪単以外のアーキタイプでも採用候補に挙がってくる一枚(二枚?)になってくるかと思います。
<ヒノトリ>自体も先述のように構築制限があるものの厳しい制限ではなく、制限を守れるなら<二つの翼/朱雀院 椿>と一緒に積極的に採用したいカードと言えるかと思います。
<二つの翼/朱雀院 椿>のスペックアップは勿論、装備時のドロー効果も優秀でコストパフォーマンスの良い<二つの翼/朱雀院 椿>を相打ち上等の攻撃参加させることができるようになり、MiX日単のように相手キャラと相打ちをすることでリソースの差をつけていく選択肢が生まれるため<ヒノトリ>装備前は勿論、装備後は尚のこと<二つの翼/朱雀院 椿>の攻撃が相手にとって圧になるでしょう。
また、<ヒノトリ>を装備することで後述する<羅刹の血/上和泉 桜夜>・<風嶺の若獅子/風嶺 茉莉花>同様、数値上昇値が3になるため相手ターンや攻撃後も存在感のあるキャラになるかと思います。
巫女の血族/藍原 しおん
SR二枚目のカードはデッキを通して防御面に大きく貢献できる一枚です。登場時に装備する<霊式機巧刀「折紙」>、防御キャラにDPを追加する効果、本体のサポートで、計6の数値操作を分割で行えるので対戦相手にとっては対応に困る一枚になるでしょう。
また、アグレッシブを得るor未行動状態にする効果も非常に優秀で、再序盤は<ミス峰城大付属/小木曽 雪菜>・<誰かを待ち続ける少女/里村 茜>・<神出鬼没の不思議な双子/ウルゥル>等のドロー効果を登場ターンから使っていき、以降は<霊式機巧刀「折紙」>を装備したキャラや<羅刹の血/上和泉 桜夜>・<風嶺の若獅子/風嶺 茉莉花>を攻撃後にアンタップし、他の列での攻撃がしやすいようにサポートをしていく役割が主になります。
場に積極的に出したいカードの中では、アグレッシブor未行動が<巫女の血族/藍原 しおん>と後述する<霊障特務課「紗月」/月橘 姫芽>の二枚に委ねられているため、マリガン時点でも優先的に探していきたいカードと言えると思います。
<巫女の血族/藍原 しおん>列の攻撃に対応して<霊式機巧刀「折紙」>を使用して防御するという動きはタップ効果を使ったのに!?となり結構珍しい感覚になるのでぜひやってみてほしいですね。
羅刹の血/上和泉 桜夜
風嶺の若獅子/風嶺 茉莉花
構築制限ではない新弾Rカードは「+3の数値操作」「切札」「<霊式機巧刀「折紙」>の無償装備」を持った2枚です。どちらも前述した<巫女の血族/藍原 しおん>・<霊障特務課「紗月」/月橘 姫芽>を活かして攻撃後のサポートに回ることもできるし、<霊式機巧刀「折紙」>装備効果があるためDFに登場させても最低限以上の活躍はしてくれる、とかなり万能めに動くことができるキャラかと思います。
エンゲージを持つため、中終盤には<霊式機巧刀「折紙」>を使用したキャラを<羅刹の血/上和泉 桜夜>・<風嶺の若獅子/風嶺 茉莉花>でエンゲージし再度<霊式機巧刀「折紙」>を使用する運用等もできて、行動の選択肢が多くなるいいカードかと思います。
相手ターン中には<霊式機巧刀「折紙」>の未行動状態にする効果を併せてAPorDP+2,APorDP+3を別々で振り分けることができ、防御面でかなり活躍することが見込まれるので一枚は場に登場させておきたいですね。
霊式機巧刀「折紙」
アミューズクラフトの雪属性すべてがこのカードに関わると言っても過言じゃない、今弾の基本となるアイテムです。装備したキャラが自由にAPorDP+2修正を与えることができるようになるのは勿論、メインとなる効果はバトル中や相手ターンでも使用できる除去効果。
先述したようにバトル中の緊急回避的な運用は勿論、ターンの制限もないので相手ターンの終わりに使用して穴を作った状態にする等、今まであまりできなかった除去ができることになり、動きの幅も今まで以上に広くなるのかなぁと思います。
連続攻撃をする側ではないため忘れがちではありますが流行りのDMG下げに対してもメタ効果がついており、流行りの大型月単等にも除去効果と合わせて一枚で有利を付けられる優秀なアイテムですね。
霊障特務課「紗月」/月橘 姫芽
アミューズクラフトから採用した雪属性カードでは唯一<霊式機巧刀「折紙」>を装備しないカードではありますが、優秀な数値操作、アグレッシブ付与とデッキにとって大きな要素を持つカードです。登場時ドロー、エンゲージドローがあるため見た目よりコストが軽い状態で登場ができることもあり、本体がAP2/DP5と優秀なスペックを持っているため効果を使用済みの<誰かを待ち続ける少女/里村 茜>・<月下美人/桜小路 ルナ>等をエンゲージ元にして早々に登場させていきたいです。
<霊式機巧刀「折紙」>を装備するわけでもなく、相手ターン中に数値上昇があるわけではないものの、実質無償でAP+2/DP+2修正を与える効果は非常に優秀で、こちらから<風嶺の若獅子/風嶺 茉莉花><霊式機巧刀「折紙」>等のタップ効果を使わなくてはいけない状況を回避でき、相手から行動をさせることができるようになることは非常に大きく、
中盤以降を支える一枚となるでしょう。
大会についての振り返り
大会当日は前述のデッキを持ち込んで4勝3敗でした。勝ち越しはできたものの、敗北してしまったゲームについてはこのデッキの強い部分弱い部分がはっきりと見える対戦でした。
特に1戦目と6戦目の対戦で感じたため、今回はその2戦をピックアップします。
1戦目 対Mix宙日
Mix宙日相手は特に事前の練習を行っており、
- <風嶺の若獅子/風嶺 茉莉花>を優先して登場させる
- <霊式機巧刀「折紙」>は<学園を統べるカリスマ会長/一色 奏命>等の大型キャラやアイテムを装備したカードに使用し、基本は終盤まで温存する
しかし、対戦相手が登場させてきたキャラは<白靄の異客/ハク>。
<白靄の異客/ハク>に<霊式機巧刀「折紙」>を破壊され、<天女伝説>で<白靄の異客/ハク>を破棄し再利用...を繰り返され、気づけば自分の場にアイテムはありませんでした...。
宙日に限った話ではなく、例えばMix宙単の<魏王/曹操・華琳>など、一般的に採用されているアイテムメタカードが刺さるとかなり痛手になることを感じました。
<霊式機巧刀「折紙」>は対応で使用できないから為す術なく破壊され、<ヒノトリ>は砕かれるのでアイテムメタカードが多く採用できるデッキや、環境的にアイテム対策を求められる環境になったら現在以上に厳しいだろう、と感じました。
6戦目 対Mix日単(小型)
小型日単の中でも、新弾の<二人で一人の吸血鬼アイドル/チューア・チュラム>を採用していないタイプのデッキが対戦相手だったため、<霊障特務課「紗月」/月橘 姫芽>が強く刺さり、中盤以降はダメージをほとんど受けないゲーム進行になる...と思っていました。実際の対戦でも、想定通り中盤以降は相手が多くの手札消費をした末、やっと2回攻撃ができる程度、こちらは3列全列で攻撃できる、という展開にはなりました。
しかし、<二つの翼/朱雀院 椿>が登場できなかったこともあり、与ダメージが足りずあと一歩の所で敗北を喫してしまいました。
<二つの翼/朱雀院 椿>の部分で記載した以上に、<二つの翼/朱雀院 椿>が登場するかしないかはゲームを通して大きく影響するし、<二つの翼/朱雀院 椿>・<巫女の血族/藍原 しおん>どちらもMix構築ではサーチの効かないカードということでマリガンでその二枚を強く意識する必要がある、と学びました。
おわりに
以上です。今回も楽しんでいただけましたでしょうか。普段花属性をメインで使うこともあり、色んな人から「雪を使うの!?」という言葉が聞けて大会結果とは別の面で満足というか、良い結果が得られた...ように思いました笑
今大会以降もチーム戦、竜王戦や、リセ名人戦もアミューズクラフト弾環境で行われるということで今まで以上に気を入れてカードと向き合っていく時期となります。
自分の大会結果は奮いませんでしたが、5属性、どの属性も強力なデッキに仕上がる可能性がある良環境と言われる今環境を楽しんで行きたいと思います!
それでは良いカードゲームライフを~