
【攻略コラム】まどそふと 1.0 カードレビュー 日属性編【でちん】
でちんです。
さて、今回の記事では、7月末に発売された まどそふと1.0 より、
日属性のカードを解説させていただきます。
お時間ありましたら、お読みいいただければ幸いです。
SRカードレビュー
今弾のSRは2種類です。...どちらのカードも強くていいですね。
属性以外に目立った構築制限もなく、既存のデッキに組み込みやすいカードです。
作曲家を志すツンデレ副会長/桜木・R・アーシェ
天然のツンデレ
EX2、AP3/DP3/SP1かつDMG3の、[チャージ:3]/ジャンプ[0]を持った3ハンドキャラです。
登場時に1ドローする誘発効果を持っているので、実質2ハンドキャラですね。
ドローが強制であることは留意しておきましょう。
コスト発生能力として、自身のチャージを1枚破棄し、日日を発生させる効果を所持しています。
自身のチャージが3もあるため、実質-1ハンドキャラとして換算することも出来ます。
ジャンプ持ちアタッカーのコスパとは思えないですね...デッキを傷つけないのも偉い。
ただし、コストの使用先が「キャラの登場以外」と指定されているため、
発生するコストは、キャラの能力宣言/手札宣言やイベントの使用などに用いることとなります。
爆発的なアドバンテージを得るというより、
今までコストがかかっていたカードに対する潤滑剤のような役割に見えます。
なんにしても、相性のよいカードを複数投入したいところです。
自然に投入される<天然のツンデレ>をはじめとして、
装着時に1ドローを持っていて場持ちのよい<アーティファクトの力>も相性がいいですね。
<超絶前向き幼馴染み/小日向 響>のようなコストを要求するパンプ効果もタダで打てるようになりますし、
<空間移動/白井 黒子>のように、盤面を弄る能力もタダで打てるようになります。
特に、<天使降臨>の<舞い降りた天使/白雪 乃愛>蘇生効果とも相性が良く、
2ハンドかかった蘇生効果が1ハンドでこなせるようになります。
そのほか、普通にイベントを打つ分にもコスト軽減が沁みてくる感じです。
また、0宣言能力として、「バトル中を除く自ターン中」に、「自分の手札を1枚破棄して」発動する、
<天然のツンデレ>サーチ+装着効果を所持しています。
<天然のツンデレ>がこれまた優秀なカードで、以下の三つの効果を所持しています。
- (1)[常時] このキャラはAP+2・DMG+1・[ペナルティ:[1枚ドローできる。]]を得る。
- (2)[宣言] [0]:{味方キャラ1体}にAP+3する。この効果は失われる
- (3)[宣言] [0]:このキャラの防御中に使用できない。
このキャラを味方フィールドに移動する。このキャラを未行動にできる。
したとき、このキャラのDMGを0にする。(1回まで使用可能)
<アーティファクトの力>は装着時に1ドローする効果となっておりましたが、
こちらはペナルティでの1ドローとなり、ドロータイミングは1テンポ遅れます。
とは言えアイテム装着という損失の補填には十分なものと言えるでしょう。
(2)の効果は、0宣言/フリータイミングでのAP+3ですね。
NEX日で大量に追加されたものの類似効果...というか、そのものです。
タダで言えるわりにはそれなりに数値をズラせるので、重宝する効果となります。
(3)の効果は、<天使降臨>のエリア効果に類似した移動効果ですね。
<天使降臨>とは異なり、防御中でなければバトル中にも使用できます。
なので、自分が殴っているタイミングで、
数値計算が不利になったら一方的に逃げられるという使い方も可能です。いやらしいですね。
勿論、連パンのために盤面を駆け巡ることも可能になるため、
貼れば貼るほど攻めのタイミングが増え、強気に殴っていけるようになります。
そんな感じで、今まで活躍した強いテキストを雑多に3つ加算したようなアイテムとなります。
ぶっちゃけアイテムが強すぎて、<作曲家を志すツンデレ副会長/桜木・R・アーシェ>を入れないウニ日でもガン積みされるレベルです。
そんな<天然のツンデレ>をサーチしつつ、実質-1ハンドキャラとして振る舞い、
出し直せばアイテム装着もコスト発生も再使用が可能な<作曲家を志すツンデレ副会長/桜木・R・アーシェ>自身も、強カードと言えるでしょう。
今をときめく人気読モ/竜閑 天梨
インちゅた映え
EX2、AP2/DP2/SP1かつDMG0の、ジャンプ[0]/切札4点回復を持った2ハンドキャラです。
登場時にエリアサーチ or 自身チャージ+1の誘発効果を所持しています。
上記の効果を処理したのち、1ドローまで行います。
この時点で既に1ハンドキャラとなります。
誘発効果として、チャージを1枚割ってAP+3を振る効果を所持していますが、
基本的にはエリアサーチの誘発が最優先になります。
なので、AP+3を振る効果は、2回目以降に登場させた場合の保険みたいなものです。
つまり、ジャンプできる<天命の石版/アンズー>がAP+3と切札4点回復を持ってるような感じですね。
...これでもまあまあ強そうなのがすごいところです。
前述のとおり、登場時誘発としてエリア<インちゅた映え>を無償で配置してくれます。
エリアの効果としては、以下の三つとなります。
- (1) [宣言] [0]:このエリアを配置したターン中に使用できない。
自分のゴミ箱のカード3枚をこのエリアの下に置く。この効果は失われる。 - (2) [コスト] このエリアの下のカード1枚を破棄する。
破棄したとき、[日日]を発生する。このコストはキャラの登場には支払えない。 - (3) [誘発] 自分のイベントで相手のデッキを破棄したとき、相手は相手のデッキを3枚回復できる。
エリアを配置したターンには仕込むことが出来ないという縛りがあるため、注意しましょう。
(2)の効果はコスト発生効果となります。
<作曲家を志すツンデレ副会長/桜木・R・アーシェ>と同じく3枚ストック+キャラ登場以外に使える日日コスト発生効果となります。
どちらも優秀ですが、<作曲家を志すツンデレ副会長/桜木・R・アーシェ>とは違い、コスト発生を所持しているのがエリアであるため、
キャラ除去や不意のダウンで抱え落ちする可能性のある<作曲家を志すツンデレ副会長/桜木・R・アーシェ>よりも使い切りやすいと言えます。
反面、<作曲家を志すツンデレ副会長/桜木・R・アーシェ>と違い、キャラの出し直しではコストの種を増やせない為、
単純にどちらが優れているとは言い切れないところです。
コスト発生効果を綺麗に使えれば...<今をときめく人気読モ/竜閑 天梨>は実質-2ハンドキャラになります。
<才気溢れる呪法使いの少女/ネコネ>のような手札純増カードと比べても、破格のコストパフォーマンスと言えます。
また、<作曲家を志すツンデレ副会長/桜木・R・アーシェ>とは違い、<今をときめく人気読モ/竜閑 天梨>はウニ日に投入されることが多いため、
<天才肌でハイスペックな先輩/一条 葵>→<至近距離>の配置で純粋にハンドが1枚増える換算になります。
というわけで、<今をときめく人気読モ/竜閑 天梨>は<天才肌でハイスペックな先輩/一条 葵>+<至近距離>のコンボで実質0ハンド+日日コスト2回発生キャラとなります。
...ハチャメチャすぎる!
発生したコストは<天然のツンデレ>を貼るなり、<アーティファクトの力>を貼るなり、
<武力の象徴>のコストにするなり、コスト要求されるパンプ効果に用いるなりの使い道があります。
まあ、<天才肌でハイスペックな先輩/一条 葵>+<至近距離>をやった時点で、<今をときめく人気読モ/竜閑 天梨>は既に0ハンド換算になっているため、
急いで他の効果に使う必要はあんまりないですね。
前述の通り、<作曲家を志すツンデレ副会長/桜木・R・アーシェ>と違いエリア効果からのコスト発生なので、
出し直しで再度コストが貯まるということもないですし、
いいかんじのタイミングで使っていければいいと思います。
(3)の効果はデメリットというか、実質<キノコリオン>名指しの縛りですね。
あちらを立たせばこちらが立たずとなります。
そんな感じで、エリア込みでやたらめったらな高コスパを誇る<今をときめく人気読モ/竜閑 天梨>の紹介となりました。
そのほかRのカードについて
<キノコリオン>を縛った代わりにご機嫌なイベントが提供されています。なんか色んな効果が付随された<光速のエビ>こと<武力の象徴>と、
釣ってくる先の<合気道を極めたトリックスター/蓼科 イヴ>さんになります。
武力の象徴
3つの効果と1つの縛りを所持しています。
- (1)味方キャラ1体にAP+6・DP-6する。
- (2)自ターン中、バトル中でない場合、
自分のゴミ箱の「合気道を極めたトリックスター 蓼科イヴ」1体を無償で登場する。 - (3)味方AFキャラ1体を破棄する。
破棄したとき、自分のゴミ箱の「合気道を極めたトリックスター 蓼科イヴ」1体を無償で登場する。
そのキャラはDMG+1・[アグレッシブ]を得る。 - 構築制限:【禁止:「武力の象徴」を除くEXが1のイベント】
(1)の効果は、どえらくなった<砥ぎ>のようなもんです。
<新田の両兵衛/竹中 詩乃 重治>の手札宣言とほぼ全く同じ効果なんであんま書くことないですが、
<武力の象徴>はパンプ先の対象を取っていないというちょっとだけ強い部分もあります。
(とは言えパンプ効果使うなら、使い先がほぼ決まっているとは思いますが...)
(2)の効果は、ゴミ箱から<合気道を極めたトリックスター/蓼科 イヴ>を吊り上げる効果となります。
マジでただ単に吊り上げるだけで、自ターン中にしか使えないため、
<インちゅた映え>経由でキャラを軽く出すか~って感じの用途になります。
日ウニは基本キャラがめっちゃ軽いので、あんまり使いませんが、
限築だとハンドがカツカツになりがちなため、武力経由で<合気道を極めたトリックスター/蓼科 イヴ>を出すこともままあります。
(3)の効果は概ね<光速のエビ>ですね。
<光速のエビ>と違って1ターン中の連打が不可能なため、
適宜使いながらダメージを伸ばしていく運用になっていくかと思います。
(重ね引きしたら...って感じですかね。一回しか打たない前提ならラストターンだけで十分です。)
合気道を極めたトリックスター/蓼科 イヴ
EX2、AP3/DP0/SP1かつDMG3の、普遍的な2ハンドキャラです。
0宣言AP+2はまあまあ取り回しがよさそうですね。
+で0宣言の自壊効果も持っています。
おまけでAP+2を振れますが、どちらかと言えば自壊がメインの効果です。
<武力の象徴>を絡めた連パンのために爆破することもそれなりにあるでしょう。
ダウン時1ドローもまあまあ嬉しいところです。
釣り先の<合気道を極めたトリックスター/蓼科 イヴ>は...強すぎず...弱すぎず...無難なカードですね。
そんな感じです。
日ウニは<キノコリオン>・<光速のエビ>・<知の塔 織姫/星庭 宙>・<武力の象徴>と多数の詰めカードを所持していますね。
お好みのカードを積んでいきましょう。
限定構築について
まあまあやれるかな~って感じのデッキです。レシピについては公式レシピをご覧ください。
(<フードファイター/桜木・R・アーシェ>手札宣言)<作曲家を志すツンデレ副会長/桜木・R・アーシェ>+(<お仕事の応援/竜閑 天梨>手札宣言)<今をときめく人気読モ/竜閑 天梨>+<武力の象徴>経由の<合気道を極めたトリックスター/蓼科 イヴ>が理想スタートでしょうか。
<作曲家を志すツンデレ副会長/桜木・R・アーシェ>や<今をときめく人気読モ/竜閑 天梨>は手札宣言経由しないとゴミ箱が足らないこともちょいちょいあります。
そっからAP上げキャラ並べつつ、
<園芸部>やダウンしない系統のキャラで場持ちよく戦うって感じのスタイルです。
何度か回してみたんですが、
理想初手じゃないと動きが鈍いのがネックな感じですね。
爆発的にハンドが増える要素もないので、適宜シビアな判断が要求されます。
<園芸部>でダウンをケアしつつ除去メタも出来るのはいい感じなのですが、
フィルター経由しても<園芸部>を貼るとハンド枚数が1枚ずつ減っていくのが厳しく、
とは言えそこら辺のカードを貼らないと持ち味を生かしにくいのがネックです。
もうちょっと初期ハンドに余裕がある(使いやすいドロソがある)か、
<園芸部>に設置1ドローがあればかなり戦いやすくなるのですが、
それじゃあ強すぎるのかなあ...という、絶妙なバランスのデッキですね。
動き自体はそれなりに強いのですが、
リソースがかなりかつかつなため、1アクションごとの判断が難しいデッキに見えました。
最後にひとこと
今回は以上になります。ウニ日の躍進が止まりませんね。
いい加減腹を括ってウニ日道を学ばんといかんかもしれません...。
そんな感じです。
それでは、今日もでちんはKOOLに去るぜ!