
【大会レポート】リセ6周年感謝祭 SME雪単【らじお】
今回は先日行われた6周年感謝祭についてのレポートになります。
環境の確認とデッキ選択
今回はシングルフェスタでありながら、タイトルと属性ごとに入賞を争うはじめての大会となっていたため、準備段階に一番時間をかけました。なんせ以前真面目にシングルの環境を確認したのはネクストン2.0、そこから3弾も新弾が重なればゲーム感覚も別物ですからね。
アリス、HSAのデッキを5種ずつとサガプラから気になってる雪日、ネクストン時代最強と感じたパープル2種の13個をひとまず作って、色々ぶつけてみました。
把握した各デッキのパワー感はタマーMAXさんが記事にしているような内容なので特別語るようなものでもないです。
アリス宙、サガプラ月宙、フック月がひとまず他を抑え込めるパワーがあり、その下にアリス月、ASA日、パープル雪というような認識で、他はそこよりは劣るかなという感触です。
キーカードからすごい動きをしていくデッキはフック月のカウンターが厳しく、キャラを並べて殴るデッキはアリス宙とサガプラ月宙のスペックが厳しいため、多くのデッキはこのどちらかに負けてしまう状況です。
しかし、デッキを選ぶ、となると単純なパワーだけの話ではなくなります。
何せアリス宙を使って5-1だったとしても優勝がアリス宙なら入賞ではないということですから、せっかく大会に出るなら表彰されたり賞品もらったりを目標としたいので、今回は候補の中から人と被らないことに重きを置きつつ、そこそこの強さで使用感がいいというデッキを探しました。
ひとまず候補から上位3デッキを外してひたすら1人回しをするといくつかが脱落していき、残ったのはアリス月とSME雪でした。
アリス月はリーダーとサーチで動きが安定しているのと、アリス宙とサガプラ月宙と渡り合える数値感を出すための<キラキラ>がキープ基準であることから勝つという側面で優れたデッキ。
SME雪は上位3デッキに強いとは行かなそうですが、コスト発生キャラと除去で似たようなカードの詰め合わせでこれまた安定しているデッキ。
今回はパワーが高く使用者が多そうなのはアリス月だったため、被りがより起きなさそうなSME雪を選択しました。
デッキレシピは以下の通りです。
SME雪単 デッキ
EX2
計48枚
6周年感謝祭大会レポート
シングルフェスタで来場景品もよいので、なんと参加者91人。上位10デッキを目指すなら4-2は必要そうです。
SME花 先攻 ◯
相手が<桜子>も除去メタもなかったため片っ端から除去しました。
アリス月 後攻 ◯
<クマ><アンテナ>スタートに対して<紺野><森角><皆見>でスタート。
<ポルノ>を追加されたので置き場を貯めさせないように他の宣言を挟まずえいみ手札宣言で3体処理して後は片っ端から除去しました。
アリス宙 後攻 ×
このマッチはどこかで1ターン2回除去が通ることを祈りながら除去を打たないと打点も通しづらいので、キャラを展開しながら4回除去して、4回除去メタされたため、永遠に打点レースで勝つことはありませんでした。
ASA宙 後攻 ◯
序盤打点が大負けからスタートでしたが、コスト発生キャラを除去し続けるうちに展開したコスト発生キャラで打点を止めることができ、こちらの打点は止まらなかったので勝ちました。
SME花 後攻 ◯
<桜子>から<秤>と追加されたところに<えいみ>の手札宣言を合わせて更地に。
小型AFが勢揃いで素早く復帰されましたが、DPがそこそこ高いのが活きて守りきれました。
HOOK月 先攻 ◯
<いろは>をほとんど撃たれなかったため除去がそのまま通り、リソースを稼がせないように動けました。
目標は4-2からのオポ上位でしたが、マッチングも引きもよく5-1での入賞となりました。
最大勢力のアリス宙にも一回しか当たらず、普通に運が良かったと思います。
マリガン基準
使用デッキを決めた後はほとんど1人回ししかしていないため、これが正しいとかこれが強いというほどではありませんが、当日はこうしていたという基準になります。また、能力の使用に自身を行動済みにする必要がある<一ノ瀬>と<皆見>のどちらかまたは両方があればキープです。片方が欠けていても<ソフィーヤ>、<紺野>、<楠木>のどれかがあればキープしました。これらを3体盤面に出すのが先攻の理想です。
回し始めの頃は手札を残していたこともありましたが、1ターン目も2ターン目もやることがほとんど変わらずASA日のハンデスのリスクが増えるだけなので手札を使い切った方がお得です。
後攻でもこれらの基準は変わりません。
リカバリー1ドローの<紺野>や<楠木>を絡めることで先攻より展開に必要な手札が1枚少なくなるため、ASA日の先攻2枚ハンデスを受けても理想的な展開が可能というのは評価点ですね。
残りの手札は次のターンプレイするキャラor複数除去のために残すか、そのまま相手のドロソに撃っていくか相手に応じて決めます。
採用カード説明
森角 初楓
コスト発生以外もスペック操作、切札と八面六臂の活躍を見せますので、最後まで場に残すようにしています。
切札で戻すカードはその時引いてきたいカードなので、大体4コス発生キャラ4枚か単体除去4枚のどちらかです。
それ以外は後半の2ドローに混ざっても即効性にかけます。
SR一ノ瀬 空、皆見 真央
序盤に優先してプレイするカードですが、能力で行動済みになるので3ターン目くらいにはあまりプレイしたくない賞味期限が短いカードでもあります。
中盤以降は<一ノ瀬>は手札宣言としても使えるのでともかく、<皆見>は引いたらどうしようもないのでコストになります。
ソフィーヤ、紺野 彩理沙、楠木 晴
スペックはほぼみんな同じですが、除去にメリットをつけてくれます。この中だとDMGを増やす<紺野>を優先して置いています。
9コス2体除去の手札宣言は積極的には撃ちません。というより、単体除去2枚撃ってるのと変わらない効率なので単体除去があるときはそっちを撃ってることが多いです。複数除去にこだわって手札を残すよりも、今能力から出るコストを単体除去で盤面に即還元していく方がゲームを優位に進められることが多いです。
藤ヶ谷 えいみ
手札宣言は本当に噛み合わないと全然使えないので、後手1ターン目に次のターンうまく刺せるか?とか思ったら手札に残したりとか、その程度です。
焼却、P一ノ瀬 空、シャルローネ、反省の念
手札宣言は場のキャラが3体以上必要なのでご注意あれ。
キャラとしてプレイすることはないよう何卒お願い申し上げます。
<焼却>はEX1だけあって宣言時点で対象をとらず、モードも選ばないので他のカードより少し強いです。
<えいみ>と合わせて<アンテナ>等の破棄する効果をメタるカードの処理に使えるといいですね。
清宮 千津、P冬月 かなめ
これらに出来ることは大体<紺野>達にもできるので、中盤以降その辺りがいなかったら出します。
篠崎 あゆみ
4コス発生と合わせて除去まで使えば実質1ハンドなので後半のキャラとしては強いです。
光
他のキャラと比べて重く、除去まで撃っても2ハンドキャラで出すタイミングも特にありません。
<森角>を絶対にプレイする覚悟があった割に役割のないカードを採用してしまったと反省しています。
これを抜いて入れるカードは<コレット>になりますが......まあどっちでもいいかもしれません。
おわりに
ということで感謝祭レポートとSME雪雑記という感じでした。今回の大会は単純なシングルフェスタにとどまらないルールが追加されていて、デッキ選択から調整まで楽しめるイベントでした。参加者もシンプルに多く、色んな人が来やすいならこういうイベントが増えるといいですね。
次回は発売が少し遅くなったDiGinationについての記事になりそうですね。宙日まみれの環境をぶっ壊す気持ちは伝わってきますが、その成果はいかに!
それではまた。