
ネクストン 2.0 カードレビュー 宙属性編【らじお】
今回は豪華二本立て、ネクストン2.0の宙属性についてのレビューです。
よろしくお願いします。
今回の限定構築宙単について
前後の移動と手札からのコンバットトリックでゲームを優位に進めていく方向性は変わってませんが、手札回りや数値の幅、オーダーチェンジなどなど、現代でも通用するようかなりアップデートされてます。
また手札宣言も従来の効率からひと回り強くなっています。
「APかDPに+3」か「両方に+2」かの2択みたいな感じでしたが、「APかDPに+4 」か「APかDPに+3と相手ターン中なら未行動状態に」にか「両方に+2と自ターンならドロー」の3種となってどれも昔のより強くなってます。
特に+3と未行動にするのはまともに滑り込みとかを考えるだけ無駄になる感じですね。
格上を手札宣言で落としていくのが得意ですが、何にせよ手札宣言をしないことには始まらないため細かい数値いじりは苦手な宙単らしさがよくでてると思います。
SRカードについて
織田 久遠 信長
移動テキストはAFが中型かつオダステ持ちのみの場合というデメリットがあり動かない中型とは組み合わせられませんが、今まで何度もオダステを擦ってきた属性なので中型雪のようにカードが足りない事態にはならないと思います。
ドローテキストは手札3枚以上の場合にゴミ箱の手札宣言カードを2枚除外で発動ということでこちらの方がやや厳しい縛りになりそうです。
手札の枚数を保って展開すること自体は簡単ですが、展開の際にチャージや置き場を貯めるカードなどを併用するとゴミ箱がすぐなくなってしまい、かつ先手だったりすると次のターンほんとに発動するのか?と不安になるペースです。
また、手札枚数の条件を気にしすぎると展開の遅れが著しいのでどのタイミングで条件を無視するのかはたまたしないのか個性が出るいいカードだと思います。
手札の中身を管理する必要があるのはいつものリセなのですが、ゴミ箱の条件をチャージ、置き場と合わせて管理するのは個人的には少し面倒ですね。
それはそれとして、次世代の<曹操>ポジションかつ手札も増やしてくれるのでパワーは保証済み。
あとはどの程度この条件を満たしつつ、既存のパワーカードと折り合いをつけていくか、最悪どちらかの効果のみが起動する状況でも強いので、デッキ作りを楽しめそうです。
2022年現在リセ最強の織田信長と言っても過言ではないパワーカードですね。
竹中 詩乃 重治
初期投資が3コスとは言えエリア<今孔明>が6回往復で起動できるため、令和の<聚楽第>と言った感じ。
また出し入れできる効果によってオーダーステップでの守りを邪魔することなく攻めのサポートに貢献し、最終的にチャンプしてもよし、手札宣言で相打ちを狙ってもよしで使いやすくまとまっています。
滝川 雛 一益
DMGは控えめなので3体目のAFとしては不安が残るカードですが、SP2とオーダーチェンジを活かしたDFとしては軽さも相まって使いやすいものになっています。
手札宣言軸の宙はいかにして3列で殴って3列で守るを行うかが重要なので、攻防の選択肢を増やす優秀なオダチェン持ちのキャラは大歓迎です。
限定構築カードについて
木下 ひよ子 秀吉
基本的には<竹中>と<信長>ありきのデッキなので、初動の安定感に寄与しつつ、終盤までいつ引いても困ることはないサーチテキストを持っていてすでに強いのですが、おまけというには使い勝手が良すぎるテキストが2つもあるので強さはお墨付きです。
小寺 雫 孝高
<信長>の縛りの関係でこういったカードにも手札宣言がついているので手札さえあれば相手目線で殴るのが不利に見えてしまうのがこのデッキのずるいところだと思いますね。
本多 綾那 忠勝
柴田 壬月 勝家
<本多>は切札持ち、除去だろうがダウンだろうが手札1枚で場を離れたら戻って来るテキストが付くので、相手としてもあえてこの列から突っかかりたいとは思わないでしょう。
<柴田>は<丹羽>を連れてくるテキストで、<信長>から<柴田>、<丹羽>と展開していくのが軽くDMG4を3列展開できてこのデッキの理想的な動きになりそうです。
その他カードについて
服部 小波 正成
<きらら>自体使う相手の雪や月相手ならまだまだ現役なので単純に<きらら>が8枚積めるようになった認識で大丈夫かと思います。
<竹中>のコストから使える除去メタ、かつ使わない相手にはもう一方の手札宣言として使えるのでかなり使いやすくなっています。
蒲生 梅 賦秀
こちらのターンに手札宣言してくるのは宙や月が思い浮かびますが、特にミラーはこのカードがいる側が一方的に有利なゲーム進行をしそうなので結構必須枠に思えています。
丹羽 麦穂 長秀
<柴田>から持ってくるキャラの印象が強いですが、おまけの除去メタも使えるレベルなので単体でも使用に足る印象です。
松平 葵 元康
相手にもよりますが、両方の数値が足りない場合ってあまりないので数値操作は片側に偏ってる方が強いと思ってるのと切札で<野村>を戻せるようなものと考えたら強そうだなってとこを評価してます。
斎藤 結菜
キャラとしてはちょっと強い小型切札で<水無月空>には届かないくらいですが、デッキ内の手札宣言の数を担保しつつ<信長>を8積みにできるので絶対<信長>を使う気持ちがあるならまず入れることになるでしょう。
逆に手札宣言をメインに置かず<信長>の前後移動部分を評価してるだけならこちらのカードはそれほど強く感じないと思います。
また、スリーブプロモの<信長>も手札宣言はありませんが月の特殊登場に対して強烈なメタになってるので、1枚入れておくとサーチ対象が増えて便利そうです。
と言った感じです。宙のキャラは一回スペック更新が入るとそのくらいのスペックをしばらく出し続けるので今年はこのスペック感としばらく付き合っていくことになりそうですね。
ただ周りの数値もかなり上がっているため、手札宣言に頼らない数値操作もデッキとしては欲しいところで、<曹操>や<ネリア>、はたまた<シルヴィア>なんかのアイテム関連のカードもまだまだ使っていける範囲です。
環境と自分のプレイに合わせてミックス宙考えていきたいと思います。
それでは今回はここまでとします。それではまた。