
オーガスト 2.0 カードレビュー 宙属性編【緋色】
Nexton以来、実に2か月ぶりほどでしょうか。
いよいよAugust2.0が発売されましたね!また、縮小規模ではありますが、リセフェスタ東京も開催される予定と、プレイヤーとしても嬉しいことの多いシーズンになりそうですね。
今回は宙属性のレビューを担当する運びとなりました。
自分としては思い入れのある属性、カードたちとなるのでしっかり見ていければ、と思います。
SRカードについて
ユー
発生するコストが1点なので、奇数コストと相性が良く、旧弾にはなりますが<三司あやせ>を含め、コスト供給の安定したMix宙なども組むことができるようになったと言えるでしょう。
コスト発生能力を使用するとタップしてしまう点は少し残念ですが、宙属性には少ない、本体のコストが軽いドローソースとして活躍が見込める、と思います。
コト
除去効果を使うためには本体のタップが必要になってしまうものの、宙属性での貴重かつ比較的安価な除去効果ということで、オンリーワンに近い活躍もできるのではないでしょうか。
除去効果と本体打点を兼ね備えたカードとして、<SRランサー/アルトリア・ペンドラゴン>が比較対象としてあげられると思いますが、<コト>は本体が3コストと軽く登場できる点、除去効果を使っても本体が残る点でさすがEX1のカード、と言えるパワーを感じますね。
Mix宙単でも、あいりすミスティリア単でも、文句なく採用できる一枚かと思います。
限定構築デッキについて
さて、本編です。今回僕が推していくデッキは前々前期くらいに猛威を振るった(?)除外ギミックがメインの宙単です。あいりすミスティリア単が宙属性に来たおかげで、びっくりするほどの大きな強化カードはないものの、デッキとして戦えるだけの強化はもらえています。
そんな除外軸宙単の強化カードを見ていきたいと思います。
R千堂 瑛里華
今弾での大きな強化カードです。
宙3点でアンタップする効果に目が行きがちですが、本体はAP5「オーダーステップ」とSP下げ効果。
特にSP下げ効果はバトル中宣言することもできて、除外軸のこのデッキでは一回り時代遅れなスペックをごまかすことができ、除外軸宙単を環境に追いつかせる要因たる一枚といえるでしょう。
R伊那子柚
時代に則ったAP5/DMG4オーダーステップ、先述のように時代錯誤なスペックをしたカードが多いこのデッキでは特に役立ちます。
また、スペックもさることながら能力も非常に優秀です。
<P桜庭玉藻>で配置の都合泣く泣くDF配置したキャラを押し上げる動きはもちろん、DFキャラを相手に合わせて動かして序盤から打点を上げたり、後述する<Uカレン・クラヴィウス>、<U稲生滸>といったAP5キャラを相手に合わせていく動きがとても強いです。
除外枚数を稼いで<旧リシア>につなげる動きは変わらないため、AP5で時間を稼ぎ、優位な場を作っていく動きのためにはこのカードと<P桜庭玉藻>が鍵といっても過言じゃない、と思います。
Uカレン
とはいえ、往復使える効果でもないので過信はしすぎず、先述のように相打ち要員として使っていくタイミングをしっかり見極めていきましょう。
また、このカードのおかげで<前弾のカレン>が採用できる点もちょっとうれしい点ですね。
U稲生滸
<カレン>は4点アタッカーとしての運用もできますが、<滸>はAP+1/DP+1バフが飛ばせるため、<カレン>以上にサポートに回りつつAP5を生かして相打ちを狙っていくのがメイン運用になるかと思います。
また、「稲生滸」という名前を持つため、滸12積みができることもメリットなんじゃあないか、と思います。
おわりに
さて、短くはなりましたが以上となります。除外軸オーガスト宙単、個人的にはそこそこやるやつだと思うのでぜひ使ってみてください!
縮小規模とはいえ、リセフェスタも各都市で行われることが決定しましたね。こうやって少しずつでも盛り上がりを取り戻していければ業界的にも素晴らしいことですね!
それでは良いカードゲームライフを~