
とある魔術の禁書目録III カードレビュー 宙属性編【楓月】
みんなまとめて更新されてるのに一人で大取を務める事になったのは、一人だけ書くのが遅かったからです!
ごめんなさい、ごめんなさい。
今回の宙属性のSRカード
とあるで3枠のSRが割り当てられたのは雪と宙で、つまり今回は宙推しの弾になっています。宙単は、最近はやや下火な立ち位置となっていましたが、SRパワーで復権なるか?
それでは各SRレビューに行ってみましょう。
LO-1898 超電磁砲 御坂 美琴
一人で相手を倒すぶっ飛ばす壊れ性能ではありませんでしたが、みんなをサポートする力を持ってやってきました。
一つ目の能力はコストが3点以上の味方[宙]キャラ1体にAP+1する。
今の環境では是非とも欲しい能力になっています。
今、流行っているのが<一方通行 アクセラレータ>や<クジュウリの可憐なる末姫 ルルティエ>で、どいつもこいつもDP4ある環境になっていて、
その中、自分が出したい、今盤面に欲しい能力を持つキャラはAP4が多く、AP4だと突破できない、止めれないといった状況を美琴が解決してくれます。
宙単の永遠のライバル、花単が最近DP5って言ってくるのも、<美琴>がいればなんとかAP6を作れるので対抗できます。
二つ目の能力は欲しいカードのサーチ。宙単デッキの安定度が高くなりました。
そんな<美琴>の弱点はEXが1なこと。
今の宙単は、偶数コストのカードはEX2のカードから出す。
奇数コストのカードはEX2のカードと<偽りの学生会長 三司 あやせ>の効果で出すので、EX1の掃き先がありません。
<あやせ>を引けてない時か、奇数コストのイベントを使う時が来るまで手札を圧迫します。
なので<美琴>が公開された時は、EX1を積みすぎたくないので2積みくらいで考えていましたが、周りに絶対4枚な宙単プレイヤーさんがおり、
「初手は美琴が複数あってもなんとかなるけど、4枚入れて美琴出した後に美琴連続で引いたらそれだけで負けやぞ」
等々の意見交換をした結果、今は『御坂美琴は4枚入れるべき』と考えています。
主な理由は、
- やっぱりリセは初手の安定感が大事。1ターン目にやりたい事をやろう。初手で躓くとずるずると差が開いてしまう。
- <美琴>の能力が地味ながら強くて、いるといないのとで盤面の攻防が全然違う。
<美琴>を出した後に美琴美琴って引いてしまったらその時は仕方ないです。そのリスクよりも初手でのリターンが重要に感じました。
LO-1899 原子崩し 麦野 沈利
「このキャラを相手の効果で破棄したとき、相手キャラ1体を破棄する。」
強烈な雪メタ能力ですが、<麦野>がいても、宙単は雪単にはほぼほぼ勝てないです。
<寧々>、<雪菜>で手札差がつき、こちらの盤面は<麦野>以外更地になり、物量差でバンバン打点をもらって負けます。
それでも雪メタが無いよりはある方が良いので、今は<麦野>の参戦を喜びましょう。
今後mix構築に強烈な雪メタがもう一人来て、アタッカーが2体残るようになれば世界は変わります。
スペック操作については、相手ターン限定で受けにしか使えない、宙コストが必要、1回限りと、制約が多く活躍の機会が限られますが、
無いよりはあると便利です。
<あやせ>とは噛み合っていない4コストですが、
対<アクセラレータ>での、雪メタ能力(アクセラレータに勝てるとは言っていない)
対<ルルティエ>での、素のAPが5ある点と、DPアップなど、相手がさらにもう1アクションとって来た時に対抗できるスペック操作能力。
と、環境には適しているので4枚積んでいいと思っています。
環境に日単も多いですが、その時は<麦野>を出しても容易く打ち取られてしまうのでコストで。
LO-1900 天草式十字凄教の聖人 神裂 火織
活躍するタイミングが限られているのと、2ダメージはやや痛いですが、刺さると手札差がつくのは大きいです。
リターンは大きいのですが、問題点は刺さる場面がこなかったときに手札を圧迫し続けるEX1なこと。
環境を読んで、何を相手に有利になりたいのかを選んで、事故率と相談して積むカードとなりそうです。
とある限定構築の宙単の場合は、重いキャラ達を万が一の事態から守れるのと、EX1の掃き先は多いので、<神裂>強いって言って何も考えずに4枚入れましょう。
今回の宙属性の構築制限のカード
とある宙単は重たいキャラに更にアイテムを装備させて、少数精鋭で戦うデッキになります。パーツが揃うと、相手はどの列を攻撃しても突然一方ダウンになる可能性があり、相手からするとかなりのプレッシャーになります。
とある宙単の弱点はアイテムを装備させて戦うデッキなので仕方ないですが、雪の除去は厳しいです。
とある宙単じゃなく、mix宙単でも雪単は厳しいので、宙の運命として、そこは割り切っていきましょう。
一応、<それぞれの道>があるので実質8投な<SR麦野>と<カーテナ=オリジナル>が頑張れたら、対雪の勝ち筋もあります。
あと、相手ターン中にできることは多いのですが、自ターン中にできることはほぼないので、こちらが攻撃して対応で相手のAPが上がり相打ちと言われてしまうと、これもどうしようもないです。
<シャットアウラ=セクウェンツィア>で強引に回避はできますが後が続かなくなります。
デッキの長短の解説はこの辺にしておいて、個別のカード解説に移ります。
LO-1955 常盤台の最強電撃娘 御坂 美琴
先攻で<R美琴>と、もう一人限定構築のキャラを出すと手札1枚を残して全てコストになってしまうので、この先が不安でいっぱいになりますが、
初手はこの動きが正しいと思います。
LO-1957 アイテムのリーダー 麦野 沈利
皆さん、他にどんなアイテムを含むカードがあるのかワクワクしながら検索したかと思いますが、サブネームに「アイテム」を含む他のカードは、
![]() <アイテム 滝壺 理后> |
![]() <アイテム 浜面 仕上> |
<R麦野>との共存は難しいコストをしているので、パックバトルの大会以外では、ほぼ<R麦野>のみを指す能力になります。
LO-1965 天草式十字凄教 神裂 火織
LO-2004 七天七刀
突然AP2、DP5が上がるよって相手に見せつけるので、出ると、起きてるキャラがDFに残っている列は、この列は攻撃通らないなってなります。
LO-1969 神の右席 後方のアックア
LO-2002 アスカロン
AP6DP5の化物が全列で待ち構えているので、相手は不用意に殴れなくなりげんなりです。
LO-1970 イギリスの第二王女 キャーリサ
LO-2003 カーテナ=オリジナル
その他の注目のカード
LO-1958 未元物質 垣根 帝督
上手く刺されば手札で得する事ができるので今後に期待です。今の環境では厳しいです。
LO-2005 ゲコ太ストラップ
上手く刺さる盤面になれば、少ない手札消費で1列封鎖することができて大活躍です。 全色に<ゲコ太ストラップ>に対する解答があるので、失敗すると大惨事になります。どれも今の環境でかなりの数が採用されているカードなので、今使うには少し怖いです。
mix構築において評価の上がった過去弾のカード
LO-1613 偽りの学生会長 三司 あやせ
LO-1805 仮面を継ぐ者 オシュトル(ハク)
LO-1806 アクルトゥルカ オシュトル(ハク)
<SR美琴>パワーで揃いやすくなりました。安定感アップです。
最後に
前環境はヤマト、ダントラの性能が抜きんでていて、環境にいるデッキタイプが少ない上に、豊富なサーチカードでいつもほぼ同じことをしてくるので、誰と対戦してもされることはほぼワンパターンで、個人的にはゲームの楽しさが減った2ヵ月間でしたが、
各属性のとある限定デッキがどれも強く、前環境の覇者のヤマトもまだ強く、各属性のmix構築も復権し、試行錯誤は無限大と、
いろいろなデッキが活躍できる、個人的に良いと感じる環境に変わり、嬉しく思うとともに、調整が追い付かず大変なとある環境となりそうです。
あと最後に一言! 遅くなってすみませんでした。