【大会レポート】アイギス1.0環境 リセGP名古屋【らじお】 | Lycee Overture | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

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【大会レポート】アイギス1.0環境 リセGP名古屋【らじお】

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by らじお

【大会レポート】アイギス1.0環境 リセGP名古屋【らじお】
すっかり気候も春めいてきましたね。どうも、らじおです。
アイギス環境ももうすぐ一か月、そろそろ新カードにも慣れてきた頃合でしょうか。
今回はGP1stを幸運にも優勝という結果で終えられましたので、それに関しての振り返り記事となります。

使用したのは岡山フェスタでも使用した、大型キャラを中心とした月単です。

GP1stではアイギス発売直後の東京フェスタを制したアイギス花単、
その東京で人数が多かった小型を中心とした日単、
使用人数こそ少なかったものの上位に多く食い込んだ<輪廻転生>、
以前の名古屋フェスタで躍進した月単が多いと想定していました。

また、個人的な印象ですが、名古屋、大阪のフェスタでは限定構築デッキは少なめであること、
以前から名古屋の方が日単を使っているのをよく見かけたことからMIXの日単と月単は多いだろうという予想を立てました。

自分はこれらに加えて、小型中心ながら移動、自キャラのAP操作に優れたアイギス日単を使用することを考えて
東京フェスタ後から練習してました。

個人的に、デッキを選ぶ際には、終盤手札から打点に干渉できるカードが多いことを重要視しているため、
色々練習しながらも<輪廻>を使用すると考えてはいたのですが、
先も述べたとおり、前回の名古屋フェスタは<輪廻>が苦手とする月単が上位に上がったということが気になり、
直前で選択肢から外すこととしました。

今回使用した月単は前日調整で色々なデッキを対面に置いてみましたが、
大きく有利をつけることが難しかったため使用しました。
実際には日単やアイギス日単、上には挙げなかったVA雪単や中型中心の月単への理解が足りなかったため、
そこまで絶対的な立ち位置のデッキではないでしょう。
使い慣れてるしこれでいいかという安易な考えが混じっているのは否定できませんが、こういった場面で使い慣れていないデッキを使用するのには不安があるので、
実際そういったこともありアイギス日は使用を見送りました。

では以下が当日のレポートになります。

大会レポート
1回戦 輪廻転生 先攻 〇
なんと1回戦から同じ遊々亭ブロガーの楓月さんとの対戦となってしまいました。
初手は大型を1体プレイしたいので、<朱音>と除去対策がある手札をキープします。
相手は<SRかなで>と<友利>をプレイしてエンド。
このマッチで気を付けていることは、<朱音>や<酒呑>などの打点を抑えるカードを1体は出している状況を保つことです。
輪廻>は相手より少ない手札消費で相手と同程度の打点を保ちながら、
手札消費が激しくなったり、打点の差を保つという目的で<輪廻>を打つデッキなので、
そもそも手札消費が自分より少ないのに打点レースを維持できる<酒呑>と<朱音>が天敵と言えます。
今回もその例にもれず、<朱音>または<酒呑>が場にいる状況をカウンターで保ちつつ、
タケノコリオン>を構えて詰め手段をキープして打点有利の状況を続けることで勝利しました。

2回戦 日単ウィニー 先攻 〇
大型はいるがにいる状況をカウンターで保ちつつ、
タケノコ>が多く、後続に期待できない手札をマリガンし、<>と<酒呑>がいる手札をキープしました。
初手は<>エンド。相手は<SR鈴>と<アリス>と<ゆさ>を展開し「アグレッシブ」で2点パンチ、
コストに<みさ>が使われている為、<トワ>などの特殊登場をケアできています。もちろんスルーし、<ゆさ>が<みさ>に入れ替わってエンド。
こちらは<酒呑>を足し、打点レースを維持します。

次のターン、<>のアタックで鈴木が落ちて<酒呑>の前に登場、<砥ぎ>がなければ何の問題もなくアタックできますが、<酒呑>を失った場合打点レースが完全に不利になるので、<>で移動させてアタックを通します。
このように、<砥ぎ>によってAFを失うことを警戒しながら、DFに<カーマ>を足して、打点で負けないようにします。

終盤相手の<キノコリオン>を警戒しつつ、残った手札を<月のお姫様>や<億年の旅>で防御に使い、<タケノコ>と<カーマ>のバーンで削り切りました。

3回戦 VA雪 ○
いずみるきーさん。またお相手は遊々亭ブロガーの方ですね。<>とカウンターがある手札をキープ。初手は<>でエンド。
相手は<翼の少女>から<神奈備命>、<SRかなで>で<ハンドソニック>をサーチ。カウンターが豊富な月単ですが、VA雪は除去の量が多く、全てを捌ききるのは難しいです。特に<あゆ>は手札が整うまでAFとして打点を稼ぎつつ、十分に手札の枚数がそろったら能力で除去になり、能力宣言後発動する「ペナルティ」で次の除去をサーチできます。
こちらのカウンターの枚数を上回る除去で、不利なゲームになりましたが、手札を使い切りあった後に湧いた<酒呑>でなんとか打点を保ち、最後2ドローからDFが出たら負けという場面でDFが出ず、なんとか勝ちを拾いました。

4回戦 輪廻転生 ○
楓月さんのものとは違い、月が多めのデッキでした。<>からスタートしたのを<SRかなで>、<友利>で返されます。
月が多い場合、雪の除去が打ちづらい代わりに、新カードの<トワ>を採用できます。相手が<トワ>を警戒すると、サポート用にDFキャラを出さなければならないが、DFを出すと<輪廻>で損する、のような状況が理想的ですね。
しかし月単なら、相手の<トワ>が登場しても<邪竜>や<月のお姫様>で対応することも可能です。
実際今回のゲームでも、<酒呑>のアタックに<トワ>を合わされましたが、<月のお姫様>から<ネロブライド>を登場させて事なきを得ました。
5回戦 輪廻転生 ○
こちらは雪が多めですが、<トワ>も入ってるよくばり構築でした。
ですが、そんなこと知らない僕は通常の雪濃いめの<輪廻>相手同様、<酒呑>と<朱音>でバシバシ殴り合うことを選択、今回は<トワ>は登場しませんでしたが、今思うとヒヤヒヤしますね。
ゲームとしては今まで同様、<酒呑><朱音>で打点を抑えて、カウンターと<タケノコ>を構えるものになりました。
相手が<ハンドソニック>を3枚プレイしてきて、これに<あゆ>や<フィアッカ>が加わると厳しいゲームになりそうでしたが、打点を抑える体制が整ったのでなんとかなりました。

6回戦 アイギス日 ○
様々な方法でこちらのAFを落としてくるアイギス日ですが、今回はあまり経験を積まないままの対戦となりました。不安はあったので、APダウンの<刑部姫>を多く積んではいたのですが、結果的にこれはイマイチでしたね...。
確かにAP-2で通るようになる列はあったのですが、これを使って相打ちを取ったとしても2ハンドキャラを落とした程度では簡単におかわりが出て、使い切りの<刑部姫>では根本的な解決にならず、すぐ止まってしまいました。
使うのであれば、<刑部姫>を使わずとも相打ちを避けられる状態を作り、その上で<竜姫の復活>を打っても相打ちできないぞ、というダメ押しとして<刑部姫>を出さなければいけないと感じました。<刑部姫>以外の<北斎>、<ネロブライド>といった数値操作が必要ですね。

対戦内容に戻りましょう。<朱音>からスタートしましたが、<鬼刃姫>と<ディーナ>によってすぐストップ。<酒呑>を足して、これもAP3/DP0をあわされてストップ。
友利>を足しても相手もAFを足すので、常に相手が打点で上回っていますね......。<刑部姫>を追加して一回一方を取りましたが、すぐDFにAP3/DP1が登場。こちらも<クラマ>で<刑部姫>を使いまわそうとしますが、ここら辺でこれ無駄だなと気づき、方針を変更、<酒呑>と<朱音>で相手の打点も2か3に抑えられていたので、ここに<メルト>を足して<友利>で1点回復し、1点食らうだけのゲームを続けることに。打点は今まで取られた分も含めて不利なのですが、アイギス日は詰め手段になるのは移動だけで「アグレッシブ」などはなく、手札から打点計算を崩されることはまずないことは知っていたため、ここから何ターンかに1回<月のお姫様>から<ジェフティ>で防御、相手のDFを寝せて<朱音>で4点入れるようなゲームをし、ゆっくり打点を入れていきます。
結果的に、増えに増えた相手の手札を腐らせ続けて、<ジェフティ>と<タケノコ>による打点でなんとか勝利しました。

6戦分振り返ってみました。AFの引きもよく、会場にそれほど多くはいない<輪廻>との対戦を3回もやっているあたり、運はよかったと思いますが、ぎりぎりの対戦も多く、当日は緊張し通しでした。なんとか早い段階でGPファイナルへの参加権を手に入れられて本当によかったです。

デッキ内容
Mix月単 デッキ
EX1
12


デッキの大筋は岡山からあまり変更していませんが、
あえて言えばアイギスでの追加カードがあまり採用されていない点が特徴的かと思います。
なので大型月単で検討したアイギスの新カードについても触れておきます。

アイギスのカードについて
リンネ
待望の新ドローソース、のようなカードですが、
実際は自分が手札に帰ってくるためハンドの増え方は非常に緩やかです。
このカードをプレイして3ターンで手札は1枚増えますが、その後もう1枚手札を増やすにはまた3ターン必要です。
マシュ>ならその間に手札3枚分のコストを発生できます。
AP0/DP1/SP2が未行動状態で盤面で使えることをどの程度活かせるかが重要になるカードですね。
大型月単においてはこのカードをプレイできるタイミングが少なく、
先攻初手に大型と<リンネ>をプレイすると返しのターンにイベントカウンターを構えることが難しく、
以降もSPを活かすためにDFにキャラクターを展開することが難しいため、
リンネ>が盤面でできることがAFへのサポートのみ、というターンが長くなってしまいます。
大型月単は相手より盤面のキャラクターが少ないことを参照するカードも多く、
それらとも相性が悪いため、今回は採用を見送りました。

トワ
手札から飛び出すAP4/DP3/SP1「オーダーステップ」。
先ほど言った<リンネ>の横に飛び出すことでより強く使えますね。
なので、使う際にはバトルで相打ちまたは一方を狙うキャラの対面を開けつつ、
その隣に自然にSPを足しつつ、<トワ>がAFに上がっていける盤面を作っておくことが自然なデッキで使いたいと感じました。
1つ目は展開を控えめにする大型月単にはぴったりですが、2つ目、3つ目は大型月単の動きの中では難しく、
特にAFが大型で埋まりがちな関係で、相手も<トワ>を警戒した展開がしやすいと感じました。
こういったカードはカードプールに存在していることで相手が警戒する、ということが大きく、
実際に使用する必要はあまりなかったりもするので、思い切って0枚にしようかとも思いましたが、
ゴミ箱に1枚見えることによるプレッシャーを期待して1枚採用しました。
数値操作が多い中型月単ではより効果的でしょう。

クラマ
2コストにしては破格のスペックと、盤面からキャラを手札に戻すデメリットを持っています。
このデメリット、確かにデメリットですが、
単純にハンド消費が少ないキャラを戻して使うことで実質2コストキャラとして使う、
使い切りで能力を失うキャラを使いまわす、
除去対応で特殊登場させることで盤面のキャラを手札に戻しつつ盤面にキャラを残す、
移動キャラの隣接のキャラを手札に戻すことで滑り込みの状況を作る、
と用途は様々です。
今回のSRの中では一番動きの幅が広く、採用したいと感じましたが、
大型月単のメインの動きにおいてどうしても必要なカードでもないため今回は1枚のみの採用でした。

カヨウ
一回のみですが、能力によってAP6/DP4と宙のキャラのようなスペックになります。
邪竜>からの選択肢としては強力です。最悪何もいないときにAFキャラとして出しても、
宙の「オーダーステップ」持ちと同様の動きが保障されているので、
十分なパワーがあると思います。<邪竜>から出すカードとしての採用なので1枚のみです。

ウェンディ
新しい除去対策です。
ウェンディ>は今までのカウンターと比べると、<ゴール>や<暗黒騎士団の最期>、<遊佐>といったカウンターされた場合ハンド消費が少ない除去、
山の翁>や<岩沢>の今までのカウンターで対策できないカードに対しても使用することができます。
除去がないデッキに対しては<億年>や<千一鬼夜行>と比べると無力ですが、最悪キャラクターとして使用でき、スペックも高めです。

千一鬼夜行
月単で使う分には3コストになった<異議あり>。
打ちやすくなったので<異議あり>と差し替えました。

結局アイギスのSRをほとんど使用せずデッキを組んでしまいましたが、
GPの入賞デッキである中型中心の月単の中では相当数採用されているため、
大型月単でも動きを少し意識して採用すれば強く使用することができる範疇でしょう。
自分ももう少し中型を中心としたり、<クラマ>をよりうまく使える月単は使ってみたいですね。

総評
大会の結果としては月、日が多いものの、入賞したデッキは様々です。特に、日に関してはアイギス日が3人入賞とその力を見せつけました。4-2ラインにも日単は多く、mix、アイギス共に今後も使用されそうです。雪も最近は雪月<輪廻>に使用者が流れがちでしたが、VA雪単含めて上位に多いですね。
この2つが大きく勢力を増した背景に今まで人気だった花単の数が少々減ったことがありそうです。小型中心のデッキが減って、除去やコンバットトリックが有効になった結果と考えられます。もちろん花も有力なパーツは得ているし、アイギス花は前回優勝もしているので、今後どう変化するかにも期待ですね。
宙はそういったメタの被害を受けて結果は振るいませんでしたが、来月のオーガストスリーブの追加プロモは宙と日なので、そこでの強化に期待したいところです。

といった感じで今回のGPレポートとさせていただこうと思います。
自分の大会結果には大満足も大満足でしたが、GPファイナルまで大会参加を通してより腕を磨いていきたいですね。
ゆず発売までの公式イベントもシングルチーム戦をはじめ目白押しなので、結果から目が離せません。
それでは、みなさんも花粉に負けずリセをお楽しみください。ではでは。

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