【大会レポート】アイギス1.0環境 リセGP名古屋【カツラギエース】 | Lycee Overture | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

【大会レポート】アイギス1.0環境 リセGP.. | Lycee Overture

Lycee Overture 遊々亭Blogです。遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、Lycee Overtureに関する情報を配信していきます。Twitterでも情報配信中です!
遊々亭@Lycee Overture担当アカウント@yuyutei_lycee 遊々亭公式アカウント@yuyuteiNews
 

【大会レポート】アイギス1.0環境 リセGP名古屋【カツラギエース】

posted

by カツラギエース

スプリングキャンペーン ロゴ1.jpg
【大会レポート】アイギス1.0環境 リセGP名古屋【カツラギエース】
皆さんこんにちは!カツラギエースです。
2019年最初のリセGPエリア決勝となる名古屋GP、参加してきました。
2017、2018と連続でGPファイナルに参加する事ができてとても楽しかったので、やはり3年目も出たいなぁと思うのがリセラーというもの。

アイギス発売2日後に遠征した東京フェスタはMIX花単を使って5-2と1敗ラインに後少し足りない感じでした。ここから環境を見据えてじっくりデッキ選択と調整をしていました。

この東京フェスタではMIX花単は5-2の人が他にも5人おり、安定した結果は出しているのですが、現環境では今一歩パワーが足りない...というのが僕の中での正直な感想でした。
さらにこのフェスタでは<輪廻転生>が使用者6人中3人も入賞しており、手札宣言カードで日単ウィニー対策、<千一鬼夜行>や<ウェンディ>でイベントカウンターや除去対策をして<輪廻>に対抗できそうな月単が台頭するだろう...という読みから、DP0のアタッカーを並べないといけない花単(月単の<エスタ>と<SR葛飾北斎>が非常に辛い)は今後さらに分が悪いだろう。と考えたので、別のデッキを模索する方向で考えていました。

それではデッキレシピをご覧ください。

デッキレシピ
Mix花単 デッキ
EX1
7


はい、MIX花単を使ってますね...。エイプリルフールにはちょっと早いので、まずデッキを選んだ経緯を書きたいと思います。
最初、名古屋GPの使用候補にしていたのは岡山フェスタでらじおさんが使用していたような大型月単、<SRアシュリー>や<SR北斎>で堅実に攻撃する中型の月単、<ミヤビ>や<クリッサ>の追加で大幅に強化された日単ウィニー、そして東京フェスタで優勝したアイギス花単のどれかを候補にしていました。

月単
月単は盤面にキャラを多く並べる必要が無く、たくさんの欲しいキャラを引かなくても良いため安定した戦いができるのがグッドでした。
しかし、アイギス花単の増加によって、たくさんの除去ができる雪単やVA雪単もやや増加しそうな事。そして日単ウィニーの<砥ぎ>や、アイギス日単の<竜姫の復活>などのコンバットトリックにより、態勢を崩されると建て直しにくそうな事などで×となりました。

日単ウィニー
日単ウィニーは<ミヤビ>による盤面入れ替えと、AP上昇で移動日単+FGO3.0までの日単ウィニーのような動きができるようになりました。しかし、<ミヤビ>を引けない時や<SR鈴木佳奈>が落ちない時に辛く、また詰めの打点が移動日単ほど伸びません。
そうなると終盤の火力は「アグレッシブ」や<キノコリオン>頼みになるのですが、日単ウィニーの場合はウィニー展開を目指すため序盤からどんどん盤面にキャラを並べます。同じく<タケノコリオン>を擁する月単の場合は、<酒呑童子>や<千里朱音>といったカードで手札を抱えたまま終盤まで持ち越せますが、日単の場合は序盤に来た<キノコリオン>がEX1として邪魔をして展開を遅らせてしまうのです。
さらに<キノコ>と<タケノコ>の2種類が環境に居る(きのこたけのこ戦争と私は呼んでいます)事で、<P朝霧麻衣>、<此花ルチア>、<水瀬秋子>といったイベントメタカードの採用率も上がると予想し、候補から外しました。

アイギス花単
アイギス花単はマッチアップによっては、相手の動きを完全に封殺して勝利する事ができます。しかしその分弱点も多いのです。
まず限定構築の宿命なのですが、同じ番号のカードを大量に積むため、同番号を引き過ぎてしまいキャラが出せないという事態をある程度覚悟しなければなりません。
また、アイギス花単はAFに置けるキャラの種類も少なく、ほぼ全てのAFキャラは3ハンドキャラです。これにより盤面の完成がもたつき、ウィニー系のデッキに殴りきられるリスクがある、月単と同じくコンバットトリックでAFキャラをダウンさせられた際に建て直しが難しい。そして<フレデリカ>や<ヒバリ>や<トトノ>を引けないと辛い場合が多く、6戦戦い抜くのは厳しいと感じました。
前回のフェスタ優勝デッキという事もあって、ばっちり他の人に対策されてそうというのもマイナスポイントでした。

これらを考慮すると、候補のデッキは結局どれも安定択ではない...と考えまして、他の方々の評価も低めで、マークが手薄なMIX花単に再び賭ける事にしたというわけです。

アイギスのカードの使用感/採用枚数について
LO-1473 政務官 アンナ 3枚
SRユースティア>と違いハンドを使わずにDPパンプが可能、また<Pニトクリス>と違い自身が寝る必要が無いのが強力です。
バトル中に使えないので、パンプできる列は1列だけですが...。
手札宣言から<エスタ>を出してくる月単相手には積極的に置きたいキャラです。また、日単ウィニーやアイギス日単相手にもある程度有効です。
日単ウィニーの場合は後列を<ミヤビ>、アイギス日単の場合は<ミヤビ>or<鬼刃姫>込みのAP止めで固めてくるため、<アンナ>能力込みで1点破棄させて<古河渚>や<R小山柚子>などで回復かバーンして打点差をつける動きがオススメです。
逆に言うとDPの上がる数値は1なので、現環境の花のAFキャラのDP値では<アンナ>だけで攻撃を永久に通し続けるのは難しいです。日単ウィニーのAPは4~5といったところなので、さきほどのような1点破棄+相討ちが取れれば御の字くらいに思っておきましょう。

LO-1474 聖女 イリス 3枚
書いてある事全てが強力です。今までの花単はAFが攻撃した場合、前のキャラのSPが後ろのDFに効かなくなり、<SRみほ>無しで守りを固めるのが難しい相手も居ました。
しかし<イリス>のおかげで、相手によってDFの配置を柔軟に選択できるようになりました。しかもコストはなんと花1コスト。
今までの花単は<SR桃>や<ハロエリ>が手札にダブついた時にEX1を使う方法が少なかったのですが、ナチュラルに強い盤面を作りながらEX1をコストにする事ができるようになりました。

また環境に多くいる日の<SRフランケンシュタイン>の能力などを喋り損にさせる事もできます。
アイギス花単の<ヒバリ>が1点破棄だけでバトルを中断してくるため、<イリス>や<P小毬>などの"ハンドを使わずにサポーターに近い動きのできるカード"が今環境では特に重要でした。

LO-1516 伏龍の軍師 アイシャ 2枚
キャラとしても場に出す事ができますが、主な仕事はやはり手札宣言によるダメージカットでしょう。
今環境だと<ジェフティ>や、<SR秋山優花里>の「エンゲージアグレッシブ」、<ソーマちゃん>による「オーダーチェンジ」に対して宣言する事が多いです。
役割は基本的に<指相撲>と似ているのですが、<指相撲>との違いは中盤辺りにも宣言する機会がある事でしょうか。

移動や「アグレッシブ」から攻撃してくる相手に対して、<SR紬ヴェンダース>が起き上がって防御したりすると一方落ちor相討ちするなんてパターンも結構あります。(<>の能力でバトル中断もできてしまう)
アイシャ>で破棄したデッキ1点が、<>の「ペナルティ」で帳消しになっているのもズルいです。

採用枚数は<指相撲>と常に迷い続けていたのですが、<輪廻>相手に<指相撲>のほうが強力で日にも刺さる事から今回は2枚採用としました。

アイギス以外のカードでピックアップ
LO-0986 朝霧 麻衣 3枚
キノコリオン>と<タケノコリオン>が環境の中心に居るので、<>のサーチ以外でも出す機会がかなり頻繁にあるため増量しました。
このカードはテキストだけ見ると単純にイベントを除外するだけに見えますが、真の強さは除外した事で相手の手札に使い道が無いEX1のカードが残る事にあります。
リセのルールにおいては、切れないEX1が手札に残る=手札を擬似的にハンデスしているという風に捉える事もできるのです。

イベント除外が不要な環境では<名雪>に立場を奪われがちでしたが、日単ウィニーのAPの数値は<名雪>でケアできる範囲を超えているため、こちらを増量した方が優位に戦えました。

LO-1165 古河 渚 3枚
基本的にリセにおいては、何も考えずに相討ちを繰り返しているとこちらの打点も止まっているし、テンポも取られているし...といった感じで良い事がありません。
しかし<>が居てくれれば、相討ちが打点(相手へのダメージではなくこちらの回復ではあるんですが)になってくれます。

FGO3.0環境では<SRマシュ>より評価が下でしたが、アイギス環境でAP止め環境になったため、評価が再度上昇しました。
また<R小山柚子>のようなバーンの場合、<ハロエリ>や<ドリー>にメタられ、"回復"の場合は宙の<Rスカサハ>に引っかかってしまいますが、<>のテキストは「デッキの下に置く」なので"回復"という扱いになりません。
スペックも頼もしく、大会前の調整や本戦でも大活躍でした。

LO-1299 神北 小毬 2枚
イリス>の解説でも書いたように、アイギス花単の盤面を崩すために投入しました。
ただし「サポーター」を持っているわけではないので、置いても強くないマッチアップももちろんあります。

今回はアイギス花単とマッチングしなかったので、あまり活躍しなかったのが残念ですね。

試合の振り返り
さて、結果ですが...
  • 一戦目:雪単
  • 二戦目:月単
  • 三戦目:月単×
  • 四戦目:日単ウィニー
  • 五戦目:死んだ世界戦線(AB単)
  • 六戦目:輪廻転生
5-1で入賞、今年もGPファイナルへの参加権を手に入れる事ができました!
メタ外のデッキだった事もあり、他の方にもあまり対策されてない事が多く、意表を突けたのも大きかったと思います。

主に対策したデッキは私自身が使用候補として挙げていた月単、日単ウィニー、アイギス花単です。
アイギス花単を意識して<ハロエリ>の増量や、<P小毬>を増量しましたが、アイギス花単と結果的にマッチしなかった(MIX花単の使用者が自分の想定より多かった事と、勝ち進む前に他のデッキに負けてしまっていたため)のでやや出番が少なかったのは残念です。

五戦目でAB単とやや苦手なデッキ且つ、メタ外であったデッキと対戦する事になりましたが、この<ハロエリ>がAB単の<ゆりっぺ>に対してやはり強く、<ハロエリ>を相手が優先して除去しないといけない→<ブレエリ>と<玉藻の前>が攻撃し続けられる状況を作れたのが勝利に繋がりましたね。

最後に
GPは参加プレイヤーの皆さんのレベルが高く、そう簡単にはGPファイナルの権利は取れないと思っていたので、今年1度目のGPで入賞する事ができて嬉しいです。
あとは...夢を大きく持つなら、GPファイナルの優勝を目標に据えたいですが。去年みたいな感じで、フェスタとかGPでどこかで1度くらい優勝できると良いですね。

アイギス環境の今後は札幌フェスタ、シングルオープン(チーム戦)、大阪フェスタが控えています。
4月にはシングルフリーバトルのお年玉景品プロモの追加も有り、同じアイギス環境でも若干の環境の変化はあると予想しています。

ここまで読んでくださりありがとうございました。そして第1回の東京フェスタから2年ぶりに優勝されたらじおさん、本当におめでとうございます。最近優勝決定戦負けが続いていたので、とても嬉しそうでなによりでした。

それでは失礼致します。またお会いしましょう!

Lycee Overture 買取強化カード紹介!!(4/29更新)

by -遊々亭- リセ・オーバーチュア担当

READ MORE

始めよう、Lycee overture! まとめ

by -遊々亭- リセ・オーバーチュア担当

READ MORE

ゆずソフト 3.0環境 リセフェスタ通常構築戦 使用カードランキング

by -遊々亭- リセ・オーバーチュア担当

READ MORE