
【大会レポート】東京フェスタ【でちん】
先の9/30に開催された、東京フェスタに参加してまいりました。
10月の中旬にも福岡フェスタが開催されるとは言え、
地元から福岡までは飛行機での移動も視野に入れないといけない距離なので、
参戦するとしたら、相当の覚悟を要します。
そういうわけで、実質、僕にとってはガルパン環境最後のフェスタとなりました。
岡山では2-4という厳しい結果を残してしまったので、
リベンジを果たしたいという気持ちを胸に臨んでまいりました。
...結果としては、5-1で何とか壇上に登ることが叶いました!
デッキはお馴染みの日単です。
日単が強いエキスパンションなので、一回くらいは結果を残したいという思いがありましたが、
無事、三位入賞を果たせて満足であります。
それでは、以下レポートです。
レポート
まずは、簡単に戦績を提示させて頂きます。- 一戦目 花t宙ガウェイン(MIX) ◯
- 二戦目 月単(MIX) ◯
- 三戦目 花単(MIX) ◯
- 四戦目 BC自由学園(GUP) ◯
- 五戦目 花単(MIX) ◯
- 六戦目 宙単(MIX) ×
対戦相手の方が優勝決定戦へと旅立っていきました。
宙単に当たらなければ何とかなるだろうとは思っておりましたが、
6戦目までは1回も宙単を踏まないというマッチ運に恵まれ、勝ち残れました。
しかし、デッキ使用率的には...全参加者80人中、日単が16人、宙単も16人、
次いで花単が12人、月日が9人、雪単が8人、月単が4人+etc...となっております。
日や花は変わらず多く、それに強い宙も多いだろう...とは予想してたのですが、
ここにきて、宙の使用率がトップに躍り出て、花以上の比率になりましたね。
そういう意味では、今回のデッキ選択は結構な賭けだったかもしれません...
今回使ったレシピについて
軽量アタッカーをほぼ0にした、シンプルな移動日単となっております。
移動型日単 デッキ
EX2
計45枚
勘の良い読者の方なら、ざっとレシピを見た時点でピンと来ていらっしゃるかもしれませんが、
このデッキ、宙に対する対抗策はあまり入っていません。
理由としては、宙を意識するために構築を大きく変えた場合、
他のデッキと相対した時の優位性を保てるか、怪しいと考えたからです。
対宙で有効配となりえる<ビラ配り>の投入も考慮したのですが、
宙以外のカラーにはほぼコストにしかならないこと、
3ハンドを抱えながら偶数の4コストを捻出するのが大変なことを鑑み、結局やめました。
(EX1を15枚入れてるデッキでやれることじゃないですね...)
単体でAP5を持ち、移動に対応してブロックしてくる忍者シリーズ(<常陸茉子><矢来美羽><長光麻夜>)に対して一人で立ち向かえる<ガラティーン>や、
サポートを封じられてもAPを1配れる<アペシュ>も優秀なのですが、
他のカラーに対しては強みを発揮しづらいのがネックです。
同ブロガーのらじおくんと相談した結果、上記のメンバーも勧められたのですが、
他のカラーに対してもある程度働ける<レヴァンテイン>を投入するのに留め、
宙以外のカラーに対して負けないような構築を心掛けました。
日単を握るなら、宙単と競うな!持ち味をイカせッッ!
と、言ったところでしょうか。
...しかし、人数比率を見る限りでは、
宙単はトップメタと言っても過言ではない位に流行っているので、
今後は構築からきっちり考慮するか、デッキ選択の時点で考え直す必要がありますね...
試合解説
以下、各試合の簡単な解説を記載しておきます。一戦目 花t宙ガウェイン(MIX)◯
対戦相手は、しのびさんという方でした。
じゃんけんに勝ち先攻です。
相手がリーダーを選出してきたので、
早めのスタートを切れるようなマリガン基準を選定しました。
「リーダー」は<ガウェイン>でした。
「リーダー」が割れたことにより、相手のデッキタイプも予測がし易くなります。
ハンドに<華さん>を残してターン終了。
返しの相手は<ガウェイン>中央AFと<会長>を<ソル>の前に出し、中央DFに<アストルフォ>を登場。
その後、<ネロ>の対面に<ダプネー>を出して、エンド。
こちらはエンド対応で<ネロ>を右AFに戻してから、ターンを返してもらいます。
返しに<ネロ>アタックから<ネロ>をDFへ移動。
跡地に<華さん>を出し、<チョビ>を左AFに移動させてからアタック。
以降はお互いコンスタントに殴り合いつつも、
相手の左AFにキャラが沸くのが数ターン遅れたのもあり、先攻分で殴り抜きました。
試合後、
「でちんさんですよね、いつもブログ見てますよ~、頑張ってくださいね!」
と、激励のお言葉を頂きました。ありがたい限りです。
いつも閲覧してくださってる皆様にも、この場を借りて、感謝の言葉をお贈りさせて頂きます。
二戦目 月単(MIX)◯
対戦相手は、kumoさんという方でした。
じゃんけんに勝ち先攻です。
ハンドに<ネロ><チョビ><華さん>が居たのでキープ。
中央AF<チョビ>、右AFに<ネロ>を出してターン終了。
返しの相手は、<ネロ>の対面AFに<ニケ>を登場させてリカバリー2点回復。
<タケノコ>が戻っていったので、ハンドに嵩張っていたのかもしれません。
その後、右AFに<アシュリー>を出してターン終了。
返しのこちらは右DFに<華さん>を追加。
相手のごみ箱にAP3のキャラが居ないことを確認してから、<チョビ>でアタック。
その後<ネロ>でアタック。双方ともに対応無しで<華さん>の効果分を足した8点をスルーして頂きました。
返しの相手は<ネロ>の対面に<更科>。
<アシュリー>と<ニケ>で殴ってエンド。対応で<ネロ>を左AFに移動させます。
返しに<ネロ>のアタックは通ったものの、<チョビ>の攻撃に対応で<邪竜召喚>。
相手は<アシュリー>からアタックし、<鈴木>が落ちたので<ニケ>の対面に登場。
<ニケ>で殴ってきたので<砥ぎ>。<鈴木>と相打ってもらいます。
以降は<華さん>と<ネロ>の分で打点先行出来たため、アグレなどで詰め切って勝ちました。
<酒呑>と<華さん>はお互い出ててトントンといった感じなので、
どちらかが一方的に出していると、結構な差が開きますね...
三戦目 花単(MIX) ◯
対戦相手は、tomatoさんでした。
じゃんけんに勝ち先攻です。
ハンドに<ソル>と<ネロ>が揃っていたのでキープ。
先行1ドローで<チョビ>を引き、<ソル>→<ネロ>の流れで華さんも引けたので、
中央AFに<チョビ>を出し、引き込んだ<華さん>を残してエンド。
返しの相手は右AF<卯花>でのリカバリー1ドローから、
中央AF<ブレエリ>、左AFに<会長>でエンド。
こちらは<華さん>を登場させ、<ネロ>と<チョビ>で殴ってエンド。
返しの相手はAF三体で殴ったのち、DFにキャラを立たせずにエンド。
(この時点で相手のハンドが5枚だったので、<桃>込みだと盤面を埋められましたが、
<桃>が出なかったので、ハンドを抱えた方がよいと判断されたのだと思います。)
返しに10点入れつつ、こちらもハンドを保ちつつにターン終了。
以降はお互い同点程度の殴り合いを続け、
相手は時折、<卯花>効果のアンタップからの二回ブロックでお茶を濁しつつ、
それはそうとて、こちらもハンドに詰め札を揃えていきます。
最終的に相手のデッキが7枚になったので、
<華さん>込みの4点と、詰め札として用意していた<レヴァンテイン>能力で計7点を叩き込みました。
...この時点で残り1分だったのでちょっと焦ってしまい、
<リラックス>は残枚数的にケアできていましたが、<指相撲>はケア出来ていなかったので、
一度冷静になって、同じくハンドに残していた<秋山>から、+1点を入れた方がよかったですね...
四戦目 BC自由学園(GUP) ◯
対戦相手は、赤名さんでした。
じゃんけんに勝ち先攻です。
ハンドに<ソル>+<ネロ>が居たのでキープし、そのまま右DF<ソル>からのネロスタート。
<華さん>は引き込んだものの、他のアタッカーは引けなかったのでターン終了。
返しの相手は右AF<C安藤>、中央AF<U安藤>左AF<C押田>にて終了。
このままでは打点が負けているので、中央DFに<アマテラス>を出して終了。
(余談となりますが、<ネロ>は行動済み状態でも相手のエンゲージバウンスを回避できる、対BCでは最も重要なアタッカーで、<アマテラス>はエンゲージ前の安藤・押田相手と確実に相打ち出来て、
かつ、エンゲージ後の中型キャラ全員と相討てる優秀ブロッカーなので、万全のスタートでした。)
返しの相手は右AFの<C安藤>で殴ってから、左AFの<C押田>を<Rマリー>へエンゲージ。
<アマテラス>がこちらのハンドに戻り、中央AFの<U安藤>で殴ってからターン終了。
こちらは<華さん>ステップから<チョビ>を追加。
<ネロ>と<華さん>で殴りつつ、中央DFに<アマテラス>をおかわりしてターン終了。
相手は右AFの<C安藤>で殴り、中央AFの<U安藤>でも殴ってきたので<アマテラス>と相討ってもらいます。
さらに<Rマリー>でも殴ってきたので、<ソル>でキャッチしてから<砥ぎ>で相打ちに。
以降は概ねこちらが先んじて殴れているものの、相手のキャラが軽いため互角の殴り合いとなり
自分の残デッキが23枚に対して、相手の残デッキが25枚という状態に。
<ネロ>+<チョビ>+<華さん>で殴って10点ダメージエンドでも良かったのですが、
もう一度ターンをもらって11点削れるか微妙だったため、<レヴァンテイン>を追加。
計13点入れて、相手のデッキを12枚まで削ってエンド。
返しの相手は右AFの<C安藤>と中央に追加で出された<U押田>で殴ってから、
<内部分裂>により、<U押田>から<R安藤>へとエンゲージ。
相手のDFも沸き切らず、返しで殴り切って勝利しました。
<レヴァンテイン>を出していないと削り切れなかったので、
投入を勧めてくれたらじおくん様々ですね...
五回戦目 花単(MIX) ◯
対戦相手は、フレイメルさんでした。
じゃんけんに負け後攻です。
<ガイヤール>を探すためにマリガンするも、掘り当てられず。
代わりに<チョビ>+<カルパッチョ>+<華さん>が確認できたのでひとまずよしとします。
相手は左AF<佐奈>、中央AF<ハロエリ>で終了。
返しのこちらは中央<チョビ>、右<カルパッチョ>と微妙な立ち上がりです。
相手のアタッカーのどちらかは止めたかったのですが、
適切なキャラが居なかったため、<鈴木>が落ちることに期待しました。
相手は二体で殴ってから右AFに<会長>を追加。
こちらも中央DFに<華さん>を追加して、<チョビ>と<カルパッチョ>でアタック。
返しの9点でも<鈴木>は落ちず、
相手は中央DFに<アイリスフィール>、右DFに<上坂>追加で固めの姿勢に。
ここまでの状態で、打点でも盤面でも負けているのため、厳しい展開でした。
返しのこちらは左DFに<アマテラス>を追加し、<チョビ>で<上坂>にアタック。
相手はキャッチから<アイリスフィール>でサポート。こちらも<アマテラス>でサポート。
相手は能力からごみ箱の<上坂>を回収。こちらは<華さん>と<カルパッチョ>で殴ってエンド。
相手は左DFに<卯花>を追加し、右DFに<上坂>を追加。
<ハロエリ>と<佐奈>で殴ってエンド。
こちらは<華さん>をDFに下げ、<ガイヤール>を<卯花>の対面に追加してアタック。
相手は<卯花>でキャッチしてきたので、<華さん>と<カルパッチョ>のサポート込みで落とします。
更に<上坂>の能力も使ってもらったことにより、打点自体は差がついてしまいましたが、
リソース差で何とかごまかすような方面に舵を切れそうだった為、
相手の資源を削るようなムーブを取ることにしました。
以降は何とか追いすがりながらも攻防を続け、粘り、
以下のようなハンド、盤面になりました。
自デッキ・残り3枚。相手デッキ・残り13枚
冷静になって考え直すと、相手はアグレを引き込めない限りこっちを詰め切れません。
(試合の当事者になると、客観的に見たら当たり前な判断も、難しくなりますね...)
なので、<ガイヤール>で殴ってから<カルパッチョ>を右DFに移動。
<水着アルトリア>を中央AFに出してからオーダーチェンジ。<鈴木>でアタック。
相手は<ユースティア>でキャッチしたので<鈴木>一方落ち。からの<チョビ>がサイステでアタック。
これにて相手の山がドロー込みで5枚になり、こちらの詰め筋が生まれ、
相手は返しでアグレを引き込めなかったため、辛くも勝利しました。
六回戦目 宙単(MIX)×
宙単!!!!\(^o^)/(先日自分でアップした記事の通り、日単は強いデッキだけど、宙単に対しては相性が悪いため)
宙単に当たらなければ何とかなる!という思いによりここまで来ましたが、
最終戦で当たってしまいましたね...致し方なしです。
というわけで、相手はかばぷさんでした。
じゃんけんに勝ち先攻です。
<ソル><ネロ><華さん>とそろっており、これ以上求むるものもの無いためキープ。
右DF<ソル>→<ネロ>と出すも、<華さん>込みでハンドが全てEX1になってしまいました。
返しの相手は左AFに<会長(宙)>を出してエンド。
こちらは<ネロ>移動...対応で<ロンゴミニアド>を打たれ、
まともなアタッカーが<華さん>しか居なかったため、<会長>に<アマテラス>を合わせてエンド。
相手は<会長>アタックから<アマテラス>キャッチ。能力で相打ち。
さらに、<会長>の跡地に<忍者>が出てきてターンを渡されます。
<忍者>の前に<レヴァンテイン>を出して終了。
相手は中央に<お銀>を追加。<忍者>で攻撃。
それはスルーし、返しに<レヴァンテイン>を前に出し、<華さん>を追加してアタック。
返しの相手の攻撃で<鈴木>が落ち、AFに出したものの、相手も<フリント>を追加。
打点で大幅に負けつつあるものの、ひとまず<レヴァンテイン>でアタック。
さらに<鈴木>でアタックすると、そこはスルーされます。<ビラ>でも<砥ぎ>でも等価ですからね...。
仕方ないので<華さん>を下げ、中央AFに<ヘルモーズ>を追加して殴ると<忍者>が起動。
<華さん>のサポート込みで相討ってもらいます。
そこからは殴り合いを続けるも、<鈴木>はすぐ止まり、こちらのクロックが6点なのに対し、
相手のクロックは8点あり、さらにこちらが軽いブロッカーを引き込めず、
ひっくり返った先手後手と共に、敗北致しました...
そういうわけで、結果は5-1の三位入賞です。
最後は負けてしましたが、なんとか今シーズンも1回は壇上に登れることが出来ました。
よかったです...
終わりに
さて、今回の記事はいかがでしたでしょうか。割り切ったデッキ選択だったので、最終戦の結果は、悲しいですが納得は出来ております。
しかし、記事の頭でも書いておりましたが、宙単が隆盛していることを鑑みつつ、
また、VAの先行公開カードの中で、宙の性能が抜きんでていることを考慮すると、
次回も日単で勝てるかはちょっと怪しいところですね。
何だかんだ言って今まで日単以外で勝ったことは一回しかないため、
来シーズンは厳しい戦いになりそうですが、
折角なので、いろいろなデッキを試したいと思っております。
それでは、今日もでちんはKOOLに去るぜ!