
Whirlpool 1.0 カードレビュー 月属性編【らじお】
よろしくお願いします。
今回の限定構築月単について
能力値を下げたキャラのみに使える強力な効果を含めて上手くハマると気持ちいいデッキになっています。というのをとあるの時に書きました。
今回はそれに加えて中型で盤面を埋めていくことに優れています。3ハンドキャラが登場時効果で手札効率消費を抑えつつ、うまく盤面を中型で埋めるデッキです。
中型キャラ6体というキツめの条件もありますが、揃ったときの盤面制圧力はなかなかなので、中盤までキャラを減らさないようじっくりゲームをすすめたぶんを取り返していきましょう。
前見たことがある内容かもしれませんが、前見たことがあるデッキなのでしょうがないですね。
SRカードについて
君原 結愛
<エリア>から4コスト出せるのでうまく使い切れば4コスト分オトクです。
エリアからコストが出るのは1ターン遅れてしまいますが、出たターンに自分にかけたコスト分が戻ってくるのがほぼ確定なのは他のドロソにない強みだと思ってます。
冥堂 羽月
置き場をためる方法が相手が場を離れるか、<冥堂>がいるとき自ターンにキャラが出るかで、スペック操作軸で普通に動かしてたら自然に達成するのでかなり簡単にたまります。
エリアもスペック操作、ドロー、回復とさまざまなことができるので、スペック操作でデッキを組むならこれありきで考えたいですね。
天川 湊月
除去メタは一回きりですが、2回使える数値操作は下げ幅もまあまあなので、この2つの能力がおまけでついてるだけでも合格です。
個人的には本命はリカバリーで、後手1ターン目くらいしか発動することはないですが無条件でドローみたいなものなのでただでさえ似たようなスペックだらけのスペック操作軸ではこれだけでだいぶコーナーで差がつけられてると思っています。
他にもこのリカバリーがついてるキャラは各色にいますが、ほぼ全部強めなのでできるだけ採用していきたいところです。
構築限定カードについて
天ケ瀬 小雪/紅葉
1ハンドキャラだけど盤面では3コスキャラ扱いなので3コス以上が6体必要などの厳しい条件の達成に必要なところになってます。
<天ケ瀬>はいざという時の使い切り数値操作、<紅葉>は能力消しで、それぞれ使い切りの強力な能力がおまけについていて限定構築なだけあります。
藍野 深織
チャージを使うテキストも移動日などの同列からの複数回攻撃にめっぽう弱い月単向けのテキストになっていて、ミックスにも欲しかったという気持ちしかありません。
二谷 天寅
盤面が6体埋まるまで使わない、ほぼ使えないテキストになってしまっているのが厳しい評価になってしまいますが、盤面が埋まってからはある程度の活躍を見込めそうです。
切札は6体埋まってから言えるキャラ回収能力なので、<剣の姫>が置けてないなら<冥堂>を、特定のメタが刺さる相手にはそのキャラを拾いに行くことになりそうです。
雪にいつでも打てる除去が出た関係で、切札対応除去で場に5体しかいない状態だけど、黄色字の対象は適切だから切札は処理されてしまい大幅に不利になるという流れは今後よくありそうです。
相手の色によっては注意して使いましょう。
その他R以下のカードについて
小鳥遊 紬
場を離れる能力のメタと比べると発動の機会は少なそうで、DMG下げも3コス6体縛りが厳しく能力が発動しないことも多そうですが、リカバリーがあるので全て許しました。
プレイ可能なリカバリーが2種あるのは後手のゲームでかなり嬉しいです。
大槻 果林
数値操作側は6体縛りも手札消費も厳しいのに割と数値の幅が狭くめったに使わなそうな能力です。
複色メタは効果は凄いのですが、一部の限定構築にしか刺さらない能力なので環境によって積む積まないがはっきり出すぎるカードですね。
花房 小春
おまけの方の能力はタダで−2振れて、3コス5体縛りでミックスにも優しい仕様が身に沁みるカードです。
DFにしか出ないのがマイナス要素ですが、スペック操作軸はどうせ後半後ろにAF用の数値操作を置くのであまり関係ないと思います。
2コスのDF向けカードを減らしたところにすんなり入るいいカードですね。
柊 月音
<花房>と似たようなカードですが、おまけの縛りが3コス6体縛りで出来ることも相手ターン中の全体APマイナスで少し後ろ向きすぎるように感じます。
AFが毎ターンガッツリ殴れるマッチではDFをより固められるこちらを、相手がしっかりAFを数値で止めてくるマッチでは<花房>を優先することになりそうですが、お好みでどうぞと言った感じです。
フローリア・レキ・ヴェストリア
DFを軽く固めるカードにほぼ縛りなしのスペック操作がついてるのはかなりうれしいと思います。
レッサー系のカード全般に言えることですが、一回ダウンしてしまうともう一度出すにはもう一体キャラが消えた状態にならなければならず盤面を調整するのが大変です。
移動日のようにキャラの破棄をメリットにしづらい数値操作軸の月では特に<フローリア>のチャンプブロックには慎重になるべきと思っています。
と言った感じです。とあるからカードがあまり強くなってなさそうに見えますが、おまけテキストが増えて前のカードと比べて活躍できる場面が多いのでしっかり取捨選択を考えていきたいですね。
それでは今回はここまでとします。
GP名古屋まではフェスタは大阪の一回しかなく、Whirlpool環境がどういう環境になるか楽しみにしています。
それではまた。