
新弾発売直後のフェスタはロスフラ宙を使って5-2という結果でした。アクアプラス2.0のみで組める限定構築の中ではかなり強いデッキと感じてます。
今回はそんなロスフラ宙について発売2日で分かったことだけですが説明していきます。
ロスフラ宙とは
<トゥスクル皇/ハクオロ>でデッキの上から様々なキャラをプレイしつつ、<願う未来へと>の切札の条件を満たしてウィツァルネミテアの早期登場を目指すデッキです。うまくいけば毎ターン追加で2枚ドローしてるような状況となり、盤面をすぐに埋められます。また、盤面のキャラをコストに変換するのも可能なので、さながら日のような連続攻撃もできます。
気持ちよくキャラを出しまくってるうちに条件を満たすとウィツァルネミテアが登場、アグレッシブで6点orボーナス3点を叩き込み相手の顔を凹ませて勝つデッキです。
デッキの上のカードが都合のいいキャラかは完全に運なのでそういうランダム性に翻弄されるのと、ほとんどのキャラが移動能力があり盤面整理と合わせて配置をいじる難しさがあるのとで慣れるまでは大変かもしれませんが、それ込みでパワーが高く楽しいデッキになっています。
なお、これら2つの特徴は2019年に強化されたオーガスト宙、2022年末頃から2023年始あたりの宙日の特徴であり、どちらも環境トップのポテンシャルを持ってました。強いデッキと強いデッキ合わせたら強いじゃん!?みたいな発想のデッキに見えますが、どちらも好きだった僕としては大歓迎です。
リセフェスタ東京 使用デッキ
カード解説
ほとんど公式レシピに書いてありますので、公式レシピと合わせてご覧ください。強力な除去耐性があり盤面からバトル以外で消すことはほぼ不可能で、かつ大量のサーチがあるため基本は常に盤面にいるカードです。
盤面から消えないことと貴重なSP2を活かして、スペックが低い雪相手には多彩なスペック操作を活かして守り、ビート色相手にはジャンプで攻防にSP2を活かします。
デッキトップのカードを使う能力ですが、3枚の内2枚まで横に置けますが、残りのカードはそのままトップに残ります。これを活かして手札に引き込みたいカードはキャラの登場時のドローで引くことができます。順番を変えたりはできないのでそちらは注意です。
個人的にはですが、ターンが始まったらまず能力を宣言しています。<兄の望み/オボロ>などの能力で出すキャラやスペック操作できるキャラがめくれたらまず出したいので、あとからめくってプランがめちゃくちゃになるのを避けたいというのが理由です。
切札対応で破棄されたときのみ回復はできますがウィツァルネミテアが登場できず大変なことになります。
キャラが登場するたびに置き場を貯めるため、デッキやゴミ箱からサーチがとても多くなります。登場時の処理を忘れないよう気をつけてプレイしなければなりません。切札の条件も置き場のカードのコストの合計を参照するため、今まで置いたコストの合計を確認しやすく並べるとよいかもですね。
僕は2から6コスのキャラを分けて管理することでもうプレイしたキャラを無駄にプレイしないように管理していましたがコストの合計が10になるように束を作って管理している人もいたので、自分がプレイ中何を知りたいかでどういう置き方にするか決めて置くといいです。
先程の<トゥスクル皇/ハクオロ>の話と被りますが、<トゥスクル皇/ハクオロ>で確認したトップのカードが不要ならドロー前に置き場を貯める処理を挟んでデッキを探してシャッフルすると新鮮なカードを引くことができます。最終的にゴミ箱から置き場に置いてもデッキを探すのは任意なのでチラ見する場面では遠慮なくチラ見していきましょう。
<トゥスクル皇/ハクオロ>の能力を使ってもいきたいので、手札に<物見遊山の旅/クオン>がいても出したいキャラが<トゥスクル皇/ハクオロ>でめくれたり、噛み合いが良くない場合もあります。それでも置き場の貯まり方を加速してくれるカードなので引いたら使う気持ちでプレイしています。
ターン開始時にスペック操作とチャージの破棄が誘発しますが、チャージの破棄を忘れるとチャージがあっても自身がデッキボトムに送られてしまいます。気をつけましょう。
このデッキは<トゥスクル皇/ハクオロ>が大当たりを引くとすごい速さで盤面が埋まってしまいますが、そういう時に破棄を選べるのも便利です。
ただよくあるのが2回目の1ドローを忘れてしまうやつです。チャージなど目に見えてわかりやすい目印がないのに、<トゥスクル皇/ハクオロ>の能力の関係でとりあえずでいいづらいのがネックですね。気をつけましょう。
<トゥスクル皇/ハクオロ>でめくれた場合は手札宣言では使えないため、ドローキャラで手札に加えてから使いましょう。
これらを使ってAFをどかしつつ、新たなキャラをプレイすることで置き場を貯めていきます。既に攻撃したAFをどかして同列から2回3回と攻撃することができるので、DPでこちらを止めるデッキには滅法強くなっています。
またウィツァルネミテアも6コスキャラなのでどかしてペナルティを発動させられます。終盤打点をねじこみやすくなるので、2枚目以降も手札にあるとあるだけ強いやつだと思います。
また、<兄の望み/オボロ>もですがこれら2種も<トゥスクル皇/ハクオロ>サーチの手札宣言です。これにより<トゥスクル皇/ハクオロ>は採用枚数+12積のカードなので、マリガンの際は多少無理をしても大丈夫だったりします。
この辺の内容大体公式サイトに書いてあるな...
スペック操作でしっかり守ってもよし、適当にチャンプブロックに使ってもよしですので、次の<トゥスクル皇/ハクオロ>のめくりや置き場の枚数に応じて使っていきましょう。
<オンカミヤリューの始祖/ムツミ>は確定としつつ、<天心無影斬/ゲンジマル>、<蹂躙せし覇王/リンネ>、<義を重んじる教団の旗長/ウンケイ>はまあどれでもあんまり変わらないので好きなカードを使うか抜くかはお任せします。
マリガン基準
<トゥスクル皇/ハクオロ>があることは必須なのですが、<物見遊山の旅/クオン>、<薬師見習いの少女/エルルゥ>、<人見知り/アルルゥ>の置き場を加速するカード達と<兄の望み/オボロ>等の盤面整理系のカードの枚数に応じてマリガンといった感じです。ふわっとしてるのはなんだかんだめくれて結果オーライになったりするし、めくりによっては引いといたカードがあんま関係なかったりもするからです。
消極的な基準になりますが、小型が多いとか6コスが多いとかはシンプルに強くはない手札なのでそういう手札はマリガンしちゃいましょう。
おわりに
という感じでロスフラ宙の記事でした。ゲームの流れとかも書きたかったのですが、ハクオロ能力に大きく左右されてイマイチ書きづらかったのでまた今度機会があればということで。なんかめくりがどうこうばっかり言ってねーか!?と言われると、そうです。うまくめくると非常に強いので、昔オーガスト宙がいわれていたようなパチンコデッキの側面もめちゃくちゃあります。
ただ当たらなくても強く使えるデッキでもあるので、ひとまず気になったら使って見るのがおすすめです。
今回はここまで。ではまた。