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FGO2.0 SRカード考察

    posted

    by 緋色

    こんばんは、どうも僕です。
    いよいよ再来週に東京地区予選、GPFinalですね。
    名古屋地区では花、月の二属性、どちらを握るか。みたいな環境だったように思います。
    そんな中ですが、今回はバージョンFGO2.0のSRカードについて考察記事を書いていこうと思います。

    FGO2.0 SRカード考察
    スカサハ
    AP4/DP4オーダーステップの高スペックに加えて、特殊能力でほぼ毎ターン1点ずつ相手に与えることができます。
    しっかりボードメイクに手札を割けるようでしたら、DFキャラとしても適任かもしれません。
    ですが、花属性相手は<エリザベート・バートリー(ハロウィン)>に能力をメタられているため、コストパフォーマンスが悪くなってしまうことが難点ですね。
    環境的に見ると採用はしづらい一枚かもしれませんが、SRとしてのカードパワーは十分持っていると思います。

    ランサー/アルトリア
    今回SRにアルトリアまみれですね(
    6コスト要求とはいえ、EX2、「オーダーステップ:0」、AP5/DP5、DMG4、とかなり高い性能を持っています。
    また、いざとなったら能力で自壊はもちろん、総計手札5枚消費ですが列除去としても見れます。
    なかなか手札枚数差でアドバンテージを取れる場面は少ないですが、月相手の<SRマシュ><酒呑童子>なんかを同列に並べてこられたときなんかは積極的に打っていきましょう。
    能力を考えずとも、AP5/DP5でノーコストの「オーダーステップ」、DMG4は場に出してかなり優秀スペックなので、宙デッキには採用したい1枚だと思います。

    アーチャー/アルトリア
    日のアルトリア>は「オーダーチェンジ:0」と戦闘終了時移動の効果を持っています。
    自分の攻撃後にスペースを空けられるため、同じ列から何度も殴る、日属性の得意な動きを更に加速させる事が出来るキャラですね。
    同属性の<SRネロ>と合わせるとどこからでも2回攻撃が出来たり、序盤にAFに<U細見>などのAP3/DP0キャラを登場させやすくなるなど、日属性の動きに大きく貢献する一枚ですね。
    有効な使い方や、使用したデッキ等は先日タマーMAXさんが挙げた日単の記事をどうぞ。

    謎のヒロインX
    日属性の貴重なSP2兼ドローソースです。
    日単での運用だと、相打ちを併せられやすい<ガラティーン>や<ロムルス>などと相性がよく、積極的にDP0をAFに展開できる理由になっています。
    また、FGO単での運用を考えると、2マナ帯のキャラが多い花属性と合わせて、手数で勝つタイプのデッキも作れますね。
    日単では、SP2の貴重な選択枠の一つにあがると思います。デッキ構築の幅を広げる良い一枚ですね。

    ジャンヌダルクオルタサンタリリィ
    イベント除去を起動すると1枚ドローできます。
    先述の<謎のヒロインX>もそうですが、手札交換にならない、純粋なドローソースです。
    非等価になるため打ちづらかった<ガンド>が等価交換になったり、<聖抜><身代金誘拐ごっこ>などがアドバンテージのとれる除去になったりします。
    ゴルゴーン><荊軻>などイベント外の優秀な除去カードも多いため、デッキタイプによって選択、という感じになるのかもしれません。
    個人的にはかなり優秀な一枚だと思います。

    ジャックザリッパー
    3コストDMG4ですが、DP1ととまりやすいです。
    しかし、真価を発揮するのはその能力で、とめられなければDMG4、とめられればゲームスピードの遅延、と両極端ではありますが、仕事量はかなり多いです。
    DMG4として通る場面が続くようなら、他列のDFに除去を当てて、はやめはやめの打点レースに持ち込めますし、とめられてゲームの遅延が出来るようなら、ターン数が増える=除去にアプローチする回数が増える、なので<SR清姫><ジャンヌダルクオルタサンタリリィ>などの誘発機会が増やせる、と
    ゲームを通して活躍してくれることでしょう。

    エリザベートバートリー(ブレイブ)
    今弾でめっちゃ増えた花の2コストDMG3シリーズです。
    P五十鈴華>のサポートが要らない版、と書くとかなり便利な気がしますね。
    また、能力宣言しなければDP0なので、終盤にかけて<エウリュアレ>などのために場を空ける要因になったり、<ルールメイカー>で積極的に回復を始めることが出来たり、かなり便利なカードです。
    花単、FGO花単だけではなく、今の段階では花を絡んだ混色全てのデッキに3~4枚採用できるくらいパワーの高い一枚だと思います。

    アストルフォ
    スペックだけ見ると、2コストAP0/DP3なので普通なのですが、能力はかなり優秀です。
    手札1枚で2回サポートしたり、サポート後に防御に回れたり、いざと言うときは2回攻撃できたりで軽いアンタップ能力としてかなり優秀ですね。
    イシュタル><謎のヒロインX(オルタ)>とあわせてDMGを底上げしてやりつつアンタップで2回攻撃、なども十分選択肢にあり、器用な動きが出来る一枚ですね。

    酒呑童子
    条件付の全体デバフカードです。
    月属性を環境のトップに押し上げたくらいのパワーで、とりあえず能力が誘発していれば実質的に一列分くらいのダメージは相殺していることになります。
    このカードのおかげで、DF配置に手札を割く前、殴り合いになる段階から打点優位をつけることが出来ます。
    またターン開始時という性質から、<万古不易の迷宮><邪竜召喚>などのイベントカードとも相性がよく、そこで更にボード、手札ともにアドバンテージをつけていくことができますね。
    後述の<SRマシュ>とも相性がよく、手札をためつつキャラを追加できるため、序盤から両方が揃っているとそれだけでだいぶ有利がつくゲームもままあります。

    マシュ=キリエライト
    先述の<謎のヒロインX>や<ジャンヌダルクオルタサンタリリィ>は条件付でしたが、このカードは実質条件なしで毎ターン月2点を発生します。
    とはいえ先行投資に追いつくまでにはタップ状態で居なければいけない点など、万能、というわけではありません。
    ですが、先述の<酒呑童子>とは相性がよく、手札消費を抑えつつキャラ追加、ができるため弱点を補い合っている上にパワーが高い、といいとこだらけです。
    また、本体のスペックもAP0/DP3と特別低くないところもいいところですね。
    後攻をとった際にはダメージレースの都合相手の場と相談することはありますが、先攻を取った際には、文句なしで出せる安定カードだと思います。
    同列に強力なキャラを合わされたときのために<山の翁><玉藻の前>などスペックの高いオーダーチェンジキャラを手札に抱えておくと、なお良いですね。

    ネロ(ブライド)
    タップしてやるだけでAP,DPを操作できる、とこちらもまた強力なカードです。
    サポートして使ってやるのはもちろんですが、攻撃、防御にも誘発するため実質的にAP3/DP2としての運用が出来ます。
    STフランケンシュタイン>と合わせて使うとサポートなど関係なく、好きなキャラにデバフを飛ばせるため<STフランケンシュタイン>の隣に登場された際には注意したいです。
    天刀ムラマサ=オボロ>が場に居るだけで相手を威圧していたのと同様、このカードも登場するだけで攻撃が通せる優秀な一枚です。


    ちょっと月のカードだけ長くなっちゃった感ありますねw

    前弾に比べると、どの属性もカードパワーが大きく跳ね上がった様に思います。
    その中でも月、花はデッキとして頭一つ抜き出ている環境になってきています。

    最初にも書きましたが、東京地区、GPFinalが翌々週まで迫っていますね。
    今回の記事が呼んでくれた人のデッキ調整に少しでも役立っていただければ幸いです。

    あと、名古屋地区ではタマーMAXさん、入賞おめでとうございます。これでGPFinalでもお会いできますね!

    ではでは~

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【環境考察】月属性から見る現在の環境【緋色】

    posted

    by 緋色

    こんばんは、どうも僕です。
    GP大阪地区、名古屋地区も終わり、残すは東京地区、そしてGP決勝となりました。
    僕はというと大阪地区へ足を運んだはいいものの、初戦敗退という悲しい結果に終わってしまいました。
    そんな大阪地区予選は、月と花属性だらけだったようで。
    今回は、その中でも月属性についてお話していきます。

    月属性がなぜ強いか、なぜ人気か
    僕は、その理由は2点あると思っています。

    1.わかりやすいゲームプラン
    以前に月属性の紹介記事を書かせていただいた際にも書きましたが、月属性は臨機応変さ、その場しのぎの上手さが問われる属性でした。
    それが、FGO2.0によってかなりわかりやすいゲームプランが取れるようになり、そのプランがかなり強いことが月ユーザを増やし、この環境がある、と思っています。

    なぜかなりわかりやすいゲームプランが取れるのかというと<STフランケンシュタイン>と<酒呑童子>、主にこの二枚で、ゲームプランが確立してしまうからです。
    もともと、月属性はダメージレースに負けそうなところを<メディア(リリィ)>や<後藤モヨ子>など、能力修正を与えるカードで何とか合わせて、という動きが得意な色でした。
    しかし、<STフランケンシュタイン>の効果で、攻撃がとまっても打点は入り続け、<酒呑童子>の効果で相手の打点は下がり、ダメージレースもなかなか負けづらくなりました。
    この両カードを揃えると、攻撃せずにずっとAFキャラをタップし続けるだけで打点が入り続け、被ダメージも軽減される、という状況が出来上がってしまいます。
    さらに強みとして、この2枚を揃えてゲームをすることは難しくないんですね。
    先述の<メディア(リリィ)>などは、使い方が多少難しかったりするのですが、STフランケンシュタイン>はぱっと見で通らなければ寝かせばいい、とかなり簡単に択をとれます。
    当たり前っちゃ当たり前ですが、プレイ難度が高くなく、割りと勝てるデッキに仕上がる、というところは月属性が増える理由になるのではないでしょうか。

    2.新ロビンフッド
    2点目に、<新ロビンフッド>の登場が挙げられます。
    コモンとはいえ、このカードの強さは引いたら出す、と言えるほどのレベルです。
    AP-2/DP-2修正というのはかなり大きく、大体のキャラがとめられなくなる大きさです。
    実験>を装備した宙キャラを止める気無くすのと変わりませんね。

    先出しでもいいですが、真価を発揮するのは後出しをしたときです。
    相手のAP1のキャラなどにあわせると、もう他列が通り始めてしまいます。
    もちろん1体にしか効果は適用できませんが、<ロビンフッド>が通れば3列通る、と言えるほど影響力が大きいです。
    これによってこちらのダメージがなかなか止められず、しかも相手の攻撃は<酒呑童子>で軽減、という前向きなゲームプランも取れるようになりました。
    これについても、<ロビンフッド>が相打ちしないように登場する場所を意識する、くらいなのでプレイ難度は高くありません。

    この2点がFGO2.0の月属性の強みかつ、強さ、人気の理由と僕は思います。

    各色に対しての立ち回り
    さて、ここからは自分が月属性を握る側としての話をします。
    プレイ難度が高くない、とは言いましたが、トップメタの一角に居座る以上、意識されるのは必然です。
    デッキの幅は広がりましたが、ざっと各属性相手の立ち回り、意識することを一言書いていきます。

    対花属性
    冒頭でも書きましたが、月属性と並んで環境のメタの一角に位置するデッキですね。
    ナイチンゲール>を擁するFGO単、<SRダージリン>・<SR武部沙織>など優秀な中型キャラを多数擁するオーソドックスな花単、どちらも手ごわい相手です。
    どちら相手にも、手札0枚の状態からウォームアップドローで<エリザベート・バートリー〔ハロウィン〕>を登場させられるリスクがあるため、<STフランケンシュタイン>主体の戦法はとりづらいです。
    しかし、小型キャラが多いため<酒呑童子>がかなり効く相手だといえます。
    また、<ステンノ>対策に<トリスタン>などを採用すると、<STフランケンシュタイン>戦法も取りやすく、有利に戦えるはずです。
    SRマシュ>を活かした消耗戦を仕掛けていくのも悪くないでしょう。
    ただ、こちらのキャラ沸きが悪くなった途端、押し切られてしまうこともまた良くあるので、常に打点負けしないよう意識していくことが大切です。

    SRネロ>や<SRアンチョビ>相手に先述の<トリスタン>が大きく刺さるため、積極的に出していきたいですね。
    トリスタン>は日、花を意識するなら採用の価値がある一枚でしょう。

    また、<レヴァンテイン>の能力に合わせて<万古不易の迷宮>を発動できると、ぐっとゲームが有利になります。
    酒呑童子>の能力起動条件もあり、狙いやすい動きだと思うのでぜひ。
    織田信長>や<フレイムタン>等の「アグレッシブ」持ちには<酒呑童子>も無力なので、軽減しているから、と余裕を出さず受けれるところは積極的に受けていき、有利なレースを意識しましょう。

    高スペックキャラが更に増え、止めづらさが増した宙単ですが、新たな月単の戦い方にはぴったりなのかもしれません。
    SPでとめることが減り、APでとめる事が主流になったため、以前ほど<ファントムメイデン>の怖さもヘリました。
    また、宙属性お得意の「オーダーステップ」戦術には、<STフランケンシュタイン>の効果を合わせてやることで、うまみが半減...くらいまで行きます。
    相手側も<炎上汚染都市冬木>など、飛び道具が増えたため過信は出来ませんが、大きく見れば有利な相手です。

    mix仕様の雪単もかなり力がありますが、流行りのFGO雪単についてです。
    サンタオルタ>のアンタップ制限効果がかなり強力で、除去+起きない、で1つの除去が2倍以上のパワーになってきます。
    雪相手は<サンタオルタ>を引かれないことを祈り続けるか、構築の段階で<風魔小太郎>や<無理難題>を採用することで誘発効果を防ぐか、が大きな対策になります。
    また、日や花ほどではないですが、優秀な2マナDMG3キャラを多く擁するので、積極的に登場させ、手札枚数の差をつけていくことも意識していきたいです。

    月属性ミラー
    大会シーンでは必ず訪れるであろうミラーマッチについて。
    STフランケンシュタイン>意識の<トリスタン>や、<モーツァルト>などの採用が大きな鍵になるはずです。
    また、<玉藻の前>などの大型キャラを採用することもダメージレースで差をつける要因になるでしょう。
    ミラーマッチを意識する構築にすると、他の色相手に多少薄くなってしまうのが難点なので、そこは環境読みや地域柄をしっかり意識して臨みましょう。

    プレイの点では、相手の<SRマシュ>に<ロビンフッド>をあわせてやることが一番手っ取り早く、かつ最大の勝因になると思っています。
    DP+SPとめが少なくなってきた現状では、とめたキャラが通り続けてしまう、という状況をなかなか打破できず<ロビンフッド>で攻撃しているだけで勝ち、見たいなゲームも結構あります。
    また、<魔霧><邪竜召喚>などの飛び道具でも差はつけられるので、手札枚数などはしっかり意識していきたいですね。

    さて、11月も終わりに近づき、残すところは東京地区、GP決勝ですね。
    12月のプロモーションカードにも期待できますし、まだまだいろんなデッキが登場してくるように思います。
    自分もそうですが、悔いのないGPになるようがんばりましょう。


    では~

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