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【1ページ目】攻略コラム:2018年8月 | ファイアーエムブレム サイファ

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計略杯 111人のデッキレシピから見るデータ分析 後編

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    by 攻略コラム

    計略杯 111人のデッキレシピから見るデータ分析 後編
    お世話になっております。クロイです。
    8月18日(土)に「ファイアーエムブレムサイファ東京CS『計略杯』」というイベントを開催させていただきました。前編の記事では計略杯での主人公の分布や色の使用数・デッキタイプの分析などを行いました。後編では独自にピックアップしたカードの採用率の調査結果になります。

    ピックアップ分析
    以下は筆者が選定した17枚のカードの採用率を分析した結果になります。
    あのカードは111人中何人が使用していたのでしょうか。

    神剣に選ばれし英雄 マルス
    • 主人公 :22
    • 非主人公:12
    • 合計 :34
    主人公分布で堂々のトップだったマルスですが、横での採用数も決して少なくないという結果になりました。主な出張先として<エリーゼ>主人公で3名、<エリウッド>主人公で2名、<カムイ(男)>主人公で2名といったところです。

    非主人公としての採用ですと継続的なドローを狙うのは難しいところですが、そもそも1枚でもドローできてしまえば手札の損失なしに戦闘力70のユニットが出撃できているわけですので、それだけでも使われる理由になると思います。また、横で使う際には相手の不意をつく制圧効果も忘れてはいけません。

    改めて見ると、軽い条件でのドローに加え比較的狙える特殊勝利効果と、とんでもなくハイスペックなカードと言えるでしょう。ちなみに、今回調査したカード17枚の中で採用枚数の多さ第3位になります。

    気高き愛の聖女 レナ
    • 主人公 :0
    • 非主人公:39
    • 合計 :39
    汎用性の高い回収カードになります。攻めには必殺札の回収、守りでは回避札の回収、さらには相手の退避エリアをリセットできる効果を兼ね備えた本当に強いカードだと思います。退避リセットは<チキ>主人公や<エリーゼ>主人公、横で<4cジェニー>を使うデッキには特に効果的で、元々が回収効果の方を目当てに採用したとしても役に立つ時が来る、おまけにしては優秀すぎるメタ効果と言えるでしょう。

    その強さは採用率の高さからも窺えます。111人中39人の使用は採用率35%という数字になり、また赤の使用者が67人(前編参照)であるため赤の使用者の中での割合で言えば58%となり、デッキに赤が見えたら半分以上の確率でレナを入れているということになります。

    優秀な回収効果と強力なメタ効果を備えた本カード、しばらくは赤のカードの代表格としてよく見ることになるでしょう。ちなみに、今回調査したカード17枚の中で採用枚数の多さ第2位になります。

    流れ者の闇魔道士 エッツェル
    • 主人公 :0
    • 非主人公:10
    • 合計 :10
    今まで赤に暗闇の紋章はなかったのですが、ついに登場したのがこの1枚になります。13弾のカードリスト公開時にもざわついていたのは記憶に新しいかと思います。効果自体も強く、赤のできることの幅が広まったカードと言えるでしょう。

    採用率としては10人となり、赤の使用者67人からすれば約15%という数字で落ち着いています。とはいえ多かれ少なかれ赤が見えた時点で暗闇の紋章のことも警戒しなければならなくなったので、カードプールに存在している時点で価値のあるカードであることは間違いないです。

    見つめる黒翼 エフィ
    • 主人公 :0
    • 非主人公:45
    • 合計 :45
    11弾にて登場したオーバークラスのカードの1枚です。現環境においてもそのパワーは高く採用枚数も多いであろうと調査対象にしたところ、なんと調査したカード17枚の中で採用枚数の多さ第1位となったカードです。正直なところ<4cレナ>や<4cジェニー>よりも多いとは思っていなかったので個人的にはとても驚きました。

    しかしながらよくよく考察してみると、オーブを直接退避に送る効果は中速のビートダウンにおいてはもちろんのこと、待ちのコントロールにおいても相手にリソースを与えないという点で重宝される効果と言えます。実際に赤を使ったデッキレシピをいくつか拝見したところ、攻撃的なデッキにもコントロール的なデッキにも幅広く採用されていたのが分かりました。また支援30というのが重要で、支援値を落とさず、あるいは支援値を底上げしつつデッキに組み込める点も嬉しいです。

    111人中45人という数字は割合にすると40%、赤の使用者に限れば45/67でなんと67%にも及びます。エフィのために赤を入れるということは薄いにせよ、赤を入れれば高確率でエフィも入れようという思考に行き着くといったところでしょうか。今後ともよく見かけるカードであることは間違いないでしょう。

    闇まとう魔道少女 デューテ
    • 主人公 :0
    • 非主人公:22
    • 合計 :22
    11弾にて登場したオーバークラスのカードの1枚です。クラスチェンジすればノーリバースで手札を2枚ランダムハンデスする凶悪な効果を持ちます。主な採用先主人公としてコントロールデッキの<チキ>と<エリーゼ>が挙げられます。

    実際今回の計略杯ではチキ主人公が10名、エリーゼ主人公が6名いましたが(前編参照)、その計16名が全員採用していました。また<マルス>でも3名が採用しているのも見逃せません。それらの主人公と相対する時には使われることを覚悟して臨みましょう。

    究極の聖女 ジェニー
    • 主人公 :0
    • 非主人公:30
    • 合計 :30
    11弾にて登場したオーバークラスのカードの1枚です。コストパフォーマンスの良い回収と強力なオーブ回復能力が魅力のカードになります。11弾当時では<4cデューテ>と揃って環境を席巻しましたが、現環境においても高い使用率を誇ります。

    やはりコントロールのお供としてか<チキ>主人公10名の方は全員採用しています。<マルス>においても9名が採用。そのほかクラスチェンジを狙わずに4cのみの採用など、色々なデッキに幅広く登用されており汎用性の高さが窺えました。

    ただしジェニー以上に<4cレナ>の採用が増えているということもあるため、現環境においては過信は禁物かも知れません。

    猪突猛進マジックガール メイ
    • 主人公 :1
    • 非主人公:24
    • 合計 :25
    敵を直接撃破する効果と、自身をパンプしつつ手札の補充が出来るカードです。登場は9弾と少し前にはなりますが、今でも赤のビートに採用されている1枚です。実際に計略杯では25枚採用と決して低くはない数字となっています。

    やはりというか、主な採用先は<マルス>主人公となりマルス横だけで18名が採用しています。また<4cシオン>と一緒に採用されている方が多く、除去ビートとでも言うべき構築フォーマットとして定着している印象を受けました。

    烈炎の勇騎士 エリウッド
    • 主人公 :6
    • 非主人公:24
    • 合計 :30
    13弾紫の目玉カード。味方パンプと盤面崩しに加え、支援スキルによる盤面整理能力が高く総じて汎用性に秀でたカードです。主人公としても活躍できますが、基本的には横での採用率がもっぱら高いという結果となりました。

    主な採用先として、<リン>主人公が9名中8名採用。また、<アル>主人公においても5名中4名採用となっています。その他分布2以下の主人公でも紫が入るデッキへの採用率は非常に高かったです。紫を代表するパーツとして今後ともよく見られそうな気がします。

    影に捧ぐ挽歌 マシュー
    • 主人公 :0
    • 非主人公:15
    • 合計 :15
    13弾で登場したインクリーズスキルの中でも非常に強力な効果を持つカードになります。支援値は低いものの、それを補って余りあるドロー効果が魅力です。

    アル>主人公5名が全員採用していたのが特徴です。竜人の紋章で絆を伸ばし手札を使いきってからのマシュー支援スキルで手札を一気に増やすコンボが狙えます。また<エリウッド>主人公でも6名中4名が採用、こちらはエリウッドによる味方パンプが入るため、支援値を気にしなくてよいためかもしれません。

    謎の修道士 レナート
    • 主人公 :0
    • 非主人公:5
    • 合計 :5
    メタカードの1種になります。相手の支援スキルを無効化できるため、見た目以上に厄介な能力になります。メタ対象は魔術の紋章、竜人の紋章、暗闇の紋章あたりでしょうか。今回の計略杯での採用枚数は多くはなかったですが、採用の選択肢としては十分に考慮に足るカードだと思います。

    混沌を舞う魔槍騎 ニーヴ
    • 主人公 :0
    • 非主人公:13
    • 合計 :13
    自身のオーブを破壊してもよいという稀少な効果を持っています。待ち気味のコントロール相手を想定するならば是非とも入れておきたいカードです。自ターンは戦闘力が60あり、支援値も30のため総じて優秀なカードだと思います。主な採用先は<リン>主人公で5名、<エリウッド>主人公で3名などです。

    稀代の天才魔道士 ルーテ
    • 主人公 :0
    • 非主人公:31
    • 合計 :31
    紫を代表する魔法ユニットになります。手札を交換しつつ戦闘力を高める効果と、支援スキルによる1リバ1ドローの両方が優秀なカードです。計略杯における紫の使用者が58名(前編参照)の中31名が使用したということで、約53%の使用率を誇ります。紫を採用した人の半分はルーテを入れている計算です。

    採用先として<エリーゼ>主人公を使った6名は全員採用しており、手札交換の効果がエリーゼにとって必要不可欠であることを示しています。また<リン>主人公においても9名中8名が採用、<エリウッド>主人公でも6名中3名採用となっています。

    採用率の高さでフレーバーテキストの通りの優秀さを証明したルーテ。今後も紫でよく使われるカードとなることは間違いないでしょう。

    無垢なる竜人 ミルラ
    • 主人公 :0
    • 非主人公:31
    • 合計 :31
    紫のマムクートといえばこのカード、裏になった絆のカードを回収できる貴重な存在です。こちらも<4cルーテ>と同率で高い使用率となっています。

    採用先としては<エリーゼ>主人公が全員採用の6名。コントロールデッキの絆回収要員として活躍していることでしょう。また<エリウッド>主人公でも全員採用の6名。こちらは戦闘力90の壁として運用されてそうです。そのほか<アル>主人公に5名中4名採用など、紫を使用するデッキには高確率で採用されていました。絆が回収できるマムクートとして今後も需要がありそうです。

    記憶をなくした軍師 ルフレ(男)
    • 主人公 :0
    • 非主人公:12
    • 合計 :12
    ハンデスに対するメタカードです。サイファにおけるハンデスは非常に強力ですが、それに対抗できる貴重な存在と言えます。暗闇の紋章などを多用する方にとっては、採用率は気になるところでしょう。

    チキ>主人公10名のうち8名、<エリーゼ>主人公6名中のうち3名が採用していました。序盤でオーブが破壊されやすく手札が溜まりがちなコントロールデッキへの採用が主となってます。暗闇の紋章は強いですが、これらの主人公と対戦する際にルフレ(男)が入っているリスクを認識しておきたいところです。

    経験豊かな闇魔道士 シェイド
    • 主人公 :0
    • 非主人公:24
    • 合計 :24
    竜人の紋章や<6cカムイ(女)>の撃破効果を抑止できるメタカードになります。メタだけでなく出撃コストが0c扱いとなる効果があったり魔術の紋章を持っていたりするため、腐りにくいところがポイントです。竜人の紋章を多用する方や6cカムイ(女)主軸のデッキを使用する方にとっては、採用率は気になるところでしょう。

    主な採用先はやはり<マルス>主人公で、14名の方が採用しています。マルスと親和性の高い魔術の紋章に加え、4絆の時に<4cレナ>と共に出撃してシェイドの必殺札を回収しつつ攻撃ができるなど、メタカードでありながら自然にデッキに組み込める相性の良さが光ります。また、<エリーゼ>主人公でもカムイ(女)を意識してか6名中2名が採用していました。

    輝く日輪の王子 シオン
    • 主人公 :0
    • 非主人公:24
    • 合計 :24
    色を問わず組み込みやすい便利な無色の除去カードです。横のユニットを効果で撃破しつつ高い戦闘力で敵を攻撃できるため、殴りきりデッキのお供としては最適でしょう。

    攻撃的な<マルス>主人公において、14名の方が採用していました。敵ユニットを確実に撃破できるので盤面における数的優位を作りやすく、マルスとの相性は抜群です。<カムイ(男)>主人公や<ロイド>主人公でもそれぞれ2名ずつ採用のほか、殴りきりを目指した様々なデッキに広く採用されている印象でした。無色の中でも特に汎用性が高い良いカードだと思います。

    閉ざされし皇姫 ヴェロニカ
    • 主人公 :0
    • 非主人公:16
    • 合計 :16
    効果による出撃に対応するメタカード。今後のカードプールに出撃効果が増える度に重要度が増していくであろうカードだと思います。現環境における主立ったメタ対象は<5cリン>やマルスに採用されている<2cエリス>あたりでしょうか。

    最も多かったところでは<エリーゼ>主人公で6名中5名が採用。また次いで<マルス>主人公で4名が採用。エリーゼは任意のタイミングで回収できますし、マルスでは魔術の紋章を多用する都合、こういったメタカードを積んでも腐りにくいのが強みです。

    以上が分析結果になります。皆さまのデッキ構築やプレイングへの何らかの参考になれば幸いです。

計略杯 111人のデッキレシピから見るデータ分析 前編

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    by 攻略コラム

    計略杯 111人のデッキレシピから見るデータ分析 前編
    お世話になっております。クロイです。
    8月18日(土)に「ファイアーエムブレムサイファ東京CS『計略杯』」というイベントを開催させていただきました。この大会では参加者111名の皆さま全員からデッキレシピを提出していただきました。今回はこの111名分のデッキレシピを元に、デッキタイプの分析やカード採用率の調査などを行いました。

    主人公数(計111名)
    • マルス:23人
    • チキ:10人
    • リン:9人
    • エリーゼ、エリウッド:6人
    • カムイ(女)、アル:5人
    • カムイ(男)、ロイド、ナンナ:3人
    • グレイ(バレンシア)、ティアモ、オボロ、アイク、ニノ、エフラム、ヨシュア、エルトシャン:2人
    • リンダ、シーダ、メイ、ジーク、つばさ、リズ、ヘンリー、ルフレ女、ロンクー、キヌ、サクラ、マークス、ミカヤ、ジル、ロイ、エイリーク、カナス、ヘクトル、セーラ、イシュタル、ユリア、アルテナ:1人
    マルス>が圧倒的に多い23名となりました。割合で言えば20.7%となり、5人に1人はマルスを使ったことになります。13弾で新たなる主軸4c制圧マルスを獲得、ビート寄りにもコントロール寄りにもできる器用さは変わらずに安定感と自由度が増し、赤のカードプールが増えたことも手伝ってかぶっちぎりの使用率No.1です。東京でのサイファ環境では、今まで以上に意識しておかないといけない主人公となりそうです。

    以前の環境で流行していたと思われる<チキ>は、現環境においても使用率2位ということで継続して存在感を出しております。13弾で得た物は多くはないものの、オーバークラスの強さ・相性の良さは健在といったところでしょうか。

    13弾の目玉となったSRの追加により頭角を現した<リン>と<エリウッド>は使用率3・4位にそれぞれランクイン。紫の新しいメイン主人公として今後も定着していきそうです。また、以前より一定数の使用者を擁する<エリーゼ>も今回の計略杯では使用率4位を位置づけています。相性的にはチキに有利という下馬評もあったためか、チキの使用者が多いのに比例してこちらも使用者が増えたという印象です。

    以下、メタカードが出現して以降使用者は大きく減ったものの非常に強力な効果を持つ<カムイ(女)>や、紫のカードプール追加により更に強化された<アル>などが続く結果となりました。

    色別主人公数(計111名)
    • 赤:30
    • 青:6
    • 白:7
    • 黒:12
    • 緑:4
    • 紫:34
    • 黄:8
    • 無:10
    チキ>は無色でカウントしています。 13弾で追加された赤と紫の主人公が大多数となりました。1位となった紫は元々主人公の候補が多い色でしたが、やはり<リン>と<エリウッド>の純増が目立つ形となったようです。多様な主人公を擁する層の厚い色となってきました。

    一方主人公率トップの<マルス>が属する赤ですが、総数では2位と多いもののそのうち23/30がマルスという内訳になるため、裏を返せばマルス以外の赤主人公は乏しいとも言えそうです。マルス以外でも有力な主人公が増えて欲しいところです。

    青・白・緑の主人公は今回の計略杯では使用者が少なかったですが、次の14弾発売でそれぞれカードプールが増える予定ですので、ここからどう変わっていくかに注目です。

    色別使用数
    • 赤:67(37)
    • 青:28(22)
    • 白:20(13)
    • 黒:16(4)
    • 緑:6 (2)
    • 紫:58(24)
    • 黄:17(9)
    • 無:67(57)
    1枚でもデッキに入っていたらカウント。()内は非主人公色(サブカラー)での採用数となります。
    こちらは赤と無色が同率でトップという結果に。無色は元々サブカラーとして入りやすい性質を持ちますが、それに並ぶ赤の優秀さが際立ちます。サブカラーとして赤を選択するデッキの多くがオーバークラスのカードを採用していたのが特徴的でした。

    また使用した色のサブカラー率に目を向けると、無色は67名中57名がサブとしての採用で、割合で言えば85%となります。無色のカードは主人公として使うよりはサブとして使う人が多いと思いますので、最もらしい結果と言えます。同様の視点で見比べると、実は青のサブカラー率が78%と無色に次いで高いことに気がつきます(<チキ>主人公を無色でカウントした影響もありますが...)。古より青のパワーカードとして名高い<3cノノ>や<1弾1cサーリャ>のほか、<4cチキ>等が多く採用されていた印象でした。

    一方で、サブカラーとしては黒と緑の人気がほとんどないことがデータから読み取れます。汎用性・出張性のあるカードが少なく、ほぼほぼ主人公専用色という傾向が強い証拠でしょう。ひとまず緑については目先の14弾の新カードに期待を高めていきたいところです。

    デッキタイプ分析
    以下は使用率の高かった主人公を中心に、デッキタイプを分析した結果なります。

    マルス(計23名)
    • 赤単:2
    • 赤無:12
    • 赤紫:1
    • 赤紫無:1
    • 赤白青:1
    • 赤白黒:1
    • 赤白無:2
    • 赤青無:1
    • 赤黄無:2
    優勝者および準優勝者を輩出したマルス。以前までのマルスの構築は赤単と赤紫とで二分している印象でしたが、今回は赤単ないし赤タッチ無色という構成が大多数となりました。無色の採用で多いものは<12弾1cシェイド>と<4cシオン>で、それぞれ14名ずつ採用していました。ほか<3cヴェロニカ>が4名、<3cフィヨルム>が2名、<13弾3cアルフォンス>が1名となります。

    デッキタイプとしては<4cメイ>・<3cOCエフィ>・<4cレナ>等のいずれか、あるいは複数採用してのビートダウン型がほとんどといったところです。盤面を制圧しつつもしっかりと手札を補充しながら殴り倒していくのがマルスの王道スタイルと言えそうです。

    戦績ごとに見ると、予選5-0が1名、4-1が7名、3-2が8名となり3-2以上の勝ち越しが計16名。その中から決勝トーナメント進出者が6名となっており、勝率の高さがうかがえます。やはり東京における現環境の中心とも言える存在でしょう。

    チキ(計10名)
    • 無赤青:9
    • 無赤青黄:1
    チキ主人公はほぼほぼどのプレイヤーも同じようなカードを採用していたのが印象的でした。10名全員が採用していた<3cノノ>・<3cマリア>・<4cデューテ>・<4cジェニー>を始め、9名が採用していた<1弾3cヘンリー>・<1弾1cサーリャ>・<4cレナ>などからもデッキの性質が推し量れるのではないでしょうか。

    戦績を見ると予選4-1が1名、3-2が3名で勝ち越しが計4名。しかしながら決勝トーナメント進出者は0名でした。以前の環境での暴れっぷりから比べると少し落ち着いたようにも見えます。個人的には13弾で追加された4cレナによる退避リセット効果がキツいように思うので、そういったメタカードの影響もあるのかもしれません。

    リン(計9名)
    • 紫単:6
    • 紫赤:1
    • 紫赤無:1
    • 紫青無:1
    やはり主流は紫単といったところでしょうか。採用率の高いカードですと<13弾5cエリウッド>・<4cルーテ>を8名、<3cプリシラ>・<13弾3cニニアン>を7名の方がそれぞれ採用していました。

    戦績は予選4-1が2名、3-2が2名。うち4-1の2名が決勝トーナメントに進出しており総じて優秀な結果と言えます。神速回避不可のスキルは今後とも腐ることのない強力な効果のため、次弾以降の環境にも顔を覗かせそうな予感がします。

    エリーゼ(計6名)
    • 黒赤紫無:1
    • 黒赤紫白無:2
    • 黒赤紫青無:1
    • 黒赤紫青白無:2
    ベースとなる色構成は黒赤紫の3色が定番となりつつあるエリーゼ。<4cデューテ>・<1弾5cチキ>・<4cニノ>・<4cルーテ>・<3cミルラ>等のカードは全員が採用していました。そのほかでは神速回避不可の攻撃に対応するため<4cフローラ>や<4cコンラート>が採用されていたり、後衛の引っ張りに対応するため<2弾3cフォレオ>か<6弾3cフォレオ>が採用されていたりして、メタカードの採用の仕方で個性が出るところでしょうか。

    戦績としては予選4-1が1名、3-2が1名。4-1の方が決勝トーナメント進出となっております。

    エリウッド(計6名)
    • 紫単:1
    • 紫無:2
    • 紫赤:2
    • 紫赤無:1
    紫単あるいは紫赤で、更にタッチで無色が入るかどうかでしょうか。無色の採用カードは<4cシオン>が2名、<3cフィヨルム>が1名でした。赤を入れる型にはいずれも<13弾4cシーダ>が入っており、<13弾5cエリウッド>とのシナジーの高さを示しています。

    戦績では予選3-2が4名と勝ち越し率は悪くないものの、4-1以上が残念ながら0名という結果に。デッキレシピを見比べてもまだ共通項が少なく各々で構築が模索されている段階という印象を受けたので、これからの更なる研究に期待です。

    アル(計5名)
    • 紫単:4
    • 紫黄:1
    デッキ性質的に紫単ベースとなりがちです。1名いた紫黄もタッチで<4cラケシス>のみとなっています。13弾で新たに手に入れた強力なドローソース<4cマシュー>を全員が採用し、着実にパワーアップを重ねていると言えるでしょう。

    戦績の面でも予選5-0が1名、4-1が1名、3-2が2名と高い勝ち越し率を誇り、うち2名が決勝トーナメント進出と分布の割合からすればとても優秀な数字を残しています。捲りに左右されがちなデッキですが、今後も一定数の愛好者がいそうな主人公です。

    カムイ(女)(計5名)
    • 白黒:1
    • 白黒紫:1
    • 黒青赤:1
    • 黒青無:1
    • 黒白青紫無:1
    色だけ見ればバラバラですが、うち<6cカムイ(女)>主軸が3名、<4cカムイ(女)>主軸が2名と分かれております。6c型はサブとして青の<4cチキ>を採用し早乗りを目指します。マルスに採用されがちな<12弾1cシェイド>のメタ効果はキツいですが、逆にシェイドが入っていないデッキに対しては変わらぬ強さを誇ります。一方の4c型は<6弾3cピエリ>と<6弾3cフローラ>を採用したスーサイドビート。ピエリで自分のオーブを破壊し、手札を増やしながら殴れるので、待ち気味の対コントロールデッキ相手には猛威を振るいそうです。

    戦績は6c型で予選5-0が1名、4-1が1名。4c型で4-1が1名と合計3名が勝ち越し。うち6c型の1名が決勝トーナメント進出者となっています。戦績の優秀さだけ見ればまだまだ警戒すべき主人公と言えるでしょう。

    カムイ(男)(計3名)
    • 白赤:1
    • 白赤無:1
    • 白黒無:1
    白黒は<3弾4cカムイ(女)>を軸にした構築、白赤には<13弾4cマルス>がともに採用されていました。無色では<4cシオン>と<13弾3cアルフォンス>がともに採用されており、特にアルフォンスは<6cカムイ(男)>とのシナジーが光ります。
    戦績は何気に予選4-1が2名、うち1名決勝トーナメント進出と優秀そのもの。次の14弾での強化にも注目です。

    ロイド(計3名)
    • 紫無:1
    • 紫赤:1
    • 紫黄無:1
    戦績は予選4-1が1名、その方が決勝トーナメント進出し結果見事4位となっております。その方のデッキ構成は紫赤で、序盤の盤面の取り合いに強い<1cジェミー>と<PR2cマルス>の採用が特徴です。今後のロイドの新しいスタンダードとなりえるでしょうか。

    ナンナ(計3名)
    • 黄紫:3
    サブカラーとしては<5cリン>がナンナと相性が良いためか、紫が選ばれていました。リンや<7弾5cエリウッド>の高支援力で戦うデッキとなりそうです。
    戦績は勝ち越しが予選3-2の1名のみと振るいませんでしたが、根強い黄色ファンの存在を示した分布となったことでしょう。

    以上、主人公・色・デッキタイプごとの分析になります。
    後編では独自にピックアップしたカードの採用率の調査結果をお送りしたいと思います。

エリーゼデッキ解説 後編

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    by 攻略コラム

    エリーゼデッキ解説 後編
    前編はこちら
    エリーゼ以外のカードの採用理由
    空飛ぶ暗殺者 ベルカ
    序盤の撃破が少し困難な<グルニアの王子 ユベロ>の確定で撃破する手段として採用。
    ユベロを序盤ずっと処理できすにエリーゼを攻撃され続けるのは負け筋のひとつです。
    支援も強いのと初手に欲しいので4枚採用。

    黒の絆として活用できる事、支援力30な事、<魔道の申し子 ニノ>の『家族は、あたしが守る!』でデッキトップに仕込める天空の紋章な事も理由です

    その力、一個師団級 ジェミー>の『チョピ』でも1コスト撃破できますが、シンボルが黒で支援30のベルカを優先的に採用しました。

    マムクート・プリンセス チキ
    絆を消費しやすいエリーゼデッキにとっては絆の総枚数を増やしながら表の絆の枚数を増やす必須カード。
    戦闘力90の壁にできることも攻撃時の打点が大きいのも大きな理由です。
    表の絆を維持するのに絶対必要なカードですが攻撃時に支援失敗する確率を下げたいのでバランスを考えて採用枚数は3枚です。
    魔道の申し子 ニノ>の『家族は、あたしが守る!』でデッキトップを確率させてからチキが失敗しないようにすることも可能です。

    森の村の火の玉娘 デューテ(N+X) / 闇まとう魔道少女 デューテ
    森の村の火の玉娘 デューテ>を<(N+X)の方>で採用した理由は条件が合えば戦闘力を上げれる可能性があるので序盤の相手ユニットの処理を優先して立ち回れる様にするためです。
    僕の今のプレイスタイルでは6ターン目または5ターン目に<闇まとう魔道少女 デューテ>OC出来るように立ち回っています。

    合計8枚といった枚数の理由は、4ターン目に闇まとう魔道少女 デューテを出撃させる→相手側としてもデューテを撃破しないと次ターンでOCされる事を嫌う為、デューテを標的に攻撃してくるのでデューテの回避の枚数を増やしました。

    利点としては
    • そのまま場にデューテが残れば回避で使った闇まとう魔道少女 デューテをエリーゼで回収してOCできる
    • 相手が優先的にデューテを複数回攻撃してくる事は結果的にエリーゼに対する攻撃回数を減らすことになるのでエリーゼのライフ確保にも繋がる
    のが主な理由です。他には
    • 複数枚採用した分だけ森の村の火の玉娘 デューテの必殺が打ち易くなるため、序盤必殺が打てないと処理の難しい
    高コストの戦闘力が高いユニットである<聖王の守護騎士 フレデリク><貫く金の意思 アルフォンス><フィアナの女神 エーヴェル><紅の聖騎士 ティアマト>等にも対応できるのも理由です。相手が2ターン目の出てきた上記のユニットを数ターンほど撃破できないと攻撃される回数がかなり多くなってしまい、負け筋に繋がります。


    6ターン目に出撃させる事が多いので僕は4枚づづ採用してますが最低限に採用枚数を抑えるなら2枚ぐらいでも許容範囲内だと思います。

    僕も最初は森の村の火の玉娘 デューテの採用は3枚にしてました。理由は確率論になりますが
    1. 初手のカード枚数(サイファの場合は6枚)
    2. 6ターン目までに自分がドローするカードの枚数 主にターン開始時ドローと<稀代の天才魔道士 ルーテ>の『私、優秀ですから』を起動した際の引いたカードの枚数を表します。
      (先行でターン開始時ドローのみで5枚、後手なら6枚)
    3. 6ターン目までに相手が攻撃してきた回数と自分が攻撃した回数による支援によって退避に落ちたカードの枚数
      (相手のデッキ次第ですが、普通なら毎相手ターン最低1回ぐらいは攻撃されます)
    4. 6ターン目までに攻撃で破壊されたオーブの枚数と『エリーゼの出番!』で自分でオーブ破壊したオーブの枚数
      (破壊されたオーブは手札になるため)
    手札にあるカードと『エリーゼの出番!』で退避にあるカードが実質エリーゼが確保できるカードな事を理由に上記の1~4から考えられる手札にあるカード+退避にあるカードを合わせて少なくても20枚ぐらいあると仮定します。

    それで6ターン目までに森の村の火の玉娘 デューテが最低1枚でも手札又は退避エリアにある確率を現状デッキ総枚数を51枚で計算すると、80%近くある事がわかったので(あくまで確率です)安定して6ターン目デューテOCに繋げる事を意識して3枚採用にしてました。
    しかし結局必殺や回避の枚数が欲しくて4枚採用になりました。
    ちなみに4枚採用の場合に同じ条件で確率を計算すると約88%まで上がります。

    禁忌のダークマージ ニュクス
    採用理由は場にいる<OCした後のデューテ>を撃破するためです。
    ちなみに同じ役割としては<ひやくのけんきゅうか ミドリコ>でも代用可能です。

    OCしたデューテは撃破されたら『エリーゼの出番!』でデューテを回収して再度OCができるので相手はハンデスされるのを嫌って、こちらの場にいるデューテを撃破せず放置されることが多いです。

    闇まとう魔道少女 デューテを相手が常にこちらの場にいるデューテを撃破してこなかった場合、デューテのOCできる回数が上級の枚数分なので僕の構築の場合は4回(1ゲームで8枚ハンデス)が限界ですが、デューテOCを4回重ねた後に『禁忌の呪術』で闇まとう魔道少女 デューテを自ら4枚退避に送れます。

    その後もニュクスとデューテを撃破してこなかった場合はこれ以上デューテOCできないのでOCできる回数は8回(1ゲームで16枚ハンデス)が限界です。
    ちなみにミドリコとニュクスを両方採用したらもう1セット増えます。
    正直十分な回数だと思いますし、そこまでの回数は必要ないとは思いますが、自分のよくやるプレイスタイルで

    4ターン目闇まとう魔道少女 デューテ出撃→返しのターンに攻撃されても回避して戦場に生き残る様に維持を目指す→その後ヂューテOCで5ターン目からデューテOCを目指す場合は上級デューテに重ねてデューテをOCさせるのでターン数は早まりますが4枚採用で1セット3回までのOCになります。
    個人的にはニュクスまたはミドリコ採用なしの1ゲームOCが3回までしか出来ないのは少ないかなと思いました。
    デューテOC全て重ねた後に<究極の聖女 ジェニー>をターン開始時ドローで引かれて『清冽な癒し』で大量に退避から強いカード回収されたり、<影に捧ぐ挽歌 マシュー>を支援で捲られて『深闇への潜行』で大量に手札を増やされる事が負け筋になると考えたなのでそれを嫌いデューテOCの回数を増やせる様にしました。

    ニュクスは暗闇紋章としても機能するので<魔道の申し子 ニノ>の『家族は、あたしが守る!』でデッキトップに仕込んで暗闇の紋章を誘発されることもできます。
    また戦闘力は50あるので序盤出撃させて盤面処理やエリーゼに後衛に下げて壁にもできます。
    ニュクスも<グルニアの王子 ユベロ>を撃破するいく手段の一つでもあります。

    ラムの村の少女 エフィ / 見つめる黒翼 エフィ
    相手のオーブを退避に送り。相手に手札を与えないないまま相手のオーブを削ることができます。
    エリーゼにとって貴重な支援力30にもなります。
    エリーゼミラーなら後半はお互いオーブ1枚の状態で戦うので<エフィOC>により次のターン相手に『エリーゼの出番!』を強制的に発動させない事もできるのでミラーでも強いカードです。
    最低減の枚数のみ採用したので上級下級2枚づづのみ。支援も強くOCできる回数を増やすことを意識するなら採用枚数増やしてもいいカードだと思ってます。

    稀代の天才魔道士 ルーテ
    魔道の申し子 ニノ>よりも優先して4ターン目に出撃させたいので4枚採用。
    ニノの『家族は、あたしが守る!』ではエリーゼの回避は1枚しか確保できませんが、エリーゼデッキは手札が多くデッキの3割はエリーゼなので『私、優秀ですから』で大量にドローすることでエリーゼの回避札を複数枚引き込める可能性が高いです。この役割が非常に強いのでなるべく戦場に維持したいユニットです。
    エリーゼ以外にも欲しいカードやルーテ自身の回避札を引き込めたり、大量に退避にカードを捨てて引いた分デッキの回転率も上がります。

    『私、優秀ですから』で戦闘力を上げる事ができるのもかなり重要で相手の高い戦闘力のユニットも突破する手段になります。

    魔道の申し子 ニノ
    稀代の天才魔道士 ルーテ>と同じくエリーゼの回避札を確保できるカード。ルーテより出撃させる優先度は低いと考えてるので3枚だけの採用。
    ルーテと違ってニノは退避にエリーゼにがあれば『家族は、あたしが守る!』で確定で1枚回避を回収できます。
    退避にエリーゼがなくても『エリーゼにお任せ!』を使えるターンであれば退避にエリーゼを置けるので問題ないです。

    烈火を継ぐ勇者 エリウッド
    採用理由としては支援スキルの『勇者の騎行』が強力なので採用しました。
    理由は後ほど説明しますがtier1とも言えるマルスに対してもかなり有効なカードです。
    序盤1コストの攻防の支援で捲れるのは弱いので個人的には2枚までの採用が許容範囲だと思ってます。

    そういった意味で現在のカードプールなら<青嵐の刀姫 リン>も採用を考えられますが、エリーゼが4~5ターン目までに絆1枚も裏がない状況も稀ではなく、序盤1コストが捲った時に<烈火を継ぐ勇者 エリウッド>なら支援10はあります。相手の主人公が支援10のデッキや、現環境なら紫入りのデッキには<影に捧ぐ挽歌 マシュー>も入るデッキも多いので戦闘力同じ値で攻撃したときに相手も支援も弱ければ攻撃が通るときもよくあります。
    青嵐の刀姫 リンは支援0なので支援0あるか10あるかの差は実際大きくて、特に対アグロタイプのデッキには序盤相手ユニット1体撃破出来なかったら負け筋にも繋がるので、一応そういった状況が起こりうる可能性も考慮してます。

    エリウッドを出撃させる時は基本的に最後一気に相手の主人公を攻撃する時ぐらいです。主な使い回し方としてはデッキトップにエリウッド仕込んでターン終了して次の相手ターンの一回目の攻撃の支援を確定させる事です。

    暗天の明星 エリーゼ>が攻撃されたら戦闘力は100。エリーゼデッキは4コスト以上のユニットが多く盤面に並ぶデッキなので他のユニットの支援で捲れても強力です。
    1回目の攻撃だけ受けが強くなるだけだし、デッキトップがエリウッドなのは相手にもバレてるのでデッキに2枚も採用枠取る必要があるのかと思う人も多いかと思いますが、これをデューテでハンデスした後に『毎ターン繰り返す』とどうでしょうか。手札が弱い相手は支援値次第で巻き返せそうな可能性すらもこちらから消していきます。
    相手の構築次第ですが支援30の枚数も少なく、主人公の戦闘力も70しかない対マルスにに暗天の明星 エリーゼが戦闘力は100になる。<マムクート・プリンセス チキ>なら戦闘力140まで上がるので竜特攻があっても突破が難しい数値を確保できます。

    エリウッドを仕込む方法は
    1. 魔道の申し子 ニノ>の『家族は、あたしが守る!』
    2. タニアの光 ティーナ>の『勝ちなさい!!』
    と僕のデッキ構築の場合は2パターンあります。

    1の場合は盤面にニノが出撃した状態で、手札にエリウッドがある事が必要です。なのでターン開始時には盤面と手札にニノがなくて、手札にエリウッドがない場合は『エリーゼの出番!』で両方回収する必要があります。

    2の場合は手札にエリウッドがなくても、退避にエリウッドあれば『勝ちなさい!!』でデッキトップにエリウッドを仕込むことが可能です。この場合①の様にニノとエリウッドの2種のカードは必要なくティーナ1枚で解決します。ハンデス後はティーナが攻撃時して相手が神速回避できる可能性も低いはずではありますが、撃破時の効果なので確定で仕込める効果ではないです。

    タニアの光 ティーナ
    自分のデッキ構築上ですが特に<永遠の幼子 ノノ><千年の遊竜 ノノ>を処理するのがめんどうなので『至高の光 アーリアル』で撃破出来るので採用しました。
    『勝ちなさい!!』で退避のカードをデッキトップに仕込める効果が非常に利便性にすぐれています。
    逢魔の歌姫 アクア>や<宿命の竜少女 ニニアン>ではなくティーナを選んだ理由の1つです。

    『勝ちなさい!!』の主な使い方としては
    1. 烈火を継ぐ勇者 エリウッド>をデッキトップにエリウッド仕込んでターン終了して次の相手ターンの一回目の攻撃の支援を確定させる。
      (上記のエリウッドの採用理由の説明を参照してください)
    2. 次に捲りたい紋章を仕込む。
      (暗闇の紋章、天空の紋章、魔術の紋章、勇者の騎行で打点確保、無限の知識で手札を増やす)
    3. マムクート・プリンセス チキ>の支援先の確定
    4. 手札に欲しいカードを仕込み、<ルーテ>の『私、優秀ですから』で手札に加える。または『エリーゼにお任せ!』でオーブに加える。
    『エリーゼにお任せ!』でオーブに加えたカードは『エリーゼの出番!』を発動した時に手札に加わります。この時相手の<エフィOC>されてしまうと意味がなくなるのでこの戦法を使う相手と状況だけ気を付けてください。
    便利なカードではありますがエリーゼデッキにとって採用必須カードではないと思うので採用はお好みで。

    エリーゼに0~1枚採用してる人がほとんどですが上記の利便性の点と『烈火を継ぐ勇者 エリウッド』の仕込みやすさが上がり、対マルスを意識した意味でこの時は2枚採用にしました。

    無垢なる竜人 ミルラ
    絆のカードを回収できるカードです。状況次第では戦闘力80のアタッカーしても優秀ですが、基本的には後衛に居座らせて毎ターン絆のカードを回収し続ける役割を果たしてもらいます。
    他のエリーゼのレシピを見てる限り採用枚数は2枚の人がほとんどですが、ミルラが1枚絆にあり<マムクート・プリンセス チキ>で最後の1枚を支援で捲るような自体は避けたかったので3枚に増やしました。

    たまにミルラを壁に立てることもあるので回避の枚数を確保したい意味でも増量しました。

    美装の執事 フォレオ
    必須カードです。1~2枚採用すれば十分だと思います。今の環境で紫入りなら<烈炎の勇騎士 エリウッド>も採用してるデッキも多いので今の僕は<美装の王子 フォレオ>を2枚採用してます。
    毎ターンエリーゼが前衛に引っ張り出されてエリーゼがずっと攻撃され続けると負け筋になります。
    またワユやリン等に引っ張り出された後に神速回避不可でエリーゼに2回攻撃は<フローラ>がない限り負けます。
    上記のタイプのデッキ相手にはフォレオ立てれるかがかなり大事です。
    『王族の衣がえ』の手札入れ替えも絆裏返さず使えるので強いです。

    経験豊かな闇魔道士 シェイド
    昏き闇竜の神子 カムイ(女)>の『常闇の翼』のメタカードとして採用。
    そもそもカムイ(女)主人公が<経験豊かな闇魔道士 シェイド>が収録されてからかなり減った印象で、デューテでハンデスし続けてチキ等の壁を立て続ければ勝てるんですが、相手先行の4ターン目に<悠久を生きる巫女 チキ>で昏き闇竜の神子 カムイ(女)にCCしてから次ターン以降もエリーゼに毎ターン2~3回攻撃され続けると流石にキツイので環境から減ってる主人公ではありますが1枚だけ採用しました。

    序盤に出せる絆の色の無視して出せるユニットであり、4ターン目に4コスト+0コストシェイドで出したり出来て、0コストで1コストの処理に回れるのが優秀だったので盤面処理の役割としても優秀でした。

    以上かなり詳しく長々と持論を書かせて頂きました。

    実際エリーゼデッキのユニットを採用理由も採用枚数も他のデッキ以上に考えていかないと、構築の段階から50枚前後に収めるのなかなか難しいデッキなので取捨選択の考えも大事だと思います。

    8月中旬~次弾発売まで関西では結構CSの日程も多いのでまたレポートを通してデッキ紹介の記事を書いていく予定です。

    最後まで読んで頂きありがとうございました。

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