計略杯 111人のデッキレシピから見るデータ分析 後編 | ファイアーエムブレム サイファ | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

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計略杯 111人のデッキレシピから見るデータ分析 後編

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by クロイ

計略杯 111人のデッキレシピから見るデータ分析 後編
お世話になっております。クロイです。
8月18日(土)に「ファイアーエムブレムサイファ東京CS『計略杯』」というイベントを開催させていただきました。前編の記事では計略杯での主人公の分布や色の使用数・デッキタイプの分析などを行いました。後編では独自にピックアップしたカードの採用率の調査結果になります。

ピックアップ分析
以下は筆者が選定した17枚のカードの採用率を分析した結果になります。
あのカードは111人中何人が使用していたのでしょうか。

神剣に選ばれし英雄 マルス
  • 主人公 :22
  • 非主人公:12
  • 合計 :34
主人公分布で堂々のトップだったマルスですが、横での採用数も決して少なくないという結果になりました。主な出張先として<エリーゼ>主人公で3名、<エリウッド>主人公で2名、<カムイ(男)>主人公で2名といったところです。

非主人公としての採用ですと継続的なドローを狙うのは難しいところですが、そもそも1枚でもドローできてしまえば手札の損失なしに戦闘力70のユニットが出撃できているわけですので、それだけでも使われる理由になると思います。また、横で使う際には相手の不意をつく制圧効果も忘れてはいけません。

改めて見ると、軽い条件でのドローに加え比較的狙える特殊勝利効果と、とんでもなくハイスペックなカードと言えるでしょう。ちなみに、今回調査したカード17枚の中で採用枚数の多さ第3位になります。

気高き愛の聖女 レナ
  • 主人公 :0
  • 非主人公:39
  • 合計 :39
汎用性の高い回収カードになります。攻めには必殺札の回収、守りでは回避札の回収、さらには相手の退避エリアをリセットできる効果を兼ね備えた本当に強いカードだと思います。退避リセットは<チキ>主人公や<エリーゼ>主人公、横で<4cジェニー>を使うデッキには特に効果的で、元々が回収効果の方を目当てに採用したとしても役に立つ時が来る、おまけにしては優秀すぎるメタ効果と言えるでしょう。

その強さは採用率の高さからも窺えます。111人中39人の使用は採用率35%という数字になり、また赤の使用者が67人(前編参照)であるため赤の使用者の中での割合で言えば58%となり、デッキに赤が見えたら半分以上の確率でレナを入れているということになります。

優秀な回収効果と強力なメタ効果を備えた本カード、しばらくは赤のカードの代表格としてよく見ることになるでしょう。ちなみに、今回調査したカード17枚の中で採用枚数の多さ第2位になります。

流れ者の闇魔道士 エッツェル
  • 主人公 :0
  • 非主人公:10
  • 合計 :10
今まで赤に暗闇の紋章はなかったのですが、ついに登場したのがこの1枚になります。13弾のカードリスト公開時にもざわついていたのは記憶に新しいかと思います。効果自体も強く、赤のできることの幅が広まったカードと言えるでしょう。

採用率としては10人となり、赤の使用者67人からすれば約15%という数字で落ち着いています。とはいえ多かれ少なかれ赤が見えた時点で暗闇の紋章のことも警戒しなければならなくなったので、カードプールに存在している時点で価値のあるカードであることは間違いないです。

見つめる黒翼 エフィ
  • 主人公 :0
  • 非主人公:45
  • 合計 :45
11弾にて登場したオーバークラスのカードの1枚です。現環境においてもそのパワーは高く採用枚数も多いであろうと調査対象にしたところ、なんと調査したカード17枚の中で採用枚数の多さ第1位となったカードです。正直なところ<4cレナ>や<4cジェニー>よりも多いとは思っていなかったので個人的にはとても驚きました。

しかしながらよくよく考察してみると、オーブを直接退避に送る効果は中速のビートダウンにおいてはもちろんのこと、待ちのコントロールにおいても相手にリソースを与えないという点で重宝される効果と言えます。実際に赤を使ったデッキレシピをいくつか拝見したところ、攻撃的なデッキにもコントロール的なデッキにも幅広く採用されていたのが分かりました。また支援30というのが重要で、支援値を落とさず、あるいは支援値を底上げしつつデッキに組み込める点も嬉しいです。

111人中45人という数字は割合にすると40%、赤の使用者に限れば45/67でなんと67%にも及びます。エフィのために赤を入れるということは薄いにせよ、赤を入れれば高確率でエフィも入れようという思考に行き着くといったところでしょうか。今後ともよく見かけるカードであることは間違いないでしょう。

闇まとう魔道少女 デューテ
  • 主人公 :0
  • 非主人公:22
  • 合計 :22
11弾にて登場したオーバークラスのカードの1枚です。クラスチェンジすればノーリバースで手札を2枚ランダムハンデスする凶悪な効果を持ちます。主な採用先主人公としてコントロールデッキの<チキ>と<エリーゼ>が挙げられます。

実際今回の計略杯ではチキ主人公が10名、エリーゼ主人公が6名いましたが(前編参照)、その計16名が全員採用していました。また<マルス>でも3名が採用しているのも見逃せません。それらの主人公と相対する時には使われることを覚悟して臨みましょう。

究極の聖女 ジェニー
  • 主人公 :0
  • 非主人公:30
  • 合計 :30
11弾にて登場したオーバークラスのカードの1枚です。コストパフォーマンスの良い回収と強力なオーブ回復能力が魅力のカードになります。11弾当時では<4cデューテ>と揃って環境を席巻しましたが、現環境においても高い使用率を誇ります。

やはりコントロールのお供としてか<チキ>主人公10名の方は全員採用しています。<マルス>においても9名が採用。そのほかクラスチェンジを狙わずに4cのみの採用など、色々なデッキに幅広く登用されており汎用性の高さが窺えました。

ただしジェニー以上に<4cレナ>の採用が増えているということもあるため、現環境においては過信は禁物かも知れません。

猪突猛進マジックガール メイ
  • 主人公 :1
  • 非主人公:24
  • 合計 :25
敵を直接撃破する効果と、自身をパンプしつつ手札の補充が出来るカードです。登場は9弾と少し前にはなりますが、今でも赤のビートに採用されている1枚です。実際に計略杯では25枚採用と決して低くはない数字となっています。

やはりというか、主な採用先は<マルス>主人公となりマルス横だけで18名が採用しています。また<4cシオン>と一緒に採用されている方が多く、除去ビートとでも言うべき構築フォーマットとして定着している印象を受けました。

烈炎の勇騎士 エリウッド
  • 主人公 :6
  • 非主人公:24
  • 合計 :30
13弾紫の目玉カード。味方パンプと盤面崩しに加え、支援スキルによる盤面整理能力が高く総じて汎用性に秀でたカードです。主人公としても活躍できますが、基本的には横での採用率がもっぱら高いという結果となりました。

主な採用先として、<リン>主人公が9名中8名採用。また、<アル>主人公においても5名中4名採用となっています。その他分布2以下の主人公でも紫が入るデッキへの採用率は非常に高かったです。紫を代表するパーツとして今後ともよく見られそうな気がします。

影に捧ぐ挽歌 マシュー
  • 主人公 :0
  • 非主人公:15
  • 合計 :15
13弾で登場したインクリーズスキルの中でも非常に強力な効果を持つカードになります。支援値は低いものの、それを補って余りあるドロー効果が魅力です。

アル>主人公5名が全員採用していたのが特徴です。竜人の紋章で絆を伸ばし手札を使いきってからのマシュー支援スキルで手札を一気に増やすコンボが狙えます。また<エリウッド>主人公でも6名中4名が採用、こちらはエリウッドによる味方パンプが入るため、支援値を気にしなくてよいためかもしれません。

謎の修道士 レナート
  • 主人公 :0
  • 非主人公:5
  • 合計 :5
メタカードの1種になります。相手の支援スキルを無効化できるため、見た目以上に厄介な能力になります。メタ対象は魔術の紋章、竜人の紋章、暗闇の紋章あたりでしょうか。今回の計略杯での採用枚数は多くはなかったですが、採用の選択肢としては十分に考慮に足るカードだと思います。

混沌を舞う魔槍騎 ニーヴ
  • 主人公 :0
  • 非主人公:13
  • 合計 :13
自身のオーブを破壊してもよいという稀少な効果を持っています。待ち気味のコントロール相手を想定するならば是非とも入れておきたいカードです。自ターンは戦闘力が60あり、支援値も30のため総じて優秀なカードだと思います。主な採用先は<リン>主人公で5名、<エリウッド>主人公で3名などです。

稀代の天才魔道士 ルーテ
  • 主人公 :0
  • 非主人公:31
  • 合計 :31
紫を代表する魔法ユニットになります。手札を交換しつつ戦闘力を高める効果と、支援スキルによる1リバ1ドローの両方が優秀なカードです。計略杯における紫の使用者が58名(前編参照)の中31名が使用したということで、約53%の使用率を誇ります。紫を採用した人の半分はルーテを入れている計算です。

採用先として<エリーゼ>主人公を使った6名は全員採用しており、手札交換の効果がエリーゼにとって必要不可欠であることを示しています。また<リン>主人公においても9名中8名が採用、<エリウッド>主人公でも6名中3名採用となっています。

採用率の高さでフレーバーテキストの通りの優秀さを証明したルーテ。今後も紫でよく使われるカードとなることは間違いないでしょう。

無垢なる竜人 ミルラ
  • 主人公 :0
  • 非主人公:31
  • 合計 :31
紫のマムクートといえばこのカード、裏になった絆のカードを回収できる貴重な存在です。こちらも<4cルーテ>と同率で高い使用率となっています。

採用先としては<エリーゼ>主人公が全員採用の6名。コントロールデッキの絆回収要員として活躍していることでしょう。また<エリウッド>主人公でも全員採用の6名。こちらは戦闘力90の壁として運用されてそうです。そのほか<アル>主人公に5名中4名採用など、紫を使用するデッキには高確率で採用されていました。絆が回収できるマムクートとして今後も需要がありそうです。

記憶をなくした軍師 ルフレ(男)
  • 主人公 :0
  • 非主人公:12
  • 合計 :12
ハンデスに対するメタカードです。サイファにおけるハンデスは非常に強力ですが、それに対抗できる貴重な存在と言えます。暗闇の紋章などを多用する方にとっては、採用率は気になるところでしょう。

チキ>主人公10名のうち8名、<エリーゼ>主人公6名中のうち3名が採用していました。序盤でオーブが破壊されやすく手札が溜まりがちなコントロールデッキへの採用が主となってます。暗闇の紋章は強いですが、これらの主人公と対戦する際にルフレ(男)が入っているリスクを認識しておきたいところです。

経験豊かな闇魔道士 シェイド
  • 主人公 :0
  • 非主人公:24
  • 合計 :24
竜人の紋章や<6cカムイ(女)>の撃破効果を抑止できるメタカードになります。メタだけでなく出撃コストが0c扱いとなる効果があったり魔術の紋章を持っていたりするため、腐りにくいところがポイントです。竜人の紋章を多用する方や6cカムイ(女)主軸のデッキを使用する方にとっては、採用率は気になるところでしょう。

主な採用先はやはり<マルス>主人公で、14名の方が採用しています。マルスと親和性の高い魔術の紋章に加え、4絆の時に<4cレナ>と共に出撃してシェイドの必殺札を回収しつつ攻撃ができるなど、メタカードでありながら自然にデッキに組み込める相性の良さが光ります。また、<エリーゼ>主人公でもカムイ(女)を意識してか6名中2名が採用していました。

輝く日輪の王子 シオン
  • 主人公 :0
  • 非主人公:24
  • 合計 :24
色を問わず組み込みやすい便利な無色の除去カードです。横のユニットを効果で撃破しつつ高い戦闘力で敵を攻撃できるため、殴りきりデッキのお供としては最適でしょう。

攻撃的な<マルス>主人公において、14名の方が採用していました。敵ユニットを確実に撃破できるので盤面における数的優位を作りやすく、マルスとの相性は抜群です。<カムイ(男)>主人公や<ロイド>主人公でもそれぞれ2名ずつ採用のほか、殴りきりを目指した様々なデッキに広く採用されている印象でした。無色の中でも特に汎用性が高い良いカードだと思います。

閉ざされし皇姫 ヴェロニカ
  • 主人公 :0
  • 非主人公:16
  • 合計 :16
効果による出撃に対応するメタカード。今後のカードプールに出撃効果が増える度に重要度が増していくであろうカードだと思います。現環境における主立ったメタ対象は<5cリン>やマルスに採用されている<2cエリス>あたりでしょうか。

最も多かったところでは<エリーゼ>主人公で6名中5名が採用。また次いで<マルス>主人公で4名が採用。エリーゼは任意のタイミングで回収できますし、マルスでは魔術の紋章を多用する都合、こういったメタカードを積んでも腐りにくいのが強みです。

以上が分析結果になります。皆さまのデッキ構築やプレイングへの何らかの参考になれば幸いです。

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