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計略杯 111人のデッキレシピから見るデータ分析 前編

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by クロイ

計略杯 111人のデッキレシピから見るデータ分析 前編
お世話になっております。クロイです。
8月18日(土)に「ファイアーエムブレムサイファ東京CS『計略杯』」というイベントを開催させていただきました。この大会では参加者111名の皆さま全員からデッキレシピを提出していただきました。今回はこの111名分のデッキレシピを元に、デッキタイプの分析やカード採用率の調査などを行いました。

主人公数(計111名)
  • マルス:23人
  • チキ:10人
  • リン:9人
  • エリーゼ、エリウッド:6人
  • カムイ(女)、アル:5人
  • カムイ(男)、ロイド、ナンナ:3人
  • グレイ(バレンシア)、ティアモ、オボロ、アイク、ニノ、エフラム、ヨシュア、エルトシャン:2人
  • リンダ、シーダ、メイ、ジーク、つばさ、リズ、ヘンリー、ルフレ女、ロンクー、キヌ、サクラ、マークス、ミカヤ、ジル、ロイ、エイリーク、カナス、ヘクトル、セーラ、イシュタル、ユリア、アルテナ:1人
マルス>が圧倒的に多い23名となりました。割合で言えば20.7%となり、5人に1人はマルスを使ったことになります。13弾で新たなる主軸4c制圧マルスを獲得、ビート寄りにもコントロール寄りにもできる器用さは変わらずに安定感と自由度が増し、赤のカードプールが増えたことも手伝ってかぶっちぎりの使用率No.1です。東京でのサイファ環境では、今まで以上に意識しておかないといけない主人公となりそうです。

以前の環境で流行していたと思われる<チキ>は、現環境においても使用率2位ということで継続して存在感を出しております。13弾で得た物は多くはないものの、オーバークラスの強さ・相性の良さは健在といったところでしょうか。

13弾の目玉となったSRの追加により頭角を現した<リン>と<エリウッド>は使用率3・4位にそれぞれランクイン。紫の新しいメイン主人公として今後も定着していきそうです。また、以前より一定数の使用者を擁する<エリーゼ>も今回の計略杯では使用率4位を位置づけています。相性的にはチキに有利という下馬評もあったためか、チキの使用者が多いのに比例してこちらも使用者が増えたという印象です。

以下、メタカードが出現して以降使用者は大きく減ったものの非常に強力な効果を持つ<カムイ(女)>や、紫のカードプール追加により更に強化された<アル>などが続く結果となりました。

色別主人公数(計111名)
  • 赤:30
  • 青:6
  • 白:7
  • 黒:12
  • 緑:4
  • 紫:34
  • 黄:8
  • 無:10
チキ>は無色でカウントしています。 13弾で追加された赤と紫の主人公が大多数となりました。1位となった紫は元々主人公の候補が多い色でしたが、やはり<リン>と<エリウッド>の純増が目立つ形となったようです。多様な主人公を擁する層の厚い色となってきました。

一方主人公率トップの<マルス>が属する赤ですが、総数では2位と多いもののそのうち23/30がマルスという内訳になるため、裏を返せばマルス以外の赤主人公は乏しいとも言えそうです。マルス以外でも有力な主人公が増えて欲しいところです。

青・白・緑の主人公は今回の計略杯では使用者が少なかったですが、次の14弾発売でそれぞれカードプールが増える予定ですので、ここからどう変わっていくかに注目です。

色別使用数
  • 赤:67(37)
  • 青:28(22)
  • 白:20(13)
  • 黒:16(4)
  • 緑:6 (2)
  • 紫:58(24)
  • 黄:17(9)
  • 無:67(57)
1枚でもデッキに入っていたらカウント。()内は非主人公色(サブカラー)での採用数となります。
こちらは赤と無色が同率でトップという結果に。無色は元々サブカラーとして入りやすい性質を持ちますが、それに並ぶ赤の優秀さが際立ちます。サブカラーとして赤を選択するデッキの多くがオーバークラスのカードを採用していたのが特徴的でした。

また使用した色のサブカラー率に目を向けると、無色は67名中57名がサブとしての採用で、割合で言えば85%となります。無色のカードは主人公として使うよりはサブとして使う人が多いと思いますので、最もらしい結果と言えます。同様の視点で見比べると、実は青のサブカラー率が78%と無色に次いで高いことに気がつきます(<チキ>主人公を無色でカウントした影響もありますが...)。古より青のパワーカードとして名高い<3cノノ>や<1弾1cサーリャ>のほか、<4cチキ>等が多く採用されていた印象でした。

一方で、サブカラーとしては黒と緑の人気がほとんどないことがデータから読み取れます。汎用性・出張性のあるカードが少なく、ほぼほぼ主人公専用色という傾向が強い証拠でしょう。ひとまず緑については目先の14弾の新カードに期待を高めていきたいところです。

デッキタイプ分析
以下は使用率の高かった主人公を中心に、デッキタイプを分析した結果なります。

マルス(計23名)
  • 赤単:2
  • 赤無:12
  • 赤紫:1
  • 赤紫無:1
  • 赤白青:1
  • 赤白黒:1
  • 赤白無:2
  • 赤青無:1
  • 赤黄無:2
優勝者および準優勝者を輩出したマルス。以前までのマルスの構築は赤単と赤紫とで二分している印象でしたが、今回は赤単ないし赤タッチ無色という構成が大多数となりました。無色の採用で多いものは<12弾1cシェイド>と<4cシオン>で、それぞれ14名ずつ採用していました。ほか<3cヴェロニカ>が4名、<3cフィヨルム>が2名、<13弾3cアルフォンス>が1名となります。

デッキタイプとしては<4cメイ>・<3cOCエフィ>・<4cレナ>等のいずれか、あるいは複数採用してのビートダウン型がほとんどといったところです。盤面を制圧しつつもしっかりと手札を補充しながら殴り倒していくのがマルスの王道スタイルと言えそうです。

戦績ごとに見ると、予選5-0が1名、4-1が7名、3-2が8名となり3-2以上の勝ち越しが計16名。その中から決勝トーナメント進出者が6名となっており、勝率の高さがうかがえます。やはり東京における現環境の中心とも言える存在でしょう。

チキ(計10名)
  • 無赤青:9
  • 無赤青黄:1
チキ主人公はほぼほぼどのプレイヤーも同じようなカードを採用していたのが印象的でした。10名全員が採用していた<3cノノ>・<3cマリア>・<4cデューテ>・<4cジェニー>を始め、9名が採用していた<1弾3cヘンリー>・<1弾1cサーリャ>・<4cレナ>などからもデッキの性質が推し量れるのではないでしょうか。

戦績を見ると予選4-1が1名、3-2が3名で勝ち越しが計4名。しかしながら決勝トーナメント進出者は0名でした。以前の環境での暴れっぷりから比べると少し落ち着いたようにも見えます。個人的には13弾で追加された4cレナによる退避リセット効果がキツいように思うので、そういったメタカードの影響もあるのかもしれません。

リン(計9名)
  • 紫単:6
  • 紫赤:1
  • 紫赤無:1
  • 紫青無:1
やはり主流は紫単といったところでしょうか。採用率の高いカードですと<13弾5cエリウッド>・<4cルーテ>を8名、<3cプリシラ>・<13弾3cニニアン>を7名の方がそれぞれ採用していました。

戦績は予選4-1が2名、3-2が2名。うち4-1の2名が決勝トーナメントに進出しており総じて優秀な結果と言えます。神速回避不可のスキルは今後とも腐ることのない強力な効果のため、次弾以降の環境にも顔を覗かせそうな予感がします。

エリーゼ(計6名)
  • 黒赤紫無:1
  • 黒赤紫白無:2
  • 黒赤紫青無:1
  • 黒赤紫青白無:2
ベースとなる色構成は黒赤紫の3色が定番となりつつあるエリーゼ。<4cデューテ>・<1弾5cチキ>・<4cニノ>・<4cルーテ>・<3cミルラ>等のカードは全員が採用していました。そのほかでは神速回避不可の攻撃に対応するため<4cフローラ>や<4cコンラート>が採用されていたり、後衛の引っ張りに対応するため<2弾3cフォレオ>か<6弾3cフォレオ>が採用されていたりして、メタカードの採用の仕方で個性が出るところでしょうか。

戦績としては予選4-1が1名、3-2が1名。4-1の方が決勝トーナメント進出となっております。

エリウッド(計6名)
  • 紫単:1
  • 紫無:2
  • 紫赤:2
  • 紫赤無:1
紫単あるいは紫赤で、更にタッチで無色が入るかどうかでしょうか。無色の採用カードは<4cシオン>が2名、<3cフィヨルム>が1名でした。赤を入れる型にはいずれも<13弾4cシーダ>が入っており、<13弾5cエリウッド>とのシナジーの高さを示しています。

戦績では予選3-2が4名と勝ち越し率は悪くないものの、4-1以上が残念ながら0名という結果に。デッキレシピを見比べてもまだ共通項が少なく各々で構築が模索されている段階という印象を受けたので、これからの更なる研究に期待です。

アル(計5名)
  • 紫単:4
  • 紫黄:1
デッキ性質的に紫単ベースとなりがちです。1名いた紫黄もタッチで<4cラケシス>のみとなっています。13弾で新たに手に入れた強力なドローソース<4cマシュー>を全員が採用し、着実にパワーアップを重ねていると言えるでしょう。

戦績の面でも予選5-0が1名、4-1が1名、3-2が2名と高い勝ち越し率を誇り、うち2名が決勝トーナメント進出と分布の割合からすればとても優秀な数字を残しています。捲りに左右されがちなデッキですが、今後も一定数の愛好者がいそうな主人公です。

カムイ(女)(計5名)
  • 白黒:1
  • 白黒紫:1
  • 黒青赤:1
  • 黒青無:1
  • 黒白青紫無:1
色だけ見ればバラバラですが、うち<6cカムイ(女)>主軸が3名、<4cカムイ(女)>主軸が2名と分かれております。6c型はサブとして青の<4cチキ>を採用し早乗りを目指します。マルスに採用されがちな<12弾1cシェイド>のメタ効果はキツいですが、逆にシェイドが入っていないデッキに対しては変わらぬ強さを誇ります。一方の4c型は<6弾3cピエリ>と<6弾3cフローラ>を採用したスーサイドビート。ピエリで自分のオーブを破壊し、手札を増やしながら殴れるので、待ち気味の対コントロールデッキ相手には猛威を振るいそうです。

戦績は6c型で予選5-0が1名、4-1が1名。4c型で4-1が1名と合計3名が勝ち越し。うち6c型の1名が決勝トーナメント進出者となっています。戦績の優秀さだけ見ればまだまだ警戒すべき主人公と言えるでしょう。

カムイ(男)(計3名)
  • 白赤:1
  • 白赤無:1
  • 白黒無:1
白黒は<3弾4cカムイ(女)>を軸にした構築、白赤には<13弾4cマルス>がともに採用されていました。無色では<4cシオン>と<13弾3cアルフォンス>がともに採用されており、特にアルフォンスは<6cカムイ(男)>とのシナジーが光ります。
戦績は何気に予選4-1が2名、うち1名決勝トーナメント進出と優秀そのもの。次の14弾での強化にも注目です。

ロイド(計3名)
  • 紫無:1
  • 紫赤:1
  • 紫黄無:1
戦績は予選4-1が1名、その方が決勝トーナメント進出し結果見事4位となっております。その方のデッキ構成は紫赤で、序盤の盤面の取り合いに強い<1cジェミー>と<PR2cマルス>の採用が特徴です。今後のロイドの新しいスタンダードとなりえるでしょうか。

ナンナ(計3名)
  • 黄紫:3
サブカラーとしては<5cリン>がナンナと相性が良いためか、紫が選ばれていました。リンや<7弾5cエリウッド>の高支援力で戦うデッキとなりそうです。
戦績は勝ち越しが予選3-2の1名のみと振るいませんでしたが、根強い黄色ファンの存在を示した分布となったことでしょう。

以上、主人公・色・デッキタイプごとの分析になります。
後編では独自にピックアップしたカードの採用率の調査結果をお送りしたいと思います。

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