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2017日本一決定戦関東地区予選レポ(前半・レシピ解説編)

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    by 近松

    こんにちは、近松です。今大阪にいます。
    めちゃくちゃ遅くなってしまいましたが今年の地区予選のレポについての記事を書きます。
    使用したデッキは黒赤青カムイ(女)。

    まずはレシピ紹介から。
    デッキレシピ
    サイファ0409.png


    地区予選での12弾環境では、やはりエコーズ群のオーバークラス(OC)のカードパワーが抜きんでていて赤入りのデッキ中心に環境が回っていたものでした。ジェニーを筆頭とし、OCはカム子以上にインフレを感じる性能ですね。
    12弾環境では発売直後にあったオスティア闘技場にて白黒赤カム子を使用していました。
    白黒赤カム子デッキ
    第3回オスティア闘技場
    成績は予選4-1、決勝初戦負けでした。まだ12弾が発売されて間もないタイミングで、新カードの研究が進んでいない時に自分は赤入りのカム子はずっと考えていました。Twitterでジェニーが見えた時からジェニー最強botとなっていたので、どうにかジェニーとカム子を組み合わせて良いデッキができないかと模索していました。

    白黒赤では、カム子にある程度の天馬を採用したかったのと、ジェニーCCの妖精王の光でジェニーの片方をオーブに追加して<ミコト>でもう一方のジェニーのパーツを回収して、対子を揃えるループを完成させることをコンセプトとしていました。ジェニーひたすら押し付けていけば勝てるのでは!? という雑な考えによって新弾発売前からこのデッキを考えていました。
    オスティア当日では予選は白黒カム子、決勝で赤黒マルスに負けてしまいましたが、当日の1位2位なので良しとしました(?)

    地区予選は、各地区の予選が始まるまで卒論と自動車の教習所に追われていたのでデッキはいじっていなかったのですが、いざ予選が始まるとOC入りのデッキが多数結果を残していました。確かにジェニーとミコトでループしていく動きも強いのですが、赤多めでOCのパワーを思う存分活かすデッキには勝てないなーと思いました。ミコトは弱いわけではないのですが、どうしてもコスパが悪く、相対的に見ると厳しいですね。
    11弾はOCの押し付け合い中心の環境だなと感じました。

    そんなことをぼんやりと思いながら、OCと<4cチキ>が入る青入れてえなあ~と考えていたら今年全国2位になったえあさんと急遽調整会をやることになりました。そうしたら二人ともOC入りカム子を考えていて流石に驚きましたね......青入りのヒントを得つつ2人でデッキを考えました(自分がほぼ真似したともいう)。えあさんが本戦で使用したレシピとは若干違います!

    それでは各カードの解説に移ります。

    各カード解説
    1c黒暗闇の紋章のカード(レオン、オフェリア、シェイド)
    11弾環境においてのカム子で肝となるカード群。OCは手札で2枚揃えてCCさせるのが常ですが、暗闇の紋章は手札を4枚に絞りにいけます。OCを狙いつつ手札が4枚(一応ドロー込みで5枚になる)で立ち回らなければならない状況は辛いはず。<6cカム子>で盤面を取りつつ暗闇が当たるだけでも大分優位になれます。
    また、6cカム子の常闇の翼は黒のカードを必要としているのでどうしても構築の際に黒のカードを入れなければなりませんでしたが、その条件も自然と満たしているので環境メタと共に真っ先に優先されるカードとなりました。
    まあ環境メタ云々以前に暗闇の紋章という支援スキル自体が破格です。

    1cベルカ
    序盤に出せると嬉しいカード。ただベルカ以外には天馬が入っていないので、前衛に1c2枚出されても確実に2面処理できるかどうかは定かではないですね。後衛の射程持ちを処理できたらいいなくらいにしか思っていませんが、この枠を暗闇に変えて尖らせた方がデッキパワーは高くなったかもしれません。

    1cサーリャ
    先の<ベルカ>より序盤の処理能力が高くなることの多い1c。先行1ターン目の相手の<ユベロ>でも、支援失敗以外で確実に70以上が出る為撃破を狙いにいけます。それに加えて暗闇の紋章があるので強さの塊。

    4cチキ
    カム子に青が入っていたらまず入っているだろうカードですね。最速4ターン目にチキでカム子CCできたら、常闇の翼を使って次のターンに絆が6枚になるためジェニーかデューテのCCを1ターン早く狙うことができます。これだけでもリターンが大きすぎるので無理矢理3色にする価値はありますね。チキは後半素出しても立派な打点となり得るのが優秀です。

    3cノノ
    サイファを語る上で欠かせない、説明不要のオーパーツ。絆6枚からでも出撃でき、常闇の翼を使えば80のまま居座ることができます。説明不要なのでこれで終わりです。

    1c、4cジェニー
    11弾からのサイファを語る上で欠かせない、説明不要のオーパーツ。一応<エフィ>はありますが、ジェニーって言われたらジェニーって言い返さないといけないと自分は考えています。先述の通り、4cチキで4ターン目CCした場合、5ターン目に絆6になるのでOCを狙えます。ジェニーを中心に回っている環境ならジェニーを活かす・意識することが必要だと信じています。ファイアーエムブレムジェニファ。上下共にカム子CCのケアにも役立ちますね。

    3cマリア
    良い味出しているカードだと思います。3ターン目に<4cチキ>と<6cカム子>の回収ができ、ジェニー・デューテのペアを揃えるのに役立ちます。特にこのカラーリングのカム子なら3ターン目の強い動きが<マリアベル>、マリアぐらいになってしまいます。白黒ベースだと一気に動きが広がるのですが......。自分は安定思考に寄っているので回収の択をついつい増やしたくなり、ピッタリな役割をしているカードでした。

    1c、4cデューテ
    赤でジェニー8マリア4と採用した時に少し赤が欲しいなと感じたのですが、無理なく入る強カードでした。支援30のエフィでも良かったのですが、CCできなかった時でも素出しで強いスキルを持ち合わせています。赤の絆として埋めていても、後々<ノノ>の回収などで揃えやすく、消耗した後半戦ではデューテが刺さりやすいです。OC入りデッキにも強いのもポイントですね。


    一見3色で扱うのが容易くなさそうに思われるかもしれませんが、やることが決まっているので実際に触ると異なる感想を持たれるかもしれません。
    12弾環境では、明確にOCに強く出ることのできる主人公が存在する訳ではない(一応<ヴァルハルト>と<エクセライ>でOCがしにくくなる)ので、今でもまだまだポテンシャルを秘めているデッキなんじゃないかなと思います。最も注意しなければならないのは<無色シェイド>ですね。こればかりはどうしようもないので、対面のデッキに入っていないことを祈りましょう。


    地区予選の内容について軽くレポを。結果は1-3と振るわないものに......全2のデッキなのにこの体たらく。

    地区予選レポート
    1戦目・白黒カム子
    6c軸のカム子。こちらは<6cカム子>が手札にないこと以外は<マリア>、ジェニー、<4cチキ>があり完璧の手札でした。6cカム子が落ちるまで急がずやろうと思っていたらお相手が竜人をツモって6cに早く乗られる。
    そこそこオーブが割られてしまったので防御に徹しつつ6cカム子が落ちないかと待つ。7ターン目まで落ちずに、やっとトップで引いて泣きながらCC。
    しかしお相手の猛攻に耐えつつプレイしたのでこちらのリソースがあまり残っておらず、お相手の手札0からトップで引いた<カム男>で戦況を整えられてしまいそのまま負け。
    黒い5cエリンシアが欲しかった......

    2戦目・赤紫マルス
    この対戦も<6cカム子>が引けなかったので、後半<4cジェニー>を素出ししてカム子を回収。
    しかし時すでに遅しで、お相手のマルスがOC使いまくってブン回っていたので流石に追いつかなさそうでした。
    そのまま<セリカ>、<デューテ>のCCが続いてアド差を広げられて負け。不利対面ではありますがもうちょっと上手く立ち回れたかもしれない......経験不足です。

    3戦目・紫赤ヨシュア
    3c>も<4cチキ>も<6cカム子>もある理想的な手札からスタート。
    あまりオーブを割られ過ぎないよう気を付けつつ立ち回って、6cにCCして取り返しに行く。こちらの暗闇は刺さっていき、賭けなよは上手く正解していき、エフィを回収されたのでデューテCCで阻止。6cに乗ってからは全てが順調で、そのまま殴り切りで勝ち。

    4戦目・紫白エイリーク
    弓多めのウィニー構築。この対戦でも<6cカム子>は引けなかったので、最悪の手段の<1cジェニー>でカム子を回収。
    しかし序盤からマウントを取られ、6cに乗った後には<5cエフラム>が出撃、エフラムを処理しようとしてもオーブを自壊してエフラムが維持するのでそのままずるずる殴られてしまう。
    流石に序盤の猛攻の差を埋めることが出来ずに負け。<叱咤激励ヒノカ>と<4cエイリーク>でどんどんと低コストの攻撃が打点になるのが強かった......。

    以上でレポを終えます。
    地区予選1-3という結果でしたが、調整した方が2位という、去年の自分が届かなかった順位を達成していた事実が嬉しいです。デッキは強かった!
    プレイングに甘えがあるのは事実ですし、精進しようと強く決意しました。今年度も頑張っていきたいです。

    ここまでお読みくださってありがとうございました。

12弾先行カードレビュー(2)

    posted

    by 近松

    こんにちは!遊々亭@サイファ担当です!

    今回は3月22日に発売する最新弾『荒れ狂う破濤』封入のカードについて、
    現段階でのレビューを執筆いただく企画の第2回です!

    今回は近松さん編です!ぜひご覧ください!
    SR7cアイク

    初の戦闘力Xのユニットです。レベルの数×10がアイクの戦闘力となり、シンプルかつ非常に強力な数値を叩き出せる可能性があります。ラグネルの神光によって前衛にアイクがいる場合、無償で射程1-2が付与されます。
    そして目玉となるのが、アイクが敵を撃破するたびに未行動となる「挑み続ける者」です。相手の主人公を撃破しても未行動になるので、主人公の回避が無かったらずっと未行動になる、ということも十分考えられます。
    サイファでは戦場に主人公単騎だけになって手札が無くなると機能しづらくなりますが、この7cアイクは主人公として使用して単騎になっても戦闘力次第では最後まで勝ちを目指せるスペックを持ち合わせていると考えています。<1cエリンシア>や<サナキ>、<ナーシル>などの低コストの成長補助ユニットによって安易に戦闘力を上げることが出来ますね。今ではあまり使われない1cエリンシア互換のユニットの使い道が出てきたという面でも良い主人公ではないかと。
    アイクの戦闘力が90以上になったら既存のアイクより戦闘力が高い状態で維持でき、7cに相応しいスペックとなります。強力な構築が研究されたら回ったアイクに勝つのは相当厳しくなりそうです。

    SR4cノノ

    1弾からパワーカードとして使用されていた<3cノノ>のSR。「ノノの宝物!」によって絆回収はノノが最初に攻撃した時に行えます。タイミングが異なる絆回収3cノノと好みが分かれそうなカードです。しかしスタッツは単純に4c戦闘力60、絆7枚以上で戦闘力90になると高めの数値。
    このカードはノノという名称が弱いところでもあり強いところでもあると自分は思います。弱いところというのは3cノノと戦場で共存できない点ですね。3cノノは3cでも戦闘力80になるという破格のスペック。これは1弾から今に至るまで使用される理由の一つですね。
    そしてどちらも絆回収能力を持ち合わせている点に注目。絆回収にも目を付けると3cも4cも1枚しか回収できません。同じ青のプールには<4cルフレ女>もあり、絆回収択は複数存在します。
    デッキ構築の際、絆を利用できるカードを採用したい方は多いと思われますが、4cノノが必須で入るかと言われると絆回収が条件付きの為、不確定です。射程1-2の高火力ユニットを最初に攻撃させるというのも、盤面の取り合いの点では地味に辛い制約となっています。絆回収を考慮すると、絆が8枚の状態で攻撃しないとノノの打点が60に戻ってしまいます。

    しかし強いところも挙げると、まず先述したスタッツの高さです。青には4c射程1-2帯があまり存在せず、同じ次弾のSRリズも含めると有用な4cが一気に増えることになります。更にノノは難しくない条件で常時90になります。ノノが絆からノノを回収し続けていたらマムクートに対するメタカードやスキル撃破カードを使わなければ処理に苦労します。
    また、ノノやルフレ女の絆回収カードだけで青をデッキにタッチすることが行いやすくなったのは大きな意義ではないでしょうか。青をノノ8枚だけ入れても伸びた絆を処理しやすくなります。
    現状、赤と緑には絆を処理するカードが存在しないので、ノノ8枚ないしノノ+ルフレ女12枚の青採用によって赤や緑メインのデッキでも絆を伸ばしっぱなしにしないように出来るかもしれません。
    ノノという名称が弱いところが目立ちがちですが、高い戦闘力に注目しノノ名称の強い部分を拾ってポジティブに使用してみたいです。

    SRラケシス

    元々優れている4c戦闘力70支援力20のスタッツに加え、自分のターンに簡単な条件で射程1-2付与&戦闘力アップが狙えます。黄色メインのデッキでは特にラケシス強化の条件は使いやすく、エルトシャン主人公横では馬ユニット出撃の有力候補となりそうです。
    BSは<ティニー>と違って条件がありますが、手札3枚以下の時に置かれた際、無償でカードを引くことができます。手札が枯渇しがちなデッキには黄色が入っていなくてもラケシスを刺してもいいかもしれませんね。
    特に弱いところが無く、次弾環境で活躍しそうなエルトシャンデッキには入りやすく、黄色での高水準4cアタッカーとなり得ます。黄色メインでデッキを組むなら持っておいて損はしないカードでしょう。

    SRミスト

    ミストが最上級職として2回目のSR収録。絆1裏でスキル撃破不可効果と相手ターン終了時まで戦闘力+10を緑のユニットに振ることができる「暖かな歌声」の起動スキルがメインとなります。また、ミスト以外にユニットが2体いたら絆消費のコストが消え、ミストに射程1-2が付与されます。
    5cにしてはスキルが実質1個+射程付与とやや寂しいですが、書いてある内容が5c相応のものですね。「暖かな歌声」はミスト自身にも使えるところがポイント。後衛にミストを出撃させてスキルを使用したら、後衛に戦闘力80のスキル撃破不可ユニットが鎮座することとなります。後衛80は<3cノノ>と同値であることを考えると、1弾からサイファをやっている方なら如何に処理するのが大変かお分かりでしょう。ミストに回避されるとその後も戦闘力80で居座るというループに陥ることも考えられます。

    勿論、4c暴走アイクに「暖かな歌声」を使用して自壊のデメリットを防ぐことも可能です。ティアマトなどと合わせると効果的ですね。
    サブの5cというカードは少し使いづらいかもしれませんが、主人公が成長するデッキなら<9弾1cミスト>が入りやすいですし、単体スペックは高いカードだと思います。カム子と対面した場合、とりあえずミストを出すだけではなく、どこに撃破不可を振ってどう展開を継続していくかが鍵となります。明確なカム子メタ、というカードではないので慢心はしないようにしましょう。
    【担当】
    以上で今回のレビューは終わりです!近松さんありがとうございました!!

【初心者向け】5つのポイントによるサイファのデッキ構築(実践編)

    posted

    by 近松

    こんにちは、近松です。
    今回の記事では、前回の『【初心者向け】5つのポイントによるサイファのデッキ構築(基本編)』の実践編ということで、実際にどのようなデッキの作り方をすればいいのかを解説します。解説と言っても、デッキの組み方は人それぞれのものだと思います。ただ、初心者の方の中には右も左も分からないという状況の人もいると思い、そのような方の為に書いた記事です。
    この記事の組み方を一つの指針として、試しにデッキを組んでみる方が増えれば幸いです。

    今回組むデッキはエフラム主人公の紫単色デッキです。「聖魔の光石」のカードが収録されているブースター発売記念ということで、なるべく聖魔のカードオンリーでデッキを作りたかったのですが、封印・烈火のカードプールに便利なカードがあるので他作品のカードも使うことにしました。甘えてしまいました......。聖魔をプレイした人の8割くらい封印と烈火をプレイしたと、勝手に思い込んでいるので許してください。

    1.主人公を決める
    今回はエフラムを主人公としてデッキを組みます。入手難易度を考慮して<SR>を諦め、ボックス特典の4cエフラムを軸としたデッキになります。

    4cエフラム
    4cエフラムは戦闘力70射程1で、目玉となるのが「勇ましき心」。自分のターン中に戦闘力+20されるというスキルですが、サイファでは〇〇特効や〇〇殺しといったスキルが戦闘力+20となることが多いです。そんな中エフラムでは自分のターンなら常時特効が付与されるような、所謂なんでも特効のような性能をしています。圧倒的な力でねじ伏せる姿はゲームでのエフラムの活躍を彷彿とさせますね。4cエフラム軸は攻撃性能が高いことを活かしてデッキを組んでいきます。
    もう1つのスキルの「破邪の双聖器」は魔物特効です。魔物相手なら合計で戦闘力+40されるので、ほぼ確実に仕留めることができます。

    エフラム主人公の強いところは<3cエフラム>にもあります。

    3cエフラム
    CCコストは2なので最速2ターン目にCCできますが、「炎の如き力」によって紫単色のため実質戦闘力70をキープできます(支援失敗だと60のまま)。2ターン目から70の数値を出せるのは破格の安定感を誇ります。
    そして「太陽の腕輪」は行動権を使わないエフラム・エイリーク専用のライブの起動スキルです。4cエフラムが引けない際にこのスキルを使えれば次のターンエフラムは4cにCCできますし、手数が欲しい時にはエイリークを回収しておくことにより攻め手を欠くことを防げます。
    支援スキル「不敗の指揮」では絆1リバースで紫の戦闘ユニットの戦闘力を+20、支援力と合計して+40されます。どうしても攻撃を通したい際に利用できますね。

    エフラムは3c、4c総じて使いやすいカードとなっています。よって両方4枚ずつ採用します。<1cエフラム>はエイリークへの支援で光りますが、とりあえず1枚だけ(ゲーム開始時の主人公カード)の採用にします。

    エフラム・エイリークの双子はサイファにおいてお互いにシナジーがあります。

    1cエイリーク
    1cエイリークは戦場においては何もスキルを持ち合わせていませんが、支援スキルを2つ持ち合わせています。1つは主人公を撃破したら1枚引ける「激励の紋章」、もう1つはエフラムを支援すると攻防共に+20される「兄妹の紋章」。
    激励の紋章は相手の主人公をうまく撃破できたらリターンが大きい支援スキルです。また兄妹の紋章によってエフラムにおいて天馬以上の支援力を発揮するカードです。<4cエフラム>なら攻撃時の数値が高いので激励の紋章によるドローも狙いやすくなります。エフラム主人公にとってありがたい支援スキルを持ち合わせているので、4枚採用しておきます。

    3cエイリーク
    3cエイリークもエフラムと非常に相性の良いカードです。「雷の如き意志」によって紫主人公の横に出撃すれば問答無用で戦闘力70になります。主人公が紫であれば現状<マーカス>の上位互換となってしまいますね......
    「月の腕輪」はエフラムの「太陽の腕輪」互換です。<3c>、<4cエフラム>も引けなかった時でも、3cエイリークを出撃できれば退避に落ちてしまったエフラムを回収でき、CCすることができます。
    支援スキル「生還の指揮」はエフラムの「不敗の指揮」の防御版となっております。3c、4cエフラムが防御時に3cエイリークに支援された場合、支援スキルを使用したら戦闘力110で防ぐことができます。中々高い防御の戦闘力ですね。以上の理由から3cエイリークも4枚入れましょう。
    1c、3cエイリークがエフラム主人公と相性が良いことをまとめました。<5cエイリーク>は抜群に相性が良いカードなのですが、SRなので今回はカットします。

    サイファは最初に主人公を決めることは鉄則ですが、このように主人公と相性の良いカードを用意していくと自ずと数が埋まりデッキが完成しますよ。現在17枚のカードが決定しています。

    2.支援力に注目する
    何故支援力を気にするのかは前回の記事を参考にしてください。
    4cエフラム軸は相手を攻撃し続けて勝利を目指すビートダウンと呼ばれるデッキタイプであり、戦闘力は基本70です。支援力30を捲って100耐えしたいところ。支援力30のカードを見ていきましょう。

    1cターナ
    聖魔の天馬のカードでオススメしたいのが、まず1cターナ。「ひるがえる白翼」は攻撃しつつデッキの一番上、つまり次の戦闘の支援をターナに固定するというスキル。自身は戦闘力30しかなく、戦場から1体ユニットがいなくなってしまいますが、次の戦闘を、『支援力30・天空の紋章・支援失敗が起こりえない』という三つの要素を持ち合わせて行うことができます。上手く使いこなせるとカッコいいですよ!

    1cティト / 1cファリナ
    紫で同じスペックを持つカードはティト、ファリナがあります。上級やトライアングルアタックを意識するなら変わりますが、下級だけの採用なら好みに合わせて決めましょう。今回はターナ・ファリナを3枚ずつ採用します。ファリナとティトで迷いましたがどちらの好きなキャラクターなので断腸の思いで決断しました。ティト好きの人は申し訳ないです......。

    1cヴァネッサ
    次にヴァネッサ。1cは天空の運び手という汎用便利スキルです。味方を1体移動させるという極めてシンプルなスキルですが、射程持ちのユニットを後衛に下げたり主人公を後衛に逃がしたりと使いやすいです。同じ天空の運び手を持つ紫の<1cシャニー>も採用しましょう。ヴァネッサ、シャニーも3枚ずつ採用します。

    3cヴァネッサ
    ヴァネッサには上級職のカードもあり、3cのファルコンナイトです。手札の好きなカードをデッキの一番上に置いて紫のユニットを移動させることが出来て、いざという時に輝くかもしれません。また、絆を1リバースで自身に射程2を付与することもできます。戦闘力は3cであるため高くは無いですが、使いやすいスキルを2つ持っています。この3cヴァネッサを3枚採用します。

    これで支援30のカードが15枚となりました。

    1cウォルト
    支援力30ではないのですが、1cのアーチャーやボウファイターには支援力20で攻撃の紋章を持ち合わせているユニットがいます。つまり攻撃時に支援したら+40されます。そのユニットは紫には残念ながらウォルトしかいませんが、採用しましょう。アーチャー系は支援力だけではなく、飛行特攻と射程2だけでも十分活躍するカードです。3枚採用します。

    決定したカードは現状35枚なので残りは15枚です。案外あっという間ですね。

    3.射程に気を付ける
    先程のウォルトもそうですが、後衛のユニットを処理できるカードは少しでもいると安心します。ここでは2種類のオススメのカードを紹介します。

    3cネイミー
    まず3cネイミー。「神射手の孫娘」によって紫の味方が出撃した際に戦闘力が+10されます。1cのユニットが少なくないのでネイミー+1c天馬と出撃させるとキレイですね。また、支援スキルの「狙撃の支度」はネイミーに支援された時に絆1リバースでこのネイミーを手札に加えることができて、手札補充+次のターンへの備えとなります。まさに「支度」という名のふさわしいスキルです。総じて使いやすい射程持ちユニットでしょう。

    3cヒーニアス
    次に3cヒーニアス。「必的の智略」によってデッキの支援操作兼自身の戦闘力+20。主人公がエフラムなので、「ニーズヘッグの弓主」の条件を自動的に満たしており、主人公以外の敵への攻撃が神速回避されないようになります。戦闘力70出て神速回避不能は非常に高いスペックです。支援操作も噛み合っていますね。

    ネイミー、ヒーニアスを3枚ずつ採用します。

    4.サポートするカードは入れておきたい
    前回の記事ではドローソース、スキルによる撃破が可能なカードをこの項目にて紹介しました。

    3cエレン
    紫のカードでドローソースとして使いやすいのは3cエレン。「リザーブ」は絆3リバースで退避から2枚回収。シンプルですが単純に回収性能が高く、スキルを使わなくても射程1-2戦闘力50のユニットとして戦闘に参加できます。手札が枯渇しやすいデッキとなっているので4枚採用します。

    3cミルラ
    聖魔のカードからは3cミルラ。絆が6枚になるとなんと常時戦闘力80になります。また、行動フェイズ中に絆エリアからカードを1枚手札に加えることができます。裏向きのカードでも可能なので、使い終わった絆から回収するとコストを節約できます。絆を裏返す際には、ミルラで回収したいカードから裏返すように意識すると良いでしょう。3枚採用します。飛行アイコンがあるので、飛行特攻を受けることには十分気を付けてください。

    4cヨシュア / 1cヨシュア
    少しユニークなカードですが、4cヨシュアをオススメしたいです。
    ヨシュアの攻撃で撃破できたら、絆1リバースで退避のヨシュアを回収できる「誓いのアウドムラ」。このスキルだけでも強いですが、ヨシュアと言ったらやはり「賭けなよ」です。自分の手札をデッキの一番上に置いて、相手にそのカードがヨシュアかヨシュアではないかを予想してもらい、不正解だったら問答無用で相手の主人公を撃破します。相手がオーブ0でギリギリまで耐えていたら、ヨシュアが刺さります。1/2でゲームに敗北する選択を強いられているのはとてつもないプレッシャーでしょう。支援力10なので4cを1枚だけ採用。SRですが1枚だけならミルラと同様のお値段だと思って採用しました、お許しを。「誓いのアウドムラ」で回収できるよう、4cの他にも1cを1枚だけ採用します。

    まとめ
    以上にて50枚のデッキが完成しました。

    デッキレシピ


    カードゲーム自体不慣れの人向けに、できるだけ入手難易度、レアリティの高いカードを避けてデッキを作りました。聖魔のスターターが発売されていたらそれを初心者の方に薦めるのが一番楽なのですが......。
    今回はデッキレシピを紹介というよりは、デッキをどうやって作るかというプロセスの紹介が主な目的です。ただし、知っておいてほしいのは、結局使うのはその人自身なのでデッキなんて自由に作るものだと自分は思っている事です。好きなキャラや組み合わせを詰め合わせるのも立派なデッキ作りです。
    ただ、最初はカードを買うだけ・集めるだけだったのに、対戦会などにも興味が湧いた方がいましたら参考になるのではないのかと自分は思い、レシピを考えてみました。一つの指標になれば幸いです。

    ここまで読んでくださってありがとうございました。

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