今回の記事では、前回の『【初心者向け】5つのポイントによるサイファのデッキ構築(基本編)』の実践編ということで、実際にどのようなデッキの作り方をすればいいのかを解説します。解説と言っても、デッキの組み方は人それぞれのものだと思います。ただ、初心者の方の中には右も左も分からないという状況の人もいると思い、そのような方の為に書いた記事です。
この記事の組み方を一つの指針として、試しにデッキを組んでみる方が増えれば幸いです。
今回組むデッキはエフラム主人公の紫単色デッキです。「聖魔の光石」のカードが収録されているブースター発売記念ということで、なるべく聖魔のカードオンリーでデッキを作りたかったのですが、封印・烈火のカードプールに便利なカードがあるので他作品のカードも使うことにしました。甘えてしまいました......。聖魔をプレイした人の8割くらい封印と烈火をプレイしたと、勝手に思い込んでいるので許してください。
1.主人公を決める
今回はエフラムを主人公としてデッキを組みます。入手難易度を考慮して<SR>を諦め、ボックス特典の4cエフラムを軸としたデッキになります。4cエフラム
もう1つのスキルの「破邪の双聖器」は魔物特効です。魔物相手なら合計で戦闘力+40されるので、ほぼ確実に仕留めることができます。
エフラム主人公の強いところは<3cエフラム>にもあります。
3cエフラム
そして「太陽の腕輪」は行動権を使わないエフラム・エイリーク専用のライブの起動スキルです。4cエフラムが引けない際にこのスキルを使えれば次のターンエフラムは4cにCCできますし、手数が欲しい時にはエイリークを回収しておくことにより攻め手を欠くことを防げます。
支援スキル「不敗の指揮」では絆1リバースで紫の戦闘ユニットの戦闘力を+20、支援力と合計して+40されます。どうしても攻撃を通したい際に利用できますね。
エフラムは3c、4c総じて使いやすいカードとなっています。よって両方4枚ずつ採用します。<1cエフラム>はエイリークへの支援で光りますが、とりあえず1枚だけ(ゲーム開始時の主人公カード)の採用にします。
エフラム・エイリークの双子はサイファにおいてお互いにシナジーがあります。
1cエイリーク
激励の紋章は相手の主人公をうまく撃破できたらリターンが大きい支援スキルです。また兄妹の紋章によってエフラムにおいて天馬以上の支援力を発揮するカードです。<4cエフラム>なら攻撃時の数値が高いので激励の紋章によるドローも狙いやすくなります。エフラム主人公にとってありがたい支援スキルを持ち合わせているので、4枚採用しておきます。
3cエイリーク
「月の腕輪」はエフラムの「太陽の腕輪」互換です。<3c>、<4cエフラム>も引けなかった時でも、3cエイリークを出撃できれば退避に落ちてしまったエフラムを回収でき、CCすることができます。
支援スキル「生還の指揮」はエフラムの「不敗の指揮」の防御版となっております。3c、4cエフラムが防御時に3cエイリークに支援された場合、支援スキルを使用したら戦闘力110で防ぐことができます。中々高い防御の戦闘力ですね。以上の理由から3cエイリークも4枚入れましょう。
1c、3cエイリークがエフラム主人公と相性が良いことをまとめました。<5cエイリーク>は抜群に相性が良いカードなのですが、SRなので今回はカットします。
サイファは最初に主人公を決めることは鉄則ですが、このように主人公と相性の良いカードを用意していくと自ずと数が埋まりデッキが完成しますよ。現在17枚のカードが決定しています。
2.支援力に注目する
何故支援力を気にするのかは前回の記事を参考にしてください。4cエフラム軸は相手を攻撃し続けて勝利を目指すビートダウンと呼ばれるデッキタイプであり、戦闘力は基本70です。支援力30を捲って100耐えしたいところ。支援力30のカードを見ていきましょう。
1cターナ
1cティト / 1cファリナ
1cヴァネッサ
3cヴァネッサ
これで支援30のカードが15枚となりました。
1cウォルト
決定したカードは現状35枚なので残りは15枚です。案外あっという間ですね。
3.射程に気を付ける
先程のウォルトもそうですが、後衛のユニットを処理できるカードは少しでもいると安心します。ここでは2種類のオススメのカードを紹介します。3cネイミー
3cヒーニアス
ネイミー、ヒーニアスを3枚ずつ採用します。
4.サポートするカードは入れておきたい
前回の記事ではドローソース、スキルによる撃破が可能なカードをこの項目にて紹介しました。3cエレン
3cミルラ
4cヨシュア / 1cヨシュア
ヨシュアの攻撃で撃破できたら、絆1リバースで退避のヨシュアを回収できる「誓いのアウドムラ」。このスキルだけでも強いですが、ヨシュアと言ったらやはり「賭けなよ」です。自分の手札をデッキの一番上に置いて、相手にそのカードがヨシュアかヨシュアではないかを予想してもらい、不正解だったら問答無用で相手の主人公を撃破します。相手がオーブ0でギリギリまで耐えていたら、ヨシュアが刺さります。1/2でゲームに敗北する選択を強いられているのはとてつもないプレッシャーでしょう。支援力10なので4cを1枚だけ採用。SRですが1枚だけならミルラと同様のお値段だと思って採用しました、お許しを。「誓いのアウドムラ」で回収できるよう、4cの他にも1cを1枚だけ採用します。
まとめ
以上にて50枚のデッキが完成しました。デッキレシピ
キャラクター
計50枚
カードゲーム自体不慣れの人向けに、できるだけ入手難易度、レアリティの高いカードを避けてデッキを作りました。聖魔のスターターが発売されていたらそれを初心者の方に薦めるのが一番楽なのですが......。
今回はデッキレシピを紹介というよりは、デッキをどうやって作るかというプロセスの紹介が主な目的です。ただし、知っておいてほしいのは、結局使うのはその人自身なのでデッキなんて自由に作るものだと自分は思っている事です。好きなキャラや組み合わせを詰め合わせるのも立派なデッキ作りです。
ただ、最初はカードを買うだけ・集めるだけだったのに、対戦会などにも興味が湧いた方がいましたら参考になるのではないのかと自分は思い、レシピを考えてみました。一つの指標になれば幸いです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。