今回は3月22日に発売する最新弾『荒れ狂う破濤』封入のカードについて、
現段階でのレビューを執筆いただく企画の第2回です!
今回は近松さん編です!ぜひご覧ください!
SR7cアイク
【カード紹介】「私は人の進化を見たい。ここでそれを止めてはいけないのよ」 封印を解かれ、蘇った女神ユンヌ。彼女は同じ女神であるアスタルテを止める為、ミカヤの身体を借りて、アイク達に協力を求めます。そして彼らに自らの加護を与え、神をも倒す力を授けます!(Illust:萩谷薫) #FEcipher pic.twitter.com/GavsbvQiTE
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2018年3月16日
初の戦闘力Xのユニットです。レベルの数×10がアイクの戦闘力となり、シンプルかつ非常に強力な数値を叩き出せる可能性があります。ラグネルの神光によって前衛にアイクがいる場合、無償で射程1-2が付与されます。
そして目玉となるのが、アイクが敵を撃破するたびに未行動となる「挑み続ける者」です。相手の主人公を撃破しても未行動になるので、主人公の回避が無かったらずっと未行動になる、ということも十分考えられます。
サイファでは戦場に主人公単騎だけになって手札が無くなると機能しづらくなりますが、この7cアイクは主人公として使用して単騎になっても戦闘力次第では最後まで勝ちを目指せるスペックを持ち合わせていると考えています。<1cエリンシア>や<サナキ>、<ナーシル>などの低コストの成長補助ユニットによって安易に戦闘力を上げることが出来ますね。今ではあまり使われない1cエリンシア互換のユニットの使い道が出てきたという面でも良い主人公ではないかと。
アイクの戦闘力が90以上になったら既存のアイクより戦闘力が高い状態で維持でき、7cに相応しいスペックとなります。強力な構築が研究されたら回ったアイクに勝つのは相当厳しくなりそうです。
SR4cノノ
【カード紹介】みんなを笑わせるのも、ノノのお仕事だと思うの! ...国と国とが激突する戦争のさなか、竜の少女ノノは、人一倍遊び、楽しみ、笑います。こんな大変な時なのに? いえ、こんな時だからこそ! 彼女は可愛い笑顔で、人々の心を和ませます。(Illust:かわすみ) #FEcipher pic.twitter.com/lRXEQlxLN4
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2018年3月9日
1弾からパワーカードとして使用されていた<3cノノ>のSR。「ノノの宝物!」によって絆回収はノノが最初に攻撃した時に行えます。タイミングが異なる絆回収3cノノと好みが分かれそうなカードです。しかしスタッツは単純に4c戦闘力60、絆7枚以上で戦闘力90になると高めの数値。
このカードはノノという名称が弱いところでもあり強いところでもあると自分は思います。弱いところというのは3cノノと戦場で共存できない点ですね。3cノノは3cでも戦闘力80になるという破格のスペック。これは1弾から今に至るまで使用される理由の一つですね。
そしてどちらも絆回収能力を持ち合わせている点に注目。絆回収にも目を付けると3cも4cも1枚しか回収できません。同じ青のプールには<4cルフレ女>もあり、絆回収択は複数存在します。
デッキ構築の際、絆を利用できるカードを採用したい方は多いと思われますが、4cノノが必須で入るかと言われると絆回収が条件付きの為、不確定です。射程1-2の高火力ユニットを最初に攻撃させるというのも、盤面の取り合いの点では地味に辛い制約となっています。絆回収を考慮すると、絆が8枚の状態で攻撃しないとノノの打点が60に戻ってしまいます。
しかし強いところも挙げると、まず先述したスタッツの高さです。青には4c射程1-2帯があまり存在せず、同じ次弾のSRリズも含めると有用な4cが一気に増えることになります。更にノノは難しくない条件で常時90になります。ノノが絆からノノを回収し続けていたらマムクートに対するメタカードやスキル撃破カードを使わなければ処理に苦労します。
また、ノノやルフレ女の絆回収カードだけで青をデッキにタッチすることが行いやすくなったのは大きな意義ではないでしょうか。青をノノ8枚だけ入れても伸びた絆を処理しやすくなります。
現状、赤と緑には絆を処理するカードが存在しないので、ノノ8枚ないしノノ+ルフレ女12枚の青採用によって赤や緑メインのデッキでも絆を伸ばしっぱなしにしないように出来るかもしれません。
ノノという名称が弱いところが目立ちがちですが、高い戦闘力に注目しノノ名称の強い部分を拾ってポジティブに使用してみたいです。
SRラケシス
【カード紹介】蠢く陰謀に翻弄され、剣を交えるユグドラルの若き英雄達。その混迷の戦いの中を王女ラケシスは駆ける...一路、兄エルトシャンの元へと! 彼女は苦境にある兄を助け、仇なす者を斃さんと、熱き想いと剣を武器に、獅子の如く戦場を突き進みます!(Illust:廣岡政樹) #Fecipher pic.twitter.com/23UGyEWxRS
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2018年2月28日
元々優れている4c戦闘力70支援力20のスタッツに加え、自分のターンに簡単な条件で射程1-2付与&戦闘力アップが狙えます。黄色メインのデッキでは特にラケシス強化の条件は使いやすく、エルトシャン主人公横では馬ユニット出撃の有力候補となりそうです。
BSは<ティニー>と違って条件がありますが、手札3枚以下の時に置かれた際、無償でカードを引くことができます。手札が枯渇しがちなデッキには黄色が入っていなくてもラケシスを刺してもいいかもしれませんね。
特に弱いところが無く、次弾環境で活躍しそうなエルトシャンデッキには入りやすく、黄色での高水準4cアタッカーとなり得ます。黄色メインでデッキを組むなら持っておいて損はしないカードでしょう。
SRミスト
【カード紹介】触れるだけで人を狂わせてしまう禁断のメダリオン。ミストは母譲りの正なる清らかな心を持ち、その影響を受けない数少ない人物です。風の刃フロレートを手に、団員を...全ての「家族」を守る為、彼女は可憐な戦乙女となって出陣します!(Illust:ワダサチコ、藤ちょこ) #FEcipher pic.twitter.com/KVa75PgwJB
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2018年3月6日
ミストが最上級職として2回目のSR収録。絆1裏でスキル撃破不可効果と相手ターン終了時まで戦闘力+10を緑のユニットに振ることができる「暖かな歌声」の起動スキルがメインとなります。また、ミスト以外にユニットが2体いたら絆消費のコストが消え、ミストに射程1-2が付与されます。
5cにしてはスキルが実質1個+射程付与とやや寂しいですが、書いてある内容が5c相応のものですね。「暖かな歌声」はミスト自身にも使えるところがポイント。後衛にミストを出撃させてスキルを使用したら、後衛に戦闘力80のスキル撃破不可ユニットが鎮座することとなります。後衛80は<3cノノ>と同値であることを考えると、1弾からサイファをやっている方なら如何に処理するのが大変かお分かりでしょう。ミストに回避されるとその後も戦闘力80で居座るというループに陥ることも考えられます。
勿論、4c暴走アイクに「暖かな歌声」を使用して自壊のデメリットを防ぐことも可能です。ティアマトなどと合わせると効果的ですね。
サブの5cというカードは少し使いづらいかもしれませんが、主人公が成長するデッキなら<9弾1cミスト>が入りやすいですし、単体スペックは高いカードだと思います。カム子と対面した場合、とりあえずミストを出すだけではなく、どこに撃破不可を振ってどう展開を継続していくかが鍵となります。明確なカム子メタ、というカードではないので慢心はしないようにしましょう。
【担当】
以上で今回のレビューは終わりです!近松さんありがとうございました!!