
赤緑モルトNEXT
もうすぐDMGP4thが開催ですね。みなさんも本番に向けて練習の日々を過ごしているのではないでしょうか?
今回は、このデッキの存在無くして今のデュエマは語れない「赤緑モルトNEXT」についての解説です!
今回は自分が使用しているレシピをサンプルに、採用カードについても詳しく紹介していきます。
「NEXTを制するものは環境を制する」と言っても過言ではない現在の環境。
このデッキの情報を知っておけば、自分で使用する場合はもちろん、相手にした際にも役に立つこと間違いなしです。
サンプルデッキレシピ
クリーチャー
計28枚
超次元ゾーン
計8枚
デッキのコンセプトと長所
序盤はブーストしてマナを伸ばし、7マナに到達したら強力なドラゴンたちを召喚するというデッキです。ブースト→ブーストと動くことで、5ターン目には目標となる7マナまで到達します。
「赤緑モルトNEXT」はその動きを特化させた構築になっており、「早い」「デカい」「強い」の三拍子揃ったデッキです。
そして、このデッキの長所となるのが勝ちパターンの豊富さです。主な勝ちパターンは
- <超戦龍覇 モルト NEXT>を使った早い段階での決着
- <永遠のリュウセイ・カイザー>などによる盤面制圧
- 「爆熱天守 バトライ閣」と<蒼き団長 ドギラゴン剣>を使った閣ループ
~閣ループについて~
「閣ループの存在は知っているけど、実際にどんな動きをするのかいまいちわからない」という人も多いかと思います。手順としては
- 1.場に「爆熱天守 バトライ閣」、手札に<蒼き団長 ドギラゴン剣>がある状態。
- 2.ドラゴンを2体場に出し、「爆熱天守 バトライ閣」を「爆熱DX バトライ武神」に龍解。
- 3.龍解させた「爆熱DX バトライ武神」の攻撃時の効果に誘発して、手札の<蒼き団長 ドギラゴン剣>の革命チェンジを宣言。
- 4.革命チェンジによって、「爆熱DX バトライ武神」が「爆熱天守 バトライ閣」に戻ります。しかし、手札に戻ったわけではないので革命チェンジは成立せず、<蒼き団長 ドギラゴン剣>は場に出ずに手札に残ります。
- 5.保留にしていた「爆熱DX バトライ武神」の攻撃時の効果を解決。ドラゴンが場に出ます。
ここで、「爆熱天守 バトライ閣」が龍解条件を満たし、「爆熱DX バトライ武神」に龍解し、ここで3の状態に戻ります。



さらに、手順の途中で<不敗のダイハード・リュウセイ>が場に出ることで、「爆熱DX バトライ武神」の攻撃時に盾焼却効果が追加され、相手の盾を全て墓地に送れます。
「爆熱DX バトライ武神」の攻撃時にドラゴンが1体も出せなかった場合は「爆熱天守 バトライ閣」が龍解できずループが止まってしまうので、場にいる他のドラゴンで攻撃して龍解させましょう。
デッキを支える優秀なドラゴン
基本的にブースト、トリガーなど固定枠となっているカードが多く、それ以外のカードの枚数や比率を環境によって変動させることが多いです。
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<メガ・マグマ・ドラゴン> 小型クリーチャーを一掃できる優秀なカード。 「ジョーカーズ」「ルネッサンス」「緑系ループ」に有効な1枚です。 8コストですがコスト軽減を持っているので、<時の法皇 ミラダンテXII>の能力に対しても活躍する場面があります。 |
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<永遠のリュウセイ・カイザー> 「爆熱天守 バトライ閣」と相性の良いカード。 タップさせる能力が盤面制圧に優れているので、このカードが着地した試合はゆっくりとこちらの場を固めていく試合が多いです。 「ロージアダンテ」「赤黒ドルマゲドン」相手で強さが際立ちます。 |
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<不敗のダイハード・リュウセイ> 自分のドラゴンに盾焼却能力を与えてくれます。 呪文やクリーチャーの召喚を制限するカードが無いので、STが多めの受け前提のデッキに対してはこのカードが活躍します。 閣ループの決め手にもなりますが、手札に来た際に腐り札になりやすいのが玉に瑕。 |
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<次元龍覇 グレンモルト「覇」> 第2のドラグナー。採用しているドラグハートを全て使用できます。 小型のクリーチャーが攻撃するデッキには<恐龍界樹 ジュダイオウ>。場を制圧したい際には<真聖教会 エンドレス・ヘブン>など、その場その場で有効なカードを選択しましょう。 安直に<フェアリーの火の子祭>をマナに置いてしまうとマナ武装達成が遠のいてしまうので、注意が必要です。 |
採用候補カード
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<伝説のレジェンド・ドギラゴン> バトルに勝てば、次のターンまで自分が敗北しなくなるという効果を持っています。 このカードで負けない状況を作ってから攻めるプランはとても強力です。負け筋を無くすという点では<不敗のダイハード・リュウセイ>と同じ役割ですが、あちらは閣ループの際に勝ち濃厚の場を作りやすく、こちらはSAのアンタップキラーなので手札に来ても腐りにくく、異なる利点があります。 |
それぞれが2枚しか入っていない理由としては、一枚一枚の役割がはっきりしているので、手札で重なって邪魔になる状況を減らすためです。
もちろん、今後に必要と感じた場面が多いカードは枚数を増やすこともあると思います。
最後に
「NEXTはハートバーンで突っ張るだけ!」と思っているそこのあなた!いやいや、全然そんなことはありません。このデッキはシンプルでありながらも奥が深く、使えば使うほど理解が進むとても良いデッキです。
自由枠を使って環境に寄せたギミックチェンジもできるので、構築を考える楽しみもあります。
みなさんも自分だけの最強NEXTを考えてみましょう!

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