
レジェンドスーパーデッキ 龍覇爆炎
レビュー・デッキ改造紹介
レビュー・デッキ改造紹介
今回は11月12日(土)に発売されたレジェンドスーパーデッキ 龍覇爆炎のレビューをしていきたいと思います。
■一押しの新カード解説
今回のデッキに新規収録された中で僕が一押しするカードを2枚解説します。炎龍覇 グレンアイラ / 「助けて!モルト!!」

まずは、クリーチャー側です。
効果は「シールドトリガー」持ちで、場に出た時にバトルをして勝つとコスト4以下の火のウエポンを装備することが出来ます。
基本的にパワーが5000なので速攻デッキに対して、踏ませると「バトル+殴り返し」で2面除去ができるクリーチャーという認識かなと思います。
ですが、改造次第では超次元に<始まりの龍装具 ビギニング・スタート>を採用し、バトル中のパワーを7000まで上げることも可能です。
他には、<FORBIDDEN STAR -世界最後の日->を採用することで、召喚した際に「スレイヤー」を付与することで確定除去をすることも可能になります。
他にも、場に出た時にバトルをする効果なので<ボルシャック・ドギラゴン>の「革命0トリガー」で場に出た時に『炎龍覇 グレンアイラ / 「助けて!モルト!!」』が進化元だと、バトルを2回行うことができます。
このようにデッキに少しアレンジを入れることで『炎龍覇 グレンアイラ / 「助けて!モルト!!」』の能力を最大限に引き出すことができる点を評価しています。
次に呪文側です。
効果はとてもシンプルで、手札のドラグナーを場に出すことができます。
コストが5なので手打ちがしやすく、2~3ターン目に1回でもマナブ―ストが打てていると4ターン目に<超戦龍覇 モルトNEXT>や<爆炎龍覇 モルトSAGA>を場に出すことができます。
効果をよく見ると文明指定や進化ではないなどの制約がありません。
ですので、他にも多色の<最終龍覇 グレンモルト>や光文明の<最終龍覇 ロージア>、進化クリーチャーの<ブランド
早期に文明に縛られずドラグナーを出せる点が評価ポイントです。
爆炎龍覇 モルトSAGA

<超戦龍覇 モルトNEXT>との違いをざっくり言うと、早期に出して強いのが『超戦龍覇 モルトNEXT』、十分にマナが伸びてから強いのが『爆炎龍覇 モルトSAGA』です。
『超戦龍覇 モルトNEXT』はマナに火のカード5枚と火のドラゴンが5枚あれば自身の能力を最大限に発揮することができます。
ですが、コストが5以下のウエポンを1枚しか場に出すことが出来ません。
『爆炎龍覇 モルトSAGA』であれば、マナのドラゴンの枚数までのコストであれば何枚でもウエポンを場に出すことができます。
この時に装備するウエポンを自由に選択できる点がかなり高評価です。
例えば、マナが少ないときはめくりに賭けて<爆銀王剣 バトガイ刃斗>を装備して攻撃したり、マナが十分にあれば<熱血剣 グリージーホーン>と<無敵王剣 ギガハート>を装備してクリーチャーに攻撃しつつ安全に龍解をすることができます。
『爆炎龍覇 モルトSAGA』は、マナが少ないときに出ると『超戦龍覇 モルトNEXT』の劣化版のように見えますが、ゲームの終盤では盤面ゼロから大量展開が狙えるほどのフィニッシュ力を持っている強力なクリーチャーだと考えています。
■改造デッキ紹介
クリーチャー
計28枚
超次元ゾーン
計8枚
今回の改造のコンセプトは「安定した攻めと受け」です。
まずは攻めについてです。
初動を11枚採用、ビックアクションへつながるカードを8枚採用しており、安定して<超戦龍覇 モルトNEXT>や<爆炎龍覇 モルトSAGA>などの強力なドラグナーへ繋げることができます。
また、<最終龍覇 グレンモルト>は手札から召喚することは基本的にできませんが<「助けて!モルト!!」>で場に出したり、<爆銀王剣 バトガイ刃斗>のめくりを強くするために採用しました。
次に受けについてです。
受け札としては<インフェル星樹>、<切札勝太>、<炎龍覇 グレンアイラ / 「助けて!モルト!!」>、<ボルシャック・ドギラゴン>の4種類になります。
受け札が12枚採用もされており、受け性能もばっちりです。
さらに<将龍剣 ガイアール><始まりの龍装具 ビギニング・スタート>を採用することで『炎龍覇 グレンアイラ / 「助けて!モルト!!」』のパワー増量・バトル回数の追加によりさらに受け性能を向上させています。
また、<禁断 -封印されしX->を採用している為、封印の枚数が少ない状態で相手から攻撃されたときに『ボルシャック・ドギラゴン』でコマンドが複数枚めくれるなどした場合に「禁断開放」で相手のクリーチャーをすべて封印するテクニックもあります。
これによって受けと攻めを両立させたリストに仕上げることができました。
■入れ替えた理由など
今回入れ替えたカードは主に光文明を持っているカードです。元のデッキリストでは光文明を採用しつつすべてを火のカードにするために、多色カードが28枚採用されていました。
多色を気にしながらプレイすれば何とか回せないこともありませんが、どうしても多色事故が気になるシーンが多くありました。
そこで思い切って光文明を不採用にして色を絞り、赤緑で組むことにしました。
元々採用されているカードの主な役割は5マナ時のビックアクションを行うカードと受け札でした。
これを赤緑のカードで補ったのが今回紹介したリストになります。
■最後に
今回は11月12日(土)に発売されたレジェンドスーパーデッキ 龍覇爆炎のレビューをしていきました。モルトNEXTの人気が高く、使用者が多いからか発売されてまだ数日ですが、すでに似たようなデッキがいくつかの大会で結果を残しています。
デッキさえ買ってしまえば、多色の枚数を注意して数枚入れ替えるだけで回しやすく、強力なデッキに仕上がること間違いなしです!
今まで高価で手が出しずらかったモルトNEXTですが、今回のデッキで誰でもモルトNEXTが楽しめるようになったのは嬉しいですね。
皆さんもぜひレジェンドスーパーデッキ 龍覇爆炎を買ってモルトNEXTであそびましょう!
今回はこれで以上になります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。