
超CS参加レポート&デッキ解説
今回は超CS京都に参加してきたので、参加レポートと使用したデッキの紹介・解説をしていきたいと思います。
デッキ紹介・解説
まずはデッキを紹介します。デッキレシピ
クリーチャー
計32枚
簡単に説明すると、従来のアナカラーハンデスにタッチで火文明を採用したデッキになります。
火文明を採用するに至った経緯は、アナカラーハンデスの調整中にいくつか問題点が見つかり、
それらに対しての解決策が火文明を採用することでした。
ここからは、各問題点とその解決方法について解説します。
問題点
1.「2コストハンデスが少ない」
アナカラーハンデスは2~3ターン目のハンデスから4ターン目に2ハンデスする動きが強いというデッキなのにも関わらず、デッキ内の2コストハンデスは8枚でした。安定して毎試合2ターン目からハンデスを仕掛けるのには心もとない枚数に感じました。
2.「自分のリソースも少ない」
ハンデスデッキなので相手のリソースを枯らせることはできるのですが、手札補充のカードが全く入っていない為、自分もリソースが尽きてしまいがちでした。これらの問題点をどのように解決するか悩んでいた時にあることを思い出しました。
それが、約一年前に身内が実際にCSで使用した「4cハンデス」でした。
当時の使用感を聞き、赤入り強そうだぞと確信し調整を開始することになりました。
次に各問題点に対しての解決方法を解説します。
解決方法
1.「コオニ童子の採用」
自分以外にもハンデス札の枚数を増量を考えていた人に回してもらうと「ハンデス札が増えてていいね」という意見をいただきました。
また、<コオニ童子>はハンデス以外にもパワー2000以下のクリーチャーを破壊することもできる為、赤単相手の<カンゴク入道>の破壊など盤面処理にも使用でき、ハンデス札増量以外の役割も持たせることができる優秀なカードです。
2.「切札勝太&カツキング -熱血の物語-の採用」
場に出すときに手札を一枚補充しつつ、自身や盤面にいるクリーチャーをバウンスすることで実質2ドローすることができます。
また、場に出したときに相手のクリーチャーをバウンスし、マッハファイター効果で攻撃することで、相手のクリーチャーを2体処理することもできます。
他にも革命2で受け札になったり、山札を回転させて<絶望と反魂と滅殺の決断>や<生命と大地と轟破の決断>を使いまわすなど、様々な用途がありカードパワーの高さを再認識しました。
ここまで、新たに採用した火文明のカード達を紹介しました。
次に火文明入りに限らず、アナカラーハンデスを構築する上でのポイントをご紹介します。
構築ポイント
1.「飛ベル津バサ「曲通風」の不採用理由」
その理由は、対面が《飛ベル津バサ「曲通風》をケアした構築やプレイを取り、活躍の機会が減っているからです。
また、メタカードの性質上、刺さらない相手に対してほぼバニラになってしまう為、刺さるかどうかわからないメタカードに4枠使うのではなく、自分の動きを強くするカードを増量しデッキパワーを上げる方が勝ちに繋がると考えます。
<若き大長老 アプル>はどうなのかというと、ベンゼーロや5c、<絶望と反魂と滅殺の決断>や<生命と大地と轟破の決断>を使用するデッキすべてに刺さり、環境の通りがかなり良い為、4枚採用しています。
2.「アクア・ベララーの採用枚数について」
ですが、僕は3枚採用することをおすすめします。
理由は、アクア・ベララーによるトップロックをすることが、このデッキの目標だからです。
相手のハンドを刈り取りアクア・ベララーを出すとほぼ勝ちの状態になるので、安定して場に出せるように3枚採用しました。
3.「CRYMAX ジャオウガの採用枚数について」
《Q.Q.QX.|終葬 5.S.D.》が2枚採用だったのは<生命と大地と轟破の決断>でマナからも出せるため、2枚でも安定して場に出すことが出来ていました。
しかし、<CRYMAX ジャオウガ>は<絶望と反魂と滅殺の決断>や生命と大地と轟破の決断からは出せず、手札から7マナ支払う必要があります。
その為、枠をケチらずにしっかりと3枚採用しました。
ここからは超CS京都の参加レポートになります。
大会レポート
1回戦目:赤白ライオネル
2回戦目:5cヴォルゼオスバラモルド
3回戦目:赤青覇道
4回戦目:マーシャル
祈りながらトリプルブレイクしたところ、残りの3枚の中に受け札は残っておらず、《天災 デドダム》によるダイレクトアタックが通り勝利。
5回戦目:ゼーロベン
しばらくリソース勝負が続いたが、いつの間にか相手の盤面には5打点あり盾に詰めてくる。
シールドはなくなったが、<切札勝太&カツキング -熱血の物語->と<蒼き団長 ドギラゴン剣>で相手の盤面を一掃。
後は、<アクア・ベララー>によるトップ固定と《若き大長老 アプル》で行動を制限している間に盤面を作り、最後は殴って勝利。
6回戦目:赤緑アポロ
7回戦目:ゼーロベン
この時たまたま<砕慄接続 グレイトフル・ベン>がめくれず、<天災 デドダム>を蘇生。
相手は、手札・マナ・盤面が無くなったため、その間に<アクア・ベララー>によるロックと《若き大長老 アプル》による行動制限中に盤面を作り、最後は殴って勝ち。
8回戦目:4c邪王門
《蒼き団長 ドギラゴン剣》の効果で<魂晶 リゲル-2>と<コオニ童子>を場に出す。
相手の手札には2枚の<一王二命三眼槍>しかなく、受けきれずにこちらの勝利。
本戦1回戦目:ラッカキラスター
こちらとしては盤面・手札共に手に負えない状況になっており、負けを悟るが最後まで応戦。
リソースゲームに負け、相手のダイレクトアタックが通り、敗北。
結果はベスト128でした。
惜しくも本戦一没という結果に終わりましたが、超CSという大型大会で入賞できとても嬉しかったです。
いかがでしたでしょうか。
超CSに向けてデッキの調整や対面ごとの練習、大会への参加のすべてがとても楽しかったです。
そして、僕は超CSという大型大会に参加してよりデュエマの熱量がより高まりました!
この記事を読んでデュエマの大型大会にも興味を持ってもらえたら嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。