
ゴッド・オブ・アビス 第1弾「伝説の邪神」 新弾レビュー
まずはアビスラッシュです。アビスラッシュは新種族アビスが持っている墓地からも召喚することが出来る能力です。しかも、墓地から召喚したクリーチャーはそのターンプレイヤーを攻撃することができます。闇文明で墓地を肥やすデッキなのでクロニクルデッキで登場した<龍頭星雲人|零誕祭>との相性はよさそうですね。
次に紹介する新ギミックはシビルカウントでクリーチャーになるタマシードです。まずシビルカウントについて解説します。シビルカウントとは場にある徒弟のカード枚数が増えると追加で効果を得ることができます。分かりやすい能力だとシビルカウントでシールドトリガーを得る効果でしょうか。タマシードクリーチャーはタマシードなので除去されにくいのが特徴です。低コストでありながら強力な効果を持っているので今後の活躍が期待できそうです。
今回も王来MAXと一緒で金トレジャーを封入されています。今回の金トレジャーはどれもイラストがいいので集めておきたいですね。さて、新弾での注目カードについて紹介していきたいと思います。
注目カード
アビスベル=ジャシン帝
・ブロッカー
・W・ブレイカー
・自分の墓地にあるアビス・クリーチャーに「アビスラッシュ」を与える。(「アビスラッシュ」を持つクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、そのクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる)
・このクリーチャーが離れる時、かわりに自分の手札を2枚捨ててもよい。
・自分の墓地にあるクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
アビス・クリーチャーはアビスラッシュを持っていないクリーチャーもいます。それにアビスラッシュを付与させることのできる効果は強力です。離れるときに手札を2枚捨てると場に残ることができるのでアビス・クリーチャーを捨ててアビスラッシュで蘇生するという動きもできるので噛み合いはとてもいいでと思っています。<アビスベル=ジャシン帝>がいると墓地のクリーチャーの召喚コストが2少なくなるので<∞大龍 ゲンムエンペラー>との相性はとてもよさそうです。今後も強化される種族なので注目の1枚です。
Drache der'Zen
・このタマシードが出た時、カードを3枚引いてもよい。そうしたら、自分の手札を2枚捨てる。
・自分の水のクリーチャーまたは水のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。
・ブロッカー
・W・ブレイカー
・このクリーチャーが攻撃する時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶コスト5以下のタマシードを1枚、自分の墓地からコストを支払わずに使う。
▶コスト5以下の呪文を1枚、自分の墓地からコストを支払わずに唱える。そうしたら、その呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに山札の下に置く。
王来MAX2弾で登場した<ナーガの海黒環>を主軸にした青黒タマシードの強化カードになっています。あのデッキは墓地に<神の試練>があるといったんナーガの海黒環などで手札に戻さなければならないデッキでした。しかし、今回登場した<Drache der'Zen>は墓地から呪文を唱えることができるので神の試練を墓地から唱えることができます。今後活躍間違いなしの1枚です。
悪灯 トーチ=トートロット
・S・トリガー
・ブロッカー
・このクリーチャーが出た時、相手は自身のパワーが一番小さいクリーチャーを1体選んで破壊する。
・シビルカウント3:このクリーチャーが出た時、自分の闇のクリーチャーまたは闇のタマシードが合計3つ以上あれば、相手は自身のパワーが一番大きいクリーチャーを1体選んで破壊する。
・このクリーチャーが攻撃する時、その攻撃の後、このクリーチャーを破壊する。
このクリーチャーはアビスなので先ほど紹介した<アビスベル=ジャシン帝>のデッキに採用されます。このクリーチャーの除去は相手が選んで除去をするので最近流行っている赤緑アポロヌスに対してとても有効になっています。新能力シビルカウントを達成すると相手のクリーチャーを効果で2体除去することができるので最大3回の攻撃を1枚で止めることができます。かなり注目できる1枚です。
邪杯と魔術の決断
このターン中に、カードがいずれかのプレイヤーの墓地に置かれていたら、この呪文を唱えるコストを2少なくする。
次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)
▶カードを2枚引き、その後、自分の手札を1枚捨てる。
▶相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、自分の墓地にあるカード1枚につき、そのクリーチャーのパワーを-1000する。
▶コスト4以下のタマシードを1枚、自分の墓地から出す。
相手のカードして除去によって墓地に送られたタマシードを再度場に出すことができます。ほかにも<十・二・神・騎>を2ターン目にギャラクシールド効果を使っておくことで<邪杯と魔術の決断>を3ターン目に唱えることも可能になります。今回の弾ベリーレアで一番注目しているカードになっています。
アニー・ルピア
・各ターン、はじめて自分のドラゴンが攻撃する時、アンタップする。
・自分のドラゴンがあれば、このクリーチャーのパワーを+3000する。
・シビルカウント3:自分の火のクリーチャーまたは火のタマシードが合計3つ以上あれば、自分の他のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。(「スピードアタッカー」を持つクリーチャーは召喚酔いしない)
昔ながらのドラゴンサポートのファイアバードです。ドラゴンが初めて攻撃する時にアンタップする効果を持っているので打点が増やしやすいのも魅力です。シビルカウントで自分の他のクリーチャー全てにスピードアタッカーを与えるので今後活躍していきそうな1枚だと感じました。
邪侵入
・シビルカウント2:この呪文が自分のシールドゾーンにあり、自分の闇のクリーチャーまたは闇のタマシードが合計2つ以上あれば、この呪文に「S・トリガー」を与える。
・自分の山札の上から4枚を墓地に置く。その後、コスト4以下のアビスを1枚、自分の墓地から出す。
唱えたときに墓地を肥やす効果を持っているので墓地がなくても唱えてクリーチャーを蘇生させることができます。3コストの呪文なので4コスのクリーチャーを1ターン早めに踏み倒せるとよさそうです。トリガーも持っているので<アビスベル=ジャシン帝>を蘇生させるとブロッカーを場に出しつつ次の自分のターンの動きが作れる理想的な動きができそうです。今後アビスが強化されるたびに強くなっていくので4枚持っておいた方がいいカードになっています。
AQ NETWORK
・S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
・このクリーチャーが出た時、コスト5以下のタマシードを1枚またはコスト5以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに使ってもよい。
・シビルカウント3:自分の水のクリーチャーまたは水のタマシードが合計3つ以上あれば、このクリーチャーに「ブロッカー」を与え、破壊される時、墓地に置くかわりに手札に戻す。(「ブロッカー」を持つクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をそのクリーチャーに変更してもよい)
このカードの紹介の前に最後に紹介するカードの紹介と効果を見ておきましょう。
電脳の海を彷徨うエレキギター
この2枚は青白ネバーループでの活躍が見込まれると考えています。ネバーループは今までループパーツに4種類のカードが必要でした。しかし、<エレキギター>が登場したおかげでドローループに必須だった<光魂GO>を採用しなくてよくなりました。デッキに空き枠が増えたので色々構築をいじれそうです。
今回は9月17日発売のゴッド・オブ・アビス 第1弾「伝説の邪神」の新弾レビューをしていきました。
今回から主人公も変わったので今後のアビスの強化にとても注目しています。今後も強化が楽しみです。