
王来篇を振り返って
今期の王来篇はGPや超CSなど大型大会はありませんでしたが、20周年の節目ということで高価なボルメテウスの引換や20周年フレームの特別仕様のカードが収録されたりと話題がありました。
私がそんな王来篇を振り返って一言でまとめると「Theパワー」です。
今回はこのワードの意味をカードや環境等で1年振り返って行こうと思います。
【4月~6月(スタートデッキ~第2弾)】
今期からの新ギミックとしてスター進化、EXライフ、Gストライク。これらは早速環境にインパクトを与えました。5Cコントロール
また20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BESTに収録された<切札勝太&カツキング -熱血の物語->が収録されその強さに大暴れしました。
高騰しても換えの利かないオリジナルの強さが多くの人が使うことになるのでありました。
【7月~9月(技の章~第3弾)】
<ガル・ラガンザーク>の登場により青魔道具に新たな力が得られました。新たな力というと赤単速攻も<カンゴク入道>、<我我我ガイアール・ブランド>というカードで再び復権しました。
それと同時期に登場した<アルカディアス・モモキング>によって第1弾で収録された<王来英雄 モモキングRX>の価値も急上昇し始めました。
シータRX閃
今後のシータRXの先駆けとなるデッキタイプの誕生です。
5Cも<グレイトフル・ベン>、<Disアイ・チョイス>というディスペクター、ディスタスの強化を受けて新たな軸ができました。
今期のカードを使うデッキタイプが様々増えてきました。
【10月~12月(デュエキングMAX~第4弾)】
第3弾の登場から少し経って汎用ノーマルカードの強さが目立ちました。特に5Cでは<グレイトフル・ベン>のコスト軽減かつベンから踏み倒せる<霊宝 ヒャクメ-4>。
今期一定母数の入賞をずっとキープしてきたジョー星ゼロルピアの最後のピース=メタクリーチャーの<ベイB セガーレ>によって完成形となりました。
またデュエキングMAXパックで新規収録された<流星のガイアッシュ・カイザー>。
相手の踏み倒しに反応してくるカードの上にそこから覇道やVANベートーベンを4コスト軽減して暴れるガイアッシュ覇道というデッキが流行りました。
ジョー星ゼロルピア
今期に入って<Disジルコン>の優秀なリソースクリーチャーを入れたり、<ベイB セガーレ>を投入して相手の動きを牽制しつつループできなければ<∞龍 ゲンムエンペラー>をムゲンクライムしてサブルートでゲームを取りに行くという環境で意識しなければならないデッキの代表格として居座っていたデッキでした。
その年の最後には第4弾も登場しました。
<Volzeos-Balamord>という多色なのにマナに置くときアンタップできる効果を持つ色基盤をとれるカード。キングセルという3種セットを揃えないと場に召喚できない新しいカードの登場で驚かされました。
そして<未来王龍 モモキングJO>の登場にて今までコンボデッキとしたデッキタイプの「モモキングダム退化」がガチになりました。
モモキングダム退化
当初は<タイムチェンジャー>で<ユニバース>を下に入れてエクストラウィンを狙うというものでしたが、必要パーツが多い上にフィニッシャーがそれ以外役割を持てないという点であくまでコンボデッキの域を出ませんでした。
しかし第4弾<未来王龍 モモキングJO>の登場でモモキングダムの効果で下に置きつつ自壊後モモキングJOの効果で進化クリーチャーを進化させながら連続攻撃する最速3キルことができる新たな退化の形として環境入りしました。
【1月~3月(殿堂施行開始、パラレル・マスターズ)】
新規の殿堂施行が開始され<希望のジョー星>、<"龍装"チュリス>の2台巨頭を使うデッキが弱体化されたことで環境が一変しました。ジョー星ゼロルピアがいなくなったことでD2フィールドを干渉する必要が薄くなったこと、ジョー星によって立ち位置が悪くなったデッキが再び復権し始めました。
再び5Cコントロールが環境に戻ってきたり今まで主流だった墓地退化のカラーが青黒からアナカラーに変わりました。
また赤単速攻など希望のジョー星のメタが無くなったこと、3tバスターの脅威がなくなったことで色々なデッキが再び環境に戻ってくることになりました。
【最後に<
今回は王来篇を振り返ってみました。こうしてみると懐かしくもありもう1年たったんだなとあっという間だった気もしています。来季の王来篇も楽しんでいきたいなと思いました。
皆さんも新しい時代を楽しみましょう!
今回はこの辺りで(^ ^)/