
鬼ヤバ逆襲S-MAX!! 新弾レビュー
今回は4月23日に発売した王来MAX第1弾 鬼ヤバ逆襲S-MAX!!の新弾レビューをしていきたいと思います。
今回のパックは新弾、再録と色々紹介していきたい部分が多いので順番に紹介していきたいと思います。王来MAXからトレジャーレアというレアリティが新しく追加されました。トレジャーレアには、環境でよく使われているが高くてなかなか買えないようなカードもたくさん再録されて手軽に使うことができるようになりました。前段の20thレア再録のような箱に1枚ということもなくなったので、デドダムなどのカードがさらに手に入りやすくなりました。
そんな今弾ですが、注目カードもいくつかあるので、そちらを1枚ずつ紹介していきたいと思います。
MAX・ザ・ジョニー
S-MAX進化:自分がゲームに負ける時、かわりにこのクリーチャーを破壊するか、自分の手札から<MAX・ザ・ジョニー>を1枚捨てる。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す)
パワード・ブレイカー
自分の他のジョーカーズまたはレクスターズ1枚につき、このクリーチャーのパワーを+2000する。
このクリーチャーの各ブレイクの前に、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。
このクリーチャーの攻撃の終わりに、自分のシールドが10以上あれば、自分はゲームに勝つ。
進化元も必要としないS-MAX進化なため実質スピードアタッカーと変わりません。しかも、前弾のスター進化とは違い革命チェンジをすることが可能なのもとても魅力的だと思います。ジョリー系統が持っているエクストラwin効果を持っているので、確定除去をシールドからトリガーしなければ勝つことができます。パワーをあげる効果にタマシードも参照しているため、場持ちのいいタマシードとの相性はよく今後環境でも活躍が見込まれる1枚です。
「正義星帝」 <ライオネル.Star>
スター進化:レクスターズまたは光のクリーチャー1体の上に置く。
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、カードを1枚引く。その後、光のタマシードを1枚、自分の手札から出してもよい。
自分のタマシードが出た時、コスト6以下の進化クリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。この能力は、各ターン1度しか使えない。
新規カードのタマシードとの噛み合いがとてもよく、<モモキングダム>と<ユニバース>と組み合わせたデッキとの活躍が見込まれると考えています。6コスト以下の進化クリーチャー1体出す効果は、アルカディアス・モモキングや、<キャンベロレッゾStar>を出したりすることができるため構築の自由度がかなりあるデッキだと思います。タマシードのドローソースがまだ少ないので、今後のタマシード次第で強化されていく1枚なので早めに集めておくとよさそうです。
Code:-MAX
S-MAX進化:自分がゲームに負ける時、かわりにこのクリーチャーを破壊するか、自分の手札から《Code:-MAX》を1枚捨てる。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す)
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、カードを2枚引いてもよい。
このクリーチャーが攻撃する時、自分の手札からコストを支払わずに、コスト4以下のタマシードを1枚使うか、コスト4以下の呪文を1枚唱えてもよい。
注目すべき効果はS-MAX進化でありながら攻撃時効果を持っている点です。出たときにドロー効果を持っており、攻撃時に呪文を唱えることができるため手札に呪文がなくてもドローで引くこともあります。そしてなんといってもドラゴンを持っているのが大きいのではないでしょうか。水文明のドラゴンなので、<ミラダンテXII>や<ラフルルラブ>にも革命チェンジすることが可能なため今後使われていく1枚と考えています。
ブレイン・コンチェルト
アンタップしている自分のクリーチャーとタマシードを好きな数タップする。こうしてタップしたクリーチャー1体またはタマシード1枚につき、次のうちいずれか1つを選ぶ。
・カードを1枚引く。
・相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。
・いずれかの墓地からカードを2枚選び、持ち主の山札の下に好きな順序で置く。
カード除去でしか除去されないタマシードは場持ちがよくゲームが伸びれば伸びるほど、<ブレイン・コンチェルト>の効果が強力になっていきます。
いま流行りの墓地退化に対してもずれかの墓地からカードを2枚選び、持ち主の山札の下に好きな順序で置く。効果を使って妨害することができたり、この効果を使ってデッキ切れをケアすることができます。こちらも今後タマシードが増えたら強化されていく1枚です。
インフェル星樹
G・ストライク
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、バトルゾーンにある、クリーチャーではないカードを2枚まで選ぶ。それらを持ち主のマナゾーンにタップして置く。
バトルゾーンから自分のマナゾーンにカードが置かれた時、カードを1枚引く。
アドバンス環境であれば相手の<バトライ閣>を除去することができるのがとても魅力でしょうか。マナに置いておいて<ロージア>から<ボアロアックス>で出すこともできるので注目カードに選びました。
もちろん<禁断>を置いておいて、インフェル星樹を出して2ブースト2ドローするのもかなり強力だと思います。
MAXジョーカーズ
G・ストライク(この呪文を自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
この呪文を、自分のマナゾーンから唱えてもよい。
自分の山札の上から2枚を見る。そのうちの1枚をシールド化する。その後、もう1枚をマナゾーンに置く。そのカードがジョーカーズまたはレクスターズなら、そのカードが持つ、そのカードが出ることによってトリガーする能力を1つ使ってもよい。
注目する効果はマナゾーンから唱えられる効果です。マナから唱えられるカードとして<生命と大地と轟破の決断>があり、マナから唱えられることがかなり強力なのが分かるかと思います。出ることによって強力な効果は<キャンベロレッゾStar>や<キングザスロットン>かと思います。新しいジョーカーズのデッキを組んでも面白そうですね。
レク・シディア
ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
相手のクリーチャーは、出たターン攻撃できない。
やはりこのカードは、相手のクリーチャーは、出たターン攻撃できない効果がかなり強力かと思います。赤単、墓地退化、JO退化といった環境トップ全てに対して回答となるメタクリーチャーになっており、集めておいて損はないかと思います。
もし、メタクリーチャーとして機能しない対面でもレクスターズを持っているので進化元として活躍することができるので今後採用されて行きそうです。
アストラルの海幻
シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
このタマシードが出た時、カードを2枚引き、その後、自分の手札を1枚捨てる。
効果はシンプルでドローが強制効果になった<エマージェンシータイフーン>です。9枚目以降にエマージェンシータイフーンを採用したいというときに採用されそうな1枚かと思います。
タマシード主軸のデッキでも手札を減らさずに効果領域を増やすことができるようになるので、タマシード主軸のデッキには採用されていくかと思います。
今回は王来MAX第1弾 鬼ヤバ逆襲S-MAX!!の新弾レビューをしていきました。
今回のタマシードはこれからの強化次第でますます強くなっていくかと思います。S-MAX進化も進化元のいらない進化クリーチャーとして、かなり強力ではあるのでこちらも今後のカードに期待していきたいと思います。
みなさんも新弾のカードを使って新しいデッキを作ってみると面白いかと思います。