
【アドバンス環境】赤緑モルトNEXT
アドバンスのGP開催が決定しましたので、アドバンスのデッキを紹介したいと思います。
今回は最近デュエプレに参入したことで話題となっている"モルトNEXT"の本家TCGでの最新構築を紹介します。
デュエプレのNEXTはTCGの時代で考えれば約8〜9年前のデッキですので、時代の進んだ現代モルトNEXTはそれとは180°違うデッキとなっております。
これを機に、TCGのデュエマならではのモルトNEXTに注目していただければと思います。
デッキコンセプト
初動となる<メンデルスゾーン>や<ボルシャック・栄光・ルピア>などのブースト札でマナを伸ばし、このデッキのメインとなる<モルトNEXT>や<モルトSAGA>の着地させ、状況に応じて様々なドラグハートを装備しつつ盤面を展開し、強力なドラゴンを踏み倒しながらリーサル以上の打点を作ることを目指すデッキとなります。ここだけ聞けば、一見すごく簡単なデッキだと思われますが、想像以上に展開の分岐が多いデッキです。
例えば、早期に詰めたい対面に対しては<助けて、モルト!!>からモルト系統を踏み倒してそのターンでゲームを終わらせに行ったりすれば、ゆっくり戦いたい対面は<インフェル星樹>や<切札勝太>でリソースを獲得しながらゆっくりとゲームを進めていくこともできるので、とても器用なデッキとなっています。
そんな赤緑モルトNEXTの構築はこちらです。
デッキレシピ
クリーチャー
計28枚
超次元ゾーン
計9枚
注目カード解説
超戦龍覇モルトNEXT / 爆炎龍覇モルトSAGA
このデッキのメインカード2種です。基本的にこの2枚のどちらかの着地を目指してゲームを進めます。
モルトNEXTは単体で2回攻撃が可能なので、<ハートバーン>から走りに行ったり<バトガイ刃斗>を装備して仮に<メンデルスゾーン>を捲ったとしてももう一度捲りに行くことができます。
モルトSAGAはNEXTと違ってマナのドラゴンの数だけそのコスト分のドラグハートを出すことができるため、ウエポンを複数装備したりクリーチャー面でそのまま出して打点を増やしたり、後半になるほどモルトSAGAのできることが増えるのがこのカードの面白いところです。
モルトSAGAのマナ武装7でタップしてるドラグハートクリーチャーをアンタップできることも覚えておきましょう。
炎龍覇 グレンアイラ|「助けて、モルト!!」
下面がモルト系統の発射台となり、最速3ターンで走ることが可能になります。上面はコマンド持ちの1面除去できるトリガーですが、バトルに勝った時にコスト4以下の火のドラグハートを装備できるので<将龍剣 ガイアール>を装備することで実質2面除去にできたり、<銀河大剣 ガイハート>を装備して打点を増やすこともできたりでとても器用なカードとなっています。
地封龍ギャイア
このデッキで一番踏み倒したいぐらい強力なドラゴンです。今のアドバンス環境はこのカードがとても有効なデッキが多いため、これを立てられるだけでほぼほぼターンが帰ってきます。
返しにマナから好きなクリーチャーを召喚できるのもこのカードの強みと言えるでしょう。
ただ返される時はすぐ返されるので慢心注意。
革命の絆
殴ってくる対面においてワンチャンを作れるカウンターカードです。捲れるカードによっては2面受けになったり、禁断の封印の枚数によっては禁断解放という最強のカウンターも視野に入れられます。
攻撃時にクリーチャーでないカードを破壊できるため、自分の封印や相手のドラグハートやフィールドなどを破壊することも稀にあるかもしれません。
メンデルや自然単色のクリーチャーが捲れないことを祈りましょう。
最後に
ということで今回はアドバンスデッキの1つ、赤緑モルトNEXTの紹介でした。勝ちまでのルートがとてもわかりやすいため初心者にも簡単に使えてかつ、時には盤面でのやりとりや展開する手段、ドラグハートの付け方までとことん練度が出るような奥の深いデッキとなっております。
デュエプレのNEXTから一変した未だに進化を続けている現代のNEXTは今もアドバンス環境で母数は多くないものの、戦い続けています。
興味をお持ちの方は是非一度組んでみることをお勧めします。
これからもアドバンスのデッキ紹介記事を自分なりに解説していきますので、またの機会でお会いしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!