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【2ページ目】デッキレシピ:2021年8月 | 遊戯王ラッシュデュエル

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デッキレシピ:2021年8月 アーカイブ

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風属性デッキ解説【カマクラル】

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    by デッキレシピ

    風属性デッキ解説【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。


    前回は風戦士デッキをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
    風戦士デッキ【カマクラル】

    環境随一の短期決戦型デッキであり、相手が動き出す前に先手を打って勝ち切ることができるため、罠読みに慣れていない初心者の方にもオススメのデッキとなっています!
    値段の高いカードもほとんどなく、安くデッキを組めることもポイント高いですね!

    本日ご紹介するデッキもレジェンドカード以外は安いので組みやすいのが特徴です!
    風戦士デッキ同様、戦い方もシンプルで、比較的早いデッキに分類されるため、こちらを選択しても良いかもしれません。

    それでは早速、ご覧ください!

    デッキレシピ
    風属性デッキ
    カマクラル
    5


    デッキコンセプト
    「最上級事故の回避」です!

    ラッシュデュエルにおいて、「アドを取る」という行為は自分のモンスターが相手モンスターを戦闘破壊した際に成立します。
    こちらの場にモンスターが残るのに対し、相手の場のモンスターが消えるため、相手はカード1枚分の損失を出したことになるからです。
    基本的にはこのやり取りで、場を返し返されながらゲームを進行していく訳ですが、戦闘において有利なステータスを持つのが最上級モンスターです。

    しかし、最上級モンスターが強いからといって積み過ぎは禁物です。

    主な理由は下記の2つ。
    (1)手札事故の要因になる
    (2)罠による損失が大きい

    順番に解説していきます。

    (1)手札事故の要因になる
    最上級モンスターのアドバンス召喚にはモンスター2体のリリースが必要です。
    ラッシュデュエルは基本手札5枚でターンを開始するため、手札1枚が最上級モンスターだとすると、残り4枚の中に下級モンスターが2体居ないと場に出すことが出来ません。
    手札のバランスが最上級モンスター2体、下級モンスター2体、魔法カードが1枚であったとします。
    下級モンスターを2体召喚し、最上級モンスターのどちらかをアドバンス召喚。
    魔法カード1枚を場に伏せる...という風に手札をほぼ使い切れるため、次のターンに4枚ドローできて動くことが可能です。
    しかし、手札に最上級モンスターを3枚引いてしまうと、残り2枚が下級モンスターで無い限り、ほぼ動けずにターンを返すことになります。
    そしてラッシュデュエルのルール上、手札が5枚以上ある場合は1枚しかドローできないため、手札に溜まった最上級モンスターをどうにかできない限り、打開策となるカードを引き込むことすら叶いません。
    手札コストのある下級モンスターやレジェンドカードの<手札抹殺>など、手札を減らしたり手札を交換できるカードを上手く使っていくしかないです。
    こうした手札事故を極力回避するために、多くても最上級モンスターの枚数は7-9枚程度にするのが一般的です。

    (2)罠による損失が大きい
    罠破壊耐性のあるマキシマムモンスターと違い、最上級モンスターは罠の影響を受けることが多いです。
    初期から最強罠として環境に君臨し続けている<ダーク・リベレイション>、レジェンドカードである<落とし穴>などはカード1枚で相手の最上級モンスターを破壊できます。
    最上級モンスターのアドバンス召喚には下級モンスター2体のリリースが必要で、カード3枚を使っているため、1:3交換となり、罠をくらう側が圧倒的に不利です。
    手札事故の回避と同様、これらの罠の被害を減らすために、そもそも最上級モンスターの採用を減らすのも一つの戦略となります。

    これら2つの懸念点を解消するべく、極限まで最上級モンスターの数を減らしたのが今回の風属性デッキです!
    最上級モンスターに依存せず、どのように強い盤面を作って攻めていくのか?

    前置きが長くなりましたが、採用カード毎に解説していきたいと思います。

    各カード解説
    【最上級モンスター】3枚
    エア・フォーミュラ・イーグル...3枚
    なんとこのデッキにおける最上級モンスターはこのカード3枚のみです!
    カードの損失なく、墓地のカードまで蘇生できるアドの固まりです!
    いつでも効果を発動できるよう、デッキのモンスターはほぼ全て風属性の通常モンスターで統一。
    永久凍結>にもひっかからないステータスであり、このカードを盤面に維持できれば、毎ターンリソース確保できるためかなり優秀です。
    デッキのメインギミックのため、3積必須です!

    【上級モンスター】4枚
    サイバティック・ワイバーン...1枚
    このデッキの中核を担うレジェンドカードです!
    前述した<エア・フォーミュラ・イーグル>の効果で何度でも墓地から復活します!
    フォローウィング・ワールド>発動下では攻撃力3000となり、攻撃力2500ラインの最上級モンスターすらも一方的に戦闘破壊できます!
    また、強力なサポートカードである<ストーム・ソニック>は「相手フィールドのカード1枚を選んで破壊できる。」という壊れ効果!
    マキシマムモンスターでも、裏側の魔法・罠カードでも、好きなカード1枚を確実に破壊します!
    こんな汎用性の高い性能を持つカードは今まで出ていませんでした。
    このデッキの強さは、<サイバティック・ワイバーン>をどれだけ輝かせられるかにかかっています!

    疾風幻獣パズズ...3枚
    サイバティック・ワイバーン>に次ぐステータスを誇る風属性の上級モンスター。
    エア・フォーミュラ・イーグル>と<フォローウィング・ワールド>にも対応しており、フィールド魔法発動下では攻撃力2500、最上級モンスターに匹敵するパワーを持ちます!
    欲を言えば、鳥獣族であれば他のカードとのシナジーも強まったのですが、準エースとしてフル投入しました。

    【下級モンスター】21枚
    セイント・バード、フライングマンティス、斧楽姫フルートマホーク...各3枚
    攻撃力1500を持つ風属性通常モンスター達です。
    フォローウィング・ワールド>発動下では攻撃力2000となり、相手の下級モンスター相手に無双できるだけでなく、上級モンスターすら戦闘破壊できるようになる可能性もあります!
    また、<援護弾幕>を使えば、相手モンスターの攻撃力を1000ダウンできるため、相手の最上級モンスターを返り討ちにすることも可能です!
    下級のエースアタッカーでライフカットにも貢献するため、種族に関わらずフル投入しました!

    メカファルコン、タイホーン、レッサー・ドラゴン、ベビードラゴン...各3枚
    準アタッカークラスの風属性通常モンスター達です。
    単体のステータスは少々心許ないですが、デッキ内の魔法・罠カードとのシナジーが高いためにフル投入しました!
    今後、より優秀なステータスを持つモンスターが出た際は交代される候補達です。

    【魔法カード】7枚
    ストーム・ソニック...3枚
    通常時は相手モンスターの攻撃力を下げる戦闘サポートカードですが、場に<サイバティック・ワイバーン>が居ると真価を発揮!
    なんと相手フィールドのカードを何でも1枚無条件で破壊する破格のカードと化します!
    サイバティック・ワイバーン>はレジェンドカードなので、毎回都合よく発動できる訳ではないですが、それでも強いです!
    ロマン寄りのカードではありますが、特に大きなデメリットがある訳でもないため、今回は3枚採用しました。

    鳥呪戦術...3枚
    貴重な魔法・罠破壊カードです!
    追加効果で<エア・フォーミュラ・イーグル>を使い回せるようになることも相性がいいですね!
    3積必須のカードです!

    フォローウィング・ワールド...1枚
    今弾の壊れフィールド魔法カードです!
    デメリットなく、風属性通常モンスターの攻撃力を一律500アップさせます!
    最上級モンスターは<青眼の白龍>クラスに
    上級モンスターは最上級モンスタークラスに
    下級モンスターは上級モンスタークラスに
    それぞれワンランク上の打点にアップするのでめちゃくちゃ強いです!
    本当は3枚フル投入したかったのですが、フィールド魔法であるが故に被って引くと弱く、場のモンスターの維持のために今回は罠カードを優先したため1枚のみの採用としました。
    ここは本当に苦渋の決断で、罠を減らしてフィールド魔法カードを3枚入れるタイプも強いと思います!
    何枚入れるかは好みの問題になりそうです。

    【罠カード】5枚
    援護弾幕...3枚
    フォローウィング・ワールド>がモンスターのクラスを一段階上げるのに対し、このカードは相手の攻撃モンスターの攻撃力を2ランク下げるカードです!
    デッキの半分以上が風属性の通常モンスターなので、発動時のコストには事欠きません。
    実際にこの罠を引いていなかったとしても、相手が警戒して攻撃を躊躇ってくれればしめたもの!
    単体で強いカードである以上に、プレイヤーの身を守る盾として重宝すること間違いなし!
    存在すること自体が偉いカードで3枚フル投入しました!

    ハートブレイクルック...2枚
    風属性モンスターに鳥獣族が多いことを利用し、2枚採用しました!
    発動条件があるため、汎用性はやや低いものの、相手の反撃を潰せる効果はシンプルに強いです!
    ここは自由枠なので、パワー優先なら<フォローウィング・ワールド>、汎用罠優先なら<永久凍結>あたりに変えると良さそうです。

    各デッキとの戦い方
    対竜魔デッキ △五分
    相手の最上級モンスターをいなせるかどうかが鍵となってきます。
    単体性能では<青眼の白龍>と<連撃竜ドラギアス>の突破が難しく、魔法・罠によるサポートが不可欠です。
    また、<ダーク・リベレイション>に対して有効な魔法・罠破壊カードは6枚入っていますが、発動条件が少し重いため過信はできません。
    一度ペースを握れば後はズルズル勝てそうなので、強さは五分と言ったところでしょうか。

    対風戦士デッキ ○有利
    超速攻デッキの速さに追いつけるスペックを持っているため、こちらが動く前に負けるということは無さそうです。
    特に<援護弾幕>はターン終了時まで攻撃力をダウンさせる効果を持つため、一気通貫をつけた<連撃竜ドラギアス>から受けるダメージを2000も軽減してくれるはたらきを見せます!
    相手が息切れしたタイミングでこちらが<エア・フォーミュラ・イーグル>を出せれば、アドバンテージ合戦に持ち込んで勝てそうです!

    対幻竜デッキ ×やや不利
    こちらもフィールド魔法を使うため、相手の幻竜族カードをサポートするかたちになってしまいます。
    通常の戦闘においては五分で拮抗しそうですが、マキシマムモンスターを出されると突破が困難です。
    これらの点を総括すると、やや不利と言わざるを得ないでしょう。

    デッキ改造案
    今回はバランス型の構築にしましたが、より攻撃に特化したタイプと、通常モンスターであることを活かした罠型に寄せることも出来そうです!

    【超速攻軸】
    罠による防御を一切捨てて、攻撃に特化するタイプです。
    フォローウィング・ワールド>はもちろん3積確定!
    下級の風属性の戦士族モンスターをフル投入して一気貫通も採用します!
    また、相手の罠ケアのために<アゲインスト・バスター>も採用しましょう!
    相手が数ターンもたつくようなことがあれば、バフされた下級モンスター達によってあっという間にライフはゼロ...
    「決まれば勝ち、耐えられたら負け」というシンプルな対戦が好きな方はこちらのタイプもお試しください。

    【罠多投型】
    カウンター・ハート>、<カウンター・シールド>、<永久凍結>など今回の構築では不採用ながらも、強力な罠カードが多数存在します!
    下級モンスターで攻めながら、要所は罠で止めるという動きが取れれば、環境でも十分に通用する強さになると思います!
    枠的に相手の魔法・罠破壊カードあたりが抜ける候補になると思いますが、この軸でデッキを模索すれば、他のテーマにも応用できます。
    相手の嫌がることをするというのが勝負の鉄則なので、自身のプレイングを磨くために罠型に寄せるのもオススメです!

    最後に
    最新弾パック「デッキ改造パック 激闘のサンダーストーム!!」に収録されたカードを使いながら、4つのデッキをご紹介いたしました。
    まだ試作段階であり、ブラッシュアップされてもっと強い構築が生まれることと思います。

    7月末にパックが出たのも束の間...
    8月4日に最強ジャンプ
    8月12日にNintendo Switchソフト
    8月21日に最強バトルデッキ 全7種
    と8月は発売が目白押しです!

    今後の記事でも新カードの考察やデッキ紹介をバンバン行っていきますので、是非ともチェックしてください!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。


    カマクラルはTwitter及びYouTubeで遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を発信しております。
    また、参加者370名を超える国内最大級の遊戯王ラッシュデュエル専門Discordのサーバー副管理人も務めており、ガチ対戦のリーグ戦やカジュアル大会の交流会、チーム戦も開催しております。
    今回の記事を読んで興味を持たれた方やラッシュデュエルを始めてみたい方、対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!

風戦士デッキ解説【カマクラル】

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    by デッキレシピ

    150120魔将決闘斬.png
    風戦士デッキ解説【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。

    前回は機械族デッキをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
    機械族デッキ【カマクラル】

    アニメ遊戯王SEVENSの主人公、王道遊我が扱う種族なためか、超絶強化された機械族。
    さらに今後の強化も確約されているため、今最も熱いテーマの一つだと思います!

    ただ、公式に愛され、強デッキとしてデザインされたテーマは他にもあります!
    罠主体のコントロールデッキである機械族デッキとは対照的な速攻デッキ!
    今回は新弾カードによって弱点を補うことができた風戦士のデッキをご紹介いたします。


    ●デッキレシピ
    風戦士デッキ
    プレイヤー:カマクラル
    魔法
    7
    3

    ●デッキコンセプト
    「超速攻」です!

    一気貫通>の登場によって環境入りを果たした風戦士デッキ!
    ただし、序盤に<魔将ヤメルーラ>を決めたり、早いターンで一気貫通を決められない限り、息切れしたところをジワジワと盛り返されて負けるという展開が多々見受けられました。

    いわゆる「決まれば」強いというデッキは、コンボ成功率が低いとロマンデッキとなってしまい、常勝は難しくなります。
    しかし、最新弾にて魔法・罠破壊カードと守備カードが登場したことで、弱点をカバーすることができるようになりました。

    それでは、各カードの解説に移ります!


    ●各カード解説
    【最上級モンスター】9枚
    魔将ヤメルーラ...3枚
    相手の展開、反撃を遅らせるカードです。
    最上級モンスターの戦闘がメインのラッシュデュエルにおいて、相手の最上級モンスターのアドバンス召喚を封じることは1ターンスキップにも等しいです。
    相手の手札に最上級モンスターを残すことができれば、次のターンのドロー枚数を減らすことにも繋がります。
    先攻1ターン目に効果発動できれば強いことはもちろん、相手の先攻で最上級モンスターを出されなかった後攻1ターン目で効果発動するのもかなり強いです。
    ラッシュデュエルは先攻有利となっていますが、先攻後攻が入れ替わるほどのインパクトがあります。
    攻守のステータスも高く、強力なレベル8の最上級モンスターとして3枚必須です!

    連撃竜ドラギアス...3枚
    属性、種族ともにシナジーは無いものの、このカードに<一気貫通>をつけるのが一番強いので採用。
    シンプルに「強い×強い=超強い」という理論ですね!
    かさ増しのために<フェニックス・ドラゴン>も採用しています。
    早期ターンで連撃竜ドラギアスと一気貫通を揃えたいのでフル投入しました。

    神楽鬼ファーゴッド・フィンガー...3枚
    連撃竜ドラギアス>に次ぐアタッカーです!
    相手が守備で固めた場合に攻撃力を上昇できる効果も強力で、ある程度のライフを削っておけば、このカードに一気貫通をつけることでゲームエンドまで持っていけます!
    属性・種族・レベル全てにシナジーがあるため3枚の採用です。

    【下級モンスター】21枚
    斧楽器フルートマホーク、拳楽姫メリケンサックス、警楽姫クラブネット...各3枚
    風属性・戦士族の通常モンスター達です。
    弧楽姫ホルン・ワン・ユエ>の効果で墓地から回収できれば単純にプラス1アドになるためフル投入しました。

    弧楽姫ホルン・ワン・ユエ...3枚
    手札を増やせる可能性のある下級モンスターです。
    仮に不発だったとしても、手札が減る訳でもなく、墓地も肥やせるのでデッキが求める動きと噛み合っています。
    この効果のために通常モンスターもフル投入しているため、3枚必須です。

    陰陽士サカカゼ...3枚
    ダーク・リベレイション>、<一気貫通>など、墓地を使う強カードをケアします。
    デッキのほとんどのカードが戦士族なので発動機会は多いです。
    場に2体並べることができれば、それぞれの効果を使うことができるため、かなり強力です。
    3積必須のカードです!

    ささやきの妖精...3枚
    戦士族ではないものの、手札を捨てることで確実に相手の墓地のカードを2枚までデッキに戻すことができます。
    陰陽士サカカゼ>同様、墓地を参照するカードのケアをしながら、手札に溜まった最上級モンスターを切ることもできます。
    使い勝手の良いカードなので3枚採用。

    フェニックス・ドラゴン...3枚
    連撃竜ドラギアス>を使い回すためのカードです!
    弧楽姫ホルン・ワン・ユエ>など、デッキトップを墓地に送る効果で連撃竜ドラギアスが捲れたら、効果で墓地から回収することができます。
    このデッキはとにかく、早期ターンで連撃竜ドラギアスを出し、<一気貫通>をつけて攻撃するというのが最も手っ取り早い勝ちパターンなので、その動きにつながるカードは3積確定です。

    【魔法カード】7枚
    一気貫通...3枚
    風戦士デッキを環境までのし上げた要因となるカード!
    手札コスト無しで攻撃力2000上昇に加えて貫通まで持たせるって明らかな壊れカードです。
    しかもレアリティがノーマルなので安価で揃えることも可能です...
    一体どうなっているんだ...?

    唯一惜しまれる点としては、8月発売のストラクチャーデッキのラインナップの中にタイガー(上城大華)編が入っていないことです。

    現状ではまだカードプールが少ないため、ただでさえ強いデッキが頭一つ抜けるというところには至らないと思います。

    これで強化が来てたら環境トップになったかもしれませんね。

    鳥呪戦術...3枚
    貴重な魔法・罠破壊カードです!
    さらに追加効果で必要なカードをデッキトップに戻せます。
    魔将ヤメルーラ>や<神楽鬼ファーゴッド・フィンガー>といった主力カードを戻すもよし、<弧楽姫ホルン・ワン・ユエ>のコストとなるモンスターを戻すもよし。強力かつシナジーのあるカードなのでフル投入にしました!

    死者への手向け...1枚
    相手の<魔将ヤメルーラ>の解除やマキシマムモンスターに対する回答など、これ1枚あることで様々なデッキへの対応力が上がります!
    この辺りはレジェンドカードに依存しないデッキタイプならではですね!
    この枠は自由枠ですので、<手札抹殺>による手札交換や墓地肥やしなど、他のレジェンドカードを採用するのも良いと思います。

    【罠カード】3枚
    魔将決闘斬...3枚
    今弾で登場した戦士族デッキの希望の星です!
    自分の場に戦士族が居る時に発動できる罠カードで、特にこちらの場に<魔将ヤメルーラ>や<神楽鬼ファーゴッド・フィンガー>が居れば、相手の攻撃力2500ラインの最上級モンスターを返り討ちにしながら、追加効果で魔法・罠まで割ってくれる至れり尽くせりなカードです!

    今までの風戦士デッキでは、罠カードの採用がなく、相手は安心して攻め放題だったのですが、身を守りながら反撃もこなす罠カードの登場により、相手は常に罠を警戒しながら攻めざるを得なくなりました。

    仮にブラフで魔法カードを伏せたとしても、ハッタリで警戒してくれるようになったことが大きいですね!
    採用枚数は考えによって変わりそうですが、このデッキでは相手の罠を割る目的も兼ねているため3枚フルの投入としました。


    ●各デッキとの戦い方
    対竜魔デッキ ○有利
    魔将ヤメルーラ>が強く使える相手です。
    相手はそこまで早いデッキではないため、<ダーク・リベレイション>さえもらわなければ優位に戦局を進められると思います。
    早い段階からライフカットしていき、<陰陽士サカカゼ>や<ささやきの妖精>でダーク・リベレイションの発動が出来ない状況をつくった上で、<一気貫通>で勝負を決めていきましょう!

    対風戦士デッキ △五分
    いわゆるミラー戦は先攻有利です。
    後攻では<魔将ヤメルーラ>や<連撃竜ドラギアス>を出せればワンチャン捲れるといったところでしょうか。
    デッキタイプにより優劣が決まるというより、先攻後攻の差が如実に現れるため、運の要素が大きいですね。

    対幻竜デッキ ○有利
    竜魔デッキ同様、相手は早いデッキではないために、こちらが先に仕掛けていけると思います。
    マキシマム召喚が成功したとしても、<死者への手向け>や<一気貫通>によって超えていけるのが強いです。


    ●デッキ改造案
    攻撃重視とは真逆のコントロール型も考えましたので参考にしていただけると幸いです。

    【罠コントロール軸】
    超速攻のコンセプトをやめて、罠コントロール型にシフトすることが可能です。
    具体的には<魔将ヤメルーラ>を主軸におき、効果を繰り返し使えるように<祭神モドリーナ>や、その祭神モドリーナを回収できる<寿司天使タイガーロール>を採用します。
    相手が攻めあぐねている間に罠を引き込んで守りを固めます。
    魔将ヤメルーラや<神楽鬼ファーゴッド・フィンガー>が守備力が高いことを利用し、<左手に剣を右手に盾を>を採用するのも面白いですね!
    じっくり攻めるのが好きな方はこのタイプもオススメです!


    ●最後に
    中・低速デッキが多いラッシュデュエルにおいて、貴重な速攻デッキです!
    罠の読み合いが苦手な方も、早期決着型のデッキを握ることで相手に翻弄されることなく、こちらの動きを通す楽しさに出会えるかもしれません。
    高いカードもほとんどなく、安く組めるため、1つ組んで持っておくのも良いですね!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。


    カマクラルはTwitter及びYouTubeで遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を発信しております。
    また、参加者380名を超える国内最大級の遊戯王ラッシュデュエル専門Discordのサーバー副管理人も務めており、ガチ対戦のリーグ戦やカジュアル大会の交流会、チーム戦も開催しております。
    今回の記事を読んで興味を持たれた方やラッシュデュエルを始めてみたい方、対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!

機械族デッキ解説【カマクラル】

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    by デッキレシピ

    150120アークトーク.png
    機械族デッキ解説【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。

    前回は炎属性デッキをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
    炎属性デッキ【カマクラル】

    種族ではなく、属性強化の流れが来たため、今後は各属性のデッキも組みやすくなると思います!
    単体のテーマだとデッキを組むにはパーツが足りない、もしくはパーツはあるけど無理矢理弱いカードを採用しなければならないというネックを解消することができるので良いですね!
    デッキ構築の幅が広がります。

    そんな中、今回は前回とは対照的に種族テーマのデッキをご紹介いたします。
    今後発売される予定のゲームソフトやストラクチャーデッキのカードによって更なる強化が確約されている機械族のデッキです!
    今回ご紹介するのは現段階で出ているカードプールのみで構築してありますが、これはこれで十分試合になるデッキであると自負しております!
    ご参考にしていただけると幸いです。


    ●デッキレシピ
    機械族デッキ
    プレイヤー:カマクラル
    魔法
    4
    3枚

    ●デッキコンセプト
    「無限トラップ」です!

    暗黒シャイン王アークトーク>を盤面に維持しながら、<アタック減俸>と<バトル左遷>によって常に戦闘面での優位を保つことを目指します!
    同じような効果を持つ<スパークハーツ・ガール>は手札コストの条件が厳しいことに加えて単体パワーの低い<火の粉>の指定でしたが、こちらは単体の能力値も悪くない上に回収できる罠カードも強力です!
    カードパワーのインフレを感じますね。

    それでは、各カードの解説に移ります!


    ●各カード解説
    【最上級モンスター】7枚
    超魔機神マグナム・オーバーロード...1枚
    今回、隠し味として1枚のみ採用。
    メインの勝ち筋は<鋼機神ミラーイノベイター>と<暗黒シャイン王アークトーク>の戦闘でライフを削り切ることですが、試合が長引くことが多いことと、膠着して手札が貯まることがあるため、ワンチャン狙いでの採用です!

    鋼機神ミラーイノベイター...3枚
    このデッキのメインアタッカーです!
    デッキのモンスターを全て機械族に統一しているため、効果発動のコストには困りません。
    このカードをアドバンス召喚している時点で下級機械族モンスターが墓地に2枚あるため、攻撃力600~800の上昇が見込めます!※この構築の下級機械族モンスターは星3か星4しかいないため。
    状況に合わせて貫通効果も選べる他、デッキにモンスターを戻せるのでデッキ切れで負ける確率もグッと下がります!
    強さが1枚で完結しており、3積必須のカードです。

    暗黒シャイン王アークトーク...3枚
    このデッキのメインギミックです!
    アタック減俸>と<バトル左遷>という強力な罠カードを墓地から場にセットする壊れカード!
    相手は罠カードの処理に苦戦を強いられることになります。
    罠カードのセットには相手の場にレベル7以上のモンスターが居る場合と条件がありますが、アタック減俸もバトル左遷も相手のモンスターが場に残る効果なので噛み合います。
    この辺りは使い方を設計されて刷られたカードだと分かりますね。
    当然3枚の採用です。

    【下級モンスター】20枚
    メカファルコン、シン・シャイン・ニュー...各3枚
    機械族の下級通常モンスター。
    攻撃力1500ラインには劣るものの、サポートカードと合わせれば十分な戦力となるため、それぞれ3枚採用しました。

    アサルト・アルマート...3枚
    発動条件はあるものの、機械族版の<セブンスロード・メイジ>です。
    デッキのモンスターが全て機械族のため、効果発動は容易です。
    手札を使わずに戦闘をサポートする優秀な下級効果モンスターが居ることが、環境デッキの条件だと考えています。
    このカードの他にも、優秀な下級効果モンスターをもらえた機械族は環境デッキと言えますね!

    クラフター・ドローン...3枚
    こちらは機械族版の<ミスティック・ディーラー>です。
    手札交換能力はやはり強力で、安定性の向上に貢献してくれます!
    しかも、場に維持できれば毎ターン効果を発動できるところも強いですね!
    文句なしの3積です。

    超魔機神マグナム・オーバーロード[L]、超魔機神マグナム・オーバーロード[R]...各3枚
    マキシマム召喚に必要なパーツです。
    クラフター・ドローン>の効果やリリース用員として墓地に送り、あえて相手に見せることで、マキシマム召喚の可能性を示唆することができます。
    特に<超魔機神マグナム・オーバーロード>はライフ差があればあるほど強くなるモンスターなので、相手は警戒して攻め手を緩めてくるかもしれません。
    そうなればしめたものなので、その隙にこちらの攻め手を整えましょう!

    超魔旗艦マグナム・オーバーロード[L]、超魔旗艦マグナム・オーバーロード[R]...各1枚
    こちらは真ん中パーツ不採用ですが、上述した超魔機神マグナム・オーバーロードと同じで、パーツを見せることでマキシマム召喚を警戒させることができます。
    相手を撹乱するために1枚ずつの採用です。

    【魔法カード】4枚
    鉄の重撃...3枚
    貴重な魔法・罠破壊カードです!
    種族によっては場に2体揃っていないと発動出来なかったりしますが、このカードは緩い条件で発動できるため使い勝手がいいです。
    マキシマム召喚以外の主な攻め手は罠の影響を受けてしまうため、3積必須です。

    死者転生...1枚
    状況に応じて必要なカードを手札に加えていきます。
    この構築では<超魔機神マグナム・オーバーロード>の真ん中パーツは1枚のみの採用なので、これで少しでもマキシマム召喚をしやすくすることも狙っています。

    【罠カード】9枚
    獣機界奥義 獣之拳...3枚
    場の最上級モンスターを維持しながら、竜魔デッキのセットカード破壊も兼ねる超優秀なカードです!
    鋼機神ミラーイノベイター>、<暗黒シャイン王アークトーク>ともに盤面に維持することで強さを発揮するカードですので、3積必須です!

    アタック減俸...3枚
    暗黒シャイン王アークトーク>の効果で再利用可能な罠カードその1。
    お互いのモンスターを場に残すという変わった効果を持ちますが、暗黒シャイン王アークトークは相手の場にレベル7以上のモンスターがいる時に効果を発動できるため、非常に噛み合いの良いカードになっています。
    このカードの注意点としては、レベル9以上のモンスターには使えないこと。
    現状ですとマキシマムモンスターの攻撃に対しては発動ができません。
    また、テキストの最後の一文に「その戦闘では破壊されない」とあります。
    その為、相手の場に複数枚の最上級モンスターが居る場合、2体目の攻撃では戦闘破壊されてしまうため注意しましょう。

    バトル左遷...3枚
    暗黒シャイン王アークトーク>の効果で再利用可能な罠カードその2。
    こちらは機械族モンスターの戦闘でのみ発動可能ですが、デッキのモンスターを機械族で統一しているため、いつでも打てます。
    また、攻撃されるモンスターのレベル指定が無いため、下級モンスターの戦闘においても発動することができます。
    クラフター・ドローン>など場に残しておきたい下級モンスターを守れるのはとても強力です!
    また、必ずしも攻撃モンスターを守備表示にする必要はなく、好きなモンスターを守備表示に変えることができるのも強いですね!
    なかなか小技の利くカードなのでフル投入しました。


    ●各デッキとの戦い方
    対竜魔デッキ ○有利
    相手の最上級モンスターに対して罠カードが強く使えます!
    獣機界奥義 獣之拳>は攻撃を守りながらセットカードを破壊できるため、一石二鳥の役割を持てますし、<バトル左遷>で<連撃竜ドラギアス>の攻撃を止められるのも強いです。
    また、直接<ダーク・リベレイション>を割ることのできる<鉄の重撃>の採用や、<超魔機神マグナム・オーバーロード>による罠を無視した一撃必殺など、竜魔デッキの弱点を突くギミックが満載です!
    今後の環境デッキの一角を担う存在になるのは間違いないと思います。

    対風戦士デッキ ○有利
    風戦士デッキにはセットカードを割るカードがほぼ採用されていません。
    相手の<ダーク・リベレイション>は、墓地の魔法使い族モンスターをデッキに戻す<ささやきの妖精>や<陰陽士サカカゼ>で対策しているためです。
    しかし、これらのカードはこのデッキの罠カード達に対しては無力なので、<一気貫通>を使ったワンキルが通りにくくなっています。
    試合が長引けば長引くほど、こちらは罠を再利用したり、マキシマムパーツを揃えたり、<鋼機神ミラーイノベイター>でデッキを回復したりとリソース差をつけることができるため有利ですね。

    対幻竜デッキ △五分
    種族が統一されていて、専用罠が強く、マキシマム召喚も内包しているという特徴が酷似しています。
    特に<幻刃竜ビルド・ドラゴン>による無限リソース回復や<幻刃妖精ピッケロン>による手札交換など、動きのパターンも近しいものがあります。
    勝敗の鍵を握るのは、最上級モンスターの維持、罠の当て方、マキシマム召喚の成立になるかと思います。
    この三要素で考えた場合、マキシマム召喚の成立だけは相手がパーツを3枚ずつ採用している兼ね合いから少し不利ですが、もともと揃う確率はそこまで高くないため誤差でしょう。
    大抵のデッキは<幻竜重騎ウォームExカベーター>を出されると詰みますが、このデッキは<超魔機神マグナム・オーバーロード>でワンチャン返せるのが魅力です!
    デッキの性質が同じなら、先に動ける先攻有利なので、パワーバランス的には五分だと思います。


    ●デッキ改造案
    今回は暗黒シャイン王アークトークを主軸に据えた構築でしたが、他のバリエーションでデッキを組むことも可能です。
    それぞれ違う方向性で2パターン考えました!

    【ダブルマキシマム軸】
    機械族は唯一、2種類のマキシマムモンスターを擁する種族テーマです!
    そのため、最上級モンスターではなくマキシマムモンスターを攻め手とする戦略もとれると思います。
    6回マキシマム召喚ができるのはダブルマキシマムならではですね!
    手札交換カードの<クラフター・ドローン>はもちろん、<天の加護>もレベル10モンスターを切ることで2:2交換が可能なので、ドローのペースは早いです。
    多少ロマン構築寄りですが、マキシマム召喚好きな方は是非ともこちらも試してみてください!

    【最強戦旗型】
    これは今後の話になるのですが、8月12日に発売される「遊戯王ラッシュデュエル 最強バトルロイヤル‼️」に付属される「最強戦旗エースブレイカー」によってマキシマムモンスター突破が容易になります!
    また、最強ジャンプ2021年9月号付属の最強バトルパックでは、「最強戦旗タフストライカー」「最強旗獣アバンウルフ」「最強旗獣エイムイーグル」によって最強戦旗モンスターが強化され、極めつけはゲームの攻略本「遊戯王ラッシュデュエル 最強バトルロイヤル‼️ウィナーズ・スピリット」に付属する下級効果モンスターな「最強旗獣サージバイコーン」です。 「最強旗獣サージバイコーン」は貴重なダブルコスト持ちモンスターで、最上級モンスターを場に3体並べる展開も可能となります!
    正直、これらを全て揃えるとなるとお金はかかりますが、これだけ強化されるとなれば強さは間違いないです!
    発売が待ち遠しいですね!
    ●最後に
    強さ、将来性ともにトップクラスの機械族デッキ!
    8月21日発売の最強バトルデッキ 遊我 -ハイパーマシンロード-に鋼機神ミラーイノベイターが再録されるのも大きいです。
    これでデッキがグッと組みやすくなります!
    相手に使われる機会も多くなりそうですので、この機会に機械のことをもっと詳しく知っておきましょう!(機械だけに笑)

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。


    カマクラルはTwitter及びYouTubeで遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を発信しております。
    また、参加者380名を超える国内最大級の遊戯王ラッシュデュエル専門Discordのサーバー副管理人も務めており、ガチ対戦のリーグ戦やカジュアル大会の交流会、チーム戦も開催しております。
    今回の記事を読んで興味を持たれた方やラッシュデュエルを始めてみたい方、対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!

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