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P・Mデッキ紹介【カマクラル】

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    by カマクラル

    P・Mデッキ紹介【カマクラル】
    どーも、こんにちは!

    戦うデュエリーマンのカマクラルです。


    前回はセブンスロードデッキの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?


    セブンスロード【カマクラル】

    アニメ遊戯王SEVENSにて、主人公の王道遊我が使役するテーマが大幅に強化されました!

    闇属性/魔法使い族のフュージョンモンスターの種類が増え、<マジカル・セブンス・フュージョン>も実装された事により、攻め手のパワーがグンと上がった印象です!

    また、守りを固める罠も強力なものを搭載する事ができるため、久々に強い罠型デッキが出てきたなという感じですね!

    現環境においては<ハーピィの羽根帚>の採用率が高く、<サンセットリバース>による破壊耐性付与も無い中でどこまでやれるのか?
    やはり<サンセットリバース>をメイン採用するしかないのか?
    非常に注目のテーマです!

    さて、今回はP・Mデッキをご紹介いたします!

    新しく登場した雷族のリチュアル召喚テーマですが、いくつかのカードに"雷族以外で攻撃できなくなる"制約があるため、種族を混ぜて組む事が難しいです。
    そのため、必然的に雷族のP・Mテーマのみの純構築になりますね。

    ラッシュデュエルでは長年、最上級モンスターばかりを引いてしまう手札事故がつきものでした。
    かと言って最上級モンスターの数を減らすとパワーが下がるため、そのバランスは非常に難しい問題でした。

    過去に流行したデッキを振り返ってみると、上級モンスター主体でありながら、自身を特殊召喚できる効果を持つモンスターも多数存在した「エクスキューティー」

    手札や場のカードをコストにしながら、自身の打点を上げつつ効果を発動していくレベル1テーマの「ベリーフレッシュ」

    現環境でも、複数のコンタクトフュージョンを駆使しながら圧倒的パワーで攻めてくる「ハーピィ」が該当します。

    いずれもメインデッキに最上級モンスターを採用せずとも強いテーマです!

    このように、手札事故が少ないデッキは多くのプレイヤー達から支持を受けており、環境トップを取ってきた歴史があります。

    最近実装されたリチュアル召喚ですが、最上級モンスターカードではなくリチュアル魔法カードを採用すれば最上級モンスターを出せるため、非常に強力な召喚方法と言えます!

    最上級モンスターが手札でダブついてしまうと次のターンのドロー枚数が減ってしまいますが、魔法カードであれば場にセットできるため、手札を使い切って次のターンのドロー枚数を増やせますね!

    P・Mも下級モンスターのみの採用で十分なため、手札に最上級モンスターが詰まって動けなくなる事故とは無縁です!

    ただ、召喚反応系の罠に滅法弱いため、今回はその点を意識した構築にしています!

    目次
    1. デッキレシピ
    2. デッキコンセプト
    3. メインデッキ解説
    4. 環境デッキとの戦い方
    5. 最後に

    それでは、早速観ていきましょう!


    1.デッキレシピ
    P・M
    プレイヤー:カマクラル


    2.デッキコンセプト
    「1アドを積み重ねる」です!

    はじめに、このデッキは短期決戦に向いていません。
    と言うのも、高速で墓地を肥やしたり、最上級モンスターを複数特殊召喚したり、高打点で相手モンスターに複数回攻撃してワンキルできるようなギミックが無いからです。

    1枚を2枚に増やしたり、相手盤面のカードを1枚減らすといったカードが多く、1つのアドバンテージを地道に稼いで、時間をかけて優位に立っていくイメージです。

    墓地のカードをデッキに戻して再利用していくタイプのデッキは、ターンが経てば経つほど強くなるものですので、その状況さえ整えてしまえばこっちのものですね!

    特に<舞踊る恵雷の精霊>はレジェンドカードも戻せるため、何度も発動する事ができます!
    ただでさえパワーの高いレジェンドカードを使い回せるのですから、強いに決まってますね!

    問題は、相手がそこまでの猶予を与えてくれるかですが、バックに破壊耐性を付与するリチュアルモンスターも居るため、そう易々とは負けないでしょう。

    罠も多めに採用して、積極的に勝ちに行くというよりは、負けない立ち回りが得意になるよう仕上げました!

    それでは、デッキ解説の方で詳しく書いていきます!


    3.メインデッキ解説
    【下級モンスター】20枚
    P・M ユニバースグライダー...3枚
    召喚したターンに墓地を肥やしつつ、墓地の<P・M プレイ>をセットできる効果を持ちます!
    P・Mテーマにおいて能動的に墓地を肥やせるカードが他に無いため、貴重な効果ですね!
    墓地のリチュアル魔法を回収する事がベストですが、序盤は墓地を肥やすだけでも十分だと思います。
    このデッキには墓地に置いておきたいカードが多いため、墓地を肥やす効果はガンガン使っていった方が良いですね!
    展開の初動を担いつつ、アドを稼ぐカードなので3枚確定!

    P・M スマートオウル...3枚
    召喚したターンに下級のP・Mモンスター2体をデッキに戻しつつ、相手の表側表示モンスターを裏側守備表示に変更します!
    ハーピィ・レディ1・2・3>といった高打点モンスターの突破はもちろん、<竜騎士ブラック・マジシャン>のような厄介な永続効果を持つモンスターを裏側にして効果を無効化する事もできますね!
    追加効果で墓地の<P・M プレイ>をセットしてアドを稼げるのも偉いです!
    ただし、相手フィールドに表側表示モンスターがいない場合は効果を発動できないため注意しましょう。
    何度もリチュアル召喚するのに使えるため3積み必須!

    P・M レノアール...3枚
    初動で1ドローできる効果を持つモンスターです!
    コストはカードの種類を選ばず、手札1枚であれば何でも良い点が高評価!
    レベル8になったこのカード1枚を素材にリチュアル召喚すれば無駄もありません!
    ただし、召喚したターンでないと効果を発動できないため、<レジェンド・ストライク>には対応していません。
    後述する<P・M ソニックホース>とシナジーが強いため、3枚フル投入!

    P・M ソニックホース...3枚
    自身をリリースする事で、墓地の<P・M レノアール>と<P・M ドッキング>を回収する事ができます!
    墓地が肥えている前提にはなりますが、1枚のカードが2枚になるのはやはり強いです!
    リチュアル魔法である<P・M ドッキング>を回収する手段が他に無いため3枚確定!

    P・M リステラ...3枚
    自身以外のモンスター1体を墓地へ送る事で、相手の魔法・罠を1枚破壊する効果を持っています!
    墓地に送るモンスターは裏側でもいいため、流行りの<シャイニーシェイディー>で裏側になった自軍のモンスターをコストに盤面を空け、新しく下級モンスターを出してからリチュアル召喚に繋げるのも強いですね!
    カードを出す順番や効果を使うタイミングは練習が必要ですが、相手の罠を踏み越えるカードとして強いため3積み必須!

    P・M ブラウ...1枚
    手札消費なしでレベル8以下のモンスターを破壊できる強力な効果を持っています!
    ただし、墓地コストにはリチュアルモンスターを要求してくるため、序盤には使いにくいですね。
    中盤以降はデッキに戻して使い回せば良いため、1枚の採用にとどめました。

    舞踊る恵雷の精霊...3枚
    P・Mテーマでは無いものの、強力な効果を持つ雷族の下級モンスターとして採用!
    ハーピィ対面であれば下級ハーピィをデッキに戻し、リチュアル対面であればリチュアル魔法をデッキに戻す事でパワーを半減できます!
    また、追加の1ドローを狙える点も強いですね!
    墓地のカードの種類は何でも良いため、こちらはレジェンドカードを使い回していきたいところです!
    何度もレジェンドカードを発動できれば勝利は目前ですね!
    召喚したターンでないと効果を使えない点と、<P・M スマートオウル>でデッキに戻せない点には注意しましょう。
    特に後攻で強いカードなので3枚フル投入!

    カードガンナー...1枚
    P・Mテーマの制約から、雷族以外のモンスターは採用しにくいのですが、このカードは実質魔法カードみたいなものなので、難なく採用できました!
    テーマ内に墓地を肥やすカードが少ないため、このカードで補うかたちですね。
    舞踊る恵雷の精霊>や<P・M R-リステラ>であればデッキに戻せるため、繰り返し使ってやりましょう!
    レジェンドカードのモンスター枠は流石にこのカード一択だと思います!

    【魔法】14枚
    P・M プレイ...3枚
    P・M R-ブラウ>、<P・M R-リステラ>という2種類のリチュアル召喚に対応したリチュアル魔法です!
    状況に応じてリチュアルモンスターを使い分けられるのが強いですね!
    回収手段も<P・M ユニバースグライダー>と<P・M スマートオウル>の2体が担当しているため、発動できる頻度は高めです!
    最上級モンスターを採用していないため、攻めの要はリチュアルモンスター依存となります。
    このカードを引いたり、墓地に送らない事には展開が始まらないため3枚確定!

    P・M ドッキング...3枚
    P・M R-レノアール>専用のリチュアル魔法です!
    回収手段が<P・M ソニックホース>のみですので、発動機会は<P・M プレイ>に劣ります。
    ただ、永続効果で4000打点を出せるのはかなり強く、単純な攻撃力は<ハーピィ・レディ1・2・3>を上回りますね!
    高打点モンスターを出すためのカードとして3積み必須!

    昂光の呪縛...3枚
    後攻時に強く打てる点と、弱点である召喚反応系の罠に合わせて発動する事で踏み越えられるように採用しました!
    やはり手数が多い方が強いですし、追加のドローが無かったとしても盤面突破やライフカットに貢献してくれます!
    特に<P・M R-リステラ>と相性が良く、破壊耐性持ちのモンスターでも裏側にして破壊する事ができますね!
    もちろん3枚フル投入!

    閃駆雷撃...3枚
    最上級モンスターはリチュアル召喚でしか出せないため、<シャイニーシェイディー>などの召喚反応系の罠は打ち所が明確です!
    そのため、罠を打たれると展開が止まってしまうのですが、少しでもそれを緩和しようとバック除去を採用しました。
    モンスター1体目の召喚に<シャイニーシェイディー>を打たれる事はほぼ無いため、召喚後にバック除去するかたちですね!
    アドバンテージ的には<昂光の呪縛>の方が強いですが、より広い範囲で使えるカードの方が便利だと思い、採用に至りました。
    後攻確定時であれば<ゴースト・サイクロン>の方が強いと思いますが、展開後に打ち辛くなるため、メインはこちらを採用しました!

    コスモス姫のお戯れ...1枚
    このデッキは<P・M R-ブラウ>の永続効果でバックを守れるため、発動前にカードが破られるリスクが他デッキより少ないです。
    引いたターンで使うこのカードはイマイチですが、セットしておいたこのカードの発動はやはり強いですね!
    発動後に流れを引き寄せる可能性が高いカードですので必須!

    強欲な壺...1枚
    ハーピィの羽根帚>にすべきか悩みました。
    ただ、<舞踊る恵雷の精霊>の効果でデッキに戻して何度も使い回すのであれば、どのタイミングで引いても一定のパワーが出るこちらの方が強いと思い採用しました!

    【罠】6枚
    シャイニーシェイディー...3枚
    もはやどのデッキにも必須となった罠カードです!
    レジェンドカードの罠と合わせて4枚採用がデフォルトですね!
    特にこのデッキは<P・M R-ブラウ>でバックを守れるため、相手の展開を止めるカードとして信用度が高いです!
    当然3枚確定!

    仕組まれた相打ち...2枚
    このデッキの弱点は、リチュアル魔法を使えなかったターンの脆さです。
    下級モンスターの攻守も低いため、下級ハーピィすら突破できません。
    相手の盤面に干渉できないままターンを渡してしまえば、盤面のリソース+5枚のドローで返されるため、巻き返しは困難を極めます。
    そしてデッキの性質上、序盤はそのようなケースが起こりがちです。
    そこをカバーするために罠カードは他デッキに比べて多めに採用しました。
    レジェンドカードの罠、<シャイニーシェイディー>に続く第三の罠として、今回はこちらを選びました。
    もともとのデッキパワーが低いため、<救惺望御>では返しのパワーが足りませんし、<アビスカイト・レイ・モノクローム>は他のカードと墓地リソースを食い合ってしまいます。
    それ以外となると罠のパワー自体が下がってしまうため、やむなくこちらを採用したかたちです。
    ただ、このデッキには召喚したターンに効果を発動するモンスターが多いため、そこは相性が良かったです!
    攻撃反応系の罠は割られる事も多々あるのですが、<P・M R-ブラウ>が居れば破壊されずに済みます。
    仮に相手が<ハーピィ・レディ1・2・3>で<P・M R-ブラウ>を攻撃してきた場合、このカードを打つ事で双方のモンスターをデッキに戻せます。
    もちろん<アビスカイト・レイ・モノクローム>で返り討ちにした方が強いですが、リチュアル召喚に繋がらなかったターンや序盤を考慮すると、やはり<仕組まれた相打ち>に軍配が上がります。
    このターン中にバックリソースを守り切ったと思えば、まだ許せる範囲でしょう。
    汎用カードと言えど、自分フィールドに攻撃表示モンスターが居る場合にしか打てないという使いにくさがあるため2枚の採用にとどめました。

    聖なるバリア-ミラーフォース-...1枚
    ハーピィ一強環境である事を意識するなら、<ハーピィ・レディ・FD>の着地に打てる<強制脱出装置>の方が無難だと思います。
    ただ、このデッキは展開スピードも遅めでパワーも低いため、罠で1回止めたくらいでは相手の盤面を崩し切れません。
    その点、このカードは決まった際のリターンがかなり大きいです!
    自分の盤面にモンスターを残しつつ、相手の盤面をごっそり削れるため、流れを大きく引き寄せる事ができますね!
    P・M R-ブラウ>で守る事によって事前に割られるリスクも少ないため、強気でこちらを採用しました!

    【エクストラデッキ】15枚
    P・M R-レノアール...3枚
    このデッキのエースモンスターです!
    割と手軽に出せる4000打点であり、あっという間にライフを削り切る事ができます!
    P・M メンテナンス>と最も相性の良いリチュアルモンスターでもあり、このカードで決める試合が多い印象ですね!
    当然3枚確定!

    P・M R-ブラウ...3枚
    自軍のバックを守ってくれるリチュアルモンスターです!
    このカードのおかげで、強気で魔法や罠を伏せる事ができますね!
    ただし、このカード自体には破壊耐性が無いため、このカードが破壊されるとバックは割られ放題です...
    何気に2700打点ですので、<ハーピィ・レディ2・3>を単体で超えられる点は偉いですね!
    もちろん3積み必須!

    P・M R-リステラ...3枚
    前述した<P・M R-ブラウ>と比べると、優先度はやや下がる印象です。
    どちらかと言うと攻め毛の強いカードであり、相手のバックやセットモンスターを剥がしてダメージを取りに行く時に使います!
    墓地のモンスターを何でも2体デッキに戻せるため、<カードガンナー>はもちろん、リチュアルモンスターを選んでエクストラデッキのリソースを回復するのにも役立ちます!
    ある程度長期戦を見据えたカードですので、3枚フル投入!

    SPグラファガス・プラズマセイバー / ポセイギョン・アドベンチャラー...各3枚

    相手にハーピィと思わせるためのブラフです。

    現在は<ハーピィ・レディ1・2・3>対策でプレイングが歪んでおり、対面のデッキが分からない以上はハーピィだと思ってプレイするしかありません。

    昂光の呪縛>のメイン採用が当たり前となっているため、手札2枚を残してターンを渡される事も多々あります。

    その場合、相手の盤面はモンスター1体セットとバック2枚というような状況ですので、ライフを取るチャンスの到来です!
    こちらがP・Mと分かれば手札全てを使い切ってくる事が予想されるため、今は15枚以外考えられません。

    普段の記事なら"なくても問題ない"と書くのですが、少しでも勝率を上げたいなら今だけはブラフも必須となります!

    ちなみに雷族のフュージョンモンスターで絞った時にこれらのカードがヒットしただけですので、どのフュージョンモンスターまたはリチュアルモンスターで枠を埋めてもかまいません。


    4.環境デッキとの戦い方
    対ハーピィ
    やはり序盤の凌ぎが大事になってきます。
    ハーピィ・レディ1・2・3>の的を作らないようにモンスターを並べ過ぎないようにしましょう。
    基本的には<P・M R-ブラウ>をリチュアル召喚し、バックを破壊から守りながら、最適なタイミングで魔法や罠を発動していく事になります!
    舞踊る恵雷の精霊>のおかげでこちらの罠が無限なのに対し、相手は<ハーピィ・レディ1・2・3>を使い切った時点でパワーが半減します!
    調整時に何度も粘り勝ちするシーンを見てきたため、如何に要所で罠をあてて凌げるか、ヨミとプレイングが試されますね!
    単純なデッキパワーはハーピィが上ですが、全く勝てない相手でもないです。

    対リチュアルガイア
    個々のカードのパワー、対応力、罠を踏み越える力など、デッキとしての完成度はリチュアルガイアの方が上だと思います。
    ただ、P・Mの利点を挙げるとすれば、<P・M R-ブラウ>の存在ではないでしょうか。
    リチュアルガイアで魔法・罠カードに破壊耐性を付与しようと思ったら、<マジシャン・オブ・ブラックカオス>をリチュアル召喚した上で、<歴戦のカース・オブ・ドラゴン>の効果を使って<竜騎士ブラック・マジシャン>を出すという手間がかかります。
    一方でP・Mであれば、素材となるモンスターと<P・M プレイ>さえ揃えば簡単に<P・M R-ブラウ>を特殊召喚できますね!
    展開のスピードが同じですと、最上級モンスターのスタッツの差で負けてしまうため、リソースを貯めつつ、なるべく早期に展開して勝ち切りましょう!

    対磁石
    やはり早期に<P・M R-ブラウ>を出してリソースを貯めつつ攻めていく事が重要です!
    ダークマター・エンペラー・ドラゴン>や<磁石の翼マグネット・バルキリオン>はいずれも破壊効果ですので、<P・M R-ブラウ>さえ出せていれば盤面のセットカードを剥がされずに済みます!
    そうなると次のターンの返しもセットした枚数分強く出れるため、優先的に<P・M R-ブラウ>を出していきましょう!
    あとは相手の墓地のコストを減らすために、<舞踊る恵雷の精霊>では岩石族の通常モンスターを戻すと良いです!
    相手の下級事故を誘発できますし、パーツが揃わなければフュージョン召喚される事もなく、<リパルシブ・フォース>や<磁石の翼マグネット・バルキリオン>の墓地コストも足りなくなります!
    相手の展開スピードがそこまで早くないため、そこを突いて速攻でかましてやりましょう!


    5.最後に
    今回、新しいリチュアル召喚テーマが登場した事により、なんとなく方向性が見えてきました。

    1テーマにつきリチュアル魔法は2種類。
    リチュアルモンスターは3種類。
    効果持ちのリチュアルモンスターはリチュアル魔法に制約あり。
    ※種族限定や、表側表示のモンスターのみ素材として使える縛りなど。
    逆に効果を持たないリチュアルモンスターのリチュアル魔法は制約が緩い。
    ※手札や場の裏側のカードを素材として使えるなど。

    ただし、リチュアル召喚はまだまだ出たばかりですので、必ずしも上記の流れに則るとは限りません。

    そのため、これからもリチュアル召喚の研究は続きそうですね!

    という訳で、今後も様々なデッキをご紹介していきますのでお楽しみに!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。


セブンスロードデッキ紹介【カマクラル】

    posted

    by カマクラル

    セブンスロードデッキ紹介【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。

    前回は新リミットレギュレーションの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?

    2025年7月リミットレギュレーション【カマクラル】

    約2ヶ月半にわたって環境で大暴れしたハーピィデッキですが、ラッシュデュエル史上最大の規制をくらって大きなダメージを受けました!
    これでもう<ハーピィ・レディ1・2・3>を主軸に攻める事が難しくなったため、以前のように複数のコンタクトフュージョンを駆使して戦うかたちになるでしょう。

    一方、No.2としてハーピィの影に隠れながらもギャラクシーカップで結果を出してきたリチュアルは無規制...

    まだ発売されたばかりと言うのもありますし、公式としても今後はリチュアル召喚を推していきたいでしょうから、当然と言えば当然なのですが、そうなると今度はリチュアル一強になりそうです。

    ハーピィさえ規制すれば、アニマジカ、夢中、HEROはそのままでも良かった気がしますね...

    ただ、新しい環境というのはワクワクしますし、これからが非常に楽しみです!

    さて、今回はセブンスロードデッキをご紹介いたします!

    アニメ遊戯王SEVENSにて、主人公の王道遊我が使役するテーマですが、根強い人気のためか、また新規のカードが登場して強化されました!

    闇属性/魔法使い族を軸にフュージョンモンスターのバリエーションが増えたため、戦略の幅が広がりましたね!

    また、初期の最強カードである<ダーク・リベレイション>が環境に戻ってくるかもしれません!

    目次
    1. デッキレシピ
    2. デッキコンセプト
    3. メインデッキ解説
    4. 環境デッキとの戦い方
    5. 最後に

    それでは、早速観ていきましょう!

    1.デッキレシピ
    セブンスロード
    プレイヤー:カマクラル


    2.デッキコンセプト
    「罠で守ってフュージョンで攻める!」です!

    このデッキには相手のバックを破壊するカードが5枚しか入っていません。

    そのため、相手の罠はモロにくらってしまうのですが、その分こちらも罠で相手を足止めするのでトントンという考えです。

    環境で流行している<シャイニーシェイディー>に加え、レジェンドカードの罠と<ダーク・リベレイション>の7枚体制です!

    特に<ダーク・リベレイション>は<聖なるバリア -ミラーフォース->と同じ効力なのでかなり強いですね!

    ここを積める点が他デッキとの差別化になると思います。

    もちろん守っているだけでは勝てないため、盤面に残ったリソースを使ってフュージョン召喚を決め、そこから攻めていくかたちですね!

    マジェスティ・オブ・セブンスロード>さえ出せてしまえば、毎ターン相手の盤面を破壊できるため勝利は目前です!

    それでは、デッキ解説の方で詳しく書いていきます!


    3.メインデッキ解説
    【最上級モンスター】4枚
    セブンスロード・マジシャン...3枚
    採用枚数を悩んだカードです。
    やはり最上級モンスターが手札に嵩張ると動けなくなるため、そんなターンを作ると即負けてしまうからです。

    しかし、だからと言って下級モンスターばかりを積んでしまうと下級事故になって<ハーピィ・レディ1・2・3>の的を増やしてしまいます。
    また、<ロードアポストル・スリンガー>からの墓地フュージョンが決まらないとパワーが低い印象でした。

    そのため、<円熟の黒魔術師>や<七宝船>といった手札交換カードをフル投入し、なるべく手札事故にならないような構築に仕上げました。

    このカード単体で使う事は滅多に無いですが、フュージョン素材に必要なので強気の3枚採用!

    七宝神-良財>が光属性、<竜水の神子>が水属性、<カードガンナー>が地属性なので、最大打点は3300です。

    七宝神-良財...1枚
    七宝船>を3積みした事でシナジーが生まれたため、バックを守るために採用しました!

    攻撃表示でアドバンス召喚したとしても、バックに<ダーク・リベレイション>があれば問題ありません!
    ただし、闇属性/魔法使い族以外で攻撃できなくなる制約を持ったカードが多く採用されているため、良く確認してから展開するようにしましょう。

    ハーピィ一強の現環境では警戒すべき効果破壊体制持ちのモンスターもいないため、とても活躍してくれます!

    バックが大事なこのデッキには必須の一枚!

    【上級モンスター】5枚
    セブンスロード・ウィッチ...3枚
    あらゆるフュージョン素材になれる<アクセルワンダー・ダーク>よりもこちらを優先しました!
    マジカル・セブンス・フュージョン>での手札フュージョンに対応するのと、<ロードアポストル・スリンガー>の効果で墓地フュージョンをしやすくするためですね!
    単体で使う事はほとんど無いですが、<セブンスロード・マジシャン>を特殊召喚すると2000打点になれる事は覚えておきましょう!
    もしかしたら詰めの段階でライフを取り切れるかもしれませんので!

    アクセルワンダー・ダーク...2枚
    見せるフュージョンモンスターは守備力2100でないといけない点には注意しましょう。
    このデッキで言うと、<セブンスロード・アルテマウィッチ>を見せて<セブンスロード・ウィッチ>になる事はできません。
    ※<マスター・オブ・セブンスロード>を見せれば<セブンスロード・ウィッチ>になれます。
    1体リリースが必要ですが、状況に応じて必要な素材になれる点は高評価!
    攻守のステータスが地味に高いのも強いですね!
    ただ、今回は<セブンスロード・ウィッチ>を優先したため、枠の兼ね合いから2枚の採用にとどめました。

    【下級モンスター】18枚
    セブンスロード・エンチャンター...3枚
    このデッキのフィニッシャーである<マジェスティ・オブ・セブンスロード>のフュージョン素材となるモンスターです!
    殲滅のダーク・ソーサラー>を手札に戻して<マジカル・セブンス・フュージョン>を2枚回収できるとかなり強いですね!
    リチュアル対面であれば、相手の<マジシャン・オブ・ブラックカオス>や<超魔導騎士-ブラック・キャバルリー>をバウンスできます!
    また、使用頻度は低いですが、自分の<セブンスロード・マジシャン>を手札に戻すと追加で1ドローできますので覚えておきましょう!
    フュージョン素材のカードは多いに越した事はないため3枚確定!

    殲滅のダーク・ソーサラー...3枚
    墓地から<マジカル・セブンス・フュージョン>を回収する重要な役割を持ちます!
    ダーク・ソーサラー+闇属性/魔法使い族モンスターで<ロードアポストル・メイガス>を出す事もできるため、回収したフュージョン魔法が無駄になる事もないですね!
    下級モンスターの打点が総じて低いため、どれだけフュージョンできるかでライフカットや盤面強度が変わってきます!
    フュージョンの回数を増やす上で欠かせないため3積み必須!

    ディスペル・アーチャー...3枚
    ロードアポストル・スリンガー>のフュージョン素材となるモンスターです!
    墓地フュージョン効果を使えないと単なる2400打点のモンスターにしかならないため、<ハーピィ・レディ2・3>も超える事ができません。
    出すタイミングは選ばないといけませんが、墓地フュージョンが決まるとかなり強いため3枚フル投入!

    円熟の黒魔術師...3枚
    何を採用するか迷った枠です。
    いくつか候補はあったものの、手札事故を軽減しつつ、自身もフュージョン素材となれる闇属性/魔法使い族が望ましいと思い、このカードに落ち着きました。
    今回は安定感重視でこのカードが一番しっくり来ましたが、必須枠ではないため、他の下級モンスターと入れ替えても問題ないと思います。
    他に入れたいカードも無いため3枚採用としました。

    竜水の神子...3枚
    水属性なのでシナジーは弱くなりますが、墓地コストをバック破壊に変換できる強力な効果を持ちます!
    ダーク・リベレイション>などの罠で守る事によって、次のターンも効果を発動できるため強いですね!
    ただし、墓地コストは4枚とそこそこ重いため、墓地は肥えていないとパワーは半減です。
    同名カードを選ぶ事で墓地コストを減らせるため、3枚確定!

    カードガンナー...1枚
    E・HERO プリズマー>を採用しようとしたところ、<マジカル・セブンス・フュージョン>は魔法使い族にしか対応していない事に気付いて断念しました。
    このデッキは墓地が重要なため、早期に墓地を肥やしつつ、1ドローで回転率を上げられるこのカードは相性が良いです!
    属性を散らす事で<セブンスロード・マジシャン>の打点上げに貢献している点も良いですね!
    竜水の神子>のコストには指定が無いため、このカードをデッキに戻して再利用する事も可能です!
    個人的にはこのカード一択ですね!

    【魔法】8枚
    七宝船...3枚
    セブンスロード・マジシャン>を墓地に送りつつ、2ドローに変換するためのカードです!
    そのため、即発動するのではなく、一旦は場に伏せておいてタイミングを見て使う事が多いです!
    手札に<七宝神-良財>がある場合は、下級モンスターをコストに1ドローし、<七宝神-良財>を特殊召喚する時もあります。
    ロードアポストル・スリンガー>の墓地フュージョン効果でデッキに戻った<セブンスロード・マジシャン>をコストに使う事もあるため3枚採用しました。

    マジカル・セブンス・フュージョン...3枚
    セブンスロード専用のフュージョン魔法です!
    手札フュージョンも可能な点が強く、手札の<セブンスロード・マジシャン>と<セブンスロード・ウィッチ>から<マスター・オブ・セブンスロード>を出す事ができます!
    このデッキには基本、魔法使い族しかいないため、魔法使い族以外が攻撃できなくなるデメリットはほとんど影響がありません。
    シンプルにフュージョンの上位互換であり、<殲滅のダーク・ソーサラー>から回収も可能なため3枚確定!

    コスモス姫のお戯れ...1枚
    盤面を返す際に役立つため採用しました!
    このデッキには相手のバックを消せるカードが少ないため、貴重な除去として重宝しますね!
    手札に嵩張った上級モンスター達を一気に処理できるのも強いです!

    ハーピィの羽根帚...1枚
    バックが多い環境においては最強を誇るカードです!
    セブンスロード・アルテマウィッチ>から回収可能なため、何度も使えば勝利は目前ですね!
    ただ、ここは自由枠となりますので、死者蘇生などと入れ替えても良いかもしれません。

    【罠】7枚
    シャイニーシェイディー...3枚
    今期の必須カードです!
    手札の上級モンスターをコストに使える点も強いですね!
    バックを破壊してくるモンスターはこれでシャットアウトしましょう!
    もちろん、環境トップのハーピィに対しても有効です!
    しかし、リチュアルにはあまり効かないため発動タイミングには注意しましょう!

    ダーク・リベレイション...3枚
    元祖最強カードです!
    また相手の墓地の魔法使い族の枚数を数える日々が始まるのですね...
    相手の攻撃モンスターを全て破壊できる破格の効果は、現代でも十分に通用するパワーを持ちます!
    序盤は使いにくいものの、コストに見合ったパフォーマンスには期待できるため3積み必須!

    強制脱出装置...1枚
    相手の<ハーピィ・レディ・FD>の特殊召喚に合わせて発動する事で、<ダーク・リベレイション>が破壊されるのを防ぎます!
    自分の召喚に合わせても発動できる珍しいタイプの罠であり、シンプルに除去札としても優秀です!
    ただし、ここは自由枠で良いと思います。

    【エクストラデッキ】15枚
    マジェスティ・オブ・セブンスロード...3枚
    今弾で登場した<マスター・オブ・セブンスロード>の進化系です!
    正規のフュージョンは重たいですが、<アクセルワンダー・ダーク>を使う事でハードルをグッと下げる事ができます!
    3500打点かつノーコストで盤面のカードを1枚破壊できるため、出せたらかなり強いです!
    追加のバウンス効果は条件が重たい事と、<サンセットリバース>などで破壊耐性が付与されて破壊できなかった場合は使えませんので注意しましょう。
    複数体出す機会はほとんど無いですが、枠が空いているため3枚採用しました。

    セブンスロード・アルテマウィッチ...3枚
    重めのフュージョン素材ですが、出せるとかなり強いです!
    特に墓地の<ハーピィの羽根帚>を回収して複数回使えたら勝利は目前ですね!
    罠で守れば次のターンも効果を使えるため、アドを稼ぎ放題です!
    枠があるので3枚採用。

    マスター・オブ・セブンスロード...3枚
    上述した2体に比べたら比較的出しやすい方だと思います!
    フュージョン素材は重めではありますが、<マジカル・セブンス・フュージョン>のおかげで手札フュージョンが可能になりましたし、<ロードアポストル・スリンガー>から墓地フュージョンもできます!
    フュージョン体含めて12種類の闇属性/魔法使い族モンスターがいるため、高打点+貫通も割と簡単に達成できますね!
    攻めの要として3積み必須!

    ロードアポストル・メイガス...3枚
    今弾で登場した新しいフュージョンモンスターです!
    殲滅のダーク・ソーサラー>で<マジカル・セブンス・フュージョン>を回収できるため、とても簡単にフュージョン召喚に繋げる事ができます!
    自身の効果で2800打点になるため、<ハーピィ・レディ2・3>も戦闘破壊可能です!
    モンスターへのバウンス耐性付与で<風帝ライザー>は防げますが、自分のターンには適用されないため、着地時の<強制脱出装置>に無力な点には注意しましょう。
    頻繁に出るため3枚フル投入!

    ロードアポストル・スリンガー...3枚
    マスター・オブ・セブンスロード>を墓地フュージョンするためのモンスターです!
    単体のスタッツは低めですが、手札消費なしで最上級モンスターを1体出せるのは破格の効果ですね!
    このカードに対して<シャイニーシェイディー>を打たれたり、<マスター・オブ・セブンスロード>のフュージョン召喚に対して打たれてライフを回復される事もあると思いますが、罠でしっかり守って次のターンに総攻撃を仕掛けましょう!
    当然3枚確定!

    4.環境デッキとの戦い方
    対ハーピィ
    墓地が肥えてからがこのデッキの真骨頂ですので、如何に序盤を耐え凌げるかがポイントになってきます。
    そのため、序盤は場にモンスターを並べすぎないようにして、ライフが減るのを最小限に食い止めましょう!
    また、相手フィールドにモンスターが居る場合、こちらのバック除去手段は<ハーピィ・レディ・FD>と<ハーピィの羽根帚>に限られると思いますので、こちらの罠を破壊されるシーンは限られます。
    特に<ハーピィ・レディ・FD>の1体目を<シャイニーシェイディー>で止めると、<ハーピィの羽根帚>以外のバック除去手段がなくなると思いますので、罠の通りは良くなりますね!
    相手の攻撃さえ止めてしまえば、後はフュージョンモンスターを展開して盤面を返していくだけですので、序盤だけは全力で耐えましょう!

    対リチュアルガイア
    七宝神-良財>が本当によく働いてくれます!
    こちらのバックを守る事ができれば、相手は展開が止まるか、返り討ちにあって盤面がガラ空きになるかですので、<マジェスティ・オブ・セブンスロード>で盤面を剥がしながら直接攻撃を決めていく事ができるようになります!
    とは言え、手数は相手の方が上ですので、フュージョンや罠が決まらないとジリ貧で負けてしまいますね。
    どこかのタイミングで罠を通してペースを握りたいところです!
    シャイニーシェイディー>は踏み越えられる可能性が高いため、<超魔導騎士-ブラック・キャバルリー>の着地に合わせて打つのが効果的だと思います。

    対磁石
    ダークマター・エンペラー・ドラゴン>や<磁石の翼マグネット・バルキリオン>といったフュージョンモンスターに<シャイニーシェイディー>や<強制脱出装置>を当てられるかどうかが大きく影響してきます!
    これらのモンスターを対策するために罠は発動タイミングを見て使う方がいいのですが、かと言って使い惜しみをしていると盤面のカードの差で押し負けてしまいます。
    この辺りのバランスの見極めは非常に難しいところですね。
    個人的には、召喚反応型の罠→とっておく。
    攻撃反応型の罠→即打ち。
    という使い分け方が無難かなと思いますね。


    5.最後に
    ハーピィの羽根帚>が実装された事で、罠型デッキは相対的に弱体化した印象でしたが、1回耐え切ってしまえば2発目の<ハーピィの羽根帚>は打たれる確率が少ないため、なんとか巻き返せるのかもしれません。

    そのため、相手は準備が整うまで<ハーピィの羽根帚>をがめてくる可能性が高いですが、何とかその前に<七宝神-良財>を引いてバック破壊対策をしたいですね!

    せっかくここまで強化されたのであれば、環境に食い込んでくる意地を見せてほしいところです!

    優遇されたアニメテーマがどこまでやれるのか、今から楽しみですね!

    これからも様々なデッキをご紹介していきますのでお楽しみに!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。


2025年7月リミットレギュレーション【カマクラル】

    posted

    by カマクラル

    2025年7月リミットレギュレーション【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。

    公式からの予告通り、6月8日(日)21時に7月1日実装の新リミットレギュレーションが発表されました!

    いつもは15日前後の日曜日に発表ですので、1週間近く早い発表となります!
    7月以降のギャラクシーカップの練習時間を作るための配慮なのか、今後はこのくらいのタイミングで発表するように方針が変わったのか、真意は分かりません。

    ただ、今期はラッシュデュエル史上に残るレベルでのハーピィ一強環境だったため、どの程度の規制が入るのか、界隈では様々な憶測が飛び交っていました。

    今回の規制は予想を上回るのか、下回るのか、答え合わせを楽しんでいただければと思います!

    また、今回の規制が今後の大会シーンにどのような影響を与えるのか、これから考察していきたいと思います。

    是非とも最後までお付き合いください!


    目次
    1. リミットレギュレーション考察
    2. 各デッキタイプへの影響
    3. 最後に
    尚、今回も新しく規制されたカードや緩和されたカードに絞って解説していきます!

    それでは、早速観ていきましょう!


    1.新リミットレギュレーション考察
    禁止カード:該当なし
    ハーピィ・レディ1・2・3>が禁止になれば良環境になると言われていましたが、流石に禁止にはなりませんでした。

    やはりラッシュデュエルにおける「禁止」は相当ハードルが高いですね...

    今後もなるべくカードの禁止はせず、新規カードの登場によって特定のデッキが強くなり過ぎないように調整されていくのではないでしょうか。

    ただ、今期ばかりはハーピィを優遇し過ぎたため、今後はもう少し強デッキが分散するように調整してもらいたいところです。

    制限カード:6種類
    ハーピィ・レディ1・2・3
    禁止は免れたものの、いきなり制限指定されました!
    ラッシュデュエルにおいては歴代最速記録の制限化ですね!
    2025年4月12日(土)に登場したため、80日での規制です!
    約2ヶ月半という超短期間での活躍でした...

    ハーピィデッキに3積みが標準装備だった<ゴースト・サイクロン>を含めると、なんと6枚もの関連カードが規制された事になります!

    これは爬虫類デッキの規制の倍以上なのですが、それほどまでに環境で大暴れしたので仕方ないですね...
    流石にギャラクシーカップ優勝の9割がハーピィだったのでやり過ぎました。

    これから先、このカードが緩和されるとしたら、一体どんな環境になっている事やら...

    しばらくは環境で見かけなくなりそうです。

    ハーピィ・レディ・PM
    モンスター万能除去でかなり強かったですが、やはり規制されました。
    盤面突破のパワーがガクンと下がりますね...
    また、<虚無魔人>への対処もほとんどできなくなります。
    対策として、抜けた枠には<ハーピィ三姉妹>を入れるかたちでしょうか?

    ハーピィ・レディ1
    パンプの重ねがけが出来なくなりました。
    ミラー戦以外では、この300打点アップがけっこう強かったんですけどね...
    あれだけ大暴れしたら、核となるモンスターが削られるのはやむなし。

    ハーピィ・レディ2
    これで<ハーピィ・レディ2・3>を出しづらくなりました。
    一方、<ハーピィ・レディ3>は無規制のまま。
    最新弾で登場した<ハーピィ・レディ3・1>が使いにくくなるとマズいからでしょうか?
    このカードより<ハーピィ・レディ3>の方が強いと思うのですが...

    アニマジカ・ガードナー
    ハーピィ一強になる前によく使っていたアニマジカデッキですが、まさかキーとなる下級モンスターに規制が入るとは...
    ハーピィだけ潰して、もう一度環境最強を決め直す事はしないんですね...
    デッキ崩壊レベルまではいかないまでも、盤面の再現性が大幅に落ちました。
    ハーピィに対して強い召喚反応系の罠を複数打てる点が強みでしたが、ハーピィが弱体化するとなるとどこまで有効か...
    無規制ならワンチャンありそうでしたが、今のデッキパワーではちょっと厳しめです。

    夢中の抱擁
    夢中デッキを握る要因になっていたカードですが、まさかの制限化!
    夢中を使う旨みがガクッと下がりました。
    フュージョンできない夢中なんて...
    アニマジカよりもダメージ大きいですね。
    ハーピィの台頭で姿を消しましたが、復権は遠そうです。

    準制限カード:5種類
    万華鏡-華麗なる分身-
    ハーピィ専用のチートカードですね。
    下級ハーピィ達が制限化されたため、こちらは準制限にとどまりました。
    とは言え、復活先の下級ハーピィが減ってしまったのでは、強く使えるタイミングも限られそうです。
    脅威が薄れましたね。

    エレメンタル・サーキュレーション
    なんとHEROにもダメージが!
    デッキの回転率を上げるカードが準制限になったため、連続ドローからの高速回転が発生しにくくなりました。
    HERO専用の<天使の施し>のようなカードなので、規制されて然るべきではありますが、ハーピィの影に隠れたままフェードアウトはかわいそうですね...

    ゴースト・サイクロン
    後攻のサイドチェンジと言えば、このカードが定番ですね!
    バック破壊+1ドローですので、手札の枚数を減らさずに盤面を捲っていけます!
    先攻有利を覆す存在だったため、個人的には減らして欲しくないカードでしたが、これだけ活躍してしまえばやむなしですね。

    蒼救騎士シエーラ
    蒼救の泡影 アルティエラ>のフュージョン素材となるモンスターです!
    フュージョン以外の通常魔法カードの発動を封じる強力な永続効果から、素材となるこちらが規制されました。
    ただ、新しく登場したリチュアル魔法は通常魔法ではないため、<蒼救の泡影 アルティエラ>で止められる事はありません。
    この辺りが環境と噛み合っていないため、次の改訂では無制限に緩和されるかもしれないですね。

    ベリーフレッシュ・シャイ
    個人的に好きなテーマであるベリーフレッシュですが、キーカードとなる<ベリーフレッシュ・シャイ>が準制限に緩和されました!
    非常に嬉しい反面、セットで規制された<天使のもろこし>が緩和されなかったのが解せないですね。
    次の弾で水族の「いとをかし」がテーマで出てくる事もあり、とても期待していただけに残念です。
    こちらも次の改訂で3枚に緩和されるかもですね。

    無制限カード:1種類
    火雷神サンダーボールド
    最新弾で登場した<天導聖の見継ぎ人>がこのカードの上位互換になっているため、流石に緩和されました!
    かつて日本一に輝いたデッキのキーカードですが、今は使いにくさの方が先に目立ちます。
    これは緩和でも問題なさそうですね。


    2.各デッキタイプへの影響
    新リミットレギュレーションを踏まえて、各デッキタイプへの影響について書いていきたいと思います!

    ハーピィ
    ×パワーダウン

    ハーピィ・レディ1・2・3>を手軽にポンポンと出せなくなったため、理不尽の押し付けが難しくなりました。
    そのため、<ハーピィ・レディ1・2・3>が登場する前のようにコンタクトフュージョンを使い分けながら戦うかたちになります!
    ハーピィ・レディ>と<ハーピィ・レディ3>は規制されなかったため、<ハーピィ・レディ・FD>と<ハーピィ・レディ3・1>、<ハーピィ・レジーナ・SA>を主軸に攻めていく事になると思います。
    頭一つ抜けた圧倒的パワーは失われましたが、構築を変える事でデッキとしてのかたちは保てそうです。
    他デッキもパワーダウンした中でどこまでやれるか要注目ですね。

    リチュアル
    ○パワーアップ

    7月環境のTier1候補の筆頭です!
    このハーピィ一強環境の中でもギャラクシーカップ優勝が出るくらいですから、デッキパワーはかなり高いですし、ポテンシャルはNo.1ではないでしょうか。
    徐々に強い構築が固まってきた感はありますが、まだまだ発展途上な気もします!
    もしかしたら次はリチュアル一強環境になるかもしれません。
    そのくらい、現時点では頭一つ抜けていますね!

    磁石
    △ややパワーアップ

    アニマジカ、夢中、HEROが規制されたため、立ち位置的に良いポジションになれたと思います!
    ただ、リチュアルには召喚反応系の罠が効きにくいため、どこまで強みを生かせるかは未知数ですね...
    レジェンドテーマのように、いきなりリチュアルモンスターが実装される可能性もあり、そうなると<洗礼のプロトリオン>も活躍しそうです!
    新規カード次第で大化けする可能性がありますので、今のうちに押さえておくと良いかもしれません!


    3.最後に
    今回は、ギャラクシーカップ予選の結果が大きく反映されたかたちとなりました!

    歴代最速規制かつその枚数も6枚と最高記録更新です!

    流石に今回のような一強環境はもう来ないと思いたいですね...
    ユーザーが離れていかない事を願うばかりです。

    7月、8月にも新弾が発売されますので、ギャラクシーカップもまた環境が変わりそうですね!

    その頃にはトップシェアが使用率3割くらいの良環境になってくれたらなと思います!

    今後も様々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。


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