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RECOLLECT SELECTOR 発売記念インタビュー【タマ編】

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    by 46熊

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    RECOLLECT SELECTOR 発売記念インタビュー【タマ編】
    ◇どんな動きができるルリグですか?また、その強みは何ですか?
    グロウ時のリソース獲得は出来ませんが、それを補って余りある性能をしています。
    一つは従来の<奏月の巫女 タマヨリヒメ>を彷彿とさせるルリグでの複数攻撃効果。場に<アーム>のシグニを要求しますが高打点のアームシグニを複数除去する防御手段はほとんどないため2体ほど「アーム」のシグニが居れば概ね達成できる条件です。また、シグニがアップしていなくても使用できる点も高評価。
    もう一つは地味ですが鬼強なゲーム1効果『ホープ』。ディーセレには珍しく対象を取らずシグニに付与する効果でもないため<エクシア><シィラ>の影響を受けず、対戦相手のライフが0で3面パワーで上回っていれば擬似的な三面要求が取れます。
    ライフ0にすると危険、と言うのは<MC.LION-3rdverse>を彷彿とさせます。

    クラスを参照する効果が多数みられるため今までのように強い白のカードをとりあえず入れておけばいいと言った構築にはならないかと思いますが、その分プレイヤーの『腕』の見せどころと言えるかもしれません。アームだけに。

    ◇最初に考えたデッキレシピを教えてください。

    ◇キーカードは何ですか?
    大装 エナジェ
    ルリグの複数攻撃は手札とエナを要求するため終盤になるとサーバント以外の手札全て盤面に展開してコストが払えない、と言った事態も出てくるかと思います。そんな中でもこのシグニが居れば万事解決。厄介なシグニを15000打点でシュートしながら手札かエナの足りない方を+1リソースしてくれます。
    最大回数立てたいので当然4枚採用していますし、何なら5回以上立てたいのでトラッシュ回収も採用しています。
    エナジェ><エナジェ><フランベル>と並べると驚異の17000打点となり、<フランベル>前の1面を守るだけで3面守る事が出来たりします。
    特にミラーマッチでの『ホープ』合戦では意識したいプレイングですね。

    ダーク・マイアズマ
    いくら黒のアームが居るとは言え、黒エナは回していて結構なノイズになる事がありました。それでも採用したのはひとえにこのカードの為です。
    基本的に回収とデッキ落とし効果を使い、<エナジェ>を拾いながらリフレッシュによる追加1点を狙います。
    本当は終盤まで取っておきたい効果ですがリコレクトのため中盤の使用を余儀なくされているのが難しい所で、その辺りの立ち回りは私としても研究中です。
    何よりこのカードと<セイクリッド・フォース>を両刀しているためドリームチームピース2枚で戦っている気になれるのがちょっとズルくていいですよね。

    シャイニング・クロック
    リコレクト適用下では1コストで使える<バイバイ!!ガブリエラ>です。しかもアタック出来ないの対象はルリグも選ぶ事が出来ます。
    相手によりますがミラーや花代対面ではルリグを止めるアーツが2枚くらい欲しいのでタマであれば確定で入ってくるかと思います。
    また、今回は採用していませんが能力を消す効果は<聖天姫 エクシア>と相性がよく、きっちり二面分守るのも現実的になります。
    あと防衛派の<LOVIT//THE DOOR>の能力を消すと相手の顔が曇ります。少なくとも私は曇りました。

    ◇このルリグの攻め方を教えてください。
    先手であれば<サーバント> ≧ <ユリカマ> > <ラウンド> ≧ <シチシトー>と言ったキープの仕方をします。
    後手であれば<ユリカマ>と<ラウンド>がひっくり返る感じですね。
    1,2ターン目は撃てる相手には<シャイニング・ソード>で防御と返しの攻撃を両立しますが基本的にやる事は少なめです。その分エナや手札をきっちりキープして3以降に備えましょう。
    3にグロウしてからは新規要素の<リミットアッパー>でリミット8の盤面を組めるようになりました。理想は<エナジェ><エナジェ><フランベル>の盤面で相手のシグニをシュートしながら自分のリソースを整え、ルリグで2回殴っていく流れになります。
    エナジェ>のサーチ効果は3回くらい使えばデッキの全貌を把握できるでしょう。ライフバーストの質によってはアーツを切らずに受ける選択肢も生まれます。
    最後は相手のエナ数を確認し、ルリグ込みの計2面を止めてくる相手には2面以上要求、無さそうならシグニの要求はしなくてもルリグの要求だけでも攻め切る事が出来るでしょう。
    『ホープ』も添えればまさに完璧です。

    ◇デッキ構築スタイル、軸を変更するとしたらどのような構築にしますか?
    青白ハンデス軸
    青のアームやアーツを組み合わせたハンデス軸も推したいです。相手の手札全てもぎ取るほどの大規模なハンデスは難しいですが、適度なハンデスとシュート、ルリグアタックによるサーバント要求で相手の疲弊するスピードも上がります。
    今回は1リフするまでに<エナジェ>をあわよくば5回以上使いたい&リフレッシュでライフ1枚誤魔化したいと言った思いから白黒で組みましたが、様々な色をタッチして戦えるのもタマの魅力かなと思いました。
    ゲーム速度を早める赤タッチやエナの<エナジェ>を回収して再展開する緑タッチも選択肢には入るのかなと思います。それぞれ自分色にタマを染めてみて下さい。

    ◇【番外編】RECOLLECT SELECTOR収録のカードで注目しているカードはありますか?
    新弾発売前はずっとタマを使っていたので、そのタマが使われてしんどい、と言った観点から2枚選出しました。

    コードハート Vキューム
    このカードが、というよりはこのカード+黒の電機+<ワンス・サルベージ>で任意の電機を何度も使い回せる構築が組めるようになった事です。
    まあ何を蘇生されると辛いって<コードハート リメンバ//メモリア>やら<コードハート Pンライト>なのですが......
    タマの構築済みに入った再録カードがまさかタマを苦しめる事になるとは思ってもみませんでした。
    このギミックを搭載した【ピルルク】との対面は特に熾烈を極めるかもしれません。

    羅闘輝石 アダマスフィア
    白・青・緑の1コスト除去アーツで止められないパワー10000のラインが絶妙に厄介な花代さんの相棒です。このシグニのダブルクラッシュに大型防御やリコレクトアーツを使うかどうか無限に悩まされます。
    また、タマはそこまで相手の手札に圧力をかけないため余った手札で面を取られるのが割ときつそうです。
    幸い花代使いが『こんな重いコスト払ってられねぇよ!!』と仰っていたので大丈夫でしょう。
    大丈夫だよな......?

    ◇最後に一言お願いします。
    丁度この辺りを書いているのが公式生配信のパック開封の時間なのですが、唯一全くの未知数だったウリスがあそこまでリソースの損失なく多面要求を続けていて手際の良さに驚かされました。
    自信をもって5ルリグ全て強いと言い張れる新弾だと思います。
    アーツ環境はまだまだ未知数ですが、リモート対戦が活発な我らが『ウィクロス集会所』(誰でも入れるのでどしどし入ってね!)では日々チーム非チームの様々な構築がしのぎを削っておりデッキの組み方は今まで以上に自由になっている印象です。今回私が組んだのはほんの1例なので、気になる部分はあちこち入れ替えながら遊んでみて下さい。
    貴方のウィクロスライフに少しでもイロドリが生まれますように。

    最後まで読んで頂きありがとうございました!

【ディーヴァ】アーツが、来た〜〜〜!!!

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    by 46熊

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    アーツが、来た〜〜〜!!!
    地球に産まれて良かったーーー!!
    と言うことでこんにちは、46熊です。
    今回はディーヴァセレクションに満を持して登場したアーツについて、現状見えている範囲でお話させていただこうと思います。
    公式で公開された情報はこちらから。
    ディーヴァセレクションから始めたのでアーツの事はよく知らない若手セレクターも、オールスターまたはキーセレクションまではウィクロスをやってたけどディーヴァセレクションはキャラクター一新されてからはプレイしていなかった、みたいなセレクターもきっと楽しめると確信していますので、少ない語彙ではありますが精一杯プレゼンさせて頂きますのでご清聴のほどよろしくお願いします。


    アーツ環境のメリットデメリット
    1.色の縛りなく何を入れてもいい
    今までのディーヴァセレクションには様々な成約がありました。チームでないと発揮できない効果、3人がそれぞれ異なる色を持っていないと発動出来ないピース、等など。使われる側はあまり意識しなくなりましたが、可能であればセンターと同色の大型防御を構えたいのに3色で組まないとドリームチームピースが使えない等使う側は日々様々な制約の中でデッキを組んでいることかと思います。
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    アーツには現状その縛りがありません。しかも全て攻撃用アーツにしてもいいですし、全て防御アーツにしてもいいのです。ある程度のテンプレートは今後定まってくると思いますが、現状はチームで組むような編成でアーツを選択するのが今までと使用感変わらなくていいのかなと思います。

    Lv2アシスト相当の防御アーツ2枚(リコレクト効果持ちアーツはここに入る)
    ピース相当のリソース供給アーツ2枚
    Lv1アシスト相当のリソース供給アーツ2枚

    みたいな感じの構成に新規STもなっていたかと思いますので、まずはこの編成から始めてみてはどうでしょうか。

    2.どんなルリグでも初手2ドローが出来る
    何を言っているんだと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、センター青ルリグを使用していた方や諸事情でアシストにドロー系のルリグを採用出来なかった方は首が吹き飛ぶほど頷いてくれるかと思います。
    このゲームは序盤のルリグアタックをどれくらいガード出来るか、レベル1〜3のシグニ(場合によってはスペルも)が入ったメインデッキから序盤どれくらい質の高い盤面を形成出来るかがとても重要なゲームです。それなのにルリグの色をばらけさせる必要があったりチーム縛りなどがあるとアシストでドローが出来ない場合があり、折角レベル3から豊富な手札で戦えるのにそれまでが不安定、という問題は私の好きなルリグで度々起こっていました。
    マドカ//フロート>が多くのデッキに採用される一方で<エクスエコー>が青ルリグの助演女優賞の名をほしいままにしていたのは記憶に新しい所かと思います。
    そんな状況で登場した<ドロー・エンハンス>はルリグ1体の時いきなりレベル3からリミット最大で戦えるようになる<リミットアッパー>効果に加え開幕0コストで2枚もカードを引かせてくれるおまけがついています。全てのルリグに配布されたインフラと言って良いでしょう。
    また、STを見ると8000以下を除去しながらトップ2枚から各色に対応したシグニをサーチ出来るカードも登場しました。今まで<マキナウィングスラッシュ>で一面処理しながらレベル1を1枚回収する動きがトップクラスに強いと言われてきたディーヴァセレクションでどんなルリグでもそれ以上の動きを取れるようになりました。
    序盤の動きをどのルリグも安定させられるようになる、と言うのは特にここから始める初心者にとっては有り難いのではないでしょうか。

    3.リミットをいきなりMAX(8)で戦える
    と言う事で上でも少し話しましたがいきなりリミットMAXで戦う事が出来ます。従来のゲームはアシストルリグをLv2にするとリミットが1増加するためリミット6〜7で戦う事が多く、リミットは増やしたいけどリミット最大だと防御無しの剝き出し状態である事を晒すからしんどい、みたいな葛藤を強いられていたかと思います。
    それが新ギミック<リミットアッパー>の効果で全て解決しました。レベル2でのリミット6は作れませんが、3以降で盤面に1シグニを立てる必要性はほとんど無くていいと言えるまでになりました。手札が振るわず三面並ばないと言った状況も幾分改善されています。
    また、従来『すぐにリミットを8にして堅牢な盤面強度で立ち回る』コンセプトのデッキがリミットを最大にしながらアーツでの防御も可能になりました。チーム解散した<サシェ><アズサ>とはリモートで対戦させてもらいましたが後続の安定感と堅実なシグニ除去が素晴らしく(まだライフ残ってるのにアーツもあるのか......)とその圧倒的防御性能を思い知らされる展開となっていました。
    4.今まで以上に防御手段が読みづらい
    ディーヴァセレクションの読み合いとして、『相手のアシストルリグが何にグロウするか?』を考えたプレイがあるかと思います。ただ一方で後ろに残した防御は大型(2〜3面守れるアシスト)である事が多く、その反対側は0〜1面防御である事も又多いのも現実です。
    例えば先程例に挙げた<エクスエコー>ですが、このルリグのグロウ先は基本的に<エクスクロスファイア>である事が多く、<エクスクロスビーム>は膨大なエナが無ければ2面守れず<エクストラップ>は2エナ構えていれば最後の一点は通す事が出来ました。
    それが今後アーツの登場により残りの防御面数を読むのが難しくなりました。1枚はリコレクト効果のあるアーツが後ろに残る、が今の定石ですがそれも今後どうなるか分かりません。また、基本的にはセンタールリグと同色の2面止めが飛んでくるとは思いますがそれも確定ではないため耐性持ちで突破する選択肢も以前より取るのが困難になっています。
    また相手がチームだから安全、というわけではなく、リミット7で止めてもう片方のアシストルリグのLv2の代わりにアーツを搭載すると言った構築ももちろん可能です。相手のアシストが<エクス>のLv2だけだと思って突っ込んだら2面止められて負けた、みたいな展開も普通にあり得るわけですね。
    まだ実際に対面したわけではないですが、特に大型大会ではこのような構築にも注意が必要です。全部ケアして突破するのは難しいかもしれませんが、早い段階からアーツ環境にも慣れていきたいですね。

    5.ピース・エクシード4が使えない、ハーモニーが使い辛い
    これはルリグ1体と3体の構成で大きく差が出るポイントだと思います。非チームピースは基本的に+1〜2リソース(<UNKNOWN MEMORY>とか言う強力なピースはありますがあれは例外)でチームピースやドリームチームピースは概ね+6〜7リソースである事を考えるとそこまで強いアーツはまだリコレクトを加味しても出ていない印象です。
    ちなみに<ひらけ!ゲート!>のリソース値を見積もったら見積もりが甘くバグみたいな+値が出たので此処には載せずひっそり供養します。気になる方はDMで訊きに来てください。
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    (コスト-2、エナ破壊+3、ドロー+3、ランサー付与+2換算で大体+6くらいです)
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    (コスト-1、手札2枚増+2、1点クラッシュ+3、エクシードで概ね+2により+6くらい)


    またディソナ組や3派閥を筆頭とした強力なエクシード4効果も単独ではまだ本領を発揮できていません。これについてはルリグの下に入り込むアーツが今後出てくるかもしれませんが現状はまだそこまで大きく環境が変わる感じではなさそうですね。
    ハーモニーについても自分を寝かせるorセンタールリグを寝かせる必要があったりと決して使い勝手は良くありません。現状非チームでの採用は現実的ではないかも?と言った所感です。
    この辺りでチーム非チームの差別化を図っていくのかなと思っています。


    終わりに
    アーツのメリットとデメリットについて現状思いつく限り書かせて頂きましたがどうだったでしょうか。
    正直対面するだけでまだ自分が回していないため実際に自分が使ってみて感じた思いが全てかなと考えています。
    机の上で唸っているよりも実戦の実践が何倍も身になるのはこのゲームの常かなと。

    スターターであればカードプールは公開されているため、早い人は既に使用感を試している方も多いみたいです。明日の頂点歌姫、夢限少女を目指すためにも小さなことからコツコツと始めてみてはどうでしょうか。

    それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました!

夢限少女杯2023

    posted

    by 46熊

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    夢限少女杯2023
    こんにちは、46熊です。前の記事からは随分と空いてしまいましたがお元気でしたでしょうか。
    今回は先日参加させて頂いた夢限少女杯2023について、事前の環境読みやそれに対するアプローチについてをお話させて頂ければと思います。

    また、今回結果としては予選落ちでしたが、色んな方にも励まして頂けたようにそこへ至るまでの道のりは誰に対しても誇れる物であったと確信しています。
    また来年度もあの舞台で遊べるよう頑張るつもりなので、引き続きご愛好よろしくお願いします。

    夢限少女杯の環境読み
    直前に開催されたTHE DOOR杯の結果を見ても「防衛LION」「白単タウィルス」の評価は高く夢限少女杯でも一定数の使い手が居ると予想していました。
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    いずれも白特有の圧倒的場持ちの良さに加え、LIONはハンデスや盤面除去を絡めたリソース奪取と安定した1面要求、タウィルはコスパの良い除去と盤面再現性の高さ、新規相棒シグニの<ヨグニグラ>に<プルソン>を合わせて防衛ラインを容易に切り崩せるアイデンティティを兼ね備えており環境の中枢を成すに相応しい性能をしていました。また調整していて感じたのですが、<ウトゥルス>にグロウするタウィルは相手によってパワー+1000を継続するかさっさとグロウして戦うかをある程度スイッチングして戦える柔軟性が思った以上に厄介でした。
    また、今回はその道のスペシャリストが数多く参加している事実も忘れてはいけませんでした。以下のルリグはほぼほぼ使用者の顔が浮かぶ程度には居るイメージでした。誰とは言いませんが。
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    また、未知への恐怖ももちろんありました。構築ははっきりしないまでもセレモニー参加者の戦績から赤単ヒラナがセレモニー優勝している情報も掴んでいましたし、一度も世に出ていない構築が不意に登場する事もあるでしょう。

    ・防衛派に対してリソース負けしない
    ・ショットに対してリーサルを耐えつつこちらも一定の速度を出せる(相手のショットを耐えたが此方もトドメがさせずもう1ターン与えるようではいけない)
    ・地力が高い

    この辺りの観点からデッキを選んでいきました。

    選択したデッキと使用理由
    上記の強みがあるデッキとして、3つほどデッキを組んで回す事に。その一つが通称「牙ムジカ」と呼ばれるデッキでした。
    相手のルリグを凍結しつつ自動効果の発動を妨害する効果を2回使用する構築で、環境上位に居る多くのルリグに刺さると思われるデッキです。
    基盤を自由に組み替える事が出来、やれることが多く安定する「ブルアカ軸」、ミラーに強い「ディソナ軸」、やれる事は少し減るもののリソースが太く防衛派のような戦い方が出来る「宇宙軸」と様々な型で戦えるのが魅力的です。
    ただこのデッキは使いませんでした。理由は単純で、自動効果を封じられても『防衛派』側は最低限の動きを取れる事が自分で『防衛派』を使用して『牙ムジカ』と対面した際に分かった点、自動効果に依存しない対面の動きはほぼ縛る事が出来なかった点です。特に『闘争派』対面の相性は最悪で、こちらが後攻3T目にグロウした時にはライフクロス0-4くらいで圧倒的な差を見せつけられており『あ、無理だこれ』と悟りました。
    コンセプトは面白く今後の環境次第では上を狙えるポテンシャルはあると思いつつもひとまず候補外に。

    次に試したのが「赤単Dヒラナ」でした。防衛派にリソースで勝つことは不可能ですがその分火力と詰め性能に優れ、速いデッキに対しても後3安定先3お祈りと言った勝負を仕掛けられるため割と部の良い勝負が出来ると踏みました。
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    赤ディソナ基盤で地上点をしっかり取り、ルリグデッキで2点ライフを破壊しライフ2〜0くらいから地上全面+ルリグのガード不可で走り抜ける構築で、大きくサーチするカードが無いため用意された手札で戦うしかないものの火力は高くLBもシグニを除去するものが多いため特に「防衛派」対面で強いと判断しメインデッキを調整チームと相談しながらちょこちょこ組んで回していました。ひとまず毎ターン3面要求を確実にするようには出来ていたと思います。
    これも使わなかった理由は上と同じで、(私が下手な事も多分にありますが)調整相手の「防衛派」にかなり勝ち筋が細かった事、毎ターン3面要求してくる2面防御の対面に2TルリグアタックをガードされてLBで2点止まるだけで詰め切れない事が分かったためです。後者は結構致命的で、4面防御の相手にはルリグアタックを全部止められた場合全弾貫通してもトドメがさせず、5面以上防御を持っている相手にはその分ルリグアタックに余裕が出来てしまいました。
    勿論最大限防御させないためのエクシード4なのですが、爆発的に手札を増やせない以上トラッシュに送れるエナの枚数はそこまで多くなく、多くの場合最大防御面数を受け入れざるを得ない状況になっていた印象です。

    ここから
    と言う事で色々な紆余曲折を経て、最終的に「防衛タマゴ」を持ち込む事にしました。以前からちょくちょく使っていたのですが最終的に構築を調整チーム兼遊々亭ブロガーのJACKさんと共有(と言っても私がそこまで内容に関わったわけではなく本当に中身を真似させて頂いただけ)した構築で、おそらく近いうちにJACKさんの方から解説記事が上がるかと思います。
    レイ//THE DOOR>を主軸にデッキを回していく構築で、<羅星 カリーナ>とのくっつきも良くアシストのエナ消費も少ないため浮いたエナで<コスチュム//THE DOOR>効果を繰り返し使用できる構築になっています。世に出回っている構築はアシストに大型の白ルリグ(「LION」や「リメンバ」など)を配置する事が多く、<コスチュム//THE DOOR>のコストを気軽に捻出出来ない問題があったのですが、その気になればかなりの回数打ち込めるようになっています。この辺りがビート対面に終盤まで速度負けしない要因でもありました。
    バイバイ!!ガブリエラ>は特にコントロール対面で強く、アタック時の自動効果を咎めながら空いた面を守る事が出来たりととても器用に立ち回る事が出来る素敵アシストです。調整ではミラー戦で点要求を行わない位置に立った<LOVIT//THE DOOR>や<ノヴァ//THE DOOR>の能力を消したりして有利に立ち回れていました。
    道中のサーバントへのアクセスも行いやすく、相手に継続して三面除去されてアタックされる状況が辛い点を除けば回していてとても楽しいデッキでした。
    デッキレシピだけ置いておくので良ければ使ってみて下さい。

    終わりに
    現在、4月末の新環境に向けて徐々にスターターの収録カードが公開されている状態ですが、どれも最低限の強さが保証されていて再録も強く初心者から経験者まで十分に満足できる内容だなーと思いながら見ています。
    従来の12枚編成を紐解くと

    ・リソース供給or点取りカード2〜6枚(ピース2枚とLv1アシスト2枚、Lv2アシスト2枚)
    ・防御カード0〜4枚(Lv1アシスト2枚とLv2アシスト2枚)

    と言った編成が多く、使用感を崩したくない場合は上記編成で一旦組む事になるのかなと思いながら見ていますが、センタールリグが継続的にリソースを供給できるのであれば防御札を3枚以上にしたりと今まで以上に自由な戦略でデッキを組む事が出来そうでした。
    一方でチームピースやドリームチームピースの出力はアーツ1〜2枚に相当し、ハーモニーやエクシード等の要素もあってアシスト+アーツ構成やアシストのみ構成にも強みとなる部分は多くあります。今から色々と考察して5月のDGPに備えられればな 備えられらばな、と考えています。
    収録カードが見え切ったタイミングでひとまず何かしらのデッキは形にしてみたいところですね。

    最後まで読んで頂きありがとうございました!

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