
今回は2025年7月施行のファイターズルール(スタンダード)の雑感記事になります。
規制内容は以下の通りです。
1枚制限
咆え猛る防衛本能
雷熱怪獣 モエフラシ
選抜制限
調停の封焔 バヴサーガラ・アークシャイア/再起の竜神王 ドラグヴェーダ
お助け怪獣 テクタン/従機怪獣 サヴォワード
使用不可
袖引く麗人
前期猛威を振るっていた【エレドグレーマ】は大幅に弱体化する規制内容でした。デッキのシステムである専用サポートの<モエフラシ>。組み合わせる事で再現性を高めていた<テクタン>+<サヴォワード>のダブル規制によって【エレドグレーマ】の復権は極めて困難でしょう。
対して【バヴサーガラ】はあまり規制されておらず、<再起の竜神王 ドラグヴェーダ>との選抜で収まりました。
ドラグヴェーダを失っても本質的なデッキの強さは損なっていないので、上振れ要素やロングゲームになった時の捲り要素が無くなっただけといった印象です。
<袖引く麗人>は現状悪さはしていませんが、ストイケイアの今後のカード開発に影響がでるためか禁止カードになりました。
どことなくV期の<バイオレンス・フランガー>が禁止になった時のことを思い出しました。
リペア案
<ドラグヴェーダ>を失っても<バヴサーガラ>が強力なことに変わりありません。Vにクリティカルが付くので<光天の精霊王 メルゼンブリア>か<封焔の盾 ボウダナート>の強みを活かして<夜天の精霊王 ニクラスゼリア>を代わりに採用することになりそうです。
今後の環境予想
<エレドグレーマ>、<バヴサーガラ>が規制されたことで【ミネルヴァ】が台頭すると予想されます。<咆え猛る防衛本能>の枚数も少なくなっているのでドラゴンエンパイアのデッキの評価も下がります。
それに対して<ミネルヴァ>の高打点の連続攻撃を耐えることが出来るデッキは数少なく、先攻後攻共に強力な動きが可能なミネルヴァの評価はかなり高いです。
トリオ大会ではバヴサーガラ+ミネルヴァ+@の構成が最もベストな構成になるかと思います。
簡単にでしたが今回の記事はこれで終わりです。ご閲覧ありがとうございました。