
今回は、フェスティバルブースター2025にて強化されたネルトリンガーデッキについて紹介していきます。
まずはデッキレシピからです。
デッキレシピ
そもそもネルトリンガーとは
共進する双星にて登場したエイリアンが<ネルトリンガー>です。特殊なセットオーダーである隕石を使うエイリアンとセットオーダー要素を配合したなんともブラントゲートらしいデッキなっています。
Vの効果で隕石を落として相手の盤面を退却させ、更には自身がトリガー効果を2回発動させることができるようにもなります。
トリガー効果を2回なのでクリティカルをめくれば、クリティカルもパワーも2つ振れます。
前トリガーがめくれたら前列10000パンプではなく20000パンプになります。
治トリガーをめくれば相手よりダメージが先行していれば、最大で2点回復をします。
引トリガーをめくれば1枚引いて10000パンプ、1枚引いて10000パンプと合計2ドロー20000パンプが行えます。
更に恐ろしいことにここはブラントゲートの国家です。<無窮の星竜帝 エルドブレアス>がめくれると超トリガー効果を2回使えるという宇宙が発生します。
直近のカードだとBanG Dream!コラボの<わたしまちがいさがし>でのトリガー効果をコピーする能力がありました。
こちらは純粋にトリガー効果を2回発動なので、トリガーで発生する恩恵は段違いに高くなります。
(わたしまちがいさがしではデッキトップ4枚見て最大2枚仕込めるのでトリガーの期待率は七深軸の方が大きく期待できます)
そして、ネルトリンガーはマスク体である<ゴアグラビディア ネルトリンガー・マスクス>もリリースされています。
これによりトリガー2倍は強力!だけども3回しかアタックできない。というネルトリンガーで5回のアタックが行えるようになりました。
セットオーダーゾーンからドロップに落ちた隕石をマスクスの効果で回収可能で、隕石が無くならないような立ち回りも可能にしてくれています。
そんなネルトリンガーの隕石デッキですが、今回のフェスティバルブースターにて名称指定での強化を貰えています。
インバルディオかネルトリンガーの名称指定かつ、グレード3以上の指定がある上で効果を発動できます。
SB1で7枚見て隕石かVとは別名かつレガリスピースを持たないカードをサーチできます。
隕石を探せるのは優秀で素のネルトリンガーならマスクスをサーチできます。
ここで非常に重要なのがグレード3のカードなので<マスク・オブ・ヒュドラグルム>もサーチ対象なのがありがたい点です。
後攻3ターン目にマスクスかヒュドラグルムが足りないという状況でもどちらかをサーチできます。
最大値ならディセミネイターからヒュドラグルムをサーチ、ヒュドラからマスクスをサーチします。そしてドロップのヒュドラグルム効果でVをマスクスにしてペルソナライドという上振れの動きもあります。
グレード3になるまで使えないという、発動タイミングの遅さはネックではありますが、10000ブースターになってくれてるので、どこに置いても有用なブースターとしても活躍してくれる便利な1枚です。
グレード3なので<ディセミネイター>のサーチ対象でありながら、5000シールドを持っているのでガード値として最悪投げることもできます。
また、最大で単騎23000のアタッカーかつブリッツオーダー封じが効いてきます。
<ネルトリンガーマスクス>の効果でコールする時には、単騎で要求値が盛れるアタッカーが非常にありがたい存在です。
ブリッツオーダー封じが地味に強力で相手のデッキ次第では「残りのアタックはブリッツオーダー絡めて防ごう」という戦術に対してこのカードで、相手のガードの切り方を歪ませたりできるので色んな面で役立ってくれます。
これによりセットオーダーゾーンのセットオーダーの枚数+1のサーチ範囲内がかなり広くなります。
CB1でグレード2以上のユニット回収かセットオーダー回収で隕石を回収したりするのも強力です。
ただ、セットオーダーしか回収できないので、ノーマルオーダーの<ヒュドラグルム>が回収できないのは少々残念なポイントです。
しかし、広いサーチ範囲でカードを探してこれて、エースユニットのようなデッキに1枚しか入っていないカードにもアクセスしやすくなり、デッキの取り回しが良くなります。
また、カウンターが無かったとしてもデッキから不要なカードをソウルに入れる。という効果は使えます。これによりデッキのトリガー率を少しでも上げてネルトリンガーのトリガー2回発動の確率を上げていくことに貢献してくれます。
シュルガでソウルにヒュドラグルムを入れて、<ディセミネイター>でヒュドラグルムをソウルブラスト、ドロップにヒュドラグルムがある状態にできたのでヒュドラグルム効果でマスクスにチェンジというパターンもあるので頭の片隅に置いておきましょう。
ドローで追加のパーツを引き込んで動けたりするので1ドローが中々ヒリつくドローになります。
ちなみに、ドロップとオーダーゾーンに隕石カードが合計3枚以上なら、パワー+2000がされます。
この効果をうまく使うと
1ターン目 <ニートネス・メテオシャワー>を発動
2ターン目 ニートネス・メテオシャワーもしくは<フォーリング・ヘルハザード>を発動
その間に手札コストで隕石をドロップに落としておくと、ドロップとオーダーゾーンに合計3枚の隕石が用意できます。
これによりメドラーが10000のアタッカーになるので後攻2ターンでもグレード1の10000アタッカーになり、前列に置いて単騎でアタックが可能になります。
手札に多く隕石があった場合はこんな動きも可能であるということを覚えておきましょう。
手札のセットオーダーを貼れる効果を見ていると、改めて考えると<雷熱怪獣 モエフラシ>ってかなり強いカードになっているとつくづく感じます。
さて、今回は強化されたネルトリンガーのデッキを見ていきました。
デッキパワーとしては正直高くないですが、トリガーに愛されていると止めるのが非常に難しいアタックをしてくるデッキです。
今回は攻めに重きを置いて守護者もトリガー配分も思い切った構築に仕上げています。
<エレドグレーマ>も研究の結果今の構築に仕上がっているので、今後もしかしたらネルトリンガーもその位置になるかもしれません。
他にも、<シュルガ>でカードをサーチできるの結構楽しいので、この要素を是非とも体験して欲しいです。
その道を極めたのが話題になっている研究オーダーを盛り盛りにし<知恵の泉 エバ>で山を固定する動きなので、そちらも気になってる方は組んでみてください。
今回は以上となります。ありがとうございました。