
今回は「次元超躍」の発売ということで気になるカードをチェックしていければと思っています。
今回のブースターでは様々な軸の強化や新規軸の追加があったり、新しい邂逅ユニットとして<ヴィーナス・ルキエ>と<ダイユーシャ>が収録されています。
更にぶいすぽっ!コラボとしてユニット化したぶいすぽっ!のメンバーのデッキを作ることもできちゃいます。
ちなみにリリカルモナステリオは来月に専用ブースターが控えてるので今回の収録はおやすみ中です。
効果としては以前のアルキテと同名と扱います。
そして起動効果でEB2を支払いドロップから怪獣を3枚までオーダーに置きます。
結構な勢いでオーダーゾーンの怪獣が加速します。
そして怪獣がRに登場した時にオーダーにある同名の怪獣をドロップに置くことで10000パンプします。
前のアルキテではオーダーから怪獣を山札に戻していたのでデッキのトリガー率がどうしても下がってしまったのですが今回はドロップに置けて更にドロップに置いた怪獣は自身の起動効果でオーダーゾーンに戻せるかなり自己完結しているユニットになっています。
更にアタック時にCB1でオーダーからそれぞれ別名の怪獣を2体コールできます。
以前のアルキテではRの怪獣をオーダーゾーンに置いて空いた所にデッキから怪獣をコールしていましたが、今回のアルキテは盤面を空ける効果はなくオーダーから怪獣をコールします。
デッキトップ7枚見てからのコールではなくコールするユニットが確定しているので動きが明確になるようになった上にコール枚数が増えており前より動きやすくなっています。
ちなみに今回のアルキテなんですが<SECカード>にはセリフ入りでの収録なっています。そのセリフが「行こう、全部壊しに」ってセリフで"怪獣は楽園を破壊する(イノセント・イン・パラダイス)"という名前からもエバとのストーリーが反映されており超エモいカードに仕上がっています。
こういう方向性とても良いですね......
永続効果としてソウルに<ルキエ>があると自身のターン中にパワー+5000、相手がG3以上なら前列を+5000します。
恐らく<クロスライドと言われる能力>のオマージュと思われる効果になります。
クロスライドは相手ターンにも有効でしたが今回の調整では相手ターンは有効にならない代わりにパンプ量が増えています。
起動効果としてEB3と手札から1枚ソウルに入れることでソウルからG3以下でグレードが異なるユニットをコールできます。
コストとして手札からソウルに置くのでルキエを手札からソウルに置くことで永続効果を有効にできるようにしたり、ソウルからのコールに枚数制限がないので元のルキエとは違いG3.2.1.0と散らすことにより最大4体のコールが狙えます。
<ジョヴィアル・ジャグラー>がG0としてコールできるのでこの差は大きいと思います。
ルキエと違ってパンプ効果はなくなってはいますが以前のルキエより手札からソウルに置けるバリューが高くなったりコールの幅が広くなったりしています。
そしてアタック時にRを2体ソウルに入れることにより1枚引いて自身を5000パンプしながら相手がG3以上ならクリティカル+1します。
ルキエはターン終了時にソウルに片付けを始めていましたがヴィーナスではアタック時に行えます。
これにより<馳せ参じよ、忠実なる従僕>によりVアタック時に誘発するR効果で盤面のRを先にヴィーナス・ルキエ効果でソウルに吸って、ソウルに吸ったRを再びコールするという動きも狙えます。
<トゥーゲ>をソウルに置くことでルキエが無くてもVアタック時に山札かドロップからルキエをソウルに入れてパワーパンプを間に合わせることもできます。
<ヴァーミリオン>と合わせて使うことが想定されておりヴァンガードのアタックが2回以上ヒットしていれば同じ縦列の他のRを10000パンプします。
更にブーストしたバトル終了時にヴァンガードのアタックが2回以上ヒットしていればEB3で1ドローできます。
<エネルギージェネレーター>の実装でその効果を持て余していたデッキに関してもこういったテコ入れがされています。見逃しがちですが思わぬ既存デッキが強化されていたりするので改めてカードリストを眺めてみるのも悪くないと思います。
ダークステイツではソウルにカードを入れるユニットが多くそんな特性を活かしたカードになります。<バロウマグネス>等乱雑にソウルを増やすデッキに親和性があります。
効果としてはソウルからプレイできるブリッツオーダーでEB3することによりアタックされているユニットにパワー+5000します。
Vのパンプではなくアタックされているユニットに対してのパンプなのでRを守れることがてきる点が優秀です。
またソウルから使うと山札の下に戻る為LO対策にも多少はなるので覚えておいて損はない使い勝手になっています。
レガリスピースは通常1回きりの使用になるのですが今回のレガリスピースは2回使えます。
まずは普通のブリッツオーダーとしてアタックされているユニットを1枚選びパワー+15000します。
Rも守れる効果で使用後はレガリスピースにありがちな除外はされずそのままドロップに置かれます。
レガリスピースはファイト中に1回だけ使える効果ですが今回のレガリスピースは永続効果として自動能力はレガリスピース権とは別に使えます。
自動能力としてはドロップから使えてユニットがアタックされた時にドロップから除外することによりアタックされているユニットのグレード1につきパワー+5000します。
レガリスピースにしては効果が控えめではありますがレガリスピースとしては異例の2回使える効果になっています。
更にこのカード面白い点があってレガリスピースとして効果を発動したターンにおいてその同一ターンでもこのカードの自動能力が発動できます。
これはレガリスピースのオーダーのプレイとは別にあくまでもドロップから自動効果をプレイしているだけになります。なのでオーダーのプレイは伴っていません。
オーダーのプレイはターン1回、レガリスピースの解決していても解決できるという2つの制限を掻い潜っているので使える動きです。
ちなみにレガリスピースのオーダーとして発動したアタックが行われているバトル中にドロップから自動能力の発動という動きはできません。
アタックされた時を誘発条件としているのでドロップからの自動能力の解決はアタックステップに行われます。
ブリッツオーダーのプレイはアタックステップからガードステップに移行したタイミングで行われます。
なのでブリッツオーダーをプレイする時点でアタックステップは終わっているのでアタックされた時を条件とする自動能力の解決を行うことができません。
レガリスピースに関してなんですが今回<その輝きは遠く空の彼方より>が再録されています。
便利なレガリスピースが再録されて入手しやすくなっていますのでこの機会に入手しておいても良いと思います。
ぶいすぽっ!のメンバーはすべて国家としてぶいすぽっ!とエマはドラゴンエンパイア、べにはダークステイツ、るなはリリカルモナステリオを持つユニットになっています。
今回の構築としてはぶいすぽっ!の国家を選択するとぶいすぽっ!のユニットすべてとその他無国家のユニットを選んでデッキを作ります。
そして例として藍沢エマをG3のライドラインとして選ぶ場合はドラゴンエンパイアの国家としてデッキを構築します。
この場合藍沢エマ筆頭にドラゴンエンパイアを持つぶいすぽっ!のユニットとドラゴンエンパイアのユニットでデッキを構築します。
今回の弾でぶいすぽっ!のトリガーや守護者等必要なパーツはしっかりと収録されているのでぶいすぽっ!のメンバーのみで構築するぶいすぽっ!デッキやいつも使っている国家にぶいすぽっ!メンバーを組み込んでデッキにすることもできます。
結構面白いのがぶいすぽっ!のカードを揃えておけば少ない組み替えでエマ、べに、るなの好きなライドラインにて遊べるので結構お得な使い方ができます。
また、以前より国家を持つコラボでリリースされていた五等分の花嫁やムシキングといったコラボデッキはクレスト等の制限によりライドラインが固定されていました。しかし、今回のぶいすぽっ!ではライドラインの大きな縛りはなく通常の5国家デッキとして組むなら任意のライドラインでデッキを構築することができます。
構築の幅が広く色々と遊べる楽しいコラボになっています。
そんなわけでせっかくなのでぶいすぽっ!構築でデッキを組みました。
今回はメインに紫宮るなを構えたデッキになります。
紫宮るなはリリカルモナステリオを持つぶいすぽっ!カードでオーダーが2回使える効果やオーダーサーチ能力、そしてアタック時にCB1でそのターン中にプレイしたオーダーの数までRを手札に戻し戻した数だけ再度Rにコールします。
リリカルモナステリオっぽいオーダーを駆使しながらRバウンスを行う国家オマージュもしっかりとしている良い効果になっています。
ぶいすぽっ!デッキでは<胡桃のあ>、<ロロ>セットを筆頭に優秀なG2とG1アタッカーが在籍しておりその辺りでRを固めてファイトしていきます。
リリカルモナステリオ所属では<花芽すみれ>と<ぽやねこ>のコンビでオーダーのプレイ回数に応じてのパンプとカウンターチャージやドロップのオーダー回収を行えます。
ぽやねこに関してはVがぶいすぽっ!ならどのタイミングでも10000シールドになるわりと有能な効果で重宝します。
ちなみにぶいすぽっ!のメンバーは基本的にヒューマンでの実装ですがべにとのあはちゃっかりとサキュバスでの実装です。
人以外は<ゴンザレス>はゴンザレス、ロロはロロ、ぽやねこはぽやねこです。
今後おそらく被る事のない唯一無二の特性を持ってるのも面白いです。
今回の追加によりアームド・アームズの新規であるドリルの追加やサポートユニットが追加されました。
<リペアロボ ラニ>では山札から7枚見てアームド・アームズをサーチして手札とドロップに置いたり、シルエットを含むG3以上のVがアタックした時に自身を退却させることによりガーディアンのコールを2枚以上コールしないとコールできないようにします。
<サポートドローン マニ>はガーディアンゾーンに置かれると山札からアームド・アームズをデッキトップ5枚見て別名なら好きなだけガーディアンにコールできます。
ガード値が1枚で多く稼げるのが狙えたりドロップにアームド・アームズを増やすことが出来る上に山札圧縮もできる優秀なサポーターです。
効果としてはアタック時に誘発する効果を存在するサークルによって効果を適応します。
Rでは5000パンプを行う効果になります。これは純粋な15000アタッカーとして使えます。
そして、Vに着装されていて2枚以上着装しているならクリティカルを+1します。
この能力なんですが純粋にドリルにクリティカルが増えると不都合が生じるのですがG3のシルエットが着装しているユニットの能力を自身に与えるという処理に出うまく処理できるように調整されています。
パワーを伸ばせるけど......といったシルエットの救世主であるクリティカル増加能力が重宝される便利な1枚です。
以前は忍を持つ<ハヤシカゼ>を渋々入れてましたがストライドデッキにおいて<忍竜 ウツロイ>が来たので無理なく忍の守護者を入れながら更にはバインドゾーンから守護者をコールできるというかなり美しい動きができるようになりました。
さて今回は次元超躍のカードを見ていきました。
新しい軸をリリースしつつ邂逅のカードの強化もされました。
エネルギージェネレーターの追加によりEB効果持ちの専用サポートが来るだけでもデッキの使用感が変わってくるので持っているデッキの強化をするだけでも大きく変わってくると思います。
ぶいすぽっ!コラボも国家絡みのシステムが面白くぶいすぽっ!だけでも遊べるしぶいすぽっ!を既存カードと組み込めるというデッキ構築の幅が広く持ってるだけでかなり遊べるカードになっていると思います。
今回は以上となります。ありがとうございました。