こんにちは、虎斗です。
8月7日(水)からVer.2.5.1Cが稼働しましたね。
<魏王>、<結束>、<決起の刻>と各勢力強いデッキはありましたが、最終的にはシンプルに武力の高い、<無特技号令>一強となったバージョンでした。
普段と比べて多めに上方修正が入った今バージョン、号令にしても単体強化にしても、計略の強さに直接関わる、「武力上昇値」に調整が入っているカードが結構見られるんですよね。
特に号令は武力が1違うだけでまったく別物になりますから、号令で武力上昇値に調整が入ったカードは要注目です。
というわけで今回も、新バージョンでの注目カード、それからスタンプで手に入る新武将について紹介していきたいと思います。
注目スタンプカード!
三国志大戦3から復活の<R3太史慈>。計略の『約束の援兵』は援護兵こそ呼び出しませんが、自身の武力+7、兵力が約50%回復に攻城力アップと、士気4の計略としては破格の性能。
私は最初士気5だと思い込んでいました。
最近だと<R1周瑜>の『孫呉の礎』から城門にセットして、『約束の援兵』で敵城をたたき割るスタイルが確立されつつあります。
約3カウントほどのため計略なので使用タイミングは選びますが、計略を使わなくても武力8。
呉の新たな2コスト弓兵枠として期待大です。
注目修正カード紹介
計略『翻意の号令』は士気5+5と、デメリットつき号令としてはシンプルで物足りなさを感じたカードでしたが、今回の調整で武力上昇値が+6になり、いよいよ活躍の機会が巡ってきました。
いつぞやのエラッタのおかげで晋以外にも効果が及ぶところが肝で、各色スタンダードな号令は、軒並み居場所を<R1鍾会>に奪われている気がします。
特に最近見るのが蜀の<R1法正>と組んだ形。
晋からはスペック要員として最強の<UC衛瓘>を引き連れて、蜀にない2コスト武力8弓兵と晋にない『雲散の計』が組み合わさることで、なかなかに隙のないデッキが出来上がりつつあります。
士気5という軽さから、号令同士で打ち合っていれば、どこかで相手が息切れするところがまた強力。
出た当時から士気5にしては武力上昇の効率が良く、強い強いといわれながらいまいち流行までは至らなかった『孫呉の礎』も、今バージョンで武力上昇値が上がり、なんと士気5で+8。
知力も据え置きで+5のため、士気対効果で言えば号令の中でもぶっちぎりです。
呉は知力上昇を活かせるカードが多く、知力ダメージが上がる『火焔戦法』、今バージョンから出た『約束の援兵』、効果時間の伸びがいい『漢の意地』など、相性のいいカードはいくらでもあり、上がった知力も無駄になりません。
単に号令対決ならまず負けることがないので、今バージョンの基準点はこの<R1周瑜>と<R1鍾会>から始まると思って間違いないでしょう。
全体的にアッパー調整な今バージョンでも目を引いたのがこの<R陳泰>。
陳泰ワラ自体は数バージョン前にも一度流行し、その当時から下方修正の候補ではないか、との声も多かった気がするのですが、新カードの<SR郭淮>の陰に隠れることしばらく、今バージョンでなんと上方修正が入りました。
実際、数バージョン前までならともかく、最近は流行が号令デッキに傾いているイメージがありましたから、このあたりでワラパーツも、ということなのかもしれません。
計略『義将の弓技』の武力上昇値が上がったため、シンプルにせん滅力が上がりました。対多枚数の緋略、号令用の荒らしとマウントが強力な蒼略、と使い分けができるのは相変わらず。
以前までは序盤を<SR王元姫>の計略『慈愛の瞳』で回復させつつ覚醒ゲージを溜める、という立ち回りが多かったのですが、最近は相方に騎兵の<R衛瓘>か<SR杜預>が選択されていることが多いですね。
<R衛瓘>の計略『監軍の光騎』は<R陳泰>の苦手な騎兵多めのデッキに対するメタにもなりますし、序盤のテンポを取る軽い計略としても優秀です。計略終了時に覚醒ゲージが増える、ちょっと特殊な性能のためか、ゲージの上がり方も他の士気4計略と比べて多めですしね。
攻城力がある組み合わせではないので、ワラデッキで組むと序盤を支えるのが難しいですが、その分リードを取って中盤を折り返したときの安定感は抜群です。
計略名といい、毎回修正が入る感じと言い、運営のおもちゃ感のある<UC1周倉>ですが、『気合ッス!』の武力上昇値が+4になったためか、意外と馬鹿にならない性能になってきました。
ほぼ点滅しているだけ、とも思える兵力回復ですが、それでも回復するだけえらい。征圧力の上昇値が2なので、将器【征圧力上昇】を選択することで、1コストにして武力8征圧力3を手に入れることができます。
素武力が低くなりがちな<R1法正>などと組ませると、ちょうど弱点を補える形になります。号令のパーツとしても、ワラのパーツとしても、計略名のネタっぽさから感じる印象よりは、なかなか伸びしろを感じる1枚です。
というわけで今回は、今バージョンで調整されたカードたちについて書いてきました。
今バージョンは上方修正を受けたカードが多く、「魏武の敢撃」や「完殺戦法」など、汎用計略でも気になる計略がちらほら見られるんですよね。
調整を受けていないカードでも、晋騎兵単の中核を担う<SR杜預>、<SR文鴦>、<SR4張春華>。魏王を支えた<R2楽進>や、バージョン終盤で注目され始めた<R曹真>など、まだまだ強いカードはたくさんあります。
<R1鍾会>、<R1周瑜>の号令から始まった今バージョンですが、この基準点を超えるデッキがどれくらい生まれてくるのか、まずはそこに注目して今バージョンを楽しみたいと思います。
それではまた次回、虎斗でした。