【じょーじ】緑クロデッキ紹介
ブースターパック第3弾の発売、チャンピオンシップ2022本戦、公式3on3大会など、様々な出来事があった激動の2週間が終わり、ONE PIECEカードゲーム界隈は静けさを取り戻しました。
しかし、スタンダードバトルの賞品の変更、3月度フラッグシップバトルの実施。そしてチャンピオンシップ2023の店舗大会が4月からスタートすることも告知があったことで、まだまだONE PIECEカードゲーム熱は留まることを知りません。
では、私たちがやるべきことは何か......そう、新デッキの研究だ!
......ということで、今回は、2月11日に発売されたブースターパック第3弾「強大な敵」に収録されたリーダーの中から「クロ」デッキの紹介をしていきたいと思います。
リクエストがあったとはいえ、2回連続で緑になってしまいましたね。
デッキレシピ
メインデッキ
計50枚
デッキのステータス
デッキ概要
リーダーの<OP03-021 クロ>は、相手の5コストのキャラクターをレスト状態にしつつ、リーダーで2回アタックすることができる【起動メイン】を持っています。この能力により、相手のブロッカーをブロック不可にしつつ、リーダーにドン!!を付与することで高いパワーで連続アタックすることも可能なため、相手のライフにダメージを通しやすいのがこのデッキの特徴です。
このデッキの立ち回りは2種類あり、
1つは、<OP03-024 ギン>の能力でレスト状態にした相手のキャラクターを、リーダーや<ST02-010 バジル・ホーキンス>で倒し、有利な盤面を作っていくプラン。
もう1つは、<OP03-025 クリーク>のダブルアタックや、<OP03-028 ジャンゴ>の連続アタック能力を駆使して、一気に相手のライフやガード値を大幅に削りにいくプランです。
基本的には、後者のプランを選択して、どんどん相手のライフを削りに行った方が勝ちやすいのですが、手札次第ではライフに攻めづらいこともあるので、状況次第でどちらのプランを取った方がいいかを見極めながら戦うと良いかと思います。
このデッキの長所と短所
このデッキの長所ですが、やはり中盤~終盤の攻撃性能の高さが挙げられます。理由としては、単に「リーダーに連続アタック能力とレスト能力が両方ついているから」という点も勿論あるのですが、
《東の海》のキャラクターカードには、《4コスト以下を2体レストする》《コスト関係なしに1体レストする》《味方1体をアクティブにして連続アタックさせる》《レストの4コスト以下を2体KOする》など、登場時能力が強力なキャラクターが多いため、不意打ちで相手の守りを崩す手段が豊富な点も大きな要因となっています。
さらには、トリガー効果によって登場できるキャラクターもいるため、相手の計算を狂わせることに長けているとも言えますね。
短所としては、
リーダーの能力は強力なものの、【起動メイン】を使うには、3コストに加えて味方の《東の海》を2枚レスト状態にするという、なかなかに重い代償を支払う必要があるので、コスト用として<OP03-023 アルビダ>や<OP03-030 ナミ>などの小型キャラクターを序盤に並べる必要があります。
この小型キャラクターを上手く活かせれば良いのですが、<OP01-035 お菊>にレスト状態にされたり、<OP02-011 ビスタ>でKOされたりと、出してもすぐにKOされてしまうことも多いです。
序盤から出さずに温存しておくなどのプレイによってある程度はカバーできるものの、相手次第でリーダーの強力な能力を十全に使えない場合があるのは、明確に短所である部分と言えます。
ピックアップカード紹介
OP03-030 ナミ / OP03-023 アルビダ
主に、序盤に場に出しておいて、中盤以降に、リーダーの能力のコストとしてレストになる役割を担っています。
また、<OP03-024 ギン>の能力でレストにした相手の低コストキャラクターを倒す仕事もあります。
OP03-024 ギン
<ST02-010 バジル・ホーキンス>と組み合わせて相手のキャラクターを一気に倒しにいくために使ったり、終盤にブロッカーをたくさん出されてしまってもこのカードだけで突破することができたりと、相手の計算を大幅に狂わせることができるカードです。
パワーも5000あるため、場に残ったらそのままアタッカーになれるのも便利ですね。
OP03-028 ジャンゴ
味方1体をアクティブ状態にして連続アタックできるようにする効果か、このキャラと相手のキャラクターをそれぞれレストする効果かを選ぶことができます。
2択を選ぶ能力ですが、基本的には連続アタックさせるために使うのが、中盤でも終盤でも強力です。
最後のアタックが終わったと安心した相手に対して、追加のアタックをして驚かせてやりましょう。
レストさせる効果に関しては少々使いにくいテキストとなっていますね。
催眠術で敵を眠らせる際に自分も一緒に寝てしまうという、原作再現のフレーバーテキストのようなものかなと思います。
コストに関係なくレストできるのは貴重なため、絶対に使わないという程ではないものの、殆どの場合は、連続アタックのために使ってあげる方がいいでしょう。
OP03-025 クリーク
このカードの登場時に相手のアタッカー2枚をKOできたら盤面をひっくり返すことができるのですが、相手もこのカードありきで2枚をKOされないように立ち回ってくることが多く、意外と有効に使えるタイミングは限られています。
タイミングを伺って手札に温存しておく手もありますが、基本的には登場時能力がうまく使えない場合でも登場させてしまって問題ありません。
というのも、このキャラが持つ「ダブルアタック」が強力なためです。
通常の場合、「ダブルアタック」持ちのキャラは積極的に守られやすいのですが、このデッキでは<OP03-024 ギン>でブロッカーをレストさせたり、<OP03-028 ジャンゴ>でこのキャラを連続アタックさせたりすることが可能なため、非常に「ダブルアタック」を通しやすくなっています。
このデッキでは、相手のライフが少なくなるほど、<OP03-021 クロ>の詰め性能の高さが活きるため、相手のライフを減らす行為がとても重要になっています。そのため、ライフを大幅に削ってくれるこのカードはとても頼りになりますね。
デッキを改造するなら
今回紹介したデッキリストは、前回紹介した「錦えもん」と同様、《超新星》と混ぜることで、サーチ系能力を持つカードを<OP03-030 ナミ>と<ST02-007 ジュエリー・ボニー>の2種を入れています。ただ、ST02-007 ジュエリー・ボニーの能力を外さないために、無理に《超新星》特徴のカードを増やしているという側面もあるので、ST02-007 ジュエリー・ボニーを外して単純に緑の強いカードを増やすのも1つの手かと思います。
変更案(1) グッドスタッフ型
デッキレシピ
メインデッキ
計50枚
<ST02-007 ジュエリー・ボニー>を外すことで、<ST02-008 スクラッチメン・アプー>などの《超新星》成分を減らし、OP01-033 イゾウ、OP01-035 お菊のような緑のパワーカードを入れた形です。
安定性は少し減るものの、かわりに強いカードを直接引く確率が上がっています。
元々サーチカードに使っていた分のドン!!は、アタック時に付与してパワーを上げるために使ったり、<OP01-058 磁気弦>用のコストとして使いましょう。
また、低ブロッカーを減らして、単純にカウンター2000の<OP02-029 キャロット>を増やしていますが、これは、リーダーのコスト用の低コストキャラクターとアタッカーとなる高キャラクターの両方を場に出す必要がある都合上、盤面が埋まってしまってブロッカーを出しにくい場面があるためです。
変更案(2) リーダー能力特化型
デッキレシピ
メインデッキ
計50枚
小型の《東の海》を多く入れることで、リーダーの能力の発動を安定させた形です。
長期戦は得意ではないですが、まっすぐに相手のライフを狙いやすくなっています。
リーダーの能力にはターン1回の制限は無いので、コストが払えればリーダーの能力を1ターンに2回使うことも可能です。
低コストキャラや、トリガーで登場するキャラを活かして、場に《東の海》を4体揃え、リーダーの能力を2回使える状況を作っていきましょう。
リーダーの能力2回分で合計6コストを使いますが、残りの4ドン!!をリーダーに付ければ、パワー9000の3回アタックが可能です。
これだけでも十分な火力がありますが、<海賊王に!!!おれはなるっ!!!!>を使うことで、さらにリーダーのパワーを上げることができます。
自分のキャラが5体いる状態で海賊王に!!!おれはなるっ!!!!を2回使った場合の最大値はパワー15000の3回アタック!
ロマン砲ですが、流石にこれをカウンター値で止めきれるデッキは殆どないので、狙う価値のあるコンボですね。
あとがき
ということで、今回は「クロ」デッキの紹介でした。《東の海》がテーマということで、懐かしの面々が揃ったデッキになっています。
「ナミ」のカードも、《麦わらの一味》ではなく《アーロン一味》となっているのが懐かしくて良いですよね。(<OP02-037 ニコ・ロビン>などで登場できないのは残念でしたが......。)
この頃のアニメは、ゴールデンタイムの時間帯に放送していたので、良く見ていました。
当時は主題歌も好きでCDを集めてたりもしたのですが、その中でも「ジャンゴ」のキャラソンは特に今でも耳に残っていて、「ジャンゴ」のカードを登場させるたびにあの軽快な音楽が脳内に流れてきます。きっと同じ症状の方は他にもいるはず。
もし知らないという方は聞いてみてくださいね。
ではでは、また次回に。