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【3ページ目】じょーじ | ONE PIECEカードゲーム

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【じょーじ】禁止制限後の環境予想

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    by じょーじ

    【じょーじ】禁止制限後の環境予想
    こんにちは、じょーじです。
    今回は3月16日に発表された禁止制限カードの発表の内容と、環境に及ぼす影響について書いていきたいと思います。

    まずは、今回発表された禁止制限カードの内容を見ていきましょう。


    追加された禁止カードリスト
    OP06-086 ゲッコー・モリア / OP07-045 ジンベエ / OP02-117 氷河時代 / EB01-059 雷迎

    各禁止カードの影響範囲
    OP06-086 ゲッコー・モリア
    主な使用デッキ:<黒モリア><黒CP0ルッチ><黒黄ルフィ><赤黒コビー>など

    登場時に2体のキャラをトラッシュから釣り上げられる、言わずと知れた黒の最強キャラです。
    8コストで、合計14コスト分のキャラを登場させることができ、さらに登場させたキャラの登場時効果を使う事ができるため手札1枚の消費で手に入れられるアドバンテージ量が凄まじいカードでした。
    11弾環境では同等レベルのアドバンテージを得られるカードが増えてきたため下火の印象でしたが、今後のカード開発に影響を与え続けてしまうということで禁止カードになりました。
    殆どの黒系のデッキでお世話になっているようなカードのため、禁止による影響範囲が非常に広いカードになっています。

    OP07-045 ジンベエ
    主な使用デッキ:<青ドフラミンゴ><青ハンコック><青緑ゾロ&サンジ>など

    登場時に《王下七武海》のキャラを追加で登場させられるキャラ。
    後攻2ターン目にアタッカースペックのカードを多面展開が可能なカードはいくつかありますが、その中でも登場させられるキャラのスペックが非常に高いのがこのカードの特徴であり、一番相性の良い青ドフラミンゴだけでなく、青ハンコックを始めとする青系のデッキに出張していました。
    恐らく他のデッキで使う分には問題ない範疇に収まっていたと思われますが、青ドフラミンゴの先攻2ターン目で出てきた際に一方的なゲーム展開になってしまうことがある点が問題視されたのではないかと思われます。

    OP02-117 氷河時代
    主な使用デッキ:<黒モリア><黒CP0ルッチ><黒黄ルフィ><黒スモーカー>など

    手札1枚消費+1コストで5コストダウンは、現状のカードプールの中でも破格のスペックになります。
    コスト参照の除去カードを使う黒系のデッキでは、このカードと絡めることで大型キャラも比較的簡単に除去できるため、黒系のデッキに対して大型キャラのプレイをするのがリスクと捉えられる一因を担っていたカードでもあります。
    このカードの禁止により、黒系のデッキ全体のコストダウンカードの選択肢が減り、大型キャラが除去されにくい環境になると思われます。

    EB01-059 雷迎
    主な使用デッキ:<黄エネル><黄ベガパンク><黒黄ルフィ>など

    コスト関係なく確定除去できるイベントカード。
    確定除去系のカードは他にも青の<ゴムゴムの業火拳銃>などのカードもありますが、こちらは黄色に存在している点が環境を歪めてしまっており、
    その中でも特に「黄エネル」の本来あるべきだった"アグロデッキには強く、コントロール系のデッキには弱い"という立ち位置を覆し、"アグロデッキには強く、コントロール系のデッキにも対抗手段がある"という状態になっていました。


    禁止制限が環境に与える影響
    ぱっと禁止制限の内容を見た時点でわかる環境の変化は以下です。
    • 現状で強い<青紫ルフィ><緑紫ルフィ>にはノータッチ
    • 黒系のデッキの弱体化=除去デッキの使用者が減る
    • アグロ系デッキに強い<青ドフラミンゴ>の使用者が減る
    • 大型キャラが生き残りやすい環境になる
    これらの変化を受け、4月から始まる「チャンピオンシップ25-26 Season 1 店舗予選店舗予選」で使用されそうなデッキを予測していきます。

    OP11-040 ルフィ / EB02-010 ルフィ
    現状の11弾環境で2強とされているリーダーです。
    青紫ルフィ>は序盤をドン!!加速で過ごし、10ドン!!達成後は毎ターン大型キャラを並べていくランプ系のデッキです。
    禁止制限によって、黒系のデッキと黄色系のデッキから大型キャラを除去する方法が減ったため更なる追い風となっています。
    緑紫ルフィ>は、<5サンジ&プリン>や<4ゾロ十郎>などのパワー6000以上のキャラで盤面を埋めてアタックしていくミッドレンジ系のデッキです。
    5サンジ&プリンの2枚目が着地する中盤戦以降からの火力が非常に高いものの、出力が盤面の5サンジ&プリンの枚数に依存しているため、除去中心のデッキ相手が厳しかったのですが、黒系のデッキが減ることが追い風になっています。

    OP01-001 ロロノア・ゾロ / OP05-002 ベロ・ベティ
    黒系の除去デッキが減ることで、低コストキャラが生き残りやすくなる点が追い風となっている小型アグロのデッキ。
    環境上位にいる<青紫ルフィ>など、大型中心のデッキはアグロ系のデッキに弱いため、メタ的な立ち位置としても優秀です。
    これら以外にも〈動物〉特徴のカードを使った別リーダーのデッキなども増えるのではないかと予想されます。

    OP09-001 シャンクス / OP08-002 マルコ
    新環境に於ける除去デッキとして台頭する可能性があるのが、パワー参照の除去を採用しているコントロール系のデッキ。
    コスト参照の除去が減るものの、パワー参照系の除去はノータッチの状態になっており、除去デッキが減ったと油断しているランプ系のデッキたちを狩ることが可能です。
    小型除去系のカードを採用することで、ランプ系だけでなくアグロ系のデッキに対しても対抗することが可能でます。

    OP10-001 スモーカー / OP07-019 ジュエリー・ボニー
    様々な環境に適応しやすい緑のコントロール系リーダーに対しても注目が集まります。
    7ホーディ・ジョーンズ>、<8ユースタス・キッド>、<9ロロノア・ゾロ>、<9シャンクス>、<10ドフラミンゴ>などの大型パワーカードがあり、この中から採用するカードや、枚数比を変えることで様々な環境に対して対応することができます。
    特に汎用性の高いリーダー能力を持つ<赤緑スモーカー>や<緑ボニー>は、今後アグロ環境になったとしても、ランプ環境になったとしても適応することができるのではないかと思われます。


    終わりに
    ということで、今回は禁止制限が及ぼす今後の環境の変化を予測する回でした。
    禁止制限の施行は4月1日で、「チャンピオンシップ25-26 Season 1 店舗予選店舗予選」の開始日と同日となります。
    現状でも強い2種のルフィ環境になるのか、はたまた、それらを超える使用率の何かが出てくるのか......今からどんな環境になるのか楽しみですね!

    それでは、また次回に!

【じょーじ】「青紫ルフィ」デッキ紹介

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    by じょーじ

    【じょーじ】「青紫ルフィ」デッキ紹介
    こんにちは、じょーじです。
    今回は3月1日に発売したブースターパック「神速の拳」より、新リーダーの<青紫ルフィ>のご紹介です。
    それでは、さっそくデッキレシピをどうぞ!


    デッキレシピ
    青紫ルフィ
    リーダー
    1


    リーダーの能力について
    10ドン!!を達成するターン開始時、山札の上から5枚から《麦わらの一味》を探して手札に加えることができ、残りのカードを好きな順番で山札の上か下に置くことができます。
    毎ターン手札を増やせるようになる上、ターン開始時のドローで好きなカードを引けるようになるため、後半から非常に強力なリーダーです。
    序盤はドン!!追加の効果を持つカードを駆使して10ドン!!達成を目指していき、後半は大型キャラを連打して強力な盤面を作り上げましょう。


    各ターンの動き
    序盤
    10ドン!!達成に向けてドン!!追加をしていきましょう。
    ドン!!の追加手段は<EB01-061 Mr.2・ボン・クレー(ベンサム)>と、<OP08-076 しぬほど...おいしい>と、<OP11-080 ギア2>の3種類。
    これらのカードを駆使して、先攻では合計3ドン!!を、後攻では合計2ドン!!を目標に追加していきましょう。

    中盤
    基本は序盤と同じく、10ドン!!達成まではドン!!追加を狙っていきますが、次のターンで10ドン!!達成が確定している場合は、別のカードを使って守りを固めましょう。
    手札のカウンターレスのカードが多い場合は<OP11-054 ナミ>で手札を整え、純粋にパワーの高いブロッカーが欲しい場面では<OP11-058 モンキー・D・ルフィ>か<OP11-067 シャーロット・カタクリ>を登場させましょう。
    相手の攻撃が激しい場合は、<OP08-069 シャーロット・リンリン>で相手のキャラをライフ送りにしつつライフ回復することで、ゲームの展開速度を後ろ倒しにしましょう。

    終盤
    10ドン!!達成後は高コストキャラを盤面に並べていきます。
    特に勝利のカギになるのは<OP06-119 サンジ>で、このキャラを登場させることで、リーダー効果で山札の上に置いた別名の高コストキャラを登場させることができます。
    このコンボで大型キャラを一気に2面展開できれば、一気に有利な盤面を作り上げることができます。
    このデッキに入っている「サンジ」以外の大型キャラは、<OP11-118 モンキー・D・ルフィ>と、<OP11-067 シャーロット・カタクリ>と<OP08-069 シャーロット・リンリン>の3種となります。状況に合わせてこれらのカードを登場させて戦っていきましょう。


    ピックアップカード紹介
    EB01-061 Mr.2・ボン・クレー(ベンサム) / OP08-076 しぬほど...おいしい / OP11-080 ギア2
    序盤にドン!!加速をするためのカード群です。
    今回のデッキに採用されているのは3種類になっており、イベントカードの2種類は先攻2ターン目から使うことができ、「ボン・クレー」は後攻2ターン目以降に使うことができます。
    先攻の場合はイベントカード2種のどちらかを引かないといけないので、これらをマリガン基準にしましょう。

    5~6コストターンでは、これらのカードを1ターンに2枚組み合わせて使うことも可能です。とにかく10ドン!!達成を早く目指すことが勝利への近道になりますので、手札の消費に目を背けてたくさんドン!!追加をしていきましょう。
    また、手札に過剰な枚数ある場合は、後半にカウンター値になれないカードから優先して使っていきましょう。

    OP11-118 モンキー・D・ルフィ / OP06-119 サンジ
    《麦わらの一味》の大型キャラ。リーダー効果によって山札から手札に加えることができるため、序盤に手札に持っていなくても後から引きこみやすいのが魅力です。
    OP06-119 サンジ>は前述したとおり、登場時に追加で大型キャラを登場させることができるカードです。このカード+αが場に出るだけでも強力なので、<OP11-058 モンキー・D・ルフィ>などの5コスト帯のキャラしか出せない場合でも積極的に登場させましょう。
    「サンジ」から「サンジ」を登場させることができない点だけ注意が必要になります。
    OP11-118モンキー・D・ルフィ>は、パワー8000の速攻キャラでありながら、アタック時に4コスト以下を手札に戻す効果も持っているため、登場ターンにいきなり相手のキャラを2枚対処することが可能な点が強力です。

    OP11-067 シャーロット・カタクリ / OP08-069 シャーロット・リンリン
    《ビッグ・マム海賊団》の大型キャラ。どちらも防御的な効果を持っているのが特徴です。
    OP11-067 シャーロット・カタクリ>は、パワー8000のブロッカーで、毎ターン、防御時のカウンター消費を軽減してくれます。
    また、ターン終了時に《ビッグ・マム海賊団》2枚をアクティブに戻すことができるため、ブロッカーなのにも関わらず、自身のアタック後に自身をアクティブに戻すことで次の相手のターンにブロッカーとして使うことができるのが強力です。
    OP08-069 シャーロット・リンリン>は、自分のライフを回復しつつ、相手の6コスト以下をライフ送りにすることができます。このリーダーの初期ライフの少なさを補うことができるうえ、さらに相手のアタッカーを減らすこともできます。
    登場時にドン!!を減らしてしまうため次の相手のターンに<OP09-078 ゴムゴムの巨人>を使いにくくなってしまう点が玉に傷ですが、OP11-067 シャーロット・カタクリが居れば、ドン!!マイナスを補填することができます。

    OP03-072 ゴムゴムのJET銃乱打 / OP09-078 ゴムゴムの巨人 / OP11-080 ギア2
    ゲーム後半にリーダーやキャラを守るために使えるイベントカウンターです。
    今回のデッキはイベントカードや高コストカードの採用枚数が多いため、カウンターのないカードが多めになってしまっていますので、<OP03-072 ゴムゴムのJET銃乱打>や<OP09-078 ゴムゴムの巨人>を駆使してカウンターのないカードを捨てていきましょう。

    OP09-078 ゴムゴムの巨人と<OP11-080 ギア2>はカウンター値が高く強力な防御札として使うことができるものの、大型キャラを展開した返しの相手のターンはドン!!を1~2枚程度しか残せないので、手札に大量に温存しても打ちきれない場合があります。
    毎ターン計画的に使っていきましょう。


    その他の相性の良いカード
    OP10-072 ドンキホーテ・ロシナンテ
    登場時にイベントカードを捨てることで2ドローする効果と、ターン終了時にドン!!2枚をアクティブに戻すことができる効果を持つキャラです。
    どちらの効果もデッキの内容とかみ合っており、
    上の効果は、後半に余った<OP08-076 しぬほど...おいしい>を捨てつつドローすることができ、ドン!!をアクティブにする効果によって、大型キャラを展開した返しのターンにもイベントカウンターが使いやすくなります。
    いつ登場させるかが難しいカードですが、使いこなせれば非常に頼りになる1枚です。

    OP09-119 モンキー・D・ルフィ
    登場時に1ドローできる、パワー10000の速攻持ちの大型キャラ。
    サンジ>の効果で登場させることができる中では非常に高いパワーを持っており、8コストパワー8000のキャラに対して一方的にアタックできるのが優秀です。
    青紫ルフィデッキ同士の対戦で特に活躍するので、ミラー戦を強く見たい場合にはおすすめのカードになります。

    OP03-056 サンジのピラフ / OP06-058 重力刀 猛虎 / OP06-047 シャーロット・プリン
    「序盤のドン!!追加手段」、「後半の大型キャラ」以外の枠は自由度がそれなりに高いため、上記のようなカードの採用もアリです。
    OP03-056 サンジのピラフ>は、序盤の安定性を高められるだけでなく、リーダー効果で山札の上に置いた後、<OP08-069 シャーロット・リンリン>でライフ回復することで、このカードのトリガーを発動させるというような使い方も可能です。
    OP06-058 重力刀猛虎>は、相手の中コスト帯のカードを一斉に除去できる単純に強力なイベントカードでありながら、サンジのピラフと同様、トリガーとして仕込む使い道も可能です。
    OP06-047 シャーロット・プリン>は、<OP09-078 ゴムゴムの巨人>などの強力なカウンターイベントが採用されがちな現在の環境に於いて、相手の手札を強制的に入れ替えさせることで相手の計算を大幅に狂わせることが可能な凶悪なカードになります。
    これらのカードを環境の推移や、プレイヤーの好みに合わせて採用することができるのも、このデッキの面白さの一つとなっています。


    終わりに
    ということで、今回はブースターパック「神速の拳」から<青紫ルフィ>のご紹介でした!
    現状は「青紫ルフィ」や<緑紫ルフィ>が流行している環境ですが、まだまだ11弾環境は皆さん研究途中だと思います。
    公式の大型大会や、店舗予選も控えており、今後どんなデッキが流行っていくのか楽しみですね。

    それでは、また次回に!

【じょーじ】10弾環境振り返り

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    by じょーじ

    【じょーじ】10弾環境振り返り
    こんにちは、じょーじです。
    2024年11月30日に発売したブースターパック10弾「王族の血統」から3か月が経過し、3月1日にはブースターパック11弾「神速の拳」が発売となります。
    今回は、11弾発売前に、10弾環境を振り返っていこうと思います。


    11月30日 ブースターパック10弾「王族の血統」発売
    新規テーマとして「パンクハザード」のカードが追加され、「超新星」、「ドンキホーテ海賊団」、「ドレスローザ」を中心に、既存の特徴を強化するカードも多く収録されました。
    新規で6種のリーダーが追加されましたが、発売初期に注目されたリーダーは<緑紫リム>と<黒ティーチ>の2種です。
    「緑紫リム」は、新規で優秀な「ODYSSEY」の5コストキャラが多く追加されたことで、改めて注目された既存リーダーです。
    ドローソース兼手札を整えられる<OP10-025 エネル>、詰め性能を強化できる<OP10-029 ジュラキュール・ミホーク>、毎ターンターン終了時に1体アクティブに戻せる<OP10-037 リム>など、革新的なカードが多く収録されており、特に先攻でのカードパワーの押し付けが強力になりました。
    使い方や構築が簡単ということもあり、様々なリーダーが研究中だった新環境初期で多数の大会優勝を掻っ攫っていきました。
    「黒ティーチ」は9弾時点でも十分に活躍していたリーダーですが、<OP10-082 クザン><OP10-098 解放>の2種の追加でさらに強力になり、苦手対面だった<青ドフラミンゴ>相手にも十分戦えるようになりました。
    前環境で既に注目されていたリーダーがさらに強化されたということで、環境初期から使用率の高いデッキとなっていました。


    12月7日(土) チャンピオンシップ2024WAVE2「東京第一大会」
    ブースターパック10弾のカードが使える最初のエリア大会となります。
    発売から1週間ということで、練度の高い既存デッキを使うか、新弾デッキを使って初見殺しを狙うかの選択をしないといけない大会となります。
    最初の大会ということで過去のデータが無い分、強いデッキやシェア率の高いデッキを判断しにくいのも難しい大会でしたね。
    そんな東京第一大会の上位16名のデッキは以下になります。
    • 青 ドフラミンゴ 4名
    • 黒 ティーチ 3名
    • 赤 シャンクス 3名
    • 紫 ルフィ 2名
    • 緑 ボニー 1名
    • 緑黄 ロー 1名
    • 黒 ルッチ 1名
    • 黄 エネル 1名
    • 黄 キッド 1名
    使用率が高いのは、<青ドフラミンゴ><黒ティーチ><赤シャンクス>の3種類。
    9弾環境で強かったデッキがそのまま使用者が多い状態で10弾環境を迎えました。
    これらのデッキの地力が高いのもありますが、それでも既存リーダーにかなり偏っているのは、やはり使用者が使い慣れていたり、新規デッキを使っていた方の構築やプレイングがまだ固まる前だったのもあるのかなと思います。
    10弾新規リーダーは<緑黄ロー>と<黄キッド>の2種が一人ずつの入賞となりました。どちらも「黒ティーチ」と「青ドフラミンゴ」対面が厳しめとなるデッキですが、ここまで勝ち上がったのはプレイヤースキルの高さが伺えますね。
    余談ですが、筆者は上記の青ドフラミンゴの4人のうち一人ですが、決勝トーナメント1回戦目で<黄エネル>に当たって破壊されています。
    この「黄エネル」を使った「ずや」選手がこの大会を優勝し、「青ドフラミンゴ」を使用した「ひんた」選手が2位となりました。お二人ともおめでとうございます!


    12月8日(日) チャンピオンシップ2024WAVE2「東京第二大会」
    東京第一大会の次の日、もう一度大型大会が開かれます。 選手たちの心情としては東京第一大会と殆ど変わらないと思いますが、一応、前日の大会の結果や傾向を見てからデッキ選択を変更することができます。 こちらの大会の結果も見ていきましょう。
    • 青 ドフラミンゴ 5名
    • 黒 ティーチ 5名
    • 青黒 ウソップ 2名
    • 赤 シャンクス 1名
    • 赤 ゾロ 1名
    • 紫 ルフィ 1名
    • 黒 ルッチ 1名
    前日に多く入賞していた2デッキが殆どを占める形となりました。
    東京大会は<赤シャンクス>の使用率が一番高いという噂話がありましたが、入賞率でみれば、<青ドフラミンゴ>と<黒ティーチ>が非常に高く、これら2デッキの頭の抜けた強さがうかがえます。
    新弾の中では前日に入賞していなかった<青黒ウソップ>が2名の入賞となりました。
    新弾リーダーの中でも特に構築難度が高く、「ドレスローザ」で組むのが強いのか「海軍」で組むのが強いのか、<モリア>は入れた方が良いのか......と情報が錯綜するなか、見事デッキを完成させて入賞まで持って行ったのは素直にすごいと思います。
    この大会を優勝したのはかいと選手が使用した「青ドフラミンゴ」で、準優勝はマンダ選手が使用した「青ドフラミンゴ」となりました。
    これまで多く入賞しながら優勝を逃しまくっていた青ドフラミンゴのワンツーフィニッシュということで大いに盛り上がりましたね。


    12月21日 スタートデッキEX「ギア5」発売
    これまでも何度かあった大型スタートデッキの追加となりますが、これまでと違うのは、効果なしのカードが多く収録されていたことです。
    大会の実践で使われそうなカードは数種類程であったため、大会環境を激震させるほどのものではありませんでしたが、《麦わらの一味》特徴を使うデッキは大幅に強化されたため、環境の中位あたりで活躍していた<赤緑スモーカー>や<赤紫ルフィ>は強化を受けた形となります。
    スターターデッキのパーツ取りで強化された別デッキだけでなく、「赤ギア5ルフィ」自体の研究もされており、こちらのデッキも、いくつかの大会で優勝する様子を見受けられました。
    人気キャラのリーダーということで発売直後は使用者もおりましたが、環境上位のシェア率を持つ<青ドフラミンゴ>に対して相性が悪めだったこともあり、大会環境で見ると前線からは一歩引く形になっていきました。


    2025年1月12日(日) チャンピオンシップ2024WAVE2「決勝大会」
    2025年を迎えたお正月気分が抜けないなか、2024年後期大型大会の決勝大会が開催となりました。
    筆者もエリア大会を突破していたため<青ドフラミンゴ>のデッキで参加しました。
    今回の大会は決勝大会ということで、「青ドフラミンゴ」と<黒ティーチ>の2デッキが特に多いのではないかと予測し、それら2種の対面を特に意識して構築した「青ドフラミンゴ」のデッキを持ち込みました。
    それでは、まずはそんな決勝大会を突破した上位32名のデッキを見ていきましょう。
    • 青 ドフラミンゴ 12名
    • 黒 ティーチ 7名
    • 赤 シャンクス 3名
    • 黄 キッド 3名
    • 紫 ルフィ 2名
    • 黒 ルッチ 2名
    • 青黒ウソップ 1名
    • 黒黄ルフィ 1名
    • 黄エネル 1名
    相変わらずの上位陣ですが、これまであまり注目されていなかった<黄キッド>が<赤シャンクス>に並んで3名突破という快挙を成し遂げています。
    入賞が多いと予想されていた「青ドフラミンゴ」は12人、「黒ティーチ」は7人と、予想通り半数以上を占める形に。流石にこの二種のどちらかのデッキが優勝するかと思われておりましたが、 こちらの決勝大会で見事優勝したのは<黒黄ルフィ>を使用したももんJ選手。準優勝は「青ドフラミンゴ」を使用したれいかーす選手となります。
    「青ドフラミンゴ」は何故だかシルバーコレクターのきらいがありますよね。
    余談も余談ですが、この大会に参加した筆者は1回戦目で<黄エネル>を踏んで破壊されたり、2回戦目も2コスト以下のキャラを1枚も引けずに負けてしまったりと散々な結果となりました。また頑張ります。


    1月25日 エクストラブースター「Anime 25th collection」発売
    エクストラブースターとしては2弾目となるミニブースターパックが発売となりました。 今回はアニメ関連カードの強化というていでしたが、これまでの旅で出会った仲間や強敵たちが収録されており、結果的に様々なデッキが強化される楽しいカードセットになっていました。
    既存リーダーの中でも新たなフィニッシャーを手に入れた<黄エネル>と<黒スモーカー>の2種をはじめ、強化された様々なデッキが見直されて研究されていき、
    青ドフラミンゴ>や<黒ティーチ>の2台巨頭に挑んで玉砕していくなか、それらのデッキに対してもひときわ勝率の高いリーダーが見つかりました。
    それが、<緑紫ルフィ>。今回の弾の唯一の新規リーダーとなります。
    《麦わらの一味》のみしか使用できない制約を持つリーダー効果を見て事前評価ではかなりの過小評価を受けていたのですが、実際に使ってみて世間の評価が一変しました。
    最初は、"使用率が低いものの勝率の高いデッキ"くらいの印象でしたが、見る見るうちに大会でのシェア率が上がっていき、殆どの大会の上位入賞に名を連ねるようになっていきました。


    2月9日(日) チャンピオンシップ2024 WAVE2「日本一決定戦」
    1年間の日本大会の集大成となる、日本一決定戦が開催されました。
    全63名の強者が参加したこの大会ですが、エクストラブースター発売からわずか2週間というタイミングで開催されたため、新弾の環境に適応できるかどうかまで試される大会ということになりました。
    そんな日本一決定戦の参加者達が選択したデッキはこちらになります。
    • 緑紫 ルフィ 19名
    • 青 ドフラミンゴ 15名
    • 黒 ティーチ 7名
    • 黒 ルッチ 7名
    • 赤 シャンクス 3名
    • 青黒 ウソップ 2名
    • 紫 ルフィ 2名
    • 黒黄 ルフィ 2名
    • 黄 ベガパンク 1名
    • 赤緑 スモーカー 1名
    • 赤紫 ルフィ 1名
    • 緑 ボニー 1名
    • 黄 エネル 1名
    以前のツートップであった<青ドフラミンゴ>と<黒ティーチ>を抑え、エクストラブースターに収録された新リーダー<緑紫ルフィ>が一気にトップシェアのデッキへと躍り出ました。
    とはいえ、2番手は「青ドフラミンゴ」。しのぎを削っていた「黒ティーチ」とは2倍以上の差をつけています。
    3番目は、「黒ティーチ」と<黒ルッチ>が同率となります。
    「黒ルッチ」は「黒ティーチ」に対して相性が悪いため、以前の環境だとシェア率が少なくなっていましたが、「緑紫ルフィ」や「青ドフラミンゴ」に対して戦いやすいためか使用者が増加しています。
    他にも様々な種類のリーダーがおり、合計14名のプレイヤーが、自分の信じたリーダーを連れて日本一を目指しに乗り込んできています。
    エクストラブースターで大幅に強化された「黄エネル」が1名のみというのがかなり環境の高速化を感じさせますね。

    この分布の予選の結果、ベスト16入りして決勝トーナメントへと進んだリーダーがこちらになります。
    • 緑紫 ルフィ 9名 (予選突破率 47%)
    • 青 ドフラミンゴ 4名(予選突破率 26%)
    • 黒 ティーチ 2名(予選突破率 28%)
    • 赤緑 スモーカー 1名(予選突破率 100%)
    トーナメント表の半分以上が「緑紫ルフィ」で埋まった形になります。
    予選の使用人数と決勝に進んだ人数を見比べてみても、「青ドフラミンゴ」や「黒ティーチ」が30%以下であるのに対し、50%近くが突破しており、自力の高さが伺えます。
    使用率上位3リーダーが順当に制したようにも見えますが、ハズレ値として、予選時点で1名しか使用していなかった<赤緑スモーカー>が突破しており、
    この「赤緑スモーカー」を使ったまつの選手がそのまま予選決勝含めて全勝優勝となり、「緑紫ルフィ」を使った夜叉丸選手が準優勝となりました。
    環境を読み切ったデッキ選択やプレイが刺さったのは素直にすごいですね。


    10弾環境~10.5弾環境総括
    10弾発売から「ギア5」発売までは、アグロをするにしても、除去コントロールするにしても、<青ドフラミンゴ>を使うのが正とされる、圧倒的な「青ドフラミンゴ」環境。
    そして、元々Tierの低いデッキに対して非常に高い勝率を誇る<黒ティーチ>が10弾で強化を受けたことで「青ドフラミンゴ」に対抗できるようになり、さらに使用率が増え、これら2デッキのどちらかに対して相性の悪いデッキは息を潜めざるを得ない状況を余儀なくされている状態となっていました。

    そんな、Tier2以下に蓋をされてしまったような閉塞感がある環境でしたが、その環境を壊したのが、エクストラブースターの<緑紫ルフィ>。
    「緑紫ルフィ」は上記2デッキに対して強力な対抗手段を持つうえに、このリーダー自体は除去などの絡め手を持たないため、Tier2以下のデッキでも倒せる可能性があるスペックに収まっているのが非常に良い調整だなと思いました。

    「青ドフラミンゴ」や「黒ティーチ」の使用者が減ったことで、今後は色んなデッキが使用されるようになっていく可能性もあるのではないかと思います。


    おわりに
    ということで、今回は10弾環境の振り返りでした。
    大型大会と発売が被りながらも、大型大会自体の開催数は少ないという不思議な期間でしたね。
    11弾のカードも公開されていますが、久しぶりにカードスペックが高そうなカードが多く、3月16日には新しく禁止制限カードの発表もあるという事ですので、どれだけ環境が推移するのか今から楽しみですね。

    エクストラブースターについてもまだまだ遊びきっていないリーダーが多くいるので、また、新しくデッキを組んで回してみたいなと思います。

    それでは、また次回に。

2025年8月30日施行禁止・制限カードについて

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