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【じょーじ】スタートデッキ3種レビュー

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    by じょーじ

    【じょーじ】スタートデッキ3種レビュー
    こんにちは、じょーじです。

    今回は、7月13日発売のスタートデッキ6種の中から「赤 エドワード・ニューゲート」「緑 ウタ」「青 ドンキホーテ・ドフラミンゴ」の3デッキに収録される新カードの紹介をしていきたいと思います。

    今回のデッキセットは各デッキ5種類の新規能力を持ったカードを持っており、デッキの半分以上が再録カードですが、新規カードがどれも強力なものになっています。
    また、再録カードについても集めづらかったものが再録されていたりするので、ここから始める方にはとても良い商品ですね


    スタートデッキ「赤 エドワード・ニューゲート」
    リーダー能力解説
    エドワード・ニューゲート

    • (再録前のイラストです)
    このリーダーは初期ライフと元々のパワーが通常より高いため、防御力の高さ、手札枚数の多さが魅力となっています。
    しかし、毎ターン自分のライフが削れていってしまうので、ライフが0枚の際に相手から高いパワーでアタックされると守り切れなくなってしまう場合もあるのですが、ブロッカーを登場させたり、<バカな息子をそれでも愛そう...>などの

    新規カード解説
    ST15-001アトモス

    評価:★★☆☆☆
    汎用性:★☆☆☆☆

    アタックしたターンの終了時、リーダーの能力でライフを削らなくて良くなります。
    アタックする以外に条件はないので、このカードを相手のアタックから守り続けることで、ライフを取るデメリットを消し続けることも可能ですが、
    パワー5000しかないこのユニットに対して積極的にガードを切っていると、リーダーを守るよりもずっと手札消費が激しくなってしまい、リーダーが6000である意味が無くなってしまうので、本末転倒になってしまう場合もあります。
    アタック前に効果によってKOされてしまう場合もあるので、基本的には1度使えたらラッキーくらいの、使いきりの能力であると考えてしまっていいでしょう。

    ST15-002 エドワード・ニューゲート

    評価:★★★★☆
    汎用性:★★★★☆

    登場したターンに即時でKO能力が使えるのが強力なカードです。
    KOできる範囲もパワー5000以下と広く、相手の厄介なブロッカーなどを倒しつつ、自ターンよりパワー8000のアタッカーとして使うことができます。
    1ドン!!付与の能力は、「<白ひげ>」デッキではリーダーに付与することで7000でアタックできたり、「<赤青マルコ>」デッキで使った場合はリーダーの起動能力が使えるようになるため、このユニットの能力と組み合わせてパワー7000のキャラをKOできたりと、様々なデッキで使い勝手が良さそうに見えます。
    他のデッキに入れるための出張パーツとしても、是非集めておきたいカードです。

    ST15-003 キングデュー

    評価:★★☆☆☆
    汎用性:★★★☆☆

    上述した通り「白ひげ」デッキはブロッカーが重要になってくるので、相手に効果でKOされてしまった場合でもそのターン中防御しやすくなるような能力を持ってくれているブロッカーの存在は見た目以上に強力です。
    役割が<EB01-057 しらほし>に近く、KO除去がメインギミックである黒系のデッキに対して牽制になります。
    また、パワーが4000ある分「<赤紫ロー>」の除去能力に対しても少し耐性があるのが嬉しい点ですね。

    ST15-004 サッチ
    評価:★★★☆☆
    汎用性:★★☆☆☆

    パワーが2000ある代わりに、登場時にライフを削る必要がある<お玉>です。
    基本的にはデメリット持ちのため微妙な印象にも見えるのですが、待望の2種類目の赤の《白ひげ海賊団》の2000カウンターとなります。
    9コスト<エドワード・ニューゲート>を着地した次のターンに出すことで、エドワード・ニューゲートのKO能力の対象範囲を増加させる役割が主となり、そのころにはライフが0枚であることも少なくないので、デメリットとして働かない可能性もあります。
    《白ひげ海賊団》特徴を持ったことで、<イゾウ>のサーチ対象になり、終盤の場面でお玉効果を持つこのカードを手札に加えやすくなった点も含めると十分に強化されていると言っていいでしょう。

    ST15-005 ポートガス・D・エース

    評価:★★★★☆
    汎用性:★★★☆☆

    除去能力耐性持ちの速攻キャラ。
    速攻持ちのため登場したターンにすぐ仕事をしてくれる上に、除去耐性能力によって場持ちもいいので、とても頼りになるカードです。
    ただし、除去耐性があるとはいえ、その除去を耐える代わりにパワー4000にはなってしまうので、除去能力を当てる→パワー6000でこのユニットにアタックする。という流れで簡単に処理されてしまう場合もあります。
    速攻を持っているとはいえ、次のターンにキャラをしっかり残したい場面では、このカードでアタックしないことを選択することも重要になると思われます。


    スタートデッキ「緑 ウタ」
    リーダー能力解説
    ウタ

    • (再録前のイラストです)
    このリーダーはアタック時にデッキトップのカードを1枚手札に加えることができます。
    実質、毎ターン追加で1ドローが可能なため、手札の量の多さが魅力的なリーダーです。
    単純にガード値を多く抱えられることに加え、狙ったカードを引きやすい点から、毎試合似たような動きをしやすい再現性の高さが強力です。
    様々な「ウタ」専用イベントも駆使して戦っていきましょう。

    余談ですが、このスタートデッキの再録は他のスタートデッキよりもかなり豪華になっています。
    映画の入場特典の「『ONE PIECE FILM RED』入場者プレゼント アンコールパック」などの手に入り辛かったPRカードがすべて再録されているので、新規参入の方にはかなり嬉しい内容になっていますね。


    新規カード解説
    ST16-001 ウタ

    評価:★★★★☆
    汎用性:★★☆☆☆

    単に4コスト、パワー6000のブロッカーというスペックだけでもかなり優秀で、毎ターン、バトルでの手札消費を1000カウンター分減らしてくれるので、序盤に適当に出すだけでも活躍してくれます。
    さらに、スタートデッキ Side ウタに収録されている7コスト《モンキー・D・ルフィ》のサポート対象内であるのも強力で、併用することで、7コストターンに7000ブロッカーと6000ブロッカーを同時に展開することができます。
    さらに、あまり使わない能力だとは思われますが、手札を捨てることでドン!!の付与ができるので、リーダーの能力をより発動させやすくなったり、いざという場面でパワーをあげられたりするのも便利ですね。

    ST16-002 ゴードン

    評価:★★☆☆☆
    汎用性:★☆☆☆☆

    手札の<音楽>特徴のイベントカードを1000ガードとして使えるようになるブロッカー。
    「ウタ」デッキを使っている上で、たくさんのガード値がないイベントカードが手札に嵩んでしまい、守れずに負けてしまうという場面は良くあるので、それらが1000ガードに変えられるのはとても便利ですね。
    しかし、もちろんこのキャラの能力を使うには、"相手のアタック時"のタイミングでこのキャラが盤面に居る必要があります。
    このキャラ自身がコスト2、パワー0であり、パワー参照除去やコスト参照除去によって簡単に除去されてしまうため、ガードの要とするには少し心許ないカードになっている点は難しいですね。

    ST16-003 シャーロット・カタクリ

    評価:★★★★☆
    汎用性:★☆☆☆☆

    どちらのターンにも、パワー6000になる可能性のあるコスト3のキャラです。
    条件がレストのカード6枚(自身以外に5枚)となっており、例えば、リーダーがレスト、自分のドン!!カードが4枚レスト、このキャラがレストであれば、パワー6000になります。
    条件が簡単なので、殆どのタイミングで3コストパワー5000のバニラカードよりも強力であり、例えば、ラストターン等の、ドン!!カードを付与しながら相手にアタックしていくタイミングでは、レストのドン!!カードが無くてパワーが上がらないタイミングはあるかもしれませんが、それ以外のタイミングであれば、基本的にはパワー6000のアタッカーとして戦ってくれるだろうと思います。

    ST16-004 シャンクス

    評価:★★★★☆
    汎用性:★★★★☆

    対象範囲の広さが強力な除去能力を持つキャラ。
    リーダー能力でサーチ可能な《FILM》特徴の大型キャラというだけでも便利ですが、パワーが11000と基準よりも高いため、能力とステータスどちらに於いても盤面制圧力が高いのも相まって他のデッキの10コストフィニッシャーと比べても遜色のない強さになっています。
    リーダー指定などがないため、「<緑ボニー>」デッキ等、他のリーダーでも活躍が見込めるカードです。

    ST16-005モンキー・D・ルフィ

    評価:★★★★☆
    汎用性:★☆☆☆☆

    《FILM》特徴の2000カウンター。緑ではこれで3種類目です。
    デッキ内のなるべく多くのカードを《FILM》で埋めたい「ウタ」デッキに於いて、3種類目の追加はこの上なく有難い強化と言えます。
    能力も、場に出した場合でも2コストパワー4000のバニラのような感覚で使えるので、それほど悪くありませんね。


    スタートデッキ「青 ドンキホーテ・ドフラミンゴ」
    リーダー能力解説
    ドンキホーテ・ドフラミンゴ

    • (再録前のイラストです)
    このリーダーはアタック時にデッキトップが4コスト以下の《王下七武海》なら、場に出すことができます。
    手札消費なし、コスト消費なしで盤面展開が可能なので、単純に毎ターン成功させるだけで大量のアドバンテージを取り続けることができます。
    相手とのアドバンテージ差を広げることで勝ちにいきましょう。

    ST17-001 クロコダイル

    評価:★★★☆☆
    汎用性:★★☆☆☆

    登場時にトップが《王下七武海》である必要がありますが、2ドロー、1枚をデッキトップに置くことができます。
    リーダーの能力によって登場させて、このキャラの能力を発動させたいという場合には、リーダーの能力発動時点でデッキの上2枚が《王下七武海》である必要があるという事になるので、発動しにくい場面も多いと思われます。
    しかし、このキャラを先に出して、トップを固定してからリーダーの能力を使うこともできたりするので、不便なカードとも言い切れない絶妙な強さのカードです。
    ただし、デッキすべてを《王下七武海》にした場合には、100パーセント能力が発動するようになり、無類の強さを誇るカードへと変わります。デッキ構築の方向性次第では輝く1枚ですね。

    ST17-002 トラファルガー・ロー

    評価:★★★★☆
    汎用性:★★☆☆☆

    登場時に4コスト以下をバウンス除去可能なカードです。
    コストで味方を戻す必要がありますが、こういった能力では珍しく自分自身も戻すことが可能なので、コストが支払えずに能力を使えないということがありません。
    山札順番を操作できる<ペローナ>などの登場時能力を持つキャラを手札に戻しつつ、相手のアタッカーを手札に戻してしまいましょう。
    盤面が埋まっている状況であれば、味方2枚を手札に戻してカウンターを確保するなどの使い方もアリですね。
    条件はあるものの、手札消費なしで<唐草瓦正拳>を打てると思うと、かなり強そうです。

    ST17-003 バギー

    評価:★★★★★
    汎用性:★★☆☆☆

    トップ3枚を並び替えられるカード。
    「<青ドフラミンゴ>」デッキはリーダーの能力の成功率や出てくるキャラの質によって勝率が大きく左右されるので、2種類目の<ペローナ>があるというだけでかなり心強いです。
    さらにそれがカウンター2000かつ《王下七武海》持ちということで、ケチのつけどころは1つもありません。
    序盤に登場させた後、先ほど紹介した《トラファルガー・ロー》で手札に戻すことで+2000カウンターとして使ってあげましょう。

    ST17-004 ボア・ハンコック

    評価:★★★★★
    汎用性:★★★☆☆

    リーダーの能力で登場できる4コスト6000というだけで採用の余地があったのですが、ブロッカーまで持っています。
    一番真価を発揮しそうなのが、後攻3ターン目(6ドン!!ターン)で、このキャラを手札から登場させることで、デッキの上を操作したのち、1ドンをリーダーに付与でき、そのままリーダーのアタック時能力を使うことができます。
    これまで3コスト<ドンキホーテ・ドフラミンゴ>でやっていた動きを、6000ブロッカーを展開しつつできるようになったのは革命的ですね。
    カウンター値が無い点が弱点ですが、それが気にならないレベルで優秀な1枚です。

    ST17-005 マーシャル・D・ティーチ

    評価:★★★☆☆
    汎用性:★★★★☆

    手札消費をするものの、他のキャラを展開しつつ、さらにリーダーの能力によって狙ったキャラを出せるようにできる1枚。
    元々、手札消費をしにくいデッキなので、1枚くらいトップに置いたとしてもそれほど痛くはなく、狙う価値のあるカードではあると思います。
    場に常駐し続けて、複数ターンに能力の使用機会があるのであれば強力なカードであるといえるのですが、2コストかつパワー3000のため、様々な除去カードの対象になりやすく、そもそも場に残りづらいのは明確な欠点となります。
    ただ、単純に手札1枚をレストドン!!2枚に変換できるのは破格ではあるので、除去されなければ優秀というレベルに収まっているのではないかと思います。
    9コスト<サンジ>との組み合わせなど、トップに好きなものを置けるという点が評価される場合もあるので、今後の再評価の可能性も含め、確保しておきたいカードですね。


    終わりに
    ということで今回は新作のスタートデッキ6種のうち3種のデッキの新カードのレビューでした!
    ここから始める初心者向けデッキ、手に入りにくかったカードの再録、旧リーダーの強化カード、パラレルイラストのリーダーカード、どの視点からみても、定価550(税込み)という値段設定はとても破格なので、早いうちに是非手に入れたいですね!
    残りの3つのデッキについても、そのうち公開するかもしれませんが...、予定は未定です!

    それでは、また次回に。

【じょーじ】「チョッパー」と「カルガラ」のデッキ紹介

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    by じょーじ

    【じょーじ】「チョッパー」と「カルガラ」のデッキ紹介
    こんにちは、じょーじです。
    今回はブースターパック「二つの伝説」より、新リーダーの「チョッパー」と「カルガラ」のご紹介です。
    それでは、さっそくデッキレシピをどうぞ!


    「赤緑チョッパー」デッキリスト
    リーダー
    1


    デッキ概要
    序盤
    このデッキの最強カードは<OP08-007 トニートニー・チョッパー>です。
    OP01-016 ナミ><OP08-015 Dr.くれは><EB01-009 うるせェ!!!いこう!!!!>を使って手札や盤面に集めましょう。

    中盤
    OP08-007 トニートニー・チョッパー>の能力を活かして、《動物》のカードを盤面に展開していきましょう。
    OP01-047 トラファルガー・ロー>を登場させることで、アタック時能力発動後の<OP08-007 トニートニー・チョッパー>を手札に戻し、登場させることで、再度登場時能力を使うことができます。 こうして、盤面に<EB01-006 トニートニー・チョッパー>や<OP01-015 トニートニー・チョッパー>などのパワー4000の《動物》を並べていきましょう。

    終盤
    盤面に展開した《動物》のカードに、リーダーの能力でドン!!を振り分けることで、パワー5000でのアタックを複数回仕掛けていきます。
    場に「チョッパー」が3枚以上いる場合には<OP08-016 Dr.ヒルルク>を登場させて全体のパワーラインを急上昇させたり、<OP06-035 ホーディ・ジョーンズ>で相手のブロッカーをレストにしながら突っ込んだりと、相手の計算を大幅に狂わせる手段も駆使して、相手の盤面や準備が整う前に試合の決着を狙いましょう。


    ピックアップカード紹介
    OP08-007 トニートニー・チョッパー
    登場時とアタック時に山札から仲間を呼ぶことができます。
    手札消費もコスト消費も踏み倒しているため能力1回ごとに得られるアドバンテージ量がすさまじいカードです。
    場に出てくるカードはパワー4000かつレスト状態での展開になるため、基本的に返しの相手のターンにアタックされると倒されてしまいますが、とはいえ実質ブロッカーとしての運用はできているためライフが守れていたり、展開している本体であるこのカード自身が倒されにくくなったりと、除去能力を持たないデッキにとっては非常に脅威になります。
    リーダー指定などもないため、「赤ゾロ」や「赤緑ロー」などの他のデッキに出張できることも含めてかなり化け物じみたカードですね。

    EB01-009 うるせェ!!!いこう!!!!
    カウンタータイミングでキャラ展開をすることができるカードです。
    序盤に<OP08-007 トニートニー・チョッパー>を探すために使う、というのは勿論のこと、登場させたキャラは次の自分のターンからもうアタック可能であり、実質1コスト速攻キャラとして運用することが可能なのも強力です。
    このカードで2コスト以上のキャラを登場させた場合、普通に登場させるよりもコストが軽くなる点も相まって、ゲーム展開への影響が非常に大きいカードです。赤系リーダー対面の時にドン!!が起きた状態でターンエンドされた時、このカードを警戒してアタックするかしないか、心理戦になるかもしれませんね。

    OP01-047 トラファルガー・ロー / OP06-035 ホーディ・ジョーンズ
    動物系のカードは他の赤系デッキでも使えるため、「チョッパー」リーダーのデッキを使うのであれば、緑系の強力なカードもしっかり使って差別化していきたいですね。
    そこで強力なのが、様々な登場時能力を使い回しながら、盤面のパワーが低い仲間を守れる<OP01-047 トラファルガー・ロー>と、終盤に活躍しやすいアタッカーの<OP06-035 ホーディ・ジョーンズ>の2種です。

    アグロ系のデッキを使っていると、相手からライフに全くアタックされずに盤面処理をされ続ける、みたいな試合展開が多くありますが、<OP06-035 ホーディ・ジョーンズ>はそういう試合展開への回答として、ライフを手札に変換しながら盤面制圧も狙えるという非常に相性が良いカードになっていますね。


    その他の相性の良いカード
    OP06-118 ロロノア・ゾロ
    言わずと知れた緑デッキ系の最強アタッカーです。
    アグロとの相性は微妙なんじゃ?と感じる方も多いと思いますが、前述したとおり、ライフを無視して盤面処理を優先される展開になることが多いため、9コストターンの時点でライフが3~4枚残っているという状況がザラにあります。
    手札が枯れつつある状況でも、このカードを登場させた返しのターンはライフの枚数で耐えきり、その次の自分のターンに一気に詰める、という展開を狙えるため、状況を一転させる逆転札として採用もアリです。
    《麦わらの一味》特徴があるため、<OP01-016 ナミ>でサーチ可能なのもかみ合いが良いですね。


    「黄カルガラ」デッキリスト
    リーダー
    1
    1枚
    メインデッキ
    50


    デッキ概要
    序盤
    OP05-117 アッパーヤード>と<OP05-106 シュラ>で必要なカードを集めていきます。
    リーダーの能力で登場させる《シャンドラの戦士》を2~3種、
    5~6コストターンに登場させるための<OP05-101 オーム><OP05-110 ホーリー>のセットなどを揃えにいきましょう。

    中盤
    3ターン目(先攻なら5コストターン、後攻なら6コストターン)は、
    リーダーの能力で<OP06-114 ワイパー>などの《シャンドラの戦士》を登場させ、残りのドンを使って<OP05-101 オーム><OP05-110 ホーリー>等のキャラを登場させましょう。

    4ターン目は、リーダーの能力で<OP08-099 カルガラ>を登場させ、残りのドン!!はキャラ展開に使っても良いし、盤面が4面以上いる場合は振り分けてアタックしていっても良しです。

    終盤
    ライフは1枚あれば十分なので、リーダーの能力でなるべく毎ターンライフを取り、手札を潤沢に蓄えて、カウンターイベント系で盤面を守りながら戦っていきましょう。
    相手のターン中のカウンターイベント用に2ドン!!ほど残しておき、あとはキャラに振り分けてどんどん攻めていきましょう。


    ピックアップカード紹介
    OP06-114 ワイパー / OP08-110 ワイパー
    登場時にサーチ能力を持つキャラです。
    5コストの方は能力発動に条件が必要ですが、現環境で猛威を振るっている「赤紫ロー」のデッキ対面で除去されにくいパワーラインなのが優秀です。
    パワーの高さのみで十分強力なので、無理に能力発動を狙わず、バニラとして運用してしまいましょう。

    OP08-099 カルガラ / OP08-109 モンブラン・ノーランド
    このデッキの最大コストのキャラ<OP08-099 カルガラ>です。
    効果なしなので特に説明できることはないですが、除去られやすいコスト帯ではあるものの、リーダーの能力でコストを踏み倒して良いと思える絶妙なラインのカードですよね。
    この<OP08-099 カルガラ>がいる状態で<OP08-109 モンブラン・ノーランド>が登場すると、なぜだか1ライフ回復できます。仲良しですね。
    ただし、OP08-109 モンブラン・ノーランドは《空島》特徴を持っていないためサーチ系に引っかからないので、狙うには自力で引くしかありません。
    このデッキに回復の要素はこのコンボしか入っていないので、回復したければ頑張ってこの2枚を揃えましょう!

    OP05-114 神の裁き / OP08-115 大地は敗けない!!!
    カウンターイベント2種です。
    両方《空島》特徴を持っており、<OP08-115 大地は敗けない!!!>に関しては《シャンドラの戦士》も持っているため、どちらもサーチしやすいのが特徴的です。
    これらのイベントを使って、盤面に並べた仲間を守っていきましょう。
    OP05-114 神の裁き>はある程度攻めておかないと+4000にならない点にだけ注意が必要です。


    その他の相性の良いカード
    OP08-106 ナミ / OP07-116 焔裂き
    相手の盤面を崩せるカード群です。
    OP08-106 ナミ>は除去の範囲が広いことがかなり有用ですが、トリガー持ちのカードがそれほど多くないので、どんなタイミングでも使えるのかと言われると微妙なのが難点です。
    OP07-116 焔裂き>は対象がコスト4以下ですが、ターン中+1000のカウンターイベントとしても使えるので2パン分の相手の攻撃を止められる可能性があり、アグロ系のデッキに対する回答になる可能性がある点が強い部分ですね。


    終わりに
    ということで、今回は「二つの伝説」から2種類のリーダーを紹介しました!
    どちらも攻めっ気が強いデッキですが、手札すべてを攻めるために使っていくタイプのアグロと、手札で盤面を守りながら戦っていくタイプの中速デッキで、少し雰囲気が違うのが面白いですね。
    チャンピオンシップの地区予選が近づいてきていますが、今回の弾は回していて楽しいリーダーが多いので、今後余裕があれば、別の新規リーダーについても書けたらいいな。と思います。

    それでは、また次回に!

【じょーじ】7弾環境振り返り

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    by じょーじ

    【じょーじ】7弾環境振り返り
    おはようございます。じょーじです。
    ブースターパック7弾「500年後の未来」が発売して3か月、5月25日にはもうブースターパック8弾「二つの伝説」の発売が控えています。
    ということで、今回の記事では、8弾発売の前に、7弾の環境を振り返っていこうと思います!


    2月24日ブースターパック500年後の未来発売
    「黄ベガパンク」や「紫フォクシー」などの新規軸の追加だけでなく、革命軍・超新星・王下七武海・CPなどのカードも強化されており、「青ドフラミンゴ」を始めとした既存のデッキが大幅に強化されるという点も大きな目玉となっていました。
    環境初期は、これまで一緒に戦ってきたデッキを強化する!という形で様々なデッキが注目されていた印象です。

    3月2日(土) ONE PIECEカードゲーム -3on3-開催
    「ブースターパック500年後の未来」の発売後、大型大会が初めて開催されたのが、「BANDAI CARD GAMES Fest23-24」内にて開催された3on3大会。
    この大会でシェア率が高かったTOP3のデッキは「青黒サカズキ」「黄エネル」「緑ボニー」の3種類となっていました。
    「エネル」デッキとサカズキデッキは共に5弾以前も強かったデッキですが、「エネル」は6弾の追加によってシークレットレアリティの<OP07-119 ポートガス・D・エース>を手に入れたことで、さらにデッキが強化されています。
    「サカズキ」デッキに関しては6弾のデッキで特に大きな強化はありませんでしたが、やはりこのデッキは、他のデッキにはない安定感と理不尽さを持っているので、この位置に居続けています。

    そして、6弾新規リーダーからは「ジュエリー・ボニー」の使用者が多く、リーダー能力の見た目の強力さからくる事前評価の高さから、持ち込む人が多かったように思います。
    実際、この3番目のリーダーについてはわりと好みが分かれる環境にはなっており、
    決勝トーナメントに残ったチームで見ても、"「サカズキ」「エネル」+なにか"の3人で組んでいるチームが大半を占めており、3番手となる立ち位置のデッキが多く存在していた環境であったと思われます。
    筆者の私じょーじもこの大会におり、チームは上の3リーダーを選択して出場したのですが、チーム7勝2敗の総合26位で決勝トーナメントには出場できずでした。とほほ。


    3月3日(日) 禁止制限カード発表
    世界大会の放送が終了したのち、禁止・制限カードの追加が発表されました。
    今回、新たに発表された禁止カードは、以下の3枚です。
    OP05-041 サカズキ>は初の禁止リーダーとなりました。
    ドロー能力による、盤面の再現性の高さと、色の組み合わせによる、除去のしやすさ、除去耐性能力の超えやすさ。どれをとっても高水準であり、このリーダーが環境に居続ける限り、Tier上位には登れないリーダーも多かったため、仕方ない処置なのかなと思いました。
    もちろん「サカズキ」のキャラが好きで使用している人もいるだろうという事で、このカードの代わりに弱体化された「サカズキ」のリーダーカードが配布されることも同時に告知されました。

    続いて、<ST06-015 大噴火>。
    ドロールーティングをしながら、相手のコストをマイナスできるカードです。
    手札を減らさずにコストマイナスできるというだけで破格のカードであり、手札が荒れて困ったときには手札交換カードとしてドローだけ使うこともできるという、他のカードには代えられない要素を持つイベントカードです。

    OP06-116 排撃>はコスト5以下除去か、相手のライフが1の時に1ダメージ与えるか、2択から選べるイベント。
    OP05-115 2億V雷神>と合わせて、相手のブロッカーやライフを消すことで一気にリーサルに持っていくという使い方が非常に強力で、極論リーダー1枚しかおらず、相手にブロッカー3枚、ライフ1枚の状況からでも、リーダーの14000アタックでラストアタックを決めることができる可能性があるというような、とにかく相手の計算を大幅に崩せる要因になっていたカードです。
    相手に直接ダメージを与える能力だけなら未だしも、このカードもST06-015 大噴火と同じく複数枚引いてしまった場合のケアがついており、コスト5以下除去のイベントとして使うことも可能で、トリガーとして出たときには1ドローに変えることもできます。
    リーサルだけでなく、中盤までの盤面の取り合いにも一役買ってくれるのは流石に強かったですね。

    ということで、3種とも事前に予測されていた範囲のカードではあったものの、思っていたよりは重めな規制が入ったなという印象でした。
    特にリーダーごと規制は驚きましたね。


    4月1日(日) 禁止制限カード施行
    制限発表1か月後に制限が施行され、上記3枚のカードは使用不可となりました。
    黒系の除去と黄色系のリーサルの弱体化。そして何より青黒サカズキがいなくなったことで、環境はしばらくの間混沌とし始めます。
    禁止制限施行前が、「サカズキ」「エネル」の環境だったため、基本的には続けて使い続けられる「エネル」が多かったイメージはありますが、今まで息を潜めて中でも話題に上がっていた印象があるのは「赤黒サボ」「青ハンコック」「赤青ビビ」でした。
    「赤黒サボ」は、味方キャラにKO耐性を与えることができる能力を持っており、キャラを守るための手札を消費を1枚減らせるため、シンプルな盤面の取り合いが得意なリーダーです。
    能力によるKOに対しても耐性を持つため盤面維持をしやすいのも魅力なのですが、「青黒サカズキ」が跋扈する環境では、守るべき仲間たちがKO......ではなく、すべて山札の下に送られてしまうということで、能力がまともに使えないリーダーとなっていました。
    「サカズキ」がいなくなり、環境にKO除去が多くなったため、一時期注目を浴びていました。

    「青ハンコック」は、キャラ人気はあったものの、「青系で除去メインのデッキを使うなら「青黒サカズキ」で良くね?」という理由から、使う人が少なかったリーダーでした。
    環境に多かった「エネル」に対して刺さりやすい<OP06-047 シャーロット・プリン>が入ることと、発売から1か月経って構築が固まってきたことも後押しして、使う人が増えたイメージですね。
    そして、「赤青ビビ」も「ハンコック」と同じく、「エネル」に対して強いという点を評価されたリーダーです。
    「緑ボニー」などの長期戦を狙っていくデッキも多かったこともあり、<OP05-118 カイドウ>によるリソース確保、<OP06-007 シャンクス>による除去、<OP06-047 シャーロット・プリン>による対面リソース奪取と、長期戦を狙うデッキに対して様々な回答を持つため、立ち位置の良さが評価されていました。


    チャンピオンシップ2024WAVE1 店舗予選開始
    様々なリーダーが評価される環境がしばらく続きましたが、その中で入賞数が明らかに頭一つ抜けているリーダーが現れ始めました。
    それが、「赤紫ロー」です。


    リーダー
    1


    以前より強力なリーダーでしたが、直近の弾で<EB01-003 キッド&キラー><OP07-064 サンジ>などのカードパワーが高いカードが追加されており、大幅な強化を受けています。
    また、元々は<OP06-069 ヴィンスモーク・レイジュ>を引けずに手札が無くなってしまう、<P-013 ゴードン>が引けなくて除去ができないなどの、ケアの不可能な"引きブレ"が勝敗に大きく影響してしまうことから、敬遠されることも多かったリーダーですが、デッキリスト内に<OP04-064 ミス・オールサンデー>や<ST04-005 クイーン>などのドロー手段を組み込むことで安定性を上げて勝ち筋を増やす構築が見つかったことで、使用者が増加しました。

    暫く「赤紫ロー」と、それに対抗する他のデッキという環境になりましたが、ほぼ同時期に流行し始めたのが「黄黒ルフィ」のデッキ。


    リーダー
    1


    2コストの3兄弟の能力を使うことで、5コストの3兄弟に成長させつつ、リーダーのパワーを往復+2000させることを狙います。
    自ターン中にパワーが上がることでアタックによるダメージを通しやすいだけでなく、リーダーが相手のターン中もパワーアップしているので、相手のアタックを守りやすくなります。
    10ドン!!ターン以降はリーダーに2ドン付けて能力を使用、<OP06-086 ゲッコー・モリア>によって、トラッシュに行った2コスト3兄弟を2枚盤面に出し、そのまま2回能力を使うことで、リーダーのパワーを往復+4000する動きが非常に強力です。
    「青黒サカズキ」がいなくなったことで、5コストキャラがひたすら山札の下に送り続けられてしまうようなことが無くなったため、環境に復権した形になります。


    チャンピオンシップ2024WAVE1 店舗予選終盤
    上記2つのデッキが強いということが浸透してきた4月後半になって何故か注目され始めたデッキがあります。
    それが、<OP01-055 おれの"侍になれ!!>を採用したデッキです。


    リーダー
    1
    1枚


    まず話題に上がったのが「緑黄ヤマト」のデッキ。《ワノ国》を軸とすることで、サーチを安定させています。
    OP07-022 お玉>と<EB01-013 光月日和>とレストにすることで、OP01-055 おれの"侍"になれ!!を打ち、EB01-013 光月日和の能力で<OP06-107 光月モモの助>を登場させて、OP06-107 光月モモの助の能力で<OP07-022 お玉>をライフに置く。というような動きで絶大なアドバンテージを取ることが可能です。
    ダブルアタック能力を活かしたアグロが強力だったこれまでの「緑黄ヤマト」とは違い、しっかりと大型キャラの登場を狙っていくのが特徴的で、長期戦をした場合でも<OP01-051 ユースタス・キッド>や<OP06-118 ロロノア・ゾロ>などを出して盤面を支配していく動きが強力なデッキです。

    同時期ぐらいに注目を受けたのが「緑黒ペローナ」のデッキ。


    リーダー
    1
    1枚
    メインデッキ
    50


    こちらも<OP01-055 おれの"侍になれ!!>を採用した形のデッキです。
    リーダーの能力+<OP06-036 リューマ>の能力で相手の4コスト以下のキャラを問答無用で倒せる動きが強力なリーダーで、4コスト以下のキャラを多く展開していくデッキに対して強く、「赤紫ロー」に対するメタとして流行していきました。
    OP06-118 ロロノア・ゾロ>を採用することで「黄黒ルフィ」にも対応可能ということで、環境上位2つに強いデッキなのではないかと噂されていましたが、実際OP06-036 リューマを複数枚引けないと強みがガタ落ちしてしまうという欠点を拭うのが難しいリーダーだったように思います。

    その他、ずっと人気だったデッキに<OP06-080 ゲッコー・モリア><OP07-079 ロブ・ルッチ>の黒系のデッキ2種があり、
    除去性能の高さを優先するならOP07-079 ロブ・ルッチ。安定した展開を優先するならOP06-080 ゲッコー・モリアと使用者が2分されていました。

    どっちが強い論争は結局7弾環境中いつまでも留まることを知りませんでしたが、結局対戦数が5戦前後で全勝を目指すショップ大会であれば最大値が高い「ロブ・ルッチ」が、3on3などの数戦落としてでもアベレージ勝率を上げたい状況であれば「ゲッコー・モリア」が優先されると思われるので、どっちが強いとかではない感じがしますね。


    スタートデッキ3D2Y発売 / チャンピオンシップ2024 3on3開催
    チャンピオンシップ2024の店舗予選も終了し、一時的に世のワンピースカード熱も落ち着きを取り戻しましたが、3on3が開催されるということで、7弾環境は続きます。
    かくいう私は抽選が外れたのでお留守番です。
    店舗予選のころと比べると、5月1日に配布開始の<P-076 サカズキ>とスタートデッキ収録の<ST14-001 モンキー・D・ルフィ>2種が追加されています。
    リーダー色に黒が混ざるとそれだけで結構強いということもあり、両リーダーとも悪くはない性能でしたが、環境に大きな影響を与えるには至らず、3on3での環境は引き続き、「赤紫ロー」「黄黒ルフィ」の2強というような環境のままとなりました。


    終わりに 余談
    ということで、7弾環境についてのまとめでした。

    店舗予選が開催されていたこともあり、非常に移り変わりの激しい環境でしたね。
    余談というか自慢というかですが、フラッグシップバトルを<OP06-042 ヴィンスモーク・レイジュ>のデッキで優勝でき、店舗予選も同デッキを使って優勝し、何とか通過できました。やったー!
    ということで、エリア予選への参加が決まったので、順次8弾も研究していければなと思います!

    それでは、また次回に。

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