
【攻略コラム】ま〜まれぇど限定構築月単デッキについて【かきみ】
シングルフォーマットの大会リセ8周年感謝祭も近いと言うことで、今回は新弾のま〜まれぇど月単について解説したいと思います。
ま~まれぇど月について
ま~まれぇど限定構築月単 デッキ
EX2
計60枚
豊富に入ったエリアをサーチするキャラやエリア用のコスト発生キャラを駆使して<夕焼けのバス停>を中心としたエリアをたくさん配置していき、キャラがダウンしたり除去されても数値操作があまり減らない盤面を作ることを目指すデッキです。
感覚としてはアイテム軸だったまどソフト月単のエリア版みたいな感じですね。
終盤の耐久力が高いデッキで、<夏の故郷>の切札で最大6回復をしたあとに<夏の故郷>の宣言で自身を山札に戻すことで山札を増やし、そうして空いたマスに<プライマルツリー>を配置してさらに山札を増やしたり、さらにそこから<ちんまりとした甘えんぼう/舞阪 茉衣>や<癒(ら)し系お姉さん/八重沢 やえ>でシールド作り、そうやって耐久している間に<夕焼けのバス停>複数枚でバーンを飛ばし続けて勝つのがメインの勝ち方になると思います。
マリガン基準については、<学園のプリンセス/墹之上 由乃>かそれをサーチできるカード+後攻ならターンリカバリー持ちキャラがあればその他があまりにもひどい手札(エリアばかりでキャラがいない、同じキャラばかり、DMGのあるキャラやないキャラが偏っている、など)とかでなければキープして良いと思います。
メインとなるカードについて
夕焼けのバス停
メインで配置していくエリアですね。数値操作2は純粋に強くて、複数枚揃い始めるとバーン効果も相手からすると無視できないものとなります。
夏の故郷
配置するだけで下記の3つの役割をこなしてくれるカードです。
- 軽めの数値操作エリア
- 山札回復
- 除去メタ
配置すると誘発で1ドロー1シールドするため実質山札は減っていないのですが、そこからさらに宣言でデッキの下に行けるので最終的には1回復できるようなものと考えることもできます。
除去メタも範囲は狭いですがとても強力で、三種ある「墹之上 由乃」名称のキャラ全てを除去デッキ視点だと全然除去したくないキャラにしてくれます。
ギャル系後輩/三島 星彩
癒(ら)し系お姉さん/八重沢 やえ
元気印コンビニ少女/掛川 葉月
ほとんど同じようなテキストの三種ですね。どれもターンリカバリーを持っているので後攻なら1ターン目に必ずどれか一体は出したいです。
じつは甘やかしお姉さん/御前崎 悠羽
SRという事で、使い勝手が良い代わりに素のステータスが少し低めのキャラですね。
バス停置き場を貯める能力で相手のチャンプブロック等にリスクを負わせれるのがとても優秀です。
ただ、雪属性などの除去デッキ対面で出したあとすぐに除去される事を想定すると、上述のR三種のほうが良いので除去デッキ相手にはあまり出さないようにしたいです。
ちんまいクラスメイト/沼津 潤海
実質的な手札消費枚数が1枚とは思えないくらい活躍してくれるキャラですね。最終的にエリアが6枚並べば3操作できるのはやはり破格だと思います。
学園のプリンセス/墹之上 由乃
このデッキの貴重なリソース源でありマリガン基準ですね。
Mixではシールド+2の能力を選ぶ事もそれなりにありますが、シングルでは終盤に出し直した場合以外は基本的にチャージを2枚貯める方を選択します。
<夏の故郷>で除去対策があるのも偉いですね。
ちんまりとした甘えんぼう/舞阪 茉衣
プライマルツリー
序盤は場のエリアを配置することに貢献してくれず、場にはエリアも少ないので真価を発揮しにくいですが、条件を達成している事の多い終盤にはエンゲージでシールドを2枚、宣言で<プライマルツリー>を配置して2コストで1ドロー3回復、数値操作を使うだけでシールド1枚追加、などなど一枚でかなりの耐久性を見せてくれるカードです。条件を達成したあとは数値操作もかなり強力になりますね。
場や手札に無ければ終盤に<夏の故郷>の切札で山札に戻しましょう。
<プライマルツリー>は序盤に配置しても強くないですが、最終盤に<夏の故郷>を場からどかした後に配置したり、とにかくエリアを6面埋めたい時に配置したりします。
雪対面で<夏の故郷>を3枚配置しつつ耐久する事があるので一応3枚採用としていますが、<夏の故郷>以外のエリアを4枚配置してていると2枚までしか配置できないので何か他に入れたいカードがあれば2枚に減らしても良いと思います。
等身大ステディガール/来宮 なのか
クラスメイトで幼なじみ/墹之上 由乃
それぞれ同じようなテキストのキャラですが、手札2枚で登場してから1ドローとコスト発生をするので実質タダみたいなキャラですね。このデッキでは<夕焼けのバス停>という重めのエリアを複数配置したいので、軽めの実質タダキャラは重宝します。
軽い分低めのスペックですが、無料の数値操作が沢山あれば実質的にけっこう高い数値になれるのも相性が良いなと思います。
マイペースな小さな黒魔術師/沼津 潤海
黒魔術部
とても強力な限定構築のセットですね。<黒魔術部>を無償で配置するテキストはゲーム中1回しか使えませんが、実質タダキャラとしても活躍出来るためスキが無いです。
あまりする事は無いですが、一応<黒魔術部>の2枚目を5コスト支払って配置することもあるかも知れないので<黒魔術部>は2枚採用としています。
完全無欠のプリンセス/墹之上 由乃
軽いわけではありませんが、最低限のスペックと追加の数値操作を持ったアタッカーですね。
主に雪対面で<夏の故郷>の除去メタを使えるアタッカーとして活躍してくれます。
雪対面では必ず欲しいですがサーチが無いため4枚必要だと思います。
シングルフォーマットでの立ち位置
不利なデッキよりも有利なデッキの方が多くて強いデッキではありますが、スムーズにエリアサーチのキャラを展開できないと序盤にもたついてダメージレースで大敗してしまう事もあり、<学園のプリンセス/墹之上 由乃>を確定サーチする以外のサーチはあまり無いのでたまに事故を起こして負けてしまう事があるのは弱点ですね。使い切り数値操作の多い日単とは戦いやすく、<学園のプリンセス/墹之上 由乃>、<完全無欠のプリンセス/墹之上 由乃>、<クラスメイトで幼なじみ/墹之上 由乃>の3体が<夏の故郷>で除去メタを持っているのと、<夕焼けのバス停>がエリアなので除去されない都合で常に数値操作+キャラ3体以上+バーンの状態を維持しやすいため雪属性デッキ全般には有利よりです。
不利対面としては、ま〜まれぇど宙の<現代に蘇ったサムライ娘/東堂 千歳>&<東堂流抜刀術>のコンボなどで<夏の故郷>が効かないダウンという形での実質的な除去を<学園のプリンセス/墹之上 由乃>にされるとリソースが続かず負けてしまいがちなのでま〜まれぇど宙単には不利になります。
また、カウンターメタが全く無いデッキなため真・恋姫†夢想月単(ネクストン月単)にも弱いですね。
今のシングル環境の有力候補デッキはどれも何かしらの不利対面や不安定要素を抱えているデッキばかりなので、これくらいの弱点であればシングルの大会でガチデッキとして使う分には問題ないのかなと思います。
おわりに
という事でま〜まれぇど月単の解説でした!高い数値操作に加えてバーンと回復+シールドで相手をじわじわと追い詰める戦略は結構面白いですし強さもあるのでかなりオススメよりのデッキです、気になった方はぜひ使ってみてください!