
【大会レポート】リセプレミアムフェスタ東京 Mix花単(恋×シンアイ彼女型)【ももせ】
今回は、先日行われたリセプレミアムフェスタ東京に参加しましたので、大会内容について記載していきたいと思います。
前回参加したリセフェスタチーム戦から1ヶ月、当時はきゃべつそふと日単の天下、という意見が多かったですが複数の大型大会を経てそれ以外の様々なデッキも台頭してきたように思います。
そんなきゃべつそふと環境の中盤を飾る大会で選ばれたデッキは......!?
デッキについて
Mix花単(恋×シンアイ彼女型) デッキ
EX2
計60枚
という事で、今回はMix花単(恋×シンアイ彼女型)を使用しました。
属性で見れば、前環境では中型花単の隆盛もあり息をひそめていましたが、きゃべつそふと日単への強いメタ性能を買われて今大会でもそこそこの使用人数となるデッキとなりました。
特に<脇役属性>の存在がきゃべつそふと日単を強く牽制しており、きゃべつそふと日単側が各キャラのチャージ、シールドは勿論<採掘者>・<巨大トルマリン鉱脈『深層』>と、領域外にカードを多く置く都合、相手のゴミ箱カードを縛れることはかなり強力で、相手の動きを制限できることを評価されて環境に返り咲いたのではないか、と考えています。
実際の対戦でもそういった側面で相手が困る場面もあり、環境上位とされるきゃべつそふと日単相手に必勝とまではいかないものの、比較的優位に立てるメタデッキ枠として存在感のあるデッキ、というのが世間的な評価であることを再認識しました。
デッキリストはかなり一般的なデッキリストで、新弾からは<ふわふわで優しいトイプードル/御園 苺華>を採用しています。
新弾では<しっぽカフェ>シナジーを持つカードが多く、Mixでの採用は自分には手の施し様がなく、純粋にパワーの高い一枚を採用する所に落ち着きました。
<ふわふわで優しいトイプードル/御園 苺華>自体はかなり強力で、現代のカードでは珍しく登場ドロー等はないものの、チャージを利用した実質的なサポーターや、自分以外をアンタップする効果と、小型花単に欲しかった能力を持ったキャラと言えます。
自身にドロー効果がない点も、その他のカードが軒並み登場ドロー効果を持っているため気にならない......と前向きにとらえることも出来るでしょう。
また、<初恋から始まる物語>の条件達成のため盤面に登場できるキャラの種類が少なくなっていたため、Mix花単でありがちだった種類を散らす形ではなく、重要なカードの枚数を厚く取る形としました。
他の大会参加者のデッキでは<料理上手な小悪魔系後輩/宮瀬 未尋>を採用している人もおり、自分では気づけなかったアプローチに衝撃を受ける大会でもありました。
当日の対戦について
さて、当日は成績は以下の通りでした。- きゃべつそふと日単 ◯
- きゃべつそふと日単 ×
- Mix日単 ×
- Mix花単 ◯
- きゃべつそふと日単 ×
- Mix宙単 ◯
- Mix宙単 ×
実際には時間切れによる両者敗北もあるものの、勝ち越し以上を目標に見据えていたため無念な結果に終わってしまいました。
特に、前述のようにメタデッキの立場として対戦するきゃべつそふと日単相手に二回も勝利を逃しているのは、自分がデッキを活かしきれていなかった事を強く感じます。
<脇役属性>や<俺様の奴隷/シィル・プライン>、<知的で優雅な完璧副会長/白鷺 茉百合>で優位な状況に立つことは出来ていたものの、相手の<巡礼の意志『アゲート』/カーラ・S・クィンバーン>等でいい感じに攻撃を止められ、打点の進行がお互いゆっくりなまま中終盤を迎え、対戦時間も終わりを迎え......という対戦模様で、優位な状況から時間内に勝利を挙げられない自分の未熟さを感じました。
きゃべつそふと環境を振り返って
きゃべつそふと日単が圧倒的なシェアを獲得する所から始まった環境ですが、シーズンが以前より長いこともあってか対抗馬となるデッキが続々登場して面白い環境だと思いました。前環境で覇を握ったタップ軸雪単(Mix、Navel単どちらも)や、新弾で強力な追加要素を得たアイテム宙単等がきゃべつそふと日単に対して戦える部分を見出し、トップメタとしてのきゃべつそふと日単はあるもののかなり群雄割拠的な環境になったかと思います。
次弾まではまだ一ヶ月あり、GP名古屋も控えていることから更なる対抗馬デッキが出てくることも想像できます。
「きゃべつそふと日単に対して戦えるデッキ」ということで、どんなデッキが現れるのか、GP当日が楽しみですね。
おわりに
以上です。今回も楽しんでいただけましたでしょうか。前回はシングルチーム戦だったこともあり、久々のMix構築戦で色々忘れている部分も多々あり新鮮な気持ちで望めました。
新弾も一ヶ月後には控えていますが、前述のようにまだまだ大きな大会も残っているため、自分の得意な属性は勿論、考えてもいなかったようなカードが大会シーンに登場することが楽しみです。
それでは良いカードゲームライフを~