
でちんです。
梅雨になりましたね。
湿気はカードゲーマーの大敵です。対策しましょう。
...さて、今回の記事では、5月末に発売された Navel2.0 より、
日属性のカードを解説させていただきます。
(Navel1.0の発売から三年半も経っているとは...月日の進みは恐ろしく早いですね)
お時間がありましたら、お目通しいいただければ幸いです。
SRカードレビュー
今弾のSRは2種類です。両方とも移動日で使え!って書いてありますね。
所持している能力はみっつです。
全てが「海の龍」という置き場に関連する効果になります。
登場時の誘発能力は、「海の龍」置き場のカードを2枚破棄し、
自分にシールド+2するというものになります。
後に説明する能力を使用する際、「海の龍」置き場にカードを貯めていくのですが、
「海の龍」置き場のカードが一定枚数以上貯まると、該当する能力の宣言が出来なくなります。
そのため、登場時誘発効果で、適宜「海の龍」置き場のカードを処理していくわけです。
このカードは何度か出し直してプレイすることが推奨されるため、
Mixなら<向日葵の教会>で破棄してボトムに送ったり、
シングルなら...素直に相打ちに回しましょう。
残りの二つの能力は、誘発効果になります。
- (1)[0]宣言
「海の龍」置き場の総数が2枚以下の場合、ゴミ箱のカード1枚を「海の龍」置き場に置く。
置いたとき、味方キャラ1体にAP+2(1ターンに2回まで宣言可能。) - (2)[D1]宣言
自ターン中、「海の龍」置き場の総数が1枚以下の場合、ゴミ箱のカード1枚を「海の龍」置き場に置く。
置いたとき、このキャラは次の能力を得る。 → [コスト] [日日]を発生
基本的には、登場ターンに(2)のコスト効果を使っていきましょう。
(2)のコスト効果を使用後「海の龍」置き場にカードが1枚置かれますが、
(1)のパンプ効果は「海の龍」置き場が『2枚』のときもまだ使用可能です。
なので、いつでも宣言できるAP+4で、盤面に圧をかけられます。
(2)の効果はタイミング問わず、自ターン相手ターン中のどちらでも使用可能です。
自分が攻める場合も、相手ターン中に受ける場合にも生かすことが出来ます。
(最低限、本人が実質2ハンドAP8なので、他と組み合わると結構な数値が出るはずです)
(1)のパンプ効果を使用せずにターンが返ってきたら、
もう一度(2)のコスト効果を使用して加速しつつ、<ニライカナイを探す家出少女/海咲>を<向日葵の教会>などでボトムに送りたいですね。
その後出し直しをすれば、払ったデッキコスト分のシールドが返ってくるという寸法です。
序盤~中盤はコストブースト兼バッファーとして睨みを効かせつつ、
終盤は<ニライカナイを探す家出少女/海咲>登場→誘発効果でシールド+2→適当な対象にAP+2連打→<向日葵の教会>でボトム送り→<ニライカナイを探す家出少女/海咲>出し直し→誘発効果でシールド+2
といったふうに動くことにより、守りを固めることも可能です。
どの能力にも無駄がないため、かなり考えてデザインされているように見えますね。
当分はお世話になりそうです。
EX1、AP5/DP3/SP1かつDMG3の、[ジャンプ:0][チャージ:1]を持った3ハンドキャラです。
所持している能力は2つ。
誘発効果と、宣言型の効果になります。
能力のイメージを端的に説明すると、
<超絶前向き幼馴染み/小日向 響>と<年上の従姉/安場 琥珀>を足して2で割って、取り回しのよさを+したようなカードです。
まず、登場時の誘発効果が、以下の2種類のうちからひとつ選べます。
- 1ドローする
- このキャラと同列の、アイテムを持たないコスト4以下のキャラを未行動にする。
そのキャラとこのキャラは、ターン終了時まで元の宣言型の基本能力全てを失う。
最序盤は1ドローを選んで盤面を形成し、
中盤以降はアンタップでダメージレースを加速するのが望ましいでしょう。
未行動にする対象が同列キャラのみという縛りはありますが、
盤面整理は日単の得意とする分野なので、上手にやりくりしたいところです。
また、この能力は同番号のターン制限がないため、
未行動付与→同列アタック→<亜紗先輩>を<向日葵の教会>でボトム送り→再度未行動付与のような動きもできます。
ハンドの消費的にあまりおすすめはできませんが、終盤に確定で通る一列を作り、
かつ殴れるキャラが一体だけだった場合などには、やってみる価値はあるかもしれません。
もう一つの能力は、チャージを破棄して使用する宣言型のものになります。
- 味方キャラ1体にAP+3する。
- 自分にシールド+1する。
- 1枚ドローする。(ゲーム中1回まで選択可能)
AP+3で睨みを効かせるのが得策でしょう。
このゲームにおける(ほぼ)ノーコストのAP+3は≒ハンド1枚くらいの価値があるので、
直接的な恩恵を受けた後も、間接的な恩恵を受けることができます。
前述の<ニライカナイを探す家出少女/海咲>と併せるだけでも、<亜紗先輩>のAPが12まで伸びるので、
他のカードとも組み合わせて威嚇していきたいところです。
その点、シールド+1の恩恵は微妙かもしれません。
しかし、最終盤の空中戦であれば、デッキ1枚の差が物を言うこともありますので、
あって嬉しい選択肢でもあります。
...いや、よく考えたらこのカード、序盤中盤終盤どのタイミングでも仕事するので、
シールド+1も、なんだかんだ言って染みそうな気がしますね。
(上記の<亜紗先輩>出し直し行動をとれば、シールドも+2になりますし。)
最序盤は実質1ハンドキャラとして振る舞いつつ、
中盤は未行動付与+APパンプでダメージレースと盤面の強化をもたらし、
終盤にも押し込みと紙一重のシールドを付与してくれる...
そう考えたら、このカードも永らくお世話になりそうですね。
限定構築について
公式にレシピ、及び回し方が載ってるので、合わせてそちらもご参照ください。<向日葵の教会>が入れられない代わりに、
<遥かなるニライカナイ>やら<正体を隠す琉球国王/月代 一渡>やらが入れられます。
...とはいえ日単オンリーで限定構築組むの...少々厳しそうにも見えます。
<遥かなるニライカナイ>に至りたい真の漢のデッキと言えるでしょう。
多分<可能性の世界>を組み合わせたデッキで遊んだ方がより良いと思います。
<可能性の世界>なんですが、やたら厳しい制限をかいくぐればMixでも使えるので、
そっちの可能性を追求する価値はあると思います。
(<向日葵の教会>と併用できないのは厳しいですが...)
最後にひとこと
今回は以上になります。あんまり大会出られてないうちに、7回戦がデフォルトになっていてたまげました。
いつの間にか超人気TCGになっていたんですね...
そんな感じです。
それでは、今日もでちんはKOOLに去るぜ!