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【大会レポート】リセフェスタ東京 Mix雪単(芸術の頂点型)【ももせ】

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    by ももせ

    20250604 rise top.jpg
    【大会レポート】リセフェスタ東京 Mix雪単(芸術の頂点型)【ももせ】
    こんばんは、僕です。
    今回は、先日行われたリセフェスタ東京 に参加しましたので、大会や使用したデッキ、や環境の考察など記載していきたいと思います。

    新弾「Navel2.0」は過去弾以上に構築制限の作品単にフォーカスした内容で、どの作品にも特色があり、かつ一線級で戦えるデッキ、という声を事前評価の段階でよく耳にしました。
    久しぶりのMix構築戦ではありますが、そういった作品単を見ることもありそうで楽しみなフェスタだ、と思いつつ今回は大会へ臨みました。

    そんな今回のリセフェスタで僕が選んだデッキは...!?

    デッキについて
    Mix雪単(芸術の頂点型) デッキ
    EX2
    60


    ということで、今回はMix雪単(芸術の頂点型)を使用しました。

    新弾の雪属性のテーマは「タップ型」ということで、大きく強化されたタップ軸雪単を使用するか悩みました。
    しかし、環境の上位に君臨するであろうデッキを意識するとどうしてもタップ型雪単では数値が足りない部分が目についてしまい、前弾の流行りから引き続き芸術の頂点型雪単を選択しました。
    前述の「環境の上位デッキ」として、前弾から大型大会でも優秀な成績を残しつつ、新弾でも大きく強化を貰った「中型花単」が最初に考えられました。
    前弾ま~まれぇどの時点でもかなり高い数値を誇るデッキでしたが、<夢を追いかけるもう一人の幼馴染み/八重 桜>・<清楚な魔界のプリンセス/ネリネ>等、新弾のカードがさらに後押しする形で数値を押し上げており、
    さらに大体のカードが「全てのAFキャラ」に数値修正を与えるため、ほとんどのデッキで防御が困難になるほどの数値感を叩き出してきます。

    前述したタップ型雪単も個々の数値では負けていないものの、1~2列を守るのが精一杯でどうしても耐えきれない列が発生してしまうことから、選択候補から外れざるを得ない形となってしまいました。

    そういった数値感の都合から、今大会で活躍するデッキは以下の3タイプに分かれる、と考えます。
    • 中型花単
    • 中型花単以上に攻め手が多いデッキ
    • 除去やカウンターといった、数値に頼らないデッキ
    そこで自分は数値に頼らないデッキの一つである除去コントロールを得意とした芸術の頂点型雪単の使用に至りました。

    デッキリストとしては前弾で主流だった形から<巫女の血族/藍原 しおん>を抜き、新弾のリソースカードである<白髪に執着する天才若手女優/八日堂 朔莉>を採用したリストで臨みました。
    リソースカードが過剰ともいえる枚数採用ではありましたが、前述の数値感に対して<巫女の血族/藍原 しおん>と<霊式機巧刀「折紙」>で修正しても付け焼刃もいいところだ、と思いいっそのこと数値の事は全て忘れて除去に全振りしよう!と思い今回のリスト・枚数配分を選択しました。

    前弾環境での大型大会に参加できていなかったこともあり、相手の数値感を気にせずコントロールに全振りするわかりやすいゲームの組み立てができる点がかなり評価が高く、一つのデッキテーマの中でも良い枚数調整ができたと思っています。

    採用カードについて
    白髪に執着する天才若手女優/八日堂 朔莉
    雪属性のSRと言えば、と言わんばかりのドローソースカードです。
    アグレッシブで使用すると計4枚ドロー、通常運用だと計5枚ドローと、有限ではあるもののしっかりリソースを稼ぐカードはやはりSR、という感じです。
    それに加えて新しめのカードということで(?)ドローにおまけでシールド付与がついてきて、カードデザインに時代を感じずにはいられません。
    また、チャージを全て使い切った後にも数値修正に活躍してくれる等、ある程度盤面のコントロールを握った後でもしっかり仕事がある点も評価が高いですね。

    更に、手札宣言でも<師の意思を受け継ぐ者/本間 心鈴>互換の除去効果を持っており、リソースカードを登場しきった後でも引き損にならないカードデザインは本当に綺麗だと思います。
    バランスよく強いリソースカードということで、以降弾販売後もある程度以上の評価は保ち続けることが出来るカードだなぁ、と思いました。

    サブネームである白髪に執着する天才若手女優、文字面だけだと何もわからなくて作品のプレイを勧められている感じがしてそれもいいですね(?)

    当日の対戦について
    そんなデッキで臨んだリセフェスタでしたが、当日は以下の成績で4勝3敗でした。
    • 中型花単(秋姫すもも型) ×
    • 「俺たちに翼はない」単
    • サプライズ型月単
    • 中型花単(園池桜子型) ×
    • カウンター型月単
    • 大型宙単
    • イベント型宙単 ×
    敗北を喫した対戦について
    1回戦と4回戦はどちらも前述のように環境の中心となることが予想された中型花単が相手でした。
    世間的な評価では雪単側が有利という評価を多く聞いたため、こちらの展開事故はあったものの、このマッチアップを2戦中2戦とも落としてしまっているのは、自分の対面理解度の浅さを感じてしまいました。

    同じくブロガーのらじおさんは同じアーキタイプのデッキを使用して中型花単にしっかり勝利を挙げているため、そういった面でも練習不足を感じずにはいられません。
    しっかりマッチアップの勝敗を分ける決定打となる動き等を理解して、次回大会へ望みたい、と思いました。

    7回戦のイベント型宙単については完全に相性不利を突かれ、大敗を喫する形となってしまいました。
    謎の少女/リムス>・<不幸忍者/見当 かなみ>・<黒歴史を抱えるイラストレーター/常磐 華乃>等のリソース兼アタッカーカードに対して除去を打つにも打てず、<聖槍ロンゴミニアド>で大きくリソース差を付けられ、そのまま敗北......という具合で大敗です。

    イベント型宙単は芸術の頂点型雪単、中型花単どちらにも戦えそうで持ち込みとして良いデッキだったなぁ、と思いました。

    その他のラウンドは狙い通り大型除去を中心に盤面コントロールしつつ勝利を挙げることができました。
    おわりに
    以上です。今回も楽しんでいただけましたでしょうか。
    久しぶりの大型大会だったこともあり、結果には満足できませんでしたがとても楽しい一日でした。
    大会結果として、前環境から通して中型花単が4連覇を成し遂げているらしく、デッキとしてのパワー改めて感じさせられます。
    この環境で7月にリセGP 2ndを控えていることもあり、しっかり対策を練るか、自分が中型花単を使う側としての練習をするか......色々検討していきたいですね!
    早速リセフェスタ大阪が控えていたり、リセGP店舗予選があったり、まだまだ始まったばかりの環境を楽しんでいきましょう。

    それでは良いカードゲームライフを~

【大会レポート】リセプレミアムフェスタ東京 Mix花単(喫茶ステラ型)【ももせ】

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    by ももせ

    20250313 rise top.jpg
    【大会レポート】リセプレミアムフェスタ東京 Mix花単(喫茶ステラ型)【ももせ】
    こんばんは、僕です。
    今回は、先日行われたリセプレミアムフェスタ東京に参加しましたので、大会で使用したデッキや、環境読み等について記載していきたいと思います。

    今大会はプレミアムフェスタということで、前回プレミアムフェスタ同様で5回戦終了までで全勝を挙げることができれば、普段の入賞に加えて今年の名人戦の参加権を獲得できる大会となり、いつも以上に勝利の価値が高い大会で、一プレイヤーとして名人戦参加は一つの目標、と考えているため自分にとってもいつも以上にモチベーション高く臨んだ大会でした。

    また、ケロQ・枕環境ではシングルデッキがMix環境でも一線級で戦える環境ということもあってか、普段の新弾タイトルに比べても新しくこのゲームを始めた、という方が多く、かなり多くの大会に参加している方である自分も知らない方が多数会場にいて、新鮮かつ楽しい大会になったかと思います。

    それはさておき、そんなプレミアムなフェスタで僕が選んだデッキは...!?

    デッキについて
    Mix花単(喫茶ステラ型) デッキ
    EX2
    60


    ということで、今回はMix花単(喫茶ステラ型)を使用しました。

    ケロQ・枕での花属性のテーマは「手札宣言」だったのですが、環境では他属性に数値的に張り合えるか不安定だったこともあり"花属性は今弾は不作"と環境初期は評されていました。
    事実、環境上では新弾テーマでは日・雪・月属性が活躍しており、花属性はシングル環境でも奮っている、とは言えない状態でした。
    しかし、そんな日・雪属性に対してかなり優位に戦えるデッキとして環境に彗星の如く再び姿を現したデッキが喫茶ステラ型花単でした。

    日属性に対してはこちらのキャラが積極的に相打ちを狙っていけることや、「喫茶ステラと死神の蝶」キャラが持つ各種メタ効果が<向日葵の教会>での破棄をはじめ日属性の動きにかなり効果的で、移動型日単、ケロQ・枕日単どちらにも安定して有利をとることが出来るアーキタイプとなります。

    また、雪属性に対しても<喫茶ステラ>の効果で除去に対する効率を半減することができ、テンポはとられるものの手札差は大きくつきづらく、リカバリーが容易になっています。 今回自分は不採用だったのですが<不死鳥の炎/スズリ>等、さらに除去に強いカードを採用することで十分有利ではありますが、より優位に立つことができるマッチかと考えます。
    実際に喫茶ステラ型花単は先日行われたリセフェスタ名古屋でも見事に日属性を多く倒し優勝を挙げており、環境的な認知としても日・雪属性に対して強く出ることが出来るデッキと認知されつつあると思います。

    しかし、ケロQ・枕販売前は主流だった<初恋から始まる物語>採用型の花単(以降恋×シンアイ彼女型と記載します。)では有利に対面することができた手札宣言型宙単や、各種月属性デッキに対しては喫茶ステラ型花単ではかなり厳しい対面になっており、恋×シンアイ彼女型を使うか喫茶ステラ型花単を使うかは、有利をつけたいデッキ次第、と考えます。
    そんな中で、今回は普段のリセフェスタとは異なり5回戦全勝でも権利が得られることから「有利なデッキと5回マッチングすれば良い!」と考え、喫茶ステラ型花単を選択しました。

    採用カードについて
    無表情な夏目家次女/夏目 雫
    実はケロQ・枕発売以降はずっと雪属性を使用していたため、発売後初めて使用する一枚でした。
    最近ではよくある、コスト発生が2回できる効果に加え、汎用数値上昇、どの対面でも使えるアンタップ効果と派手さはないものの優秀な効果が揃っている一枚となります。
    コスト効果はキャラの登場には使用できないものの喫茶ステラ型花単では<お兄を甘やかし隊>の装備コストや<ミステリアスな微笑み/四季 ナツメ>のサーチ効果等、能動的にコストを使用することも多く、登場コストの回収は容易でしょう。

    また、手札宣言効果も本体同様アンタップ効果を有しており、滑り込み攻撃を苦手とする花属性にとっては<オトコノコ/渡良瀬 準>と合わせて防御の柱としてしばらく花属性を支える一枚になることが予想されます。

    白鷺家四女/白鷺 茉百合
    半年前くらいのカードではありますが、自分が好んで使っていたデッキだとコスト数の構築制限で採用することができず、実は今大会が初めて使用する機会でした。

    そういったこともあり<知的で優雅な完璧副会長/白鷺 茉百合>のおまけで出てくる程度でしょう、と最初は考えていたのですが、使って見ると想像以上に強かったです。
    汎用数値上昇も今となってはほとんどのキャラが持った能力ではあるものの「喫茶ステラと死神の蝶」キャラは持っておらず、攻撃前に数値上昇が行える貴重なキャラとしてかなり活躍しました。
    また、本体もAP4/DP5と比較的ダウンしづらいスペックで<お兄を甘やかし隊>・<闇の救世主/海野 あかり>でDMGを上昇して連続攻撃を仕掛ける等、喫茶ステラ型ではあまりできないと思っていた動きがこの一枚で出来て、かなりの驚きでした。
    今までは<知的で優雅な完璧副会長/白鷺 茉百合>の選択効果は手癖のように「相手のウォームアップを-1」「自分のウォームアップを+1」と順番に使っていたのですが、カードとしての強さを感じた試合以降は二番目に選択することが多くなり、<白鷺家四女/白鷺 茉百合>以外にも使ったことがないだけで思っていたより強力なカードがきっといっぱいあるんだろうなぁ、と自分の視野の狭さを反省出来る一枚でもありました(?)

    当日の対戦について
    そんなデッキで臨んだプレミアムフェスタでしたが、当日の成績は以下の通りです。
    • 移動型日単
    • 喫茶ステラ型花単
    • 小型日単
    • ケロQ・枕日単
    • 芸術の頂点型雪単
    • 数値操作型月単 ×
    • ケロQ・枕雪単
    6勝1敗で6位入賞を果たせました。
    また、5回戦終了時に全勝を果たすこともでき、名人戦参加権を取得することもできました。
    優勝という最高の結果は残せなかったものの、先述のように大会として目指していた5回戦全勝での権利取得を達成でき、非常に満足度の高い大会となりました。

    敗北を喫した対戦については非常に不利なマッチング相手だったこともありましたが、喫茶ステラ型の性質的にAFのみに登場できるキャラばかりが手札に集まってしまい、DFキャラが満足に登場もできず、文字通り手も足も出ず完封負けでした。
    有利不利もはっきりしていて、対面の属性がわかった瞬間に厳しい戦いになる事は想像できましたが厳しいなんてものではなかったです......
    そういった相性もあり、5回戦以前にマッチングすることが無くて良かったという気持ちもあります笑

    その他のマッチングについては前述のように有利な対面が多かったこともあり、狙い通り勝利を挙げることができ、デッキとしての相性感を改めて感じる一日でした。

    おわりに
    以上です。今回も楽しんでいただけましたでしょうか。

    今大会は準備の段階での狙い通りの成果を挙げることができ、いつも以上に満足度の高い大会となりました。
    結果的に大会はMix月単が優勝したものの、絶対数は日・雪属性が多く、各属性がまんべんなく活躍しており、どの属性を使ってもチャンスがある環境ではないか、と思います。
    来週末にはこの環境の結論とも言える、リセGP2025エリア決勝大阪も控えており、大会結果が早くも楽しみです。
    また、その後は新弾「ま~まれぇど1.0」の発売も控えており、環境の変遷も楽しみです!

    今回の記事も、喫茶ステラ型花単を使用しようか考えている人にとって少しでも実りのある記事になっていると嬉しいです!

    それでは良いカードゲームライフを~

【大会レポート】リセフェスタ東京チーム戦 ケロQ・枕雪単【ももせ】

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    by ももせ

    20250116 rise.jpg
    【大会レポート】リセフェスタ東京チーム戦 ケロQ・枕雪単【ももせ】
    こんばんは、僕です。
    今回は、先日行われたリセフェスタ東京1月 チーム戦に参加しましたので、大会や使用したデッキ、環境等について記載していきたいと思います。

    新弾直後ではないものの、チーム戦というレギュレーションの特性もあってか「友達に誘ってもらってはじめてリセフェスタに参加しました!」という人も複数人見かけられ、入賞チームにも初参加とコメントしていた選手がいたり(聞き間違いだったらごめんなさい)、ゲームに触れるきっかけとしてはとても素晴らしい環境での大会だったな、と感じました。
    また、新しい試みとして「我道賞」の導入があったり、大会運営側としても色んなチャレンジがあり、参加者・運営共に経験的にかなり良い大会になったのではないか、と思います。

    それはさておき、ケロQ・枕環境のチーム戦で僕が選んだデッキは...!?

    デッキについて
    ケロQ・枕雪単 デッキ
    EX2
    60


    ということで、前回行われたリセフェスタ東京に引き続き、ケロQ・枕雪単を使用しました。

    前回大会はMix環境で、その中でも勝ち越しを挙げる実力があるケロQ・枕雪単ですがシングル環境でも環境を代表するデッキの一つとなっています。
    新弾かつ人気作品ということでデッキとしてパワーが高いのは勿論ですが、初動や序中盤にかけての動きがかなりわかりやすいことも人気となる要因の一つで、大会を通しても使用者数が一番多いデッキとなりました。

    デッキ相性的にも、シングル環境において明確な不利対面が存在せず、こちらが除去や大型回復を擁することもあり有利に立ち回れる相手が多いため、それもデッキ人気の一因かと思います。

    少し苦手なケロQ・枕日単等のダメージレースが早いデッキに対しても<師の意思を受け継ぐ者/本間 心鈴>をきちんと合わせることで五分以上の戦いが出来ると考えており、シングル環境堂々のTier1デッキ、と言えると思います。

    チームとしてデッキ選択をする際、そんなケロQ・枕雪単を選択しない理由もなく、前大会で使用したこともありチーム内では自分が使用する運びとなりました。

    また、チームメイトにはケロQ・枕日単とケロQ・枕月単を使用してもらいました。
    調整段階で、ケロQ・枕雪とマッチした際にプレイ次第では有利に立ち回れる可能性がある2デッキを選択する形になります。

    その他の候補としてアミューズクラフト雪単、恋姫†夢想月単が挙がったのですが、どちらもケロQ・枕雪単を相手した際に思ったようなゲームができず、厳しい対面になってしまうことが予想できたため、今大会に向けてのデッキ選択は「ケロQ・枕雪単に対してゲームが出来る」ことを強く意識したチームになりました。

    当日の対戦について
    そんな環境でのリセフェスタ東京チーム戦は個人5勝1敗、チームも5勝1敗で3位入賞という結果になりました。
    当日の対戦カードは
    • YUZ雪単
    • AMC雪単
    • QM雪単
    • QM日単 ×
    • QM月単
    • QM日単
    この通りと、後半に行くにつれてケロQ・枕のシングルばかり、人によっては6回戦全部がケロQ・枕のシングルと対戦した、という人もいてデッキパワー、作品人気の両方を改めて感じましたね。

    特に記憶に残る、ケロQ・枕のシングル対戦について触れていきます。
    3回戦 対ケロQ・枕雪単
    ケロQ・枕雪単ミラーでは<櫻の芸術家/草薙 直哉>に除去カードが効かないこともあり、中盤以降はお互い<櫻の芸術家/草薙 直哉>のみがAFに残るゲームになりがちです。
    そこで、<圧倒的な天賦の才/草薙 直哉>・<草薙直哉への執念/夏目 圭>を中心に、相手の<櫻の芸術家/草薙 直哉>をいかに少ない手札消費で止めるか、また、相手のDFキャラに対して除去を打つか、というお互いのやり取りを繰り返す対面となります。
    一般的な対面には<師の意思を受け継ぐ者/本間 心鈴>等の手札宣言除去カードを<芸術の頂点>の下に置き、<櫻ノ詩ト刻>の回復は<夭折の天才芸術家/夏目 圭>を多く回復することがセオリーとなりますが、
    そうなると<芸術の頂点>・<櫻ノ詩ト刻>の回復後のデッキが除去カードのみで、手札消費が少ない状態でダメージレースを減らせる小型キャラがデッキにない、という事態になりうるので、ケロQ・枕雪単のミラーマッチとわかった時点で<芸術の頂点>の下に置くカードや、<櫻ノ詩ト刻>の切札を使用するタイミング等、検討する事が多いマッチだと感じました。

    実際の対戦では自分が先攻1ターン目に<美に呪われた天才芸術家/御桜 稟>を配置することができず、相手より3ターン程遅れての<芸術の頂点>配置となってしまいました。
    それでも、先述の<櫻の芸術家/草薙 直哉>のみで攻撃しあうゲーム展開には変わりがないため、結果的に自分も相手も<芸術の頂点>の下に10枚カードを置くことが出来るゲーム展開となりました。
    ただ、<芸術の頂点>の有無による差は大きく、相手側が手札枚数において有利をとるゲームになった...ものの、相手が上手くDFキャラを展開することが出来ず、効率の良くない除去を打つ側になったため、山札1枚の差で勝つことができました。

    終盤にはDFキャラに除去を打つか、<櫻の芸術家/草薙 直哉>に除去を打つかの選択をお互い迫られて山札枚数や残っているカードの枚数等で検討ができ、面白いマッチだと改めて思いましたね。

    5回戦 対ケロQ・枕月単
    対ケロQ・枕月単では<雪景鵲図花瓶の作者/鳥谷 静流>等の「特殊能力を失わせる」手札宣言があるため、雪単側が<魂の帰る場所/夏目 藍>を極力登場させないことや、<師の意思を受け継ぐ者/本間 心鈴>をはじめとしたコスト能力を持つキャラのチャージを早めに使用することが求められます。
    除去効果の手札宣言は対応で使用できないものの、<二人の誓い/夏目 雫>をはじめとしたAPorDP-3修正+1ドローの手札宣言はいつでも使用出来るため、早急に使用して手札交換+「永遠の相」、<芸術の頂点>の枚数加速を図る、等を狙っていきたいです。

    また<2つの色覚を宿す者/恩田 寧>等、手札宣言に対する打消しとなる手札宣言効果を持つカードも複数枚採用されているため、雪単側は<美に呪われた天才芸術家/御桜 稟>以外の手札宣言除去を打つタイミングが求められ、考え無しにキャラ登場や除去宣言等を行っては気づけばリソース有利を付けられ、盤面で勝てなくなってしまう...という展開に陥ってしまいます。
    そのため、対戦相手が対応することができない<美に呪われた天才芸術家/御桜 稟>を上手く使うことが勝利の鍵と言えると考えています。
    追加コストを含め、手札7枚を使用するビッグアクションではあるものの、相手に対しても大きなテンポロスを押し付けることができるため、相手の手札枚数状況を見て、上手い具合のタイミングで<美に呪われた天才芸術家/御桜 稟>の手札宣言を決めて勝つ、が王道の勝ちパターンになると思います。

    実際の対戦では、相手が先攻を取ったものの<ア・ロウアワーキウイ/氷川 ルリヲ>単騎という展開で、<世界を見通す天才芸術家/本間 心鈴>・<キボウ/鳥谷 真琴>を登場されず、プレッシャーの少ないスタートとなったためこちら側が相手の展開前に除去を始めることができ、こちらがペースを握り続けるゲーム展開で勝利となりました。

    4回戦・6回戦 対ケロQ・枕日単
    対ケロQ・枕日単では、その他のデッキ以上に雪単側に求められるものが多いマッチと考えます。
    ゲームに求められるものとして、 この4点がゲームを大きく左右する要因と考えています。
    「雪側の先攻」についてはどうしようもない部分ですが、2,3点目については雪側のプレイの範囲内で対応出来得る箇所です。
    雪単側の王道な動きが<美に呪われた天才芸術家/御桜 稟>・<櫻の芸術家/草薙 直哉>・<魂の帰る場所/夏目 藍>の展開、その後に<師の意思を受け継ぐ者/本間 心鈴>をはじめとするチャージ持ちのAFキャラを展開するものですが、最後のAFキャラを<夭折の天才芸術家/夏目 圭>の手札宣言を使用してでも<師の意思を受け継ぐ者/本間 心鈴>を選択したいです。
    ゲームを通して5~6枚シールドを取得できるため、手札に選択肢があるうちは極力<師の意思を受け継ぐ者/本間 心鈴>を登場させていきたいです。

    3点目の<圧倒的な天賦の才/草薙 直哉>・<草薙直哉への執念/夏目 圭>の登場についても、<師の意思を受け継ぐ者/本間 心鈴>のチャージの早期還元を意図しています。
    毒舌ないじめっ娘/田端 ゆい>・<心は乙女な男の子/八雲 はまじ>等DPが0のキャラに合わせてゲーム序盤から「永遠の相」、<芸術の頂点>の枚数を意識してゲームを進めることを心掛けたいです。
    芸術の頂点>が4~5枚の状態で言わざるを得ない場面が訪れがちなので、早いうちから等価以上の手札宣言を連打することを心掛けてゲームを進めたいですね。

    雪側の求められる事の多いマッチでしたが、実際の対戦では本当に上記が達成できた6回戦は勝ち、できなかった4回戦は負けでした。
    勝利を挙げた対戦もかなりギリギリだったため、条件が達成できてやっといい勝負、という相性なんだと感じさせられました。


    総じて、デッキ内容についてはシングル構築ということもあり前回大会と変わらないのですが、シングル環境ならではの動きが求められる対面が多く、Mix環境とは違った楽しさがある大会だったと思います。

    おわりに
    以上です。今回も楽しんでいただけましたでしょうか。

    今回は自分にとって久しぶりの上位入賞が出来て、本当に嬉しいです。
    今大会でも優勝にかきみさん、2位にらじおさんと遊々亭のメンバーが入賞しており、肩を並べて記事を掲載する機会ができた喜びがあります。

    だいぶ遊んだ気がしますが、ケロQ・枕販売からまだ1ヶ月経たない程しか経っておらず、翌月もリセフェスタや、グランプリ予選があったりとまだまだ楽しみが多い環境です。
    表舞台に登場していないデッキもまだまだあるかと思うので、次なるイベントに向けてしっかり楽しんでいきたいと思います!

    それでは良いカードゲームライフを~

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