5月15日(水)にVer.2.1.0Bが稼働して、しばらく経ちました。
環境的にも強いデッキが定まってきたところではありますが、今バージョンではバージョンアップと同時に、ドリフターズコラボスタンプキャンペーンも始まっています。
せっかく後半戦も始まったところですので、今回はドリフターズコラボスタンプキャンペーンで手に入るカードについて、レビューをしていきたいと思います。
ドリフターズコラボスタンプキャンペーン カード紹介
追加効果自体は得られるため、4枚デッキで採用することも可能ですが、自身のスペックも考えると、5枚か、どちらかというと6枚デッキでの使われた方が主流ですね。
時代をばらけさせる条件はあるものの、意外と各コスト帯、各時代毎にパーツが揃っており、意外にもテンプレデッキがひとつふたつある、という状態ではなく、スペック採用の武力枠を集めたり、士気を貯めてフルコンを叩き込む<N岩崎弥太郎>型や、遠距離を強めにした形など、さまざまな形のデッキができています。
士気10相応のパワーがある、かつ、知力上昇のおかげで6枚デッキでもしっかり攻城力が確保できることもあり、すっかりバージョンのメタの一角に食い込んできた感はありますね。
遠距離から敵部隊を狙って、近づけさせないような使い方もありですが、<SRサンドリヨン>のように、敵城に張ってから使用すると攻城or部隊撃破の二択を押し付けられるため強力です。
ダメージは武力差次第で目に見えて変わるので、自身が相手の武力を上回っていればしっかりダメージを与えられるのですが、この計略単体だと、号令を使った敵部隊相手には有効打になりづらい場合があります。
ほかの計略を重ねて<SR那須与一>自身の武力を上げたり、戦場を広く使って、相手が号令を使いにくいような盤面を整えてあげると輝きます。
計略の特性的に、鉄砲隊を多めに採用した、いわゆる鉄盛り系デッキの核にしたいところなのですが、そうなった場合に、同コスト帯でいうと士気6で号令を使える、かつ火力面や機動力で勝る<SR1島津義久>が。
同勢力を見ても同士気で効果時間が非常に長い<SR乾退助>や、ちょっと毛色が異なりますが、鉄砲隊に追加効果を、というところを見れば乱戦しながらでも射撃が可能になる<SR丹羽長秀>あたりもいます。
これらのライバルに対して、効果時間や火力の面で勝っているところがなかなかあげづらく...。
スペック面では<SR1島津義久>、<ER1織田信長>と比べて柵を持っている点で勝ってはいるのですが、3コストに求めているのはそこではないんですよね。
一応、戦器【墨縄】と合わせればほぼノータイムで鉄砲が撃ち続けられる、三段撃ちのロマンはあるので、ここに夢を見るならば。
この効果のおかげで実質移動速度が上がっている状態になっており、しかも高速移動ではなく瞬間移動判定なため、櫓や柵、敵部隊等の障害となるものすべて気にせず移動を行います。
もちろん迎撃されるリスクもなし。
槍撃を当てるために距離を保ってもいいですし、鉄砲隊相手の弾避けや、オーラが出ている騎馬隊へ先回りして迎撃、攻城中に瞬間移動しての横抜け攻城など、使い方次第で戦場全体を支配できるくらいのパワーがあります。
効果時間も約18カウントほどと槍撃ダメージが上がる超絶強化としては非常に長く、先手を打って使っていけるところもいいですね。
槍撃ダメージアップも合わさって、単体で使用しても十分暴れ回れるくらいの性能があるのですが、各種投げ系の強化と合わせても強烈。
ドリフターズコラボ同士で<SRハンニバル>の計略をかけて、撃破時に兵力回復を狙うようなコンボなんかも面白いですね。
計略も武力と移動速度を徐々に下げられるため、終盤の詰めの一手としては非常に強力。
号令のスペック枠として採用して、取ったリードを<SRスキピオ>で守る、という使い方が分かりやすいです。
緋では<R項梁>という一線級の号令がいるので、今バージョンではここの1.5遠距離枠を、<おつやの方>あたりと争う形になるんじゃないでしょうか。
武力+4に敵部隊撃破で兵力約2割くらい回復の効果をつけられるのですが、この効果時間が約20カウントとかなり長め。
武力16気合を押し付けつつ、敵部隊を倒したら回復する<ER1呂布>。
計略込みなら瞬間移動しながら撃破で回復もついてくる武力18超絶槍の<SR島津豊久>。
ただでさえ固い武力11が15になって鉄砲を撃ちこんでくる<ER島津義弘>。
ぱっと挙げるだけでもあまり相手したくない部隊が出来上がりますね。
あくまで単体強化で、即時得られる効果は武力+4なので、これだけで敵部隊をばたばた倒して無敵、とはなりませんが、それでもデッキのワントップに掛ける計略としては理想的な性能をしている気がします。
武力1も知力11の端攻め性能と、柵持ちなところを考えれば十二分。
低コストで時代が「特殊」なので、とりあえずで戦器【輝く太陽と月の双剣】や【日ノ本一の陣羽織】が選べるようになるところも偉いですね。
欲を言うなら、範囲がもっと広めで、遠くから掛けられるようなら個人的には完璧でした。
・・・・・・すいませんでした。
実際、スペックは本当にえらいです。
が、現状だと計略がやや中途半端な印象を受けますね。
斬撃を放ったときに、向いている方向へ小さい斬撃を散弾のように打ち込むのですが、この向いている方向、というのがなかなか厄介で。
つまり追加の斬撃を当てようとすると、狙っている部隊の方向を向いて斬撃アクションをする必要があるのですが、速度が上がっていないので、乱戦をされていると、この一回離れて~~相手の方向を向いて斬撃をする、という行動が非常に取りにくいんですよね。
計略中の武力が13なこともあり、敵部隊を乱戦で倒して次の部隊を狙う、というやり方も難しく、しっかり距離を取って狙ってをやろうとすると、やはり移動速度が上がっていない、+約9Cほどの、効果時間の普通さが足を引っ張ります。
とは言え追加効果の斬撃がしっかり当たったときはいい火力をしているので、<R武市富子>や<SR幾松>など、斬撃強化系の投げ計略を複数回かけて、敵部隊が近づけないような固定砲台を作る、という使い方にはロマンがあります。
ここに将来性がある感じはしますね。
というわけでドリフターズコラボについて書いてきました。
号令枠では<SR安倍晴明>、単体強化枠では<SR島津豊久>、このあたりが強力かなと思います。
特に<SR安倍晴明>はさまざまなデッキが開発されており、デッキを作る際に対策を意識しておかないといけないレベルで環境にはいますね。
現在行われている後半のスタンプコラボキャンペーンでは、個人的には終盤に詰みの状況を作れる<SRスキピオ>が気になっています。
ハンニバルに関しては、現環境でも十分通用する性能をしていますし、今後出てくる高コスト全般と相性が良いはずなので、カードが追加されるたびに伸びしろがあるんじゃないでしょうか。
今後新しいデッキや使い方が生まれてくると思うと楽しみです。
それではまた次回、虎斗でした。