こんにちは、虎斗です。
稼働からひと月以上が経過しましたが、使いたいカードやデッキ、そして立ち回りは固まってきたでしょうか?実際にデッキを使う際に、流派の選択で迷ったことはないでしょうか?
稼働からしばらく経ちましたし、今回は私がデッキを作る際や、対戦相手のデッキに合わせて選択する際に気をつけていることなどを踏まえて、流派について書いていきたいと思います。
流派紹介
知力、兵力、武力と部隊の数値的な強化ができる流派ですね。壱之型で知力を+2、弐之型で最大兵力を+約2割、参之型で武力を+1、それぞれ上昇させてくれます。参之型の武力上昇はコストが重いだけあってシンプルに強力ですが、特に便利なのが壱之型。
ダメージ計略や妨害計略への耐性を上げてくれるので、周瑜などの大型のダメージ計略を採用したデッキを相手にする際に非常に役に立ちます。さらに知力は味方の計略の効果時間を上げてくれるだけでなく、攻城速度にも関わってきますから、使用する流派ゲージが少なく、序盤から使える壱之型としてはかなり優秀だと思います。
壱之型とともに、弍之型もダメージ計略対策として有効です。最大兵力を上げておけば、一発撤退する確率はさらに減りますからね。焼け残ってしまえば増援系の戦器や回復計略で立て直すことができますから、相手からしても安易にダメージ計略を使えなくなります。説明の文章には最大兵力が上がるとしか書かれていませんが、実際には上がった分兵力も回復してくれるので、緊急時の増援として使用することも可能です。状況によっては相手の虚をつけますから、慌てて使用せず、ある程度兵力が減ってから使用しても面白いかもしれませんね。
以上の通り、部隊流派では特に壱之型、弍之型が便利で有用です。知力が低めのデッキを使用していて、ダメージ計略にお悩みの方は、壱之型→弐之型でダメージ計略対策を取ってみるのはいかがでしょうか?
城塞流派とともに、Ver.1.0.0Cで下方修正が入るほど強力だった流派です。
壱之型では最大士気を15まで解放、弐之型では即時士気を+2する、参之型では士気上昇速度が1.36倍へアップする効果を持っています。
この流派を使用する際、特に気をつけたいのが参之型の使用タイミング。早ければ早いほど得をできますから、できれば士気5くらいアドバンテージが得られる、50カウントくらいまでの使用を目指したいですね。
魏武デッキならER曹操、<R武田信繁>ですんなり技巧も確保できますし、弓兵のアクションで流派を安全に貯めやすいです。場合によっては開幕から相手とすれ違って城の殴り合いを行うことで流派を溜める、といった手段も有効ですね。士気が増えて計略がたくさん打てれば強力、というシンプルな戦術が使えるようになるため、<魏武曹操>を入れたデッキや断金デッキなど、フルコン系のデッキを使用する際に選ぶと良いでしょう。
その際、魏武デッキなら『魏武の大号令』からのR武田信繁の『典厩の采配』から<SR卞氏>の『援軍』を使ったり、<R荀イク>の『反計』を構えたりできます。断金デッキならER孫策の『小覇王の大号令』からのER周瑜の『赤壁の大火』など、相手がその時点で持っている士気で抵抗してきた際にも問題なく越えられるタイミングで仕掛けるようにすると、士気流派の強みを活かせると思います。
士気流派と並んでよく使用されていたのがこちらの流派。
城塞・参之型で城ダメージが取れるため、城塞流派対他の流派の場合、極端なことを言えば最初から勝っている状態でゲームが始められます。実際にはそこまで単純な話ではないんですが、試合開始から終了まで荒らしてさえいれば勝ちなので、特にワラ、バラ系統の、荒らし系デッキのおともに選択すると戦いやすいです。
呂布ワラや、桂小五郎など、号令系デッキほどがっつり城ダメージを狙うようなデッキではないが、相手の足並みを崩したり、守りが固いデッキに合わせると勝ちやすくなると思います。ひと試合通してあとちょっとの城ダメがあれば勝てたな、という試合が多い方も一度選択してみていいかもしれません。
参之型の強さに注目しがちですが、壱之型も15%ほど城ダメージをカットしてくれるので、争覇なら9%→7.65%、城塞流派・参之型なら10%→8.5%と結構バカにならないダメージ差を生み出してくれます。とりあえずで使っておくだけで流派・参之型での逆転のサポートになってくれますから、試合終了までに流派ゲージを合計で5本貯められる自信がなければとりあえず流派ゲージが1本貯まっていて、相手の攻城や争覇が入るタイミングなら打ってOKです。
弐之型は味方が撤退した際の復活時間-3秒。城内回復速度アップ、出城速度アップと、いわゆる城内ローテの精度を爆上げしてくれます。こちらも壱之型とはまた別の意味で守りを固くしてくれるので、試合展開と相談して使用しましょう。
突撃や槍撃など、兵種アクションに関わる効果を底上げしてくれるのがこの流派。
壱之型では敵城をアクションで攻撃できるようになります。
通常の攻城では敵部隊に守られたり、敵城からのダメージを受けたりしますが、こちらなら安全に城ダメージを稼ぐことができます。
特に槍兵は貼り付いてしまうと無敵槍が消えてしまうため、騎兵による突撃に無防備ですし、自城に帰るのもひと苦労なので、これでさっと城ダメージを取って、敵部隊が出てきたら白兵に切り替えるという立ち回りがてきるようになります。剣豪の場合は敵部隊と敵城を同時に攻撃できるようになるので、マウントで通常の攻城を狙いつつアクションでも攻城を稼ぐ、ということができるためかなり相性が良く感じますね。
弐之型は兵種アクション強化。
槍兵は無敵槍の長さが上がったり、弓兵は弓射程の長さが伸びたりと、兵種アクションを当てやすくなるのがこの流派。騎兵の場合は突撃オーラを纏うまでが早くなるのでダメージ効率も良くなりますね。
参之型は兵種アクションのダメージ強化。
槍撃や鉄砲の射撃などのダメージが目に見えて上がります。白兵でかなり強くなれるので、早い段階で使用できるなら、積極的に使用したい型ですね。
...と、ここまで説明してきた兵種流派ですが、特に剣豪単を使用する際にはおすすめしたい流派です。
前述の通り壱之型で攻城時にマウントでの効率がいいですし、弐之型使用時は敵部隊の巻き込みやすさが段違い。参之型使用時についても、複数部隊へ攻撃できる関係でダメージ効率が良い、と、いいこと尽くめです。
斬撃の回転率が上がる近藤勇の『壬生狼の号令』、兵種アクションを3回放つ沖田総司の『三段突き』などとは相性が抜群なので、これらのカードでデッキを組む際には、積極的に兵種流派を選択すると良いと思います。また、この兵種流派は槍兵の無敵槍の長さがかなり伸びるため、騎馬単対策としても有効です。対面に騎馬単が出てきた際に選択すると、無敵槍が消されにくくなるので、かなり戦いやすくなるはずですよ。
最後に
というわけで今回は流派について書いてきました。
新しくデッキを組んだ際に、使用する流派のことまで考えておくと、試合中の立ち回りに迷いがなくなるので、勝率が1段階上げられると思います。
試合を見返す際には相手側がなぜその流派を選んだのか、など考えてみるのも面白いかもしれませんね。
それではまた次回、虎斗でした。