3/1から、Ver.1.5.0Gが稼働しましたね。
前バージョンでは単体強化系でいくと<Rカク昭>。
号令系では<SR三ツ谷隆>、<R里見義堯>、あるいはどちらも採用した三ツ谷里見、このふたつのどちらかと合わせた<ER土方歳三>あたりが活躍したバージョンでしたね。
今回のバージョンアップでは、これらのカードの調整に加えて新しい戦器の追加と、さらにスタンプキャンペーンで各勢力1枚づつのカード追加が行われています。
カード調整、戦器の追加ももちろんですが、スタンプキャンペーンで追加されたカードもなかなか強力で、環境に影響を与えそうです。
今回も新バージョンで注目のカードについて書いていきたいと思います。
おすすめカード
高杉に関しては号令を使った敵部隊に対して計略を使うことで、本体が簡単に20を超えるようになりました。
強化計略に対応して使った場合は大抵の場合相手の最高武力を超えられますし、効果時間も号令としては長めなので撃ち合いの際に先に切れた、みたいなことも少なめです。
自城を守る場面では絶対城門守るマンになれますし、敵城に貼り付いた際にも止めなければ3コスト槍の重い攻城、止めようにも超武力との乱戦が必要、という嫌な2択を押しつけることができ、自城、敵城の城際での強力さが増しました。
とはいえここまで、相手が計略を先打ちした場合の強さに関してなら、前バージョンまでの高杉にも、カードパワー自体は同じクラスの強さがあったように感じます。
この高杉の大きな問題は、3コスト、武力9の槍兵を抱えたデッキが、相手に計略の先打ちをどうやって迫るか、というところ。
弓兵や鉄砲隊で兵力を削られて、ようやく相手が計略を打ってくれた頃には高杉の兵力がなくてうーん、という苦い思いをした方も多いはず。
そこで効いてくるのが<R山田顕義>の強化。
計略『俊英の用兵』は速度上昇が40%になったことで遠距離兵種への耐性が増しただけでなく、無計略の敵部隊への槍消し→突撃が簡単に可能なため、敵部隊の兵力が削りやすく、計略の使用を強要しやすいです。
そのため、相手に号令を打たせやすくなっており、高杉との相性が抜群に良い計略になりました。
効果時間も約15カウントほどと、自城を出たくらいで先打ちしても問題ないくらいの長さがある点も魅力。
武力+2ですが、速度上昇のおかげで、士気6くらいの号令を使えば簡単に応戦可能、でも無計略なら耐えにくい、くらいのちょうどいいパワーがあるのがいいですね。
山田側は江戸幕末対象なので、他にも同じく江戸幕末対象の号令持ちの<R前原一誠>や、碧の高コスト槍兵とも相性がいいですが、高杉側からした場合、ベストパートナーな感じがします。
わかりやすい号令が流行るなら、メタデッキとして出てきてもおかしくないくらいの強さになってきましたね。
今回の調整で武力上昇値が4、速度上昇値が30%にそれぞれ上方されました。
一時期大流行した<SR杉元佐一>や<N飯富虎昌>を思い出せばわかる通り、この手の回復系計略で武力上昇値の1は重要です。
ただでさえ撤退しにくいところに武力、速度が上がったことでそもそも兵力が減りづらくなり、苦手な弓鉄の遠距離攻撃も避けやすくなったことでしぶとさがぐんと上がりました。
効果時間には調整が入っておらず約15カウントのまま。
知力依存は変わらず長めなので、部隊1→軍配団扇でダメ系のケアをしつつ効果時間を延ばす動きも変わらずに強力。
端攻め、荒らし、ローテの防衛、いずれの動きも可能で、ワラバラ系デッキの剣豪枠として活躍しやすいです。
部隊流派・壱之型から始めることが多いため、混色で<N杉文(計略効果修正後)>を採用して相手の低知力を飛ばせるような構成を最近では見かけますね。
<ER桂小五郎>、<SR中岡慎太郎>等の剣豪系ワラはこれまでのバージョンでも一定数存在したと思います。
今バージョンのこの枠は、<SR永倉新八>が担当するかもしれませんね。
今回は昔懐かしい1.5弓で参戦しました。
武力5に特技「技巧」に号令持ちと、兄の<ER孫策>に負けず劣らずの良スペックのカードですね。
計略『若虎の手腕』は初期値が3なものの、約2.5カウントごとに1武力が上がる士気6号令。
最終的に+7まで行く上に、合計の効果時間が約12カウントと、効果時間も武力上昇量も高くただただシンプルに強いです。
タチが悪いというか、さらに強い点としては城内でも武力が上がることで、自城側でローテをしていると、相手の号令が切れたくらいでちょうど+6、+7状態が訪れるので、すんなりフルパワーで敵部隊を倒しつつ、カウンターへ向かえるんですよね。
効果時間が長いため先打ちも積極的に狙っていけますし、コスト的にも武力的にもデッキを圧迫しないので、デッキの枚数、タイプを選ばずどのデッキで採用してもある程度以上の活躍が見込めます。
蒼単のデッキで1.5コスト弓兵を入れる枠があったらとりあえず採用してみる、くらいに考えていてもいいんじゃないでしょうか。
それくらいには優秀です。
他の号令と組んでも良し、スペック枠を採用してマッスル手腕にするも良し。
今バージョンではよく見る1枚になりそうですね。
というわけで今回は、新バージョンで調整の入ったカードと、スタンプカードから孫権について書いてきました。
他にも強化されたカードでは<R酒井忠次>や<ER小松姫>が強力ですし、強化が入りつつ<R平敦盛>の追加により、緋単でデッキが組みやすくなった<ER平清盛>も注目です。
前バージョンからいる<SR武田信玄>や<ER袁紹>あたりの大型号令もまだまだいますし、いまのところは割といろいろなデッキを見るバージョンになっている気がします。
色々なデッキが活躍するバージョンになるといいですね。
それではまた次回、虎斗でした。